猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

梅雨の晴れ間は赤城山眺めて、新ショウガ・エゴマの葉・新玉ネギ・ナスを漬け込んで、紅茶豚煮て…、そうそう4月の死者数は微増だったんです

2020-06-30 07:10:07 | あんじゃあない毎日

梅雨の晴れ間、昨日は赤城山が美しい夏姿をみせてくれました。
こんな姿が見られるのは、昨日だけみたいです。
今日は朝から雲が広がって、雨になりそうです。

 9時半、JAファーマーズ朝日町店へ買い出しに行きました。土・日は買い物をしないようにしてますんで、月曜の朝は買い出しの朝です。だいぶ買い込みました。

  
梅雨時は、葉物野菜が端境期で、少なくなります。頼りにしているのは、オカヒジキやモロヘイヤやアオジソなのですが、昨日はエゴマの葉が直売コーナーにいてくれました。うれしいですね。
こども公園の木立も、赤城山も緑深くなっています。食べられるとよろしいのですが、眺めるだけです。

 

  
家に戻るとすぐ作業です。新ショウガを梅酢漬けにして、それから常備菜を三品作りました。
卯の花でしょ、五目豆でしょ、豚肉のしぐれ煮です。三品作ったら、Droitへトレーニングに出かける時間になりました。そこへ、Sさんが頼んでおいた情報をもって顔を出してくれました。ありがとうございます。
70代も半ばになって、仕事からも離れていると、情報不足になります。サポートしてくれる人がいないとやってけないみたいです。

 

 
空は見事に晴れ渡っていました。小さな浮浪雲が一つ浮かんでいるだけでした。
Droitの鈴木トレーナーの指導内容が、毎回少しずつ変わってきています。私の身体の欠点を補正するために動きを変えてくれています。蒸し暑かったのもあって、汗をかいてしまいました。
帰りに見た広瀬川の交水堰の水しぶきが夏の日差しの中で真っ白でした。川風が涼しいです。

 
弁天通に来たら、道の端に折り鶴がたくさん下げられていました。
そうか、本当ならこの街は七夕祭りを迎えるはずだったんですね、今年は中止。
去年は入院中でできなかったのですが、毎年、この時期になると「七夕義勇軍」をしてたんです。今年は、したくてもできないのですね。一昨年の7月4日には「前橋七夕祭りの前日は、パーラーモモヤの手伝い、七夕義勇軍なんです」って、ちゃんとやったんですよ。来年は頑張りますからね!

 

 家に戻って、軽い昼食を食べてから、今度はエゴマの葉の醤油漬けを漬け込んで、ナスの炒め煮を作ったんです。午前中にできなかった仕込み作業です。

 

 それから用足しに出ました。
6月15日のプレジデントオンラインで統計分析家の本川裕さんが、東京都が公表した人口動態統計の4月の速報値を分析して「『統計上はコロナでないが…』東京の4月の死亡者数は例年より1000人以上多い」という論考を発表していました。3月は、平年値とほぼ同レベルでしたから、増えたことについて本川さんの分析結果を見ながら心配してたんです。

  
三河町で顔見知り猫に会いました。この二匹はいつも一緒です。けんかをしているのではありません、親愛の情を込めて頭や耳を舌で舐めてやっているのです。しばらく二匹を眺めていました。

26日に、厚生労働省から全国の人口動態統計の速報値が公表されたんです。あまり新聞などで話題にならなかったのですが、時事通信は短い記事を配信してました。4月の日本の死者数は111万3362人で、昨年の4月に比べて423人(0.4%)の微増という結果でした。3月は0.3%の増でしたから、コロナウイルスの感染拡大下でも、特に死者が増えたという事実はなかったみたいです。詳しくは、死因別の統計が公表されるのを待って考えます。
でもね、東京都の速報値を見て、「新型コロナによる死者の増加」の心配はひとまずないようです。だからと言って、もう大丈夫って思わないでくださいね。この結果は、政府の施策の効果ではなく、国民の涙ぐましい感染防止努力と、山中さんがいうまだ分かっていない「ファクターX」の存在のおかげだと思うんです。

 三河町の路地に差し込む日差しが何となく弱くなっていきていました。空の雲がどんどん増えてきていました。路地の奥にはノウゼンカズラが咲いています。

 

  
夕食は、ユキ子さんの手伝いに来てくれていたレイコさんも一緒で、三人でした。
鶏の南蛮です。野菜は、レタス、ネギ、ニンジン、青じそです。野菜三品です。トマトとシメジとオカヒジキの河内晩柑ポン酢和え、モロヘイヤのおかか和え、そして、「パジャン」と呼ばれるネギ醤油ダレで和えた真竹とエゴマの葉の韓国風サラダです。
そして、冷たいそうめん、汁はキュウリとナスの冷や汁でした。使った野菜は12種類でした。

 夕食後、豚の肩ロース肉の塊を使って紅茶豚を煮ました。
紅茶豚を煮ながら、新玉ネギの甘酢漬け、ナスの味噌漬けも漬け込みました。

 

6月29日の体温 7:10 36.6℃  14:00 36.7℃  22:00 37.1℃
     血圧 22:00 最高 122  最低 65
     今朝の体温 7:10 36.4℃

 若柳吉駒でございます。
4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会は、今しばらく余裕をもって準備させていただくことといたしました。開催につきましては、改めてご案内申し上げますが、誠に申し訳なく、どうぞお許しの上、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


雨上がり、富田町の早苗田を眺め、Reiwaの蕎麦を食べ、洋菓子屋2軒を梯子した日曜日の〆は貝千年…

2020-06-29 06:53:54 | あんじゃあない毎日

昨日の昼過ぎに富田町の菜園に咲いていたノカンゾウと思われる花です。
「…と思われる」というのは、私には園芸種のヘメロカリスとの識別ができないからです。
園芸種のヘメロカリスは、日本や中国原産のキスゲやカンゾウを品種改良して作られたものだそうです。原種のノカンゾウだといいなと思って、写真を撮りました。

 

  昨日は朝から雨、昼頃まで降り続くって予報でした。
梅雨時は仕方ないですよね、おとなしくしているほかないです。

  昼近くになって雨が上がりました。玄関先ではマキエハギ(蒔絵萩)が咲き始めていました。野生の萩ではないです、江戸時代の暇人が品種改良した園芸種です。

ユキ子さんの稽古も終わったので、車を出してもらって出かけることにしました。

 

 上泉町あたり、赤城山の方向を見ていたのですが山は雲の中、厚い雲が垂れこめていました。で、ずんずん東へ行って、富田町でノカンゾウだといいなって花に出会ったんです。


前橋の郊外の水田、ようやく田植えが終わったみたいです。農耕車の姿が見えません。早苗田は静かです。
水田の水面に映る雲はゆっくりと東へ向かって流れていました。

  雨折々思うことなき早苗哉  松尾芭蕉

 

  
早苗田はいろんな風景を作ってくれています。水面に映し出された風景を眺めていると、不思議な気分になってきます。とんでもないことを空想している自分に気づいて驚くのです。

 

  昼食は稚鮎のてんぷらとそばをいただきました。
野中町に去年オープンした蕎麦屋「Reiwa 令和」に寄ってみたんです。稚鮎のてんぷらおいしかったです。そばもそばつゆもいいですね、おいしくいただけました。ただ、すごく盛がいいのです。写真の盛そばは大盛ではありません、普通なんです。今度お邪魔するときは「小盛」を特注しようと思いました。残さず食べたら苦しかったです。

 「Reiwa 令和」を知ったのは、この猫の写真なんです。こちらの若きご主人の実家の新しい家族なのだそうです。手打ちお蕎麦屋Reiwa 令和のFBホームでこの写真見て、訪ねてみる気になったんです。「子猫が手招くReiwa」だったんです。若き主人は、前橋商業高校野球部の出身らしいです。

 

 それから群馬大橋を渡って高崎問屋町まで行ってもらいました。
橋を渡るころには夏の強い日差しがまぶしかったです。

  高崎からの帰り道、前橋問屋町のパティスリーショーゴで焼き菓子を買いました。この店は洋食屋の「問屋町食堂」の一部を改装して作られたスイーツ店、ちょうど開店5周年とのことでした。それから、総社町のシェクルエトフロマージュによってチーズケーキを買って帰ってきました。すごいですね、元呑兵衛が洋菓子屋のはしごするようになったんですから。
大渡橋を渡るときには、赤城山が姿を見せてくれていました。

 

  夕食は作り置きしたイワシの酢漬けと野菜のサラダ、野菜は、レタス、セロリ、紫玉ネギ、青じそ、トマトです。それと、こちらも作り置きで冷凍しといた牛筋のトマト煮に野菜(ジャガイモ、ズッキーニ、サヤインゲン、シシトウ、椎茸、シメジ)を加えて仕上げました。それと十六穀米です。使った野菜は11種類でした。

  夕食を食べ終わった7時過ぎ、外に出てみたら北西の空が夕焼け空になっていました。でも、南西の空は雲が重なり合って、雷鳴が一つ聞こえてきました。

  
そして、折り重なった雲の合間に、夕日を浴びた真っ白な入道雲が姿を現したのです。形を変えながら、しばしのショータイムでした。

  日が沈むと、福島へ行ってきた人が土産を届けてくれました。会津若松の老舗「長門屋」の「貝千年」という和三盆の菓子でした。
「本物の貝の中に、貝の形の和三盆糖が詰合せされています。会津は山国で、貝殻は特別な時でしかみられない宝物でした。だからこそ、一対の貝を、耳に当てて海の音に思いをめぐらせたり、絵を描いて貝合わせにしたり、穴をあけて笛にしたり、婚礼行事につかったり……と、様々な楽しみ方で大切にしてきました」と、説明されていました。

 

6月28日の体温 7:10 36.6℃  14:00 36.8℃  22:00 36.6℃
     血圧 22:00 最高 125  最低 65
     今朝の体温 7:10 36.6℃
今朝は夏の日差しがまぶしいです。暑い日になりそう…

 

 若柳吉駒でございます。
4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会は、今しばらく余裕をもって準備させていただくことといたしました。開催につきましては、改めてご案内申し上げますが、誠に申し訳なく、どうぞお許しの上、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
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三河町でハマゴウの花が咲いた日は、コロナ専門家会議の廃止についての記事を読み漁って、隆興寺裏の路地で白猫に出会いました。

2020-06-28 07:32:55 | あんじゃあない毎日

ハマゴウの花です。美しい花です。
初めて見た時なんの花かさっぱりわかりませんでした。
ようこさんが、海岸の砂地に暮す植物だと教えてくれたんです。
海辺に咲いてるところをご覧になりたい方は、「徳ちゃん便り」をご覧ください。

  
私が紹介するのは、三河町のアパホテルから八展通りに出る、チョイと手前で咲いているハマゴウです。昨年は、入院中でしたからこの美しい花の開花に会うことができませんでした。今年は会えました、よかった。

 

 昨日の午前中は、湯煎でローストビーフを作ったりしながら、政府のコロナ専門家会議廃止についての記事を読み漁っていました。毎日新聞は「専門家会議の廃止 科学の知見軽視せぬように」というタイトルの社説を掲載していました。やはり、大切な問題なのですね
家事を終えたら、クロスバイクで運動でもと思っていたのですが、たいそう蒸し暑く、昼近くには気温も30℃を超していました。で、無理はしないことにして、代わりに三河町界隈を散歩…

  
豊川稲荷を祀っている隆興寺を訪ねました。山桜、センダン、クヌギなんかがすっかり夏木立となって、大きな日陰を作ってくれてました。涼しいです。泰山木の花がまだ咲いていてくれました。姫リンゴの青い実がたくさんぶら下がってました。静かな境内です。

  隆興寺の裏手の路地です。車の入れない狭い未舗装の路地、以前は結構な人々の暮らしがあったのですが、今は暮らしがある家は数軒になってしまったみたいです。この路地も、区画整理事業で姿を消すことになります。

 
路地の奥に家を取り壊したためにできた空き地があります。向こうの長屋は無人です。草刈して除草剤を散布したみたい、枯れ野原になってます。中ほどにドバトが一羽、なぜかじっとしています。このドバトずっとこの場所から動かないのです。私が路地を立ち去るまで、同じ場所にずっといました。理由は不明です。

 空き地の奥、この路地の行き止まりのところに白い猫がいました。
私に気づいたみたい、こっちを見ました。黄色の眼をしていました。

 きれいな猫です。まだ若いみたい…
思いだして、毎日新聞の社説を読んだか聞いてみたのですが、白い猫は読んでいないみたいでした。それに、政府のコロナ対策専門家会議そのものについて知らない様子でした。

 私がしゃがみ込むと、白い猫も腰を下ろしました。
<なによ、その専門なんとかかんとかって…>
「ごめん、分かんない話しちゃって…」、で手短に解説、白い猫はじっと聞いていました。
<ふ~ん、それが廃止されることについて、どんな評価がされてるの?>だって…、

時事通信は「専門家会議、唐突に幕=政権批判封じ?政府発表前倒しー新型コロナ」という記事を出していること、東洋経済は、辰野哲郎さんの「専門家会議『廃止』に日本政府への募る訳 中立性・客観性・誠実性の言葉はもう聞けない?」という記事を配信していることを話しました。

 「みんなにさ、時事通信の記事や星野さんの論説を読んでほしいと思うんだいね…」
<どうして?>
「どうもさ、2月からずっと頼りっぱなしだった専門家の意見や見解が、ここにきて政府にとって都合悪くなったみたいなんだいね、それで、不都合な意見を排除するために専門家会議を廃止するのではないかという疑義が生じているんだよ」
<それは困ることなの?>
「うん、困らいね。政府にとって都合の良い情報だけでコロナ対策が行われると、オレたち国民は本当のことを知らされないままに政府に従わされるということになってしまよね。これは、恐ろしく怖いことだいね…」

  
白い猫にはよくわからない話だったみたいです。でも、大事なことです。
隆興寺裏の路地から馬場川沿いの小道へ出てきても、人声一つ聞こえませんでした。聞こえるのは、水の流れる音と、鳥の声でした。ノブドウのつるが水面近くまで垂れさがっていました。

 

 家に戻って漬物のチェックをしました。しば漬けは、あと2,3日で出来上がりそうです。梅漬けも順調です。良い香りがしています。

  夕方、ユキ子さんの両親へ夕食のおかずを届けました。昨日は、ローストビーフ、県産の和牛消費にちょっぴり寄与です。野菜いっぱいの沢煮椀も別な容器で届けました。

  
わが家もローストビーフでした。添えた野菜は、真竹、ズッキーニ、トマト、青じそ、それとレタス・キュウリ・紫玉ネギ・ラディッシュをレモン果汁とオリーブオイルで和えたものです。
それから、冷ややっこ、ナスの煮びたしとシシトウの焼きびたしです。
椀は、野菜いっぱいの沢煮椀、真竹、大根、人参、ネギ、サヤインゲン、シメジ、椎茸が入っています。
使った野菜は16種類でした。

 

6月26日の体温 7:10 36.5℃  14:00 36.7℃  21:30 36.8℃
     血圧 21:30 最高 108  最低 63
     今朝の体温 7:10 36.6℃
外は小雨が降っています。天気悪いです。

 

 若柳吉駒でございます。
4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会は、今しばらく余裕をもって準備させていただくことといたしました。開催につきましては、改めてご案内申し上げますが、誠に申し訳なく、どうぞお許しの上、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。

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Droitの往き帰りに、植物化が進む風景を眺めてたら、間もなく竣工の白井屋プロジェクトに行きあたって…

2020-06-27 06:43:53 | あんじゃあない毎日

ノウゼンカヅラの花が咲いています。
漢字で書くと「凌霄花」と書くのだそうです。

  凌霄や水なき川を渡る日に

    江戸時代の俳人、成田蒼虬(そうきゅう)の句です。

 私は岸ぎりぎりまで水位を上げてたくさんの水を田へ送り届けている疎水、広瀬川を渡ってDroitへトレーニングへ行きました。岸の緑が水面に映って、緑色の水が流れているみたいに見えています。小さな雨粒が少しだけ落ちてきていました。

 

 梅雨に入ると、何となく花が少なくなった気がします。よく見れば、小さな花はあちこちに咲いているのですが、花よりも塀や建物の外壁を覆い隠すツル性の植物の緑が色濃くなって、すごく気になります。
ヘクソカズラです。夏のつる植物の代表選手の一つ、どこにでも生えてきています。昨日も、桃井橋を渡るとすぐに出会いました。まちを緑にしてくれるのですから、「まちの緑化」と言えば聞こえがよろしいのですが、迷惑がられている植物です。眺める私からすると「まちの植物化」に見えます。Droitへの行き帰りに見た「植物化の進む風景」をご覧ください。

 
つる性植物は空に向かって上へ上へと延びて行きます。でも、何かにとりつかないと上へ伸びてゆくことができません。それなのでいろんな「道具」を備えているみたいです。

  
ヘクソカズラだとツルで巻き付いて上を目指します。ノブドウや豆の仲間だと巻きヒゲって道具を使って上につかまるように伸びて行きます。この三枚の写真はツタです。ツタは枝の先に吸盤が出てきて壁に張り付きます。ノウゼンカズラだと、茎からたくさんの気根が出てきてその気根が壁などの表面に入り込んで自らを支えます。いろんなやり方で上を目指し、建物を包み込んで「植物化」させて行くのです。

  
夏が来ると思います、植物ってすごいなって。人間が作り出した文明を覆いつくして風景の中から消し去るのはウイルスではなく植物だと思います。植物は私たちの営みの痕跡をも消してくれそうです。


建物の外壁のすべてが覆い隠されています。窓があるのか、非常梯子が備えられているのか、雨どいや排水設備があるのかないのか、何もかも分からなくなってしまっています。植物だけの風景です。

 最初はこのぐらいだったのかもしれません。パイプラインがしっかり見えています。でもね、それほど遠くない日に、パイプラインは植物に覆われてしまうと思います。もちろんコンクリートの壁面も。そして、ただの緑の塊になります。

  
このぐらいだとさ、「壁面緑化」って言えるのかな。でも、つる性植物の気根や吸盤はコンクリートの外壁を痛めます。計画的にやるのであれば、壁の外側に金属製のネットか格子を取り付けて、ブドウとか、クレマチスとか、アケビとか、ツルや巻きひげで絡みつく植物を使うのかな、そうすれば共存できるのかな…

 
こちらは、間もなく竣工する「白井屋プロジェクト」の馬場川通り側です。建物の壁面に土が盛られ、植物が植えられています。設計者の藤本壮介さんは、本町通側も植物で覆う計画です。アーティストの手で「植物化した風景」が作られています。プランの全容はこちらでご覧ください
この風景の中に新しいホテルが生まれます。営業開始に向けた準備が進められています。どんな具合に準備が進んでいるのかは、FBホーム「白井屋プロジェクト」をご覧ください。
私は、ただ楽しみに待っています。新しい風景の誕生です。

 

  ぶらぶらと、まちの植物化した風景を眺め歩いてきて、中央前橋駅脇の道まで来たんです。この道の突き当りも植物化してました。じっと眺めてたら、右側の建物の2階の窓から二匹の猫が私のことを眺めていました。見られながら見ている緑の風景です。

 家に戻ると、こないだオオスカシバの幼虫から守ってあげた鉢植えのクチナシが一輪の花を咲かせてくれていました。

  
夕食は、イワシの酢漬けと野菜のサラダ、野菜はレタス、キュウリ、紫玉ネギ、青じそ、「緑化したサラダ」です。
それと、鶏と野菜のトマト煮込みです。トマトは高坂さんからのいただき物、キャベツ、玉ネギ、セロリ、ニンジン、シイタケ、シメジ、真竹、そしてトッピングした獅子唐辛子はまり子さんからの届け物でした。白いのはサワークリーム、これを溶かしながらいただきました。
で、ジャガイモのガレットです。使った野菜は、15種類でした。

 

6月26日の体温 7:10 36.6℃  14:30 36.6℃  21:30 36.9℃
     血圧 21:30 最高 116  最低 65
     今朝の体温 7:10 36.5℃

 

 若柳吉駒でございます。
4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会は、今しばらく余裕をもって準備させていただくことといたしました。開催につきましては、改めてご案内申し上げますが、誠に申し訳なく、どうぞお許しの上、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。

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大手町の苗代苺、住吉町のインコ、岩神町の藪萱草、三河町の猫、新型コロナの政府専門家会議が廃止と聞いてびっくり…

2020-06-26 07:30:31 | あんじゃあない毎日

苗代イチゴの実です。
前橋の遅い田植えがおしまいに近づくと、このイチゴの実が熟れるんです。

  臨江閣北側の土塁です。この土塁の上を風呂川は流れています。土塁の法面は川原石が積まれています。旧前橋城の遺構の一つです。
この石積みに、苗代イチゴは暮らしています。

  
苗代イチゴは用水路脇や石垣や、いろんなところで普通に生えているキイチゴでした。モミジイチゴや苗代イチゴは、子どもの頃によく摘んで食べたものです。最近はあんまし見なくなりました。
酸っぱいですけどおいしいです。とてもきれいで魅力的です。鳥たちも大好きみたいです。
きのうは器を用意して出かけたので、鳥たちの食べ残しを少し摘ませてもらいました。

 

  昨日は朝は雨が降っていました。玄関先の萩の花もずぶ濡れになって咲いてました。天気予報は、雨、雲、太陽の三つが表示されていました。「雨時々くもりまたは晴れ」なのか、「雨のち曇りのち晴れ」なのかはわかりませんが…

  
昼近くなって雨が上がったので、出かけることにしました。まずは住吉町に友人の高坂さんを訪ねました。セキセイインコが出迎えてくれました。
「ことづけ聞いた?」って尋ねたら、
<オナガから聞いたよ>だって、ゴーヤの花と犬は役立たずだったみたいです。
パートナーの手作りのヨーグルトをごちそうになりました。上のジャムみたいのは、黒米の甘い粥状のものです。おいしいですね~

別に用があったわけではないのです。顔を見たかっただけ。
「山中伸弥さんのファクターX読んだ?」
<さすが、すごいですね…>ってな話をしただけです。

  高坂さんと別れて、平和町まで来ると、レンガ蔵のわきの電柱に絡んでいるツルが見えました。何だろうと思って見に行くと、キウイフルーツでした。
「山中伸弥さんのファクターX」というのは、山中さんが立ち上げた「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」というサイトに登場した概念で、文芸春秋6月号で元大阪府知事の橋本徹さんと山中伸弥さんが巻頭対談をしているのですが、その中に出てきます。この対談はこちらで読めます山中伸弥さんの発言を皮切りに、政府の専門家会議の「見解」や「提言」とは異なる考え方が、感染症の専門家に限らず、いろいろな皆さんから提起されるようになってきています。これは、とても良いことだと思っていました。

  岩神町の風呂川です。岸のヤブカンゾウが咲き始めていました。
前日、24日の夕方のことです。専門家会議の脇田座長や尾身副座長が日本記者クラブで専門家会議の役割についての見解発表と記者会見をしてたんです。こちらで読めます。そしたら、専門家会議の皆さんが記者会見しているさ中に、政府の新型コロナ担当の西村担当大臣が別に記者会見して、「政府の新型コロナ専門家会議の廃止」を発表したことが、NHKニュースで流れました。日本記者クラブで会見中にそのことを知らされた専門家会議の尾身副座長は「私は聞いておりません、大臣が廃止といわれたのですか…」と驚いていたと報道されています。
あまりに突然のことで、私もすごく驚きました。西村大臣の廃止理由の説明は、説明になっていませんでした。


大渡橋を渡って総社町まで用足しに行きました。橋の上から見た利根川です。空はまだ曇っていて、榛名山の姿も見えませんでした。
専門家会議の記者会見を読むと、「新しい生活様式」ってのは何なんだろう、私たちを拘束しているけれど、国の方針でもなく、政府の正式機関の公式見解でもないみたいです。そしてNHKのニュースでは、専門家会議の見解等について政府が文言の削除等を求めていたこともつたえられました。専門家会議の見解や提言を「政府方針」でないという一方で、文言の削除や修正を求めるってのは、変ですよね。そして、突然の廃止、疑問を禁じ得ないですね…。

 


アカハタ、コチ、キジハタ、天然カンパチ、野母(のもん)アジ、マダイ、イサキ、キンメダイです。帰りに寄った養田鮮魚店、昨日はたくさんの魚がいました。このほかに、カツオ、イワシ、白いか、ホタテ貝、甘えび、マナガツオ……、コチは2㎏の大物、マナガツオは刺身にできる上物、迷った結果、マナガツオにしました。

で、青井食堂でタンメン作ってもらって昼食休憩しました。

 

 三河町の路地です。入り口に猫が坐り込んでいます。<入っちゃダメ!>って言っているみたいです。なんかありそうです。
無理せずに、隣の家の脇を覗いてみたら…

 
猫たちがくつろいでいました。右端の猫には子猫がくっついてました。
雨上がり、青空がのぞいて、太陽も顔を出していました。

 家に戻ると、出かけるときには萩にくっついていた雨粒が消えていました。

 

  
夕食はまずはマナガツオのたたきです。野菜はキュウリ、紫玉ネギ、刻みネギ、刻み青じそ、タレは河内晩柑の果汁で作ったポン酢に自家製柚子胡椒を加えました。
マナガツオのポン酢焼きです。筍とズッキーニを添えました。
汁は沢煮椀、大根、人参、椎茸、真竹、ネギ、小松菜、青じそを入れました。豚の背脂の代用はベーコンです。

  
それと、高坂さんにもらったトマト、素敵なので「冷やしトマト」にしました。さらに、摘んできた苗代イチゴの赤い実をマナガツオの刺身に添えました。一緒に食べてみたんです。イチゴの酸味が素敵でした。

 

6月25日の体温 7:30 36.5℃  14:30 36.5℃  21:30 36.9℃
     血圧 21:30 最高 108  最低 58
     今朝の体温 7:10 36.6℃

 

 若柳吉駒でございます。
4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会は、今しばらく余裕をもって準備させていただくことといたしました。開催につきましては、改めてご案内申し上げますが、誠に申し訳なく、どうぞお許しの上、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
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大島養魚場の若鮎を塩焼きと酢締めにして、デザートはアンズのコンポート、前夜の無念を晴らしました。

2020-06-25 07:26:52 | あんじゃあない毎日

鮎の塩焼きです。
朝日町の大島養魚場で若鮎、今シーズン初めての鮎です。
去年は入院中で若鮎を食べられませんでした。食べることができて幸せです。

 <昨日のおヒゲはさ、食べることに意識を集中させてたみたい。というのも、前の晩の夕食が食べられなかったんです。お医者さん行くほどのことではなかったのですが、食道がご機嫌斜めだったんですって。それでね、今日は「何が何でも、大好きなもの食べてやるぞ!」って感じになって、それで一番の好物の鮎を選んだんです。
あんじゃあなくてよかったです…>

 

 朝食のおかず、常備菜仕込んだので10品になりました。これに、小松菜の味噌汁と黒豆増量の十六穀米のごはんです。
この形は、朝食をちゃんと食べる習慣のなかった吉駒伯母さんに決まった時間に朝食を摂る習慣を身に着けてもらうために始めたことで、もう十数年続けています。少しずついろんなおかずを並べることで、朝ごはんの楽しくしています。
前夜の失敗があったので少し心配でしたが、きれいに残さず食べました。

 9時半にJAファーマーズ朝日町店へ野菜を見に行きました。
そしたら、直売コーナーに大粒のアンズがありました。生産者は前橋の萩原敬子さん、コンポートが作りたくなりました。それと、鮎と相性の良いビワも買いました。

  

 アンズはすぐに加工しました。半分に割って種を抜いて、皮をむいて、白ワインとレモン果汁を加えたシロップを作って、コンポートにしたんです。コンポートにできないのは、ジャムにしました。おいしいですよ、アンズのコンポート。

それから、朝日町の大島養魚場へ出かけました。

 

  加藤外科内科医院の前を通りました。数日前、医院から、院長と副院長が診療の一線から退かれることになったという挨拶状が届いていました。副院長には私の食道がんを見っけてもらったんです。院長さんには、ついこないだも自転車で転倒した時の脚の傷、10針も縫ってもらったばかり、キキに噛まれて蜂窩織炎になったのも治療してもらいました。あれこれお世話になりました。ありがとうございました。
クチナシがきれいに咲いてました。

今年は肺炎のワクチン接種をしてもらわなくてはなりません、これからは新しい院長の世話になります。

大島養魚場の飼育水槽、ちょうど給餌の時間でした。給餌器から投入される餌に若鮎が争って食べています。群れ集まった若鮎で水面が盛り上がっています。すごいです。

  県内の河川では、神流川や烏川では既にアユの友釣り漁が解禁されています。前橋を流れる利根川は、7月1日の未明に解禁の予定だそうです。群馬県内の鮎漁の解禁日についてはこちらをご覧ください。前橋の利根川を管理している群馬漁協の詳しい情報はこちらを見てください。
「こないだよりずいぶん大きくなったでしょう」っておかみさん。大島養魚場(027‐243‐2648)は、鮎の放流が終わると友釣り用のおとり鮎の育成をしている養魚場なんです。その鮎を、食用にも分けくれます。活き鮎、魚屋さんで売っている鮎と一味違いますので、ぜひお試しくださいな。

 帰り道、朝日町の顔見知り猫に出会いました。
<大島さんちで鮎買ってきたんでしょう>。

「うん、今シーズン初めて、まだ若鮎ですごくおいしそうだよ」
<若鮎がおいしいの?>
「若鮎には若鮎のおいしさがあるんだ。そいで、だんだん大きく成長していくのを追いかけてさ、秋の子持鮎までまで食べ続けるの、それが楽しみなんだよ」

 <今日はどうして食べるの?>
「塩焼きと酢締めして…」
<そのまま食べればいちばんなのに…>

 

 
買い求めてきた若鮎です。きれいな姿をしています。
右は三枚におろしてふり塩した鮎です。1時間ほど塩にしてから塩を洗い流して酢漬けにします。

 

 
鮎とビワの酢の物です。ビワは鮎とすごく良く合います。この季節だけ作ることのできる酢のものです。
塩焼きです。口から串を打って焼くものですから、大きく口を開けて、ちょいと強面になりますけど、そこが好きです。

  キュウリ、大根、人参、青じそのもみ漬け、モロヘイヤとオカヒジキのお浸し、茹でたトウモロコシ、お供は野菜です。それとみそ汁は、酢〆用に三枚おろしした鮎の頭と中落ちで採った出汁の豆腐汁です。いい香りです。これで、十六穀米のご飯を食べました。

意を決してこしらえた若鮎、トラブルなしに食べられました。うれしいですね。

 

  ユキ子さんの両親にも、焼きたての塩焼きと料理を届けました。「箸持って待っててください!」、配達係のユキ子さんが言ってたみたいです。

 朝から食べることだけ考えたような一日の〆は、アンズのコンポートにタカハシ乳業のヨーグルトを添えたデザートでした。
前夜の無念を晴らすのに十分でした。

 

6月24日の体温 7:30 36.6℃  13:30 36.5℃  21:30 37.0℃
     血圧 21:30 最高 108  最低 58
     今朝の体温 7:10 36.5


 

 若柳吉駒でございます。
4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会は、今しばらく余裕をもって準備させていただくことといたしました。開催につきましては、改めてご案内申し上げますが、誠に申し訳なく、どうぞお許しの上、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


雨の朝は常備菜づくり、雨上がりを待って出かけたら、木槿の花に出会いました。芭蕉は馬が木槿の花を喰うのを本当に見たのかな…

2020-06-24 07:07:12 | あんじゃあない毎日

昨日は朝から雨模様でしたが、昼前に雨はあがって、午後には青空がのぞいていました。
でも、今朝は曇り空、午後には雨が降るかもしれないって天気予報です。梅雨空は、平年だと7月の下旬まで続くんですよね…

 雨ふりなので常備菜をつくることにしました。じつは、梅漬けやしば漬け、真竹で忙しくて、常備菜づくりに手が回っていなかったのです。
21日に漬けこんだしば漬けは、2日経って漬け液の表面に泡が浮いてきました。「蟹さんが住み着いた…」って言うんですけど、乳酸菌が繁殖している証拠なんです。泡立って順調なのです。

  ナスを素揚げにしてます。素揚げにしてから煮汁で煮ると、すごく軟らかな煮あがりになりますし、カロリーも付加されます。夏はあっさりでなく、逆でこってりで行きます。

  
鶏肝の赤ワイン煮、揚げ麩と大豆の煮もの、おからの炒り煮(卯の花)です。4品作ったら11時になりました。
ユキ子さんの両親のところと、お友だちへも少しずつおすそ分けします。お友だち用には、小松菜の醤油漬けも作りました。
古典的なご飯のおかずです。でも、こういうおかずで朝食をきちんと食べるってことは、栄養学的にも評価してもらえるはずです。

 

 
昼前に雨が上がったんで、友人のKさんのところへ小梅を届けながら、お昼はどこかで外食しようって出かけたんです。城東町4丁目の路地に良い香りが漂っていました。キンカンの花です。いっぱい咲いてます。うれしくなります。

  城東町2丁目の動物病院の入り口で八重咲のムクゲの花が咲いていました。ムクゲって一日花なんですよね、咲くと夕方にはしぼんで夜の間に落ちてしまって…

 昼過ぎの国道17号、厩橋のところです。ケヤキ並木がうっそうとしています。立川通りとの交差点までの間、歩いている人は一人でした。しっかり布マスクをしてます。「新しい生活様式」でマスクは必須アイテムです。ソーシャルディスタンスが保たれているところではマスクは不要なはずなんですけどね。
皆さんもやってますか、「横並びに坐って食事をする」、これも新しい生活様式の一つです。わが家では、横並びするぐらいなら別々に食事をすることにしています。

  Kさん宅へ着いたら留守でした。プランターで育てているゴーヤの花に伝言頼んで、近くの広瀬川遊歩道へ戻りました。満水の広瀬川、岸近くまで水位が上がっています。

  
頭上のヤナギの木の中でオナガが鳴いてました。見上げると、葉蔭から顔を出したので、「Kさんに伝えて、小梅届けに来たんだけど、留守だったから後日また来るって…」、ゴーヤの花では不安でしたんで、オナガにもことづけを頼みました。
遊歩道の脇の家を見たら、デッキで犬がくつろいでました。ついでですから。犬にも伝言を頼んでおきました。これで大丈夫なはずです。

 

  吞竜仲店に来てみたら、ここの入り口でもムクゲの花が咲いてました。ここのは一重咲きでした。松尾芭蕉の「野ざらし紀行」に木槿の花の句が出てきます。

  道の辺の木槿は馬に喰われけり

「馬に揺られながら行くと、道端に木槿の花が咲いている。その花へ馬の首が伸びたと思うと花の姿が消えた。馬に喰われたのだろう」という解釈が普通みたいなのですが…
馬が木槿の花を食べるのかな…、芭蕉さんは馬が木槿の花を喰らうところを本当に見たんかな…。私にはわかりません。
「馬に揺られていくと、道端の木槿の木に花が咲いていない。馬が食べてしまったのではないか…」という解釈もあるみたいなのですが、いずれにせよ、芭蕉さんは馬が木槿の花を喰ったと言っているわけです。

初秋の句です。ムクゲは梅雨時から秋まで咲き続けます。

  私は馬でありませんので吞竜の木槿の花は喰わずに、ヤギカフェのカレーライスを喰いました。「ヒゲ爺は木槿喰わずにカレー喰う」、おいしかったです。ヤギカフェの外席メニューはこちらをご覧ください。

 吞竜からの帰り道、銀座通りの事務所ネコに会いました。
<7月3日になったんだって、恥ずかしくないことしなさいな…>、どこから聞き込んだんだろう、私がまだ誰にも話していないことをもう知っていました。

 

 
家に戻ってポン酢を仕込みました。使った柑橘は、河内晩柑2個と瀬戸内海産国産檸檬2個、約400mlの果汁が採れましたので、煮切ったみりん240ml、醤油560mlと合わせて、昆布と削り節を投入、明日まで冷蔵庫で寝かせます。河内晩柑といっても愛媛県産、さわやかな酸味があるのでポン酢の材料に向いています。
ポン酢を作り終えてちょいと外へ出たら、すっかり夏空になっていました。

 

  
夕食は海老のアフィージョ、野菜のチーズ焼き、それとサラダでした。

 

6月23日の体温 7:30 36.6℃  14:30 36.5℃  21:30 37.1℃
     血圧 21:30 最高 106  最低 63
     今朝の体温 7:30 36.6℃

 

 若柳吉駒でございます。
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雨の月曜日、広瀬川の遊歩道のたくさんのアジサイを眺めながら、コロナ特措法の「改正」と「罰則規定」の必要について考えてました…

2020-06-23 07:13:20 | あんじゃあない毎日

昨日は朝から雨になりましt。
文学館前の朔太郎像もアジサイに囲まれて傘もささずに雨に濡れていました。


広瀬川の河畔の遊歩道にはたくさんのアジサイが植えられています。いろんなアジサイの花が見られます。



昨日は雨ふりなので歩いてDroitの広瀬川シルクスタディオまで行きました。道すがら、車橋から諏訪橋の間で出会ったアジサイのうち目についたものを見ていただきます。この倍ぐらいあったと思います。

たくさんのアジサイを見ながら考えていたのは、朝見た朝日新聞の「コロナ特措法知事アンケート調査結果」でした。緊急措置宣言や休業要請・指示の根拠となった特措法について都道府県知事の皆さんが抱いている考えを知って、とてもがっかりしちゃったのです。
特措法の改正が「必要」と考えている知事が34人もいました。そして、必要とする改正内容のトップは、「休業要請・休業指示に対する補償規定」が必要とするもので26知事、第2位が、「休業要請・休業指示に応じない場合の罰則規定」が必要だという意見で21知事でした。
この結果を見て思うことは、第1に、知事たちは特措法の緊急措置宣言や休業要請・指示がコロナの感染拡大に本当に有効に機能したと考えているのかなということです。政府も知事も、特措法に基づいて国民に大きな負担と犠牲を強いたことが正しくて、良かったと考えているのでしょうか。急措置宣言や休業要請・指示が本当に有効に機能したかどうか、ちゃんと検証しているのでしょうか、まだ何もしてないやいね…。
第2には、自分がいうことをきかない奴がいると、直ぐ「そいつが悪い」、「罰してやる」って安直に考えるのは間違っていると思います。私は、「罰則規定」に反対です。
このような議論をする前に、特措法に基づく行政行為がコロナ感染防止に本当に有効に機能したのかどうか、科学的な検証をきちんとしてほしいと思います。私たち国民は、大きな犠牲と負担を強いられ、今もその中で暮らしているのですから。

 

  食後に外へ出たら雨が降りだしていました。月曜日恒例の朝の野菜の買い出しをやめて、家で米に炊きこむ黒豆を炒ったり、胡桃ちりめんを炊いたり、片づけをしたりして、Droitへ出かけるまでの暇つぶしをしていました。

 11時半前に家を出て、傘をさして歩いてDroitへ行きました。
中央前橋駅前の信号を渡ったら、並木のイチョウの根方でヤブカンゾウが咲いていました。誰かが植えたのかな、勝手に生えてくるわけはないですからね。駅前のヤブカンゾウ、不思議な風景です。

  車橋から広瀬川河畔の遊歩道を、たくさんのアジサイを見ながら歩きました。サルスベリの花も咲き始めていました。真夏の花です。
カメラを上に向けたら小さな雨粒がレンズにくっついちゃったみたいです。


Droitの広瀬川シルクスタディオの前にもアジサイの花が咲いていました。
広瀬川シルクスタディオはなかなかおしゃれなジムなんです。中をご覧になりたい方はこちらで
先週金曜日は、嚥下障害のために休ませていただいたものですから、鈴木トレーナーも心配してくれていたみたいです。昨日は、ちゃんとトレーニングできました。大丈夫ですよ。

  
トレーニングを終えて、ジムの前の橋を渡ると道端に桑の木がありました。枝を手繰ってみると、ドドメがなっています、熟れたのもありました。二粒つまんで口に運んだら、頭上の木の枝でオナガが大きな声を張り上げてました。<食べんな! コソ泥め!>って叫んでいるみたいでした。いただいたのは二粒だけです。


交水堰は、流水が激しい水音を立てて流れ下って行きます。水量の多いこの季節の広瀬川が大好きです。

  大蓮寺もアジサイが満開でした。山門には「あじさいの花」という一文が貼りだされていました。

 青井食堂で味噌ラーメンを食べたら、野菜の中に真竹が入っていました。うれしかったです。ゆっくりと、時間はかかりましたけど、残さず食べられました。

 家に着くまで小雨は降りお続いていました。でも、東の空が明るくなり始めて、間もなく雨も上がりそうでした。

 

 雨が上がりました。ずっと雲のなかだった赤城山が姿をみせてくれました
午前中にできなかった野菜の買い出しにJAファーマーズ朝日町店へ出かけました。

  気持ちの良い雨上がり、道端に咲くヘクソカズラやヨウシュヤマゴボウの花に出会いました。どっちかいって嫌われ者の草ですけど、花は何となく愛嬌があります。

  
夕食は中華料理風になりました。
鶏チャーシューと野菜のサラダです。野菜はキュウリ、紫玉ネギ、ラディッシュ、青じそです。ソースは小梅漬けの果肉をを微塵に切ったのを入れた梅風味のソースを作りました。それと、ナスのゴマダレ和え、茹でキャベツがお供です。そして、マーボナス、ニンニクと花椒を効かせました。

  ご飯代わりに揚げワンタン、皮だけです。それと、春雨と野菜のスープ、小松菜、ニンジン、シメジを使って、ショウガを効かせました。
使った野菜は12種類でした。

 

6月22日の体温 7:20 36.6℃  15:00 36.5℃  21:45 36.8℃
     血圧 21:45 最高 103  最低 57
     今朝の体温 7:30 36.6℃

 

 若柳吉駒でございます。
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ペッシェミニョンに菓子を買いに行ったついでに、大胡城址を訪ね、千貫沼を眺めてきました。

2020-06-22 07:02:37 | あんじゃあない毎日

上大屋町(旧大胡町上大屋)の千貫沼です。
岸に立つといろんな鳥の声が聞こえてきます。静かです。

 
江戸時代に中世の城郭の堀跡を利用して作らたため池と聞いています。結構広い沼です。
湖面に映る岸の樹木の緑がとても色濃いです。
鯉重という淡水魚の養殖業者が養殖地として利用しています。
沼には水鳥の姿が見られます。カワウ、カモ、そして右の写真はカイツブリです。

 鳥が二羽飛んできて、岸の樹林の中へ吸い込まれて行きました。
ゴイサギのように見えました。もう夕方が近ずいていました。

 

  
土曜日に禁を破って買ってきた野菜は赤シソでした。大きな梅がシソ入れの時期を迎えていたからなんです。
二束半ほどの赤シソの葉を塩もみしてあく抜きした後、梅酢の中でもんでしっかり発色させてから梅の桶の中へ入れてやりました。これから約一ヶ月、梅には静かに時を過ごしてもらいます。それから、土用干し…

  どうせ禁を破って赤シソを買うのならと、ついでにキュウリとナスと新ショウガも買ってきたんです。ナスとキュウリを約2.2㎏ずつ、新ショウガが約0.6㎏、それと赤シソ1束半を使って、しば漬けを漬け込みました。

 昨日の夕方にはすでに上がっていた水は、今朝にはもうシソの葉で色づいていました。今はまだ濁っている漬け液は、10日ほどで美しい透明感のある紅色に変わります。乳酸菌が増殖して発酵が進むのです。美しくなると出来上がりです。
私のしば漬けは、雑誌「暮らしの手帳」の影響です。30年以上前に掲載された、京都大原に、しば漬けとそれを漬ける農家の主婦を訪ねるルポルタージュを読んで、植物乳酸菌発酵食品のしば漬けの魅力に感動したのです。それで、その記事を読み解いて、漬けてみたのが最初でした。
漬け方は、こちらをご覧ください。
漬物桶で漬ける漬け方  2008年7月18日 「植物乳酸菌の贈り物 しば漬けの漬け方(復習編)」
浅漬け鉢で漬ける漬け方 2010年7月17日 「しば漬けの漬け方」

せっせと働いたら、お昼になっていました。
日曜であちこちが賑やかそうなので、出かけるのをやめてうどんをゆでて食べました。

 

  午後3時過ぎてから、手の空いたユキ子さんに車を出してもらって、茂木町のペッシェミニョンへ焼き菓子を買いに行きました。昨日買ったのは、渦巻き模様のがル・ココ(ココナッツタルト)、その右がアマンディーヌ(オレンジ風味のアーモンドタルト)、中段の左がフルーツケーキ、その右がショコラオレンジ(オレンジピールの入ったココアバターケーキ)、下が半生菓子のテリーヌショコラ(超濃厚な焼きチョコレート菓子)の5種類でした。

 
ついでなんで、大胡城址に立ち寄ってもらいました。城跡は夏草に覆われていました。
城跡からは、大胡の街並みが眼下に広がっていました。
もう一つ見たかったのが千貫沼の風景でした。

  
城址から千貫沼へ行くのに、まち中を流れる荒砥川の岸の道をたどりました。橋の上から川のなかを見ているおばさんがいたので、車から降りて、そばへ行って声を掛けました。
「川のなかのカモを見てるのよ、ほら、あすこ…」、川の中州にカルガモが2羽、羽を休めていました。
「あすこにある東湯って銭湯は今もやってるのですか?」
「いいえ、亡くなってしまったの、それで、もう閉まってます」
アジサイがこぼれるように咲いている銭湯の煙突からは薄煙が流れているような気がしたんです。

それから、千貫沼へ行きました。

 

 出かけるとき、こども公園はすごく賑やかでした。ゴーカート乗り場には長い行列ができていました。戻ってきたときは、家路につく家族連れの姿だけになっていました。

  
夕食は、イワシの鈴家と野菜のサラダ、野菜はレタス、キュウリ、紫玉ネギ、ラディッシュ、トマト、オカヒジキでした。それと、写真がないのですがトウモロコシのスープです。
真竹と小松菜の豚肉巻きです。ズッキーニも一緒にソテーして、バルサミコでいただきました。
真竹と青じその和風スパゲティーです。トッピングはカリカリに焼いた鶏皮です。シメジとニラも入っています。使った野菜は13種類です。

食後、京都で暮らしている次男から「父の日おめでとう」と電話が来ました。「千貫沼の面積知っているか?」と尋ねたら「知らないな」と言っていました。そのうち、電話の礼に中華おこわを作って送ってやろうと思います。

 

6月20日の体温 7:10 36.6℃ 14:00 36.8℃ 22:30 36.8℃
      血圧  最高 138  最低 69
      今朝の体温 36.6℃

 

 若柳吉駒でございます。
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早苗と一緒に風に吹かれてたら田んぼの向こうの赤城山がやけにきれいに見えた日は、「今」を大事に鮨屋のいわまるへ

2020-06-20 21:39:09 | あんじゃあない毎日

昨日の夕方近くの赤城山、手前は端気町の集落と田植えがすんだ田んぼです。
風が吹いていました。それなので赤城山がきれいに見えていました。


田んぼの水が風で波立っています。早苗がみんな風に吹かれて同じ方に傾げています。
私も一緒に風に吹かれてました…

  上泉町まで行ったものですから、美しい赤城山が見たくて桃ノ木川の堤防まで足を延ばしましたのです。上泉町ではまだ代掻きをしている田んぼもありました。傾いた日が田んぼの水面を輝かせていました。

 

 昨日の朝食後、JAファーマーズへ行った時見た赤城山です。
金曜日にも行ったんですけど、その時に躊躇して買わなかった野菜がどうしても欲しくなって、週2回の自主的な決め事を破ってしまいました。何を買ったのかは明日になればご報告できます。

  戻ってから、真竹を料理したり、茹でてあったトウモロコシをコーンスープに加工したり、クリーニングから戻ってきた冬物の服をしまったり、結局昼近くになってしまいました。

 
ここのところマスクのいただき物が続きました。上の「ねこマスク」は克子さんからです。下の白いのは大阪の玉井商店という足袋屋が作っている足袋カバーの素材を使った高級夏用マスク、マナティーさんからのいただき物です。皆さん、私がアベノマスクを使わなくて済むように気を使ってくれているみたいです。
家の用事がすんだんで、買い物に出ようと思って、ねこマスクに手を伸ばしたのですが、着ている服と合わなそうなので右の二代目の名入り手拭いで作ってもらったマスクにしました。

 出かけてみたら、千代田町5丁目の「手作りの店」の入り口にたくさんの手作りマスクが飾られていました。マスクもファッションの一つになったみたいです。コーディネイトに気を使って出てきてよかったです。

 お店を三軒回ってみたのですが、目的の買い物は不成立でした。条件に適った品物がなかったのです。で、陶器のからさわに寄って、小さな壺を二つ買いました。左のには海水産の粗塩、右のにはナトリウム成分30%カットの海塩を入れます。減塩食を作っているので間違えないように大きさの違うのに入れることにしたのです。

 で、青井食堂でお昼をしようと寄ったところで、珍しい方にお会いしました。私が40歳の頃によくお酒を一緒に飲んだ先輩、25年以上お会いしていなかった方です。私よか10コほど年かさですけどお元気そう、懐かしかったです。
またお会いできる機会があると思います、楽しみです。

 

 で、不成立だった買い物の話をしたら、青井食堂の浩美さんからアドバイス、ドラッグのアオキとか、スーパーのベイシアで探したら見つかるかもということなので、いったん家に戻って出直してみたんです。まずはドラッグのアオキ、ここにはぴったしのがなかったです。近くの生垣のマサキにたくさんの花が咲いてるのを眺めただけでした。

  で、上泉町のベイシアへ、途中道端の菜園でズッキーニを見っけました。黄色の花の下の青いところが見えますよね、あすこが食べる部分です。面白いですね。

 ベイシアでちょうど手ごろなのが見っかりました。で、桃ノ木川の堤防まで足を延ばして赤城山を眺めてたんです。帰り道、傾いた日差しの中でリップスティックとかいうので遊んでいる少年たちに会いました。裏通りです。

で、昨日は何となく夕食の支度がおっくう、それと、遠くから「『今』行ってあげてください!」って誰かが囁いてる気がしたんです。


久しぶりの夕焼け空見ながら、まだ存在している鮨屋「いわまる」へ出かけました。

  突き出しに白エビでした。いいですね。
刺身の盛り合わせです。木曜日の夜に食べ損ねたクロムツもいます。右の上、赤貝とツブ貝の上の切り身がクロムツです。何となくうれしいです。

   左から鯵でしょ、車えびでしょ、タイラギでしょ、それとクロムツ、真子ガレイ、アナゴなんかも頂いちゃいました。
代用食道のご機嫌が極めて麗しくて、よい気分でいただくことができました。

「『今』行ってあげてください」に応えた土曜日でした。

 

6月19日の体温 7:10 36.6℃  15:00 36.5℃  23:00 36.9℃
     血圧 22:30 最高116 最低61
     今朝の体温 7:10 36.6℃

 若柳吉駒でございます。
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