猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

シジュウカラに出会ってご挨拶、それから田口発電所をめざして、水の止まった広瀬川の風景をたどって行きました。

2021-02-28 22:11:24 | あんじゃあない毎日

シジュウカラです。昨日の昼過ぎに岩神小学校の近くで出会いました。

 昨日は昼食を済ませてから水の止まった広瀬川の風景を眺めに行きました。
わが家からずっと広瀬川沿いの道をたどって、柳原発電所上流の相生橋からは少しぼやけた赤城山、風もなく、気温も10℃を越えてくれていました。

  COCOを保護して私の家に預けてくれたNさんちの近くの梅の木です。Nさんちで暮らしている「うめちゃん」は梅の木の下にいたんだって、ひょっとするとこの梅の木かもしれません。そんなんで自転車を止めて眺めていたら、

  梅の花が揺れていました。メジロです。でも忙しく動き回るメジロをデジカメで撮るのってすごく難しくて、こんなんしか撮れなかったのです。残念と思ったら…

 
枝で羽づくろいしている小鳥がいました。シジュウカラです。こちらはしっかり撮れました。
というわけで、シジュウカラに挨拶して広瀬川の上流をめざしたんです。

 

  それから小出発電所の脇を抜けて関根発電所まで休まず走りました。8回目は、ここから上流の広瀬川の風景です。


関根発電所の上流の導水路、広瀬川です。右手に見えているのは橘山です。左に見える山は子持山です。広瀬川はここでもコンクリートで固められた水路です。

 
川沿いの道を上流に向かって走ると、国道17号上部道路の高架の下をくぐります。くぐった先にゲートが見えています。田口発電所の第2放水口のゲートです。上流側から見ると、ここで水は三つの方向に分けられるようになっています。左の小さな水門は農業用水へ水を分ける水門です。大きな水門は、広瀬川の水門です。そして右の水門は、利根川に放流するための水門です。手前には、必要以上の水量を利根川に放水する余水吐きもあります。

 利根川に向かう放水路です。この第2放水口で、広瀬川に余分な水量が絶対に流れ込まないように調整しているのです。柳原制水門と同じ役割を持っている水門です。
前橋の市街地を流れる広瀬川には、二重の安全装置がついているのです。

 


国道17号上武道路の高架下をくぐっると広瀬川は住宅地ではなく畑の中を流ています。でも1キロも行かないうちに、周囲は住宅地になってしまいます。つかの間の農村風景です。

  
のんびりと眺めていたら、向こうから猫が歩いてきました。私の手前10mほどで止まると、しきりに警戒しています。そして、左側の藪に飛び込んで、その向こうの畑を全速力で私の後方へ走り抜けていきました。姿を追うと、畑の向こうの農家の中へ逃げ込んで行きました。そんなに怖い姿してたかな…


畑道が終わり、小さな住宅団地の端を通り抜けると、橋に出ます。この先は川沿いの道はありません。橋の上から上流を見ると、県営田口発電所が見えています。水の止まった広瀬川も間もなくおしまいです。

  
橋と反対の方へ行くと、すぐに利根川の岸沿いの道路に出ます。すごく眺めが良いです。
左は榛名山です。中は、吾妻の山並みです。右は三国山脈です。北から西の山並みが一望できるのです。ここからの眺めはすごく懐かしいです。

 橋に戻って下流方向を眺めています。県立小児医療センターで仕事をさせてもらったのは45歳の頃だったと思います。その時に、この辺りうろついたんです。そして、急いでやりたい仕事を思いついて、当時出納長だった金子允さんに相談したら、「よし、すぐやれ!」って、そいで、衛生部長の反対を押し退け、役場仕事としては少々変わったことしたんです。管理部門の皆さんからは暴走族扱いされましたけど、金子さんはすごく喜んでました。。


道のない広瀬川の川沿いから撮った県営田口発電所です。ここの風景は以前とほとんど変わっていません。発電所の排水ピットが見えています。ここが広瀬川のはじまりです。


この発電所が稼働したのは1966年4月ですから55年前のことです。その時から、広瀬川のはじまりはここになったんです。

  
道がないのですが、昔うろうろしていたので、発電所が覗ける空地への入り方を覚えていました。空き地には、西洋カラシナやオオイヌノフグリが咲いていました。
田口発電所は、最大使用水量58.2㎥/秒、有効落差12.4mで、最大出力は6000kWの発電所です。そして広瀬川水系の四つの発電所を運転管理する坂東発電事務所がこの発電所の中にあります。

 坂東発電事務所の入口へ回って見たら、「女性更衣室等 修繕工事をしています」という告知が出ていました。広瀬川の断水とは無関係の、でもとても大事な工事をしているみたいでした。


ということで柳原発電所からここ田口発電所までの約10㎞の広瀬川の風景でした。
で、これでおしまいでも良いのですが、ここから始まる広瀬川の水がどこから来ているのかってことが気になりませんか、きっと気になると勝手に決めて、もう一回やらせていただきます。

 

  
帰りは休まずにペダルを踏んで戻ってきました。でも、途中で、アセビの花に出会いました。黒猫の散歩を目撃しました。そして、県民会館東の公園の河津桜の木の下に仲良しそうな親子の姿を見ました。春っぽかったです。

 

  昨日のCOCOです。左は朝、私が朝食をしているとき、食堂のガラス戸とブラインドの間に入って日光浴しています。右は、目がまん丸、これは夕食待ちをしているところです。おとなしく待ってくれるようになりましたが、目がまん丸なのは真剣なんです。

  
実は、日曜の夕食から嚥下障害を起こしてまして、流動食になっています。栄養補給ゼリーと糖分を含む飲み物が一番手っ取り早いのですが、昼食はちゃんと流動食を作りました。ジャガイモとコーンのクリームスープ、オリーブオイルも使ってます。裏ごしして滑らかなものにしました。右は夕食のスープ、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、鶏肉、カリフラワー、カキ菜、トマトをブイヨンで煮てハンドブレンダーで砕き混ぜたものに牛乳を加えています。夕食のは裏ごししませんでした。

 これは、ユキ子さんが食べたチキンカレーです。夕食のスープはチキンカレーのルーを入れる前のものを利用してつくりました。私のスープを味見したユキ子さん、「おいしい!」と絶賛してました。食後にいただき物の白桃のゼリーで糖質補給、今日、病院で診てもらいます。

 

2月28日の体温  7:10 36.4℃ 12:00 36.5 22:00 36.4℃
 3月1日 8:00 体温 36.2℃  血圧 最高 114  最低 63


 若柳吉駒でございます。
昨年、新型コロナ感染拡大で開催を断念いたしました第77回美登利会につきましては、今春の4月4日に開催を予定させていただいております。今年こそはと会員一同精進に励んでおりますが、何分先行きの見えないこともございますので、詳細につきましてはいましばらくしてからお知らせしたいと存じます。どうぞお許しの上、今しばらくお待ちいただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


山茱萸の花が咲いたのに冷たい北風、でも自転車で広瀬川を北上、関根発電所の水槽の堆砂排出工事をスズメと一緒に見物してきました…

2021-02-28 08:45:28 | あんじゃあない毎日

サンシュユ(山茱萸)の花が咲き始めていました。
春の花です。

 岩神の飛び石稲荷から小出発電所に向かう道、昨日通ったときはまだつぼみが膨らんでいるだけだったのですが、今日は、南側に向いたの枝の一部で花開き始めていました。
昨日は昼前から強い北風が吹いていました。その風の中を、小出発電所の先の広瀬川見に出かけたんです。

 


小出発電所の水槽となっている広瀬川、川面を見ることはできません。見えるのは石積みとその上の野芝が植えられた土手です。土手の西側の道を行くと、正面に鉄塔が見えてきます。
7回目の「水が止まった広瀬川の風景」はここから始まります。

 
鉄塔が立っているところまで行くと、東京電力前橋発電所があります。戦前の1933年に運転開始した県営発電所が作られる前からあった発電所です。広瀬川を水路として利用し、最大出力1600kwの小さな発電所です。
発電所の手前に、左方向へ行く自動車は通れない狭い道があります。ここから裏手へ回り込むと、発電所の排水ピットを覗くことができます。発電をしているときは地の底から大量の水が湧き出しているみたいに見えるのですが、断水中は静かです。ピットの壁の石積みを見ていると、90年前、重機のなかった時代の土木工事に驚きを感じます。

 東京電力目橋発電所の入り口に戻ります。広瀬川の土手に階段があります。歩行者専用の橋の入り口です。

 
階段を昇って橋の上に出ると広瀬川の水面が見えます。岩神小学校脇からずっと見ることができなかった広瀬川の川面です。左側が下流方向を眺めた写真です。川の周りの住宅の二階部分が見えています。右の写真が上流方向です。少し上流に東京電力前橋発電所の水の取り込み口が見えています。殺風景と言えば殺風景なコンクリートで固められた水路です。

 
橋を渡って広瀬川の東側の道に出ます。土手沿いをしばらく上流に向かうと、川岸は緑地化された遊歩道になっています。いつもだと散歩やジョギングの皆さんがいるのですが、昨日は何せものすごい冷たい風、人影がなかったです。

  遊歩道を上流に向かうと一本橋という橋があります。橋の上から上流をながめると、水路が少しずつ浅くなってきています。水たまりのできた川底にセキレイの姿がありました。

 さらに上流に向かうと、群馬大学荒牧キャンパスの正門前に出ます。土曜日の大学は静かですが、大学前にある人気ラーメン店にはもう行列ができていました。


群馬大学荒牧キャンパスの上流には、県営関根発電所があります。9.5mの有効落差を利用し、使用最大水量99㎥/秒、最大出力7,800kWの発電所です。柳原発電所から数えて三つ目の県営発電所です。ゲートの左側に見える山形の屋根は、県総合体育センターの武道館の屋根です。右に見えている山は子持山です。

 発電所の少し下流で、流れの止まった水路の底を歩いているシラサギがいました。


発電所の上流にある水槽です。広瀬川の断水に合わせて、水槽に貯まった土砂を取り除く工事をしていました。関根発電所の水槽は、下流の水路に比べるととても大きな幅を持った広い水槽です。広瀬川の水が流れているときには、大きな池のよう、カワウなどの水鳥の姿を見ることができます。

 昨日は、川岸の木の梢から工事の様子を見物しているスズメに出会っただけでした。
今日はここまで、風が強すぎるので田口発電所まで行くのを止しました。といううことで、コンクリート水路の広瀬川の風景でした。

 


帰りに、県民会館東の公園のカワヅザクラを見てきました。間もなく満開です。

 
すごくきれいなのですが、どなたも花見をしていません。風が冷たすぎます。私もベンチに座ることはしませんでした。今日は日曜日、暖かくなってほしいです。

 

  家に戻って夏ミカンのピールの副産物のシロップで温かい飲み物を作りました。おやつは、シュクル・エト・フロマージュのチーズフィナンシェと前日に作った夏ミカンのピールです。
私がパソコンで作業を始めると、COCOが隣の椅子から覗いています。油断していると。キーボードの上に飛び乗ってきます。最近始めた迷惑な遊びです。

 

  
夕食は買い込んでおいたヒラスズキを使いました。まずはHitoshiさんのデカ大根の風呂吹きです。そして焼き物は、ヒラスズキの紅白なます載せです。ヒラスズキの切り身を酒と醤油を合わせた液1時間ほどに漬けておいて下味をつけておきます。それに小麦粉を薄くまぶしてフライパンで焼いて、紅白なますを載せ、なますの甘酢を掛けました。おいしいですよ。刺身替わりは、湯引きしたヒラスズキの尾肉を菜花と酢味噌和えにしました。

  酢の物は、土佐文旦、シメジ、カリフラワー、赤大根、菜の花です。汁は大根とネギ、少しベーコンを入れました。
焼き魚になますを載せる料理は、ぐんま天文台をつくったとき、インドネシアから参加してくれた天文学者ハキム・マラサンの夫人が作ってくれた魚料理が元です。焼き魚と野菜の酢の物は実に相性が良いです。

山茱萸が咲いてくれたのに真冬の寒さ、今朝は玄関の水鉢が凍りついてました。温度計はマイナス2.5℃、春が逃げちゃいます。

2月27日の体温  7:30 36.4℃ 15:00 36.6 23:00 36.8℃
 2月28日 7:10 体温 36.4℃  血圧 最高 126  最低 74


 若柳吉駒でございます。
昨年、新型コロナ感染拡大で開催を断念いたしました第77回美登利会につきましては、今春の4月4日に開催を予定させていただいております。今年こそはと会員一同精進に励んでおりますが、何分先行きの見えないこともございますので、詳細につきましてはいましばらくしてからお知らせしたいと存じます。どうぞお許しの上、今しばらくお待ちいただきたくお願い申し上げます。

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モノクロな朝だった日は、Droitでトレーニングして、働く人がいる広瀬川の風景を眺め、夕食は久しぶりの南苑…

2021-02-27 07:24:48 | あんじゃあない毎日

昨日はモノクロームな朝でした。
決してモノクロで撮った写真ではありません、電線にとまっているムクドリたちです。

 
赤城山もいつもと違った姿で完璧な単色の曇り空の下にいました。
水の止まった広瀬川にもモノクロームな鳥たちが、残された水たまりに集まってました。

 金曜日の朝は野菜の買い出しです。JAファーマーズ朝日町店の直売所から分けてもらってきた野菜は、モノクロームでなくカラフルでした。うれしいです。

 

 
12時からはDroitのトレーニングです。COCOが見送ってくれたんで猫窓の外から撮ったのですが、ガラスに映った私が完全に重なってしまって変な写真になっていました。Droitは、鈴木トレーナーが不在で、南部トレーナーの指導を受けました。トレーナーさんはそれぞれに個性があるので、時々は違うトレーナーさんの指導を受けるのは楽しみです。細かな動きをたくさん補正されました。

 


ほんとは、小出発電所の上流の広瀬川に行くつもりだったのですが、どんより空に意欲を失ってしましました。比刀根橋から交水堰を見ています。断水が始まったときに比べると、たまり水の水位は30センチ以上下がった気がします。
そんなわけで、「水が止まった広瀬川の風景」の6回目は、断水9日目の街中の広瀬川、働く人のいる風景です。

 
交水堰の溜水には、カルガモのカップルが1組住みついているみたいです。逆立ちして、頭を見ずに突っ込んで採餌をしています。潜ることができないカルガモでも川底の水草などの食餌を獲れる深さになっているのですね。不細工なシンクロナイズドスイミング、オリンピック出場は難しそうです。

 
堰の下流の水たまりはずいぶん小さくなりました。それと、水路壁の石積みに生えていたイタドリやヤブマオウ、実生のクワなんかの植物がきれいに刈り払われて姿を消しています。すごくさっぱりしちゃってます。
刈り払われたイタドリの株の先に、ジョウビタキが舞い降りてきました。


太陽の鐘の杜のちょっと下流です。完全装備の作業員が橋の下から出てきて川岸をよじ登って行きました。橋桁の点検かな…

 
前日の記事の小出発電所の写真の一部を拡大して見ました。発電所の脇には車両が入って来ていて「配水ピッチ清掃中 3月9日まで」と表示が出ていました。水槽のゲートにも作業員の姿が映っていました。小出発電所は普段は無人で遠隔操作で発電しています。でも、広瀬川の断水の時には、普段できないメンテナンスや点検のために人が忙しくしています。

 
中央前橋駅の下流へ来たら、堆積土砂に生えた草の刈り取りや、石垣から生えている植物の除去作業をしている作業員の姿がありました。上流から下流に向って作業を進めています。


水が止まった広瀬川の風景の6回目は、働く人がいる広瀬川の風景でした。

 

 家に戻って遅い昼食、食後に小一時間の休息をとってから夏ミカンの皮と遊びました。こないだ、ポン酢作ったときに、表皮だけピーラーでこそげた皮です。
拍子木に刻んで、たっぷりの水で10分ほど茹でて水に晒す作業を2回やりました。それから検量、1070gほどありました。皮の目方の7割のグラニュー糖で煮ます。シロップが完全になくなる前にザルに上げて冷まします。

 
煮あげて冷ました皮は、110℃のオーブンで40分加熱して乾燥させます。それから、紙の上に拡げて冷ましながら水分を飛ばします。

 冷めたらグラニュー糖をまぶして出来上がりです。夏ミカンのピールです。良い香りに出来上がりました。残ったシロップは、レモン果汁を加えてお湯で割って飲みます。良い香りでおいしいです。

 

 
夕食を外食するのはずいぶん久しぶりのことです。天川原町の「南苑」へ行きました。忘れられたかなと心配だったのですが、覚えていてくれました。小籠包と餃子、それと五目豆腐をいただきました。五目豆腐にはいっているフクロダケ、クワイ、干し貝柱なんかが入っていて、人参も鳳凰に刻んであって、「中華」なんです…

 シンプルなラーメンです。これは私でなくユキ子さんが食べました。
「去年の7月からネコが住みついたよ」
「どんな?」
「でかい、とにかくでかい、シャム系」
「そんなでかいのかい」
「7キロ以上あるんだ。工大に無断入学してたのを教授がふん捕まえて、俺に預けてくれたんサ」
「そうかい、その猫、裏口入学だったんだな」
食後、マスターとしてたマスク会話です。久しぶりの外食、楽しかったです。


家に帰ってくつろいだら、COCOはすぐにユキ子さんの膝の上に昇って甘えてました。裏口入学猫は甘えん坊です。

 

2月26日の体温  8:30 36.3℃ 14:00 36.5 23:00 36.8℃
 2月27日 7:30 体温 36.4℃  血圧 最高 110  最低 67


 若柳吉駒でございます。
昨年、新型コロナ感染拡大で開催を断念いたしました第77回美登利会につきましては、今春の4月4日に開催を予定させていただいております。今年こそはと会員一同精進に励んでおりますが、何分先行きの見えないこともございますので、詳細につきましてはいましばらくしてからお知らせしたいと存じます。どうぞお許しの上、今しばらくお待ちいただきたくお願い申し上げます。

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水の止まった広瀬川を小出発電所まで、ついでに利根川の河津桜を眺めてたら、前橋るなぱあくが開園してました…

2021-02-26 07:38:21 | あんじゃあない毎日

利根川の敷島河原に植えられたカワヅサクラです。
私の記憶では、45年ほど前に日本桜の会から県へプレゼントされた苗木を植えたものだと思います。

 前日と違って北風も弱く、穏やかな日和となりました。満開の桜を大勢の皆さんが見に来ていました。50年ほどで、こんなに立派になるのですね。

 
利根川の川岸に出ました。広瀬川の断水で利根川の水は少しは増えているはずですが、冬の渇水期ですので分かりません。下流は日差しを受けて輝いています。上流方向、遠くに見える雪山は、白砂山や草津白根山などの吾妻の山並みです。この先の林で、金子允さんとニセアカシヤの花を摘んだことを思い出していました。

 

  昨日の朝は冷え込みました。玄関先の水鉢が凍りつきました。居間の片付けしてたら、飾り直した時に見つからなかった親王雛の冠を見っけました。COCOが遊んだのかもしれません、冠を本来通りに飾り直しました。


11時近く、用足しがてら小出発電所へ向かうために家を出ると、広瀬川の川底の溜水が凍っているところがありました。寒かったけど、風がないのでらくちんな気分でペダルを踏んでいました。

 

 
岩神小学校脇で地下に潜った広瀬川、川の上の緑地をたどっていくと、県営陸上競技場につづく「総体道路」の向こう側にある県営小出発電所に出ます。水はもちろん見えないですし、流れる音も聞こえることはありません。そして、突然に発電所が姿を現します。

 発電所の西側に回り込んでみると、小さな水路があります。これが風呂川の源流、風呂川は小出発電所の水槽から分水されています。

 発電所手前の交差点の脇に裸婦像があります。分部順二作の「めばえ」です。『上毛の山河を拓く』を編集していたころに、金子さんの言いつけで分部順二さんのお供を何度かしました。それで、思い切って尋ねたんです。「あの~、あの豊満な裸婦像にモデルはいるのですか?」、「いるよ、近所の○○屋のおかみさんなんだ…」、この件はこれだけです。


小出発電所で広瀬川の水を見たいときは、発電所の脇の道のブロック塀で背伸びして覗き込むしかありません。発電機から吐き出された水が出てくる放水庭のところだけ水路に蓋がありません。発電しているときは、泡立った流水がちょっとだけ見えます。断水していると、それも見えません。

 
発電所の後ろはすぐに水槽です。高さ15m近いコンクリートの壁です。道路脇にもコンクリートの高い壁が続いています。小出発電所は有効落差12.9m、最大使用水量78.1㎥/秒、最大出量8,400kW、広瀬川にある六つの発電所の中で一番大きな発電所です。


水槽の壁際を上流に向かうと、突然水槽が消えます。なくなっちまって、その先は緑地や駐車場になっています。川はどこへ…

 
水槽が消えてしまって駐車場になっているところでは、新しい前橋市水道の配水塔の建設が進んでいます。老朽化した懐かしの配水塔は、使うのをやめて保存することになったみたいです。旧水道局庁舎と配水塔(水道タンク)は国の登録文化財になっています。耐震補強工事のために休館中ですが、水道資料館として新しい仕事をしています。


水道局脇を北に向かい、信号のある交差点を越えてしばらくすると、大きな構造物が現れます。「小出発電所水槽除塵機」って看板が出ています。消えていた水槽がここで地上に姿を現しました。この間は、巨大なサイホンになっていて、水は地下を流れているのです。そして、ここからは高い土手に囲まれた「天井川」みたいになっているのです。


岩神小学校脇で地下に潜った広瀬川は、ここからは天井川、断水していなくても水を見ることはできない川になっています。私はこの長い野芝の土手が好きです。下部の川原石の石積みも好きです。柔らかくカーブした土手は、河川工学者がつくった優しい風景です。
そんなわけで、「水の止まった広瀬川の風景」第5回は、見えない川の風景でした。次回は、水路が見えます。

 

  帰りに岩神町の養田鮮魚店へ寄りました。イシガキダイとヒラスズキ、どっちにしようか迷って、結局ヒラスズキを選びました。今がおいしい時期です。

 それから、呑竜仲店のヤギカフェでランチしました。昨日は、「食道」の機嫌が良くなくて、美郷さんに少し心配かけました。おやつを食べて時はもう治ってましたからあんじゃあなかったですよ、ごめんなさいです。食べたのはサラダ感覚牛しぐれと、ココナッツミルクです。

 

 
食後に前橋るなパークへ行きました。動いてました、飛行塔が回っていました。木馬館の前に小さなお友だちがいました。ジェットコースターも走っていました。メリーゴーランドの音楽も聞こえます。前橋るなぱあくは営業を再開していました。約2か月間の臨時休園を終えて、25日から再開園したのです。
前橋るなぱあくのホームページはこちらFBホームはこちらです。感染予防をきちんとして遊びに行きましょう。

 園内の梢からは、スズメたちが久しぶりに動いている遊具を眺めていました。うれしいですね、2ヶ月のトンネルをくぐり終えたんだいね…

 

 家に戻って、ユキ子さんの両親へ届ける夕食のおかずをこしらえました。ヒラスズキとマグロの刺身、赤大根の酢漬けと紅白なます、ヒラスズキの白子と野菜の酢の物、生ニシンの卵の塩焼きを詰めました。

 
届けに外へ出ると、ヘリコプターの爆音です。桐生や足利の山火事の消火活動の支援に出かけていた陸上自衛隊相馬が原駐屯地のヘリが戻ってきたみたいです。まだ鎮火していないってこと、心配です。
西の空には茜色の飛行機雲がありました。東の空には白い月、まん丸に見えてますが、月齢を調べたら十三夜でした。静かな一日のおしまいは、空に爆音…

 

  夕食です。ヒラスズキとマグロの刺身の盛り合わせです。ヒラスズキとてもおいしかったです。そして、大根のステーキです、Hitoshiさんが運んできたデカ大根の3本目に包丁が入りました。厚さ2cmほどに切って焼いてゴーダチーズを載せました。付け合わせは芽キャベツ、トマト、アレッタのソテーです。

  酢の物は刺身のたち落としと赤大根、紅白なます、長芋、カキ菜です。そして珍味二種、左は生ニシンの腹から出てきた生数の子の塩焼き、右はヒラスズキの白子を焼いてポン酢かけです。ヒラスズキの白子って、すごくおいしいのです。汁は小松菜ととろろ昆布でした。使った野菜は13種類です。

 

2月25日の体温  8:30 36.4℃ 14:00 36.6 22:00 36.6℃
 2月26日 8:30 体温 36.3℃  血圧 最高 112  最低 62


 若柳吉駒でございます。
昨年、新型コロナ感染拡大で開催を断念いたしました第77回美登利会につきましては、今春の4月4日に開催を予定させていただいております。今年こそはと会員一同精進に励んでおりますが、何分先行きの見えないこともございますので、詳細につきましてはいましばらくしてからお知らせしたいと存じます。どうぞお許しの上、今しばらくお待ちいただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
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マンサクが咲く前橋公園を抜けて、水が止まった広瀬川の発電所が見える風景を風に吹かれて眺めてました…

2021-02-25 08:34:10 | あんじゃあない毎日

マンサクの花が咲いていました。奇妙な花です。
前橋公園の桜が植えられた土塁の東側の斜面です。昨日は公園を抜けて広瀬川を見に行きました。

 

  ちょいと用足しに出ようとしたら、COCOがベットの陽だまりで昼寝をはじめてました。部屋の中は暖かでしたけど、外は北風が吹いていて寒そう、ダウンの防寒コートを着て出かけました。

 中央前橋駅まで来ると、広瀬川の畔の柳の樹の北風に揺れる枝がなんとなく薄緑色に光って見えていました。芽吹きではなく、花芽が膨らみ始めたのですね。また真冬の寒さが戻ってきちゃいましたけど春は確実に近づいてきています。

  用事を済ませて、柳原発電所を見るために教育会館前の前橋公園の広場を通り抜けたら、河津桜の若木が満開になっているのが目に留まりました。それから、幸の池に下るスロープに入ろうとしたら、良い香りがします。マンサクが咲いていたんです。
早春に他の花よりも早きに咲くので、「まず咲く」「真っ先」が訛って「マンサク」と呼ばれているという説もあるのだそうですが、もっともらしすぎて、つまらないですね。

 

 
前橋公園の北はずれに群馬県営柳原発電所があります。ちょっと右手を見ると、国重要文化財の臨江閣がお隣さんです。こんな市街地に水力発電所があるのはとても珍しいことです。柳原発電所は、10mほどの落差で毎秒90.1㎥という大量の水を使って発電しています。最大出力は7,500kWです。
水の止まった広瀬川の風景の4回目は、発電所の見える風景です。


発電所脇の階段を昇って上の道へ出ると、発電所の水槽が覗けます。これが広瀬川、右に見えるのが柳原制水門の上流側です。ここの広瀬川は全体が柳原発電所の水槽を兼ねて作られています。それで左側の水路がとても深いのです。制水門の下流の川底のレベルは、制水門の水門際の高いコンクリート床よりちょっと低いだけです。


上流から水槽となっている広瀬川を眺めます。正面に制水門、その手前の深い水路が発電所の水槽で、右にカーブして発電所の圧力鉄管につながっています。右側は必要以上の水を発電機を迂回して下流の放水路に流す余水路です。


発電には毎秒90㎥という大量の水が使われています。大型のタンクローリーのタンク容量が14~16㎥ですから、発電所からは1分間にタンクローリー360台分の水が吐き出されてきます。その水を利根川に流しているのが、両岸を桜で飾られた柳原放水路です。とっても深いです。深いのは、可能な限り発電に必要な落差を確保するために深く掘り下げたのだそうです。

 ここに来ると、かつて群馬県企業管理者をしていた故金子允さんのことと、この本のことを思い出します。本は、1984年に群馬県企業局が刊行した『上毛の山河を拓くー群馬県電気事業の歩み』という本です。この本の編集は私がやりました。関係者のおしゃべりを録音した音声テープをもとに、原稿も全部一人で書きました。金子さんから「頼むぜ!」と言われた、39歳の時の懐かしい仕事です。それで広瀬川のこと、県営発電所のことにちょっとだけ詳しいのです。


群馬県企業局は1963年から67年の4年をかけて、渋川市の阪東橋上流にある「坂東合口」という取水口から柳原までの広瀬川の水路を全面改修して、四つの発電所を作る大事業に取り組みました。広瀬川と桃ノ木川の農業用水の安定的な供給という目的も併せ持つ大きな仕事でした。金子さんは現場責任者としてこの事業の指揮を執った河川工学を専門とする土木技術者でした。


柳原発電所の水槽を兼ねた深い水路は群大病院前通りを越えて小出町まで続きます。周りはこの水路が建設されたときから住宅地でした。
「『発電したけりゃ山奥に行きな!』とかさ、『何も静かな街の中に発電所作ることはあんめえ!』って言われたいね。前橋市議会の中にもそういう意見の議員さんがいてさ…」。金子さんから聞かされた話です。

  
たまごぱんに代表される大正ロマンシリーズで有名なアジアパンのあたりからは三国山脈の雪山が遠望できます。水路は、まだこんなに深いです。水路壁には赤瀬川源平さんの『超芸術トマソン』の「植物ワイパー」はもちろん、植物がつくり出す素敵な造形が随所に見られます。
「一番神経を使ったのは工事に伴う騒音被害や公害を出さないことだった。それと、広瀬川の水は農業用水だろ、それに街の防火用水でもあるから、そういう用水をきちんと確保しながら工事をすることだった…」。これも金子さんの話です。

 
岩神飛石稲荷のある群大病院前通を渡ると、水路の先はトンネルになっています。ここから広瀬川は地下水路になります。写真では見えませんが、左にもトンネルがあります、こちらは東京電力前橋発電所の放水路トンネルです。企業局が水路改修をやる前、このあたりの広瀬川は「千丈」と呼ばれていました。元気の良い子どもたちがふんどし姿で広瀬川に飛び込み下流に流されながら泳いでいました。今とは全く違う風景でした。

 
地下に潜った広瀬川の上は緑地帯になっています。実はね、COCOを保護してくれたNさんちはこの辺りにあるんです。COCOは一月ちょっと暮らしていたのですが、覚えているのかな…。
地下を広瀬川が流れる緑地を進んで行くと、県営小出発電所が見えてきます。
私は事務職員でしたが、その後、いろいろな施設の建設工事のヘッドワークをさせられました。いろんなものをつくってきたのですが、どこで何をやるときにも、広瀬川や四万川で、金子さんから聞かされた話を思い出してました。

広瀬川の発電所の見える風景を眺めていると金子允さんのことを思い出します。
次回は、小出発電所から先の風景になります。

 

 広瀬川の川底の水たまりに北風が風波を立てていました。
昼過ぎになると、北風はますます強くなりました。寒いので、青井食堂に寄ってタンメンを作ってもらいました。


空には帯状の雲が西から東へ流れていました。流れる雲を追っていたら、白い月に出会いました。

 COCOが猫窓で私を出迎えてくれました。

 

  
夜はもっと冷え込んできていました。温かいものをということで、鮭の中骨缶を使って洋風鍋を作りました。鮭の中骨缶詰と野菜は、ジャガイモ、大根、人参、白菜、玉ネギ、シメジ、カキ菜です。塩味ですが、仕上げにバターを投入しています。取り皿によそったんが2枚目の写真です。パンを用意して、スープに浸していただきました。

  それと野菜のソテー、アレッタ、エリンギ、芽キャベツです。そしてサラダは、いただき物の土佐文旦、シメジ、茹でた春キャベツ、ブロッコリー、赤大根、それにオリーブの実です。つかった野菜は14種類でした。

 COCOは空き段ボール箱に入ってました。
今朝の冷え込みで玄関先の水鉢に氷が張りました。COCOは昨夜と同じ段ボールの中でした。

 

2月24日の体温  7:30 36.3℃ 14:30 36.5 22:00 36.5℃
 2月25日 8:30 体温 36.4℃  血圧 最高 136  最低 72


 若柳吉駒でございます。
昨年、新型コロナ感染拡大で開催を断念いたしました第77回美登利会につきましては、今春の4月4日に開催を予定させていただいております。今年こそはと会員一同精進に励んでおりますが、何分先行きの見えないこともございますので、詳細につきましてはいましばらくしてからお知らせしたいと存じます。どうぞお許しの上、今しばらくお待ちいただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


休日はステイホーム、キキのひな人形飾って、夏ミカンと遊んでいたらデカ大根が3本届いて、忙しくなりました

2021-02-24 07:50:31 | あんじゃあない毎日

キキのひな人形です。
去年、節句が過ぎても片づけずにずっと飾り続けてきましたので、きれいにして飾り直しました。
小黒三郎の組木の楕円びなです。

 
キキはすごく気に入っていて、隣に座っていたり、ちょいちょいして崩したり、口にくわえて運んだりしてたんです。COCOは関心ないみたいです。それなので、丸っこいジャム猫の人形をおひなさまの脇に置いておくことにしました。体形が似ています。

 吉駒の稽古場の玄関にはまん丸なひな人形が飾られました。これは山口県の大内人形という漆塗りの伝統工芸品です。

 
でも、小黒さんの組木のひな人形も飾ろうと出していたら、スティックたちが集まってきちゃいました。結局、スティックも一緒にお雛祭りをすることになったみたいです。

 

 昨日は休日でしたから、家でおとなしくしていることにしました。ひな人形を飾り終えるころには、COCOが日向ぼっこです。私は用意しといたもので遊ぶことにしました。

  
用意しておいた遊び相手は夏ミカンです。のんびりと作業開始、まずはピーラーで皮の表面を削り取ります。それから半分にカットして果汁を絞りました。果汁は約500ml採れました。果汁は醤油700ml、煮切味醂300mlと合わせて昆布と削り節を入れてポン酢に仕込みました。皮はピールにします。午後の遊びにと思ってたら…

 

 そしたら、インコと暮らしているHitoshiさんがでかい大根を三本も抱えてやってきました。友人からもらったんで引き受けてくれってんです。はいよで引き受けたけど、1本が3キロ前後のデカ大根です。

  早速1本を漬物に加工しました。縦に八つに割って薄切りにして、ニンニクを利かせた醤油漬けにしました。刻んだ大根を300gずつ袋詰めしたら、9袋できました。

  
もう一本、こちらは厚切りにして焼いて、ちょうど茹でていた牛筋と煮込んで牛筋大根にしました。明日から、飲み処「ひろ子」が営業再開しますので、醤油漬けと一緒に祝いの差し入れにします。煮ている鍋は滅多に使わないデカ鍋です。退院後初めて使っています。

 外出せずにのんびりしようと思っていたのに、なんかせっせせっせになっちまいまして、猫の家族も呆れた顔してました。COCOは二階で昼寝三昧、大根には無関心でした。

それと、今日は外に出なかったので「水の止まった広瀬川の風景」はお休みします。

 

  夕飯にも大根を使いました。デカ大根を風呂吹きにして胡麻味噌をかけました。隣はカキ菜の浸しです。それと、オーブン焼きした豚肉のおろしポン酢和えです。緑は小松菜です。デカ大根、なかなかおいしいです。ごちそうさまです。

  それと豚肉の生姜焼きです。アレッタ、人参、ブロッコリー、エリンギ、芽キャベツのソテーを添えました。人参とブロッコリーもHitoshiさんからのいただき物です。汁は、トマト、椎茸の石突、カキ菜、おぼろ昆布です。使った野菜は13種類でした。

 

2月23日の体温  7:30 36.6℃ 13:00 36.6 23:00 36.5℃
 2月24日 7:30 体温 36.3℃  血圧 最高 116  最低 68


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昨年、新型コロナ感染拡大で開催を断念いたしました第77回美登利会につきましては、今春の4月4日に開催を予定させていただいております。今年こそはと会員一同精進に励んでおりますが、何分先行きの見えないこともございますので、詳細につきましてはいましばらくしてからお知らせしたいと存じます。どうぞお許しの上、今しばらくお待ちいただきたくお願い申し上げます。

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もうすぐ桃の節句、営業自粛要請期間が終わりました。水が止まった広瀬川の風景の3回目は箪笥屋横丁裏から…

2021-02-23 07:22:32 | あんじゃあない毎日

もうじき桃の節句です。
中央通り商店街の黒田人形店へひな人形を見に行ってきました。
ジジイになってもひな人形が大好きなんです。

 
小黒三郎の組木細工のひな人形です。キキと一緒に暮らすようになって直ぐに買ったキキのひな人形もこの組木細工のひな人形でした。猫がくわえてあそんでも大丈夫なおひなさまなのです。

 
野村たかあきさんの絵本「おばあちゃんのひなちらし」もおいてあります。これ読んでお子と一緒にひなちらし作ってくださいな。それと、ちょっと変わったちりめん細工のひな人形もありますよ。気軽に飾れるひな人形なのです。

 

 
昨日の記事で前橋るなぱあくのことで、少し先走ってしまいました。2月25日に再開が決まったのではなくて、2月25日再開を目指して準備を進めているところだそうです。最新情報は前橋るなぱあくのFBホームを見てください。ごめんなさい、ちゃんと確認せずに書いてしまいました。

 ついでですが、昨日で群馬県の飲食店等に対する自粛要請が終わりました。三河町の「ひろ子」にも、24日(木)から営業再開するって掲示が出てました。ゆっくりでいいですから、街に元気が戻ってきてほしいです。

 

 COCOがお天道さんと遊んでる時の顔です。目が、ものすごく細くなっています。でも見てるんですよ、私のことを。

  昨日はものすごく暖かい朝でした。月曜日はJAファーマーズ朝日町店の直売所で買い出しの日です。水のない広瀬川渡って、子ども公園に来ると、遊びに来た家族連れが上着も来ていない軽装でした。しっかり買い物して…

  11時からDroitの広瀬川シルクスタジオでトレーニング、昨日は少々きつめだった気がするのですが、でも、くたぶれたって感じはありません、爽快です。文学館前の川底の水たまりはずいぶん小さくなってきていました。
昼食は青井食堂でカツ丼でした。比刀根橋の上流、20日にはまだ前面に水が溜まってましたけど、昨日は水は比刀根橋の近くだけになっていました。

 

 
前橋るなぱあくの北側にある源英寺、その外周に鍵の手の路地があります。通称「箪笥屋横丁」と呼ばれていました。桐箪笥の工房や家具職人や建具職人の作業場がいくつもあったのでこう呼ばれてたんです。釣竿を作る工房やヤスリ工場もありました。印刷所、便利屋、駄菓子屋もありました。
今はもう動いている工房や作業場はありません。最後まで頑張っていた新井さんの家具工房が形だけ残っています。「水が止まった広瀬川の風景」の3回目はこの路地の裏の広瀬川からです。


笥屋横丁の裏手の広瀬川です。柳橋と石川橋の間になります。左から流れ込んでいるのは「石鍋用水」と呼ばれている小水路です。川岸に道はなく、両岸とも住宅の庭が川に面しています。以前、「沼田箪笥店」があった空き地から眺めました。ビワの木や梅の木が川に枝垂れています。

 
川岸に樹木が茂っていると、いろいろな鳥が暮らしています。オナガ、ヒヨドリ、カワラヒワ、メジロ…、いろんなのに出会えます。私がるなぱあくで働いていた時には、ゴイサギが営巣してました。でも、石川橋の架け替え工事で多くの木が切り払われ、鳥の姿はずいぶん減った気がします。


石川橋から上流の眺めです。榛名山が間近に見えます。柳橋から柳原制水門にかけての広瀬川が、昔の広瀬川の面影をいちばん濃く残していると言われています。俳句作家の水野眞由美さんの話では、「伊藤新吉さんは石川橋からの広瀬川の風景をよく見に行ってたんですよ」ということです。詩人が愛した風景です。


石川橋の上流、民間の駐車場に立ち入らせてもらって撮った写真です。見えているのは柳原制水門の水門です。この水門で、前橋の市街地を流れる広瀬川の流量が常に調整されています。


対岸には庭から広瀬川に降りることができる石段が設けられている家があります。かつては、川岸の多くの家がこのような設備をして川の水を利用していたのです。その名残です。祀られているのは水神さまかもしれません。


柳原制水門の上流です。広瀬川はしっかりとコンクリートで固められています。そして、大変に深い水路になっています。これは、ここにある群馬県営柳原発電所の水槽の役割を持っているからです。柳原発電所は約10メートルの水の落差を利用して発電しています。その落差を生み出すための深い水槽なのです。
ここから上流の広瀬川は、川というよりも水路です。六つの発電所がある水力発電のための水路です。次回からは、発電のための水路となっている広瀬川の風景を眺めます。

 

 広瀬川を見た帰り道、前橋るなぱあくの脇の交差点を渡って行く女性、腕まくりしてすっかり春でした。

 家に帰って雑用をしてたら、レイ子さんがCOCOのとこへ遊びに来ました。
「ねえ、ココちゃん籠に入っちゃった、どうしよう」ってレイ子さんに呼ばれて行くと、食堂においてある藤籠にCOCOがすっぽりと収まってました。


この状態で遊ぶことにしたらしいのです。理由は分かりません。楽しいのかどうかも不明です。でも、しばらく籠の中からネコパンチ出して遊んでいました。

 

  昨日の夕食、まずは、蒸したグリーンピース入り蓮根団子のあんかけです。もちもちっとした食感が良いですね。それと野菜のにんにく炒め、芽キャベツ、小松菜、ブロッコリー、カリフラワー、エリンギ、トマトをニンニク風味で炒めました。

  主菜は鶏肉の鍬焼き、アレッタを添えました。ご飯は十六穀米、汁はカキ菜とシメジの卵とじでした。使った野菜は12種類でした。

 

2月22日の体温  7:30 36.5℃ 14:00 36.5 22:00 36.5℃
 2月23日 7:30 体温 36.6℃  血圧 最高 115  最低 65


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鳴沢湖までドライブ、水の止まった広瀬川の風景第2回は比刀根橋から柳橋、で朗報、前橋るなぱあくが2月25日の再開を目指してます

2021-02-22 07:52:05 | あんじゃあない毎日

高崎市箕郷町の鳴沢湖です。
すごい暖かかったので、ユキ子さんの両親と一緒にちょいとドライブしたんです。

 
鳴沢湖は農業用のため池ですが、ワカサギ釣りの遊漁池として活用されています。昨日も桟橋やボートのの上から釣りを楽しんでいる人たちの姿が見えました。鳴沢湖の堤は野芝が植えられたスロープになっています。40年ほど前、息子どもがチビだったころ、弁当持ちで遊びに来ていました。野芝のスロープを段ボールのそりで滑って遊んでいたのです。懐かしいです。

  
箕郷梅林の梅はまだ少し早かったですが、ちらほらと咲き始めていました。花が開いた梅の木には、ミツバチが飛んできていました。3月に入ると見ごろを迎えると思います。

 帰りに、引間町の天ひろで昼食をとりました。
デザートがすごくかわいくて、お雛様が描かれていました。食べたのは「ほりでいセットていしょく」、もちろん天ぷらの定食です。おいしかったです。

 

 で、「流れの止まった広瀬川の風景」第2回は、前日に続いて比刀根橋からです。


比刀根橋と国道17号の厩橋の間は交水堰の堤で溜められた水たまりの続きです。
南側のグランヴィル前橋があるところに昔は勢多会館がありました。戦前は勢多会館前には広場と土手があって桜の木が植えられ、花見で賑わったんだそうです。仮設舞台が設えられ、前橋の綺麗どころが踊っていたんだよって伯母さんが話していました。今は、萩原朔太郎と伊藤信吉の詩碑があります。

 
写真は20日の午前中です。溜水の水面や川岸の水辺には氷が張っていました。朝の冷え込みが厳しかったからです。とりわけ、水辺のナイフのように尖った氷が不思議と美しかったです。

 

 
厩橋の上流はすっかり水がなくなり、柳橋まで乾いた川底が続いています。頭上を小鳥が飛び交います。
このあたりでは、今ごろだと、運さえよければカワラヒワやシジュウカラにも出会うことができますよ。

 柳橋は目下改修工事中、塗装屋さんが橋の下に潜り込んで作業をしていました。橋の下に作業員の足が見えているでしょう。この橋の下は大人が立って歩くと頭をぶつけます。屈んでいる必要があります。なんでそんなこと知ってるのかって、はい、くぐったことがあるからです。

 

 ちょいと広瀬川筋を離れて、源英寺と前橋るなぱあくとの間を流れる風呂川を見に寄りました。風呂川の水ももちろん止まっています。前橋るなぱあくも12月19日からの臨時休園がまだ続いています。

 
この川筋の藪椿、大好きなんです。遊園地の仕事していた時もこの花を見ると、小さなお友だちがいっぱい遊びに来てくれる春が来るんだって元気が出たんです。水の流れが止まった川底に、椿の花が落ちていました。


ここで大朗報です‼ 素晴らしいお知らせです。
長いこと臨時休園していた前橋るなぱあくが2月25日(木)からの再開を目標に準備を始めているそうです。
良かったです、50日を超える長い休園、木馬たちも辛かっただろうと思います。小さなお友だちの歓声が響くるなぱあくになります。うれしいです。ずっと待ってたんです。

嬉しくなったんで、第2回はここまでとします。続きはまた…

(お詫びと訂正)臨時休園していた前橋るなぱあくの「再開が2月25日に決まった」と書きましたが、確認したところ、事実は「2月25日再開を目標に準備を進めている」とのことです。お詫びして訂正します。なお、正確な最新情報は前橋るなパークのFBホームで確認してください。

 

 

 

  天ひろでフクジュソウの花を見せてもらって家に戻って、順子さんからいただいた箱を開けたら、愛媛の柑橘が5種類詰まっていました。左手前から、はるみ(でこぽんの妹なんですって)、伊予柑、でこぽん、右手前の小さなのが媛小春(愛媛限定栽培の新品種だそうです)、そしてでかい土佐文旦です。楽しみです。

 それから自転車で焙煎館へコーヒー豆を買いに行きました。最高気温23.4℃の暖かさ、街の中央イベント広場では椅子に座ってくつろいでいる人たちの姿がありました。

  帰りに、上毛電鉄の踏切近くの線路際を歩いている猫に出会いました。この茶猫、ちゃんと踏切まで行くと、停止線できちんと一旦停止して、左右を確認してから踏切を渡って行きました。猫の背に、夕日が当たっていました。


十六本橋近くの広瀬川の川底の溜水に夕日がまぶしく反射していました。ムクドリの群れが賑やかに鳴きながらねぐらへ帰って行きます。

 

  
夕食は、昨年末にいただいた下仁田ネギの最後の1本の顔を立てて、すき焼きをしました。最初は、牛肉と下仁田ネギだけです。〆は、富士見町の石田製麺のひも川を煮ていただきました。

 

2月21日の体温  7:30 36.3℃ 14:00 36.8 22:00 36.7℃
 2月22日 7:30 体温 36.5℃  血圧 最高 112  最低 67


 若柳吉駒でございます。
昨年、新型コロナ感染拡大で開催を断念いたしました第77回美登利会につきましては、今春の4月4日に開催を予定させていただいております。今年こそはと会員一同精進に励んでおりますが、何分先行きの見えないこともございますので、詳細につきましてはいましばらくしてからお知らせしたいと存じます。どうぞお許しの上、今しばらくお待ちいただきたくお願い申し上げます。

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流れの止まった広瀬川の風景、初めは十六本堰から交水堰まで、それにしてもびっくり仰天呑竜仲店のヤギカフェが「退去勧告」だって…

2021-02-21 07:56:39 | あんじゃあない毎日

広瀬川の水が止まりました。18日から春の定期断水です。
十六本堰で分水する端気川の川底はもうすっかり乾いていました。

 
広瀬川下流側から十六本堰の水門を眺めています。水門に近づいて覗き込むと、向こう側の溜水に上流の風景が映っていました。すごく良い陽気だったんです。気温もどんどん上がってきていました。

 
十六本堰の上流にある十六本橋の上に来ています。いつも聞こえている水音がありません。聞こえるのは近くの木で鳴くヒヨドリの声です。左の石垣、白いところが一年中水が流れている水位です。春の終わりから夏の間、農業用水がたくさん必要な時期には、その上の灰色の部分まで水位があります。この堰は、端気川方向に流れる水量をコントロールできるように作られています。

 

 三河町から見た桃井橋です。昔は芳町にあった無縁所(無縁仏の墓所)へ続く橋だったので、「むえんしょばし」と呼ばれていて、それが訛って「めいしょばし」、でも明治の末に橋の架け替えが行われ、「桃井橋」という名が付けられたらしいです。
お天気も良いので、水のない広瀬川の風景を眺めながら上流に向かうことにしました。

 
上毛電鉄の中央前橋駅です。この電車の行き先は桐生です。
川底に緑の塊が見えますよね、これは梅花藻です。夏から秋、梅の花に似た水中花を咲かせる多年生の水草です。水温14℃前後の流水の中でしか生育できない水草、広瀬川はそんな梅花藻の生育条件を満たしているのです。広瀬川は比較的低温な水が、いつも一定の水量が流れています。それなので梅花藻が暮らしています。

 
左は中央前橋駅前の車橋から上流の眺めです。広瀬川は緩やかにカーブしています。少し行くと、太陽の鐘が暮らす杜が見えてきます。このあたりの川底には、所々に大きな石が入れられています。何の為なのかは知りません。土木工学的な意味はないと思われます。

 
素敵な日差しでしたんで、猫たちのベットやなんかを日に当てている家がありました。その脇で、一匹の猫が長くなって昼寝をしてました。COCOもへそ天で寝てんだろうなと思いました。


川岸の太陽の鐘です。岡本太郎作の太陽の鐘もすっかり広瀬河畔の風景になりました。うれしいですね。
2018年3月30日から太陽の鐘は前橋の街でくらしているのですから間もなく3年になるのですね。

 

 
立川通の諏訪橋の上に来ました。左手に前橋文学館、右手に紅茶屋さんのリバティーがあります。川底の水たまりに映っているのは「シティーテラス前橋広瀬川」です。この一階に、Droitの広瀬川シルクスタジオがあります。明日の月曜日は、11時からここでトレーニングです。

 
交水堰です。太平洋戦争中に日本陸軍に接収され軍需工場化された前橋最大の製紙工場「交水社」で使う用水を取水していた堰です。当時女学生だったユキ子さんの母は、学徒動員で軍服やパラシュートの縫製をさせられていたそうです。


全盛期の交水社が海外へ輸出していた生糸に付けられていたロゴマークです。世界で通用した高品質の「RAW SILK」の生産に広瀬川の水は一役果たしていたんです。

 堰の堤頂にカルガモが休んでいました。堰の堤の上流には水が溜まっています。


大きな水たまりは、比刀根橋の上流まで続いていました。

実は、どんどこどんどこと、広瀬川を上流に向かって田口町まで行ってきちゃったのですが、続きは明日以降に掲載させてもらいます。この調子だと長くなりますんで。

 

 
昼食は呑竜仲店のヤギカフェの外席で、牛バラ肉とタマネギのカレーをいただきました。驚いたことが二つ、カレーの器が保温容器となりました。外席客にはうれしいです。それと、サラダが別盛になったんで、すごく豪華です。
もう一つはね、今時信じられないような事件です。ヤギカフェが「退去勧告」を受けています。詳しくはヤギカフェ日記をご覧ください。常識ではありえない仰天な話です。それが、前橋西ロータリークラブのメンバーの方が関与して起きている出来事なのです。

 

 COCOは、昨日もレイコさんが遊びに来てくれたんでご機嫌でした。それとは関係なく、このうしろ姿、タスマニア島のウォンバットの後ろ姿に似ているという説が流れています。似てますかね…

 

  
夕食は、まずはチキンチャウダー、ブロッコリーの茎、人参、ジャガイモ、タマネギ、椎茸、カキ菜が参加しました。サラダは豆腐入りのミモザサラダ、ブロッコリー、カリフラワー、シメジ、カキ菜、トマトです。そして、十六穀米のガーリックライスには玉ネギと椎茸です。使った野菜は11種類でした。

 

2月20日の体温  7:10 36.5℃ 14:00 36.5 22:00 36.3℃
 2月21日 7:30 体温 36.3℃  血圧 最高 106  最低 61


 若柳吉駒でございます。
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流れの止まった広瀬川が凍った寒い昨日、筒井伸輔画集を眺め、Droitでトレーニング指導を受けました

2021-02-20 07:41:32 | あんじゃあない毎日

昨日の日の出です。撮ったの6時45分ごろ、日の出がずいぶん早くなりました。
それと、日の出の位置が東に寄ってきました。こども公園の木立にかかりそうです。

 こちらは、私が目を覚ましてストレッチを始めた時に撮ったのです。6時15分ごろでした。ちょっと前までは、暗い窓を見ながらだったのに。調べたら、昨日の前橋の日の出は6時26分、昨日から太陽が出ている時間の長さ(日長時間)が11時間を超えたということでした。

 

  COCOが陽だまりで昼寝を始めたのが、ちょうどJAファーマーズ朝日町店の開店時刻9時半ちょい前でした。で、私は水の流れが止まった広瀬川見ながら買い出しです。でも、川底には僅かな流れが残っていました。よく見ると…

 

  
凍ってます、川面に氷が張っていました。いろんな表情の氷があるので面白いのでしばらく見物していました。寒かったのですが…

  広瀬川の氷を見た後、直売所の野菜をたくさん買い込みました。昨日は、夏ミカンも買いました。カキ菜には黄色い菜の花が咲いていました。春っぽい料理が作れそうです。

 

 Droitの予約が12時なので、まだ時間がありますからPCでと思ったら、COCOが占拠しちゃってました。最近時々やるんです、意図的な妨害行動です。


それではと、前日から観はじめ『筒井伸輔画集』(求龍堂:2021年刊)を開きました。筒井伸輔さんは作家の筒井康隆さんの長男、1968年生まれで、蝋(ろう)を使った独自の技法で創作活動を続けてきた人です。


2020年2月24日に、食道がんで亡くなられました。伸輔さんが亡くなったときのことを、父の筒井康隆さんは自身のブログ『偽文士日碌』の三月十八日」に書いています。前にもご紹介したことですが…

 この不思議な作品がどのように製作されているのかについては、画集に収録されている伸輔さんの文章を転載させてもらいます。クリックして、ポップアップ画面でお読みください。


2012年に父の筒井康隆さんが朝日新聞に『聖痕』を連載した時に、伸輔さんはこの技法で挿絵を描き続けていました。その数、238枚だったそうです。小説を読むよりも挿絵を眺めるのを楽しみにしていました。


不思議な作品です。静かな時間が過ぎて行きました。

 画集を眺めていたら、COCOが膝に載って邪魔をしに来ました。ちょうど出かけなければいけない時刻も迫ってましたので、ここまでにしました。

  筒井康隆さんの最新短編小説集『ジャックポット』(新潮社:2021年刊)も脇に置いてあります。一番最初の「漸然山脈」を読み始めたところです。ゆっくりと読みます。

 

  Droitの広瀬川シルクスタジオ前の広瀬川も、もちろん水は流れていません。窪んだ川底に大きな水たまりができていました。その端で、カルガモが採餌してました。お泳ぎながらではなく、歩きながら。
7回目の術後検診の結果と、貧血症の診察結果の報告を鈴木トレーナーにしたら、とても喜んでもらえました。ついでに、いつもよりも少しハードにトレーニングさせられた気がしました。

風も強くなったので、後は家でおとなしくしてました。

 
夕方散歩に出て、水の流れていない川のほとりの梅の木を眺めていました。この梅の木は、わが家を作ったときに隣にあった養魚場の鯉池の端にあった梅です。その後廃業した養魚場の池は埋め立てられて新しい住宅地になりました。それでも、広瀬川の土地に居たらしく、今もこうして咲いています。

 少し離れた木の中で、オナガの群れが賑やかに鳴き交わしていました。風が収まったのは、散歩を終えてしばらくしたころでした。

 

  夕食は、サバの料理二品でした。左は鯖の南蛮です。人参とタマネギをたっぷり入れた南蛮酢に漬けて、カキ菜の花を添えました。それと、サバの味噌煮です。チョーコーの減塩麦みそを使っています。小松菜を添えました。

  春キャベツを使った春っぽいサラダです。茹でた春キャベツ、トマト、黄色いカリフラワー、イチゴ、オリーブです。そして、揚げだしどうふ、カキナとシメジいっぱいです。使った野菜は10種類です。

 

2月19日の体温  7:10 36.3℃ 14:00 36.5 21:30 36.5℃
 2月20日 7:30 体温 36.5℃  血圧 最高 116  最低 65


 若柳吉駒でございます。
昨年、新型コロナ感染拡大で開催を断念いたしました第77回美登利会につきましては、今春の4月4日に開催を予定させていただいております。今年こそはと会員一同精進に励んでおりますが、何分先行きの見えないこともございますので、詳細につきましてはいましばらくしてからお知らせしたいと存じます。どうぞお許しの上、今しばらくお待deちいただきたくお願い申し上げます。

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