猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

素敵な秋晴れの土曜日は、自転車でちょいと運動、帰りは桃ノ木川の秋景色を楽しんできました

2021-10-31 07:26:50 | あんじゃあない毎日

昨日は穏やかな秋晴れでした。上泉神社の杜の向こうに見える赤城山です。
しばらく休んでいたクロスバイクを使った運動をすることにしました。自宅から上泉神社の杜が見えるところまでウォームアップ、そこから桃ノ木川サイクリングロードを下って、伊勢崎オートレース場の先まで走って折り返し、広瀬川との合流点に戻るまでの15㎞を休まずに走りました。

 

 
桃ノ木川と広瀬川の合流点にはグランドゴルフ場があります。土曜日ですので記録会が開かれているみたいでした。私は隅っこで静かな川面を眺めながら休息させてもらいました。風もなく、すごく気持ちの良い日でした。


合流点の上流の堰です。可動堰堤を越えて流れ落ちる水が秋の陽射しに光ってきれいでした。少しも冷たさを感じない、温かい陽射しに恵まれてました。

 
堰の上の貯水にはまだ冬鳥は渡ってきていません。水の上を歩けるのではないかと思えるほど静かな水面に青い空が映っていました。水鳥の姿がちょっとだけありますけど、留鳥のカルガモでした。11月の中頃には、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、コガモなんかが渡ってきて、賑やかになるはずです。


日本一のアカメヤナギの巨樹です。落葉樹ですけど、冬まで葉の緑を保つつもりみたい、夏姿のままで秋の中にいます。でも、木枯らしが吹くころになると葉が萎れて風に飛ばされて行きます。冬が過ぎて桜の花が咲くころ、芽吹きを迎えます。すごく美しい芽吹きなんです。今年の芽吹きはこちらで見られます

 
木の下へ入ると梢から鳥のさえずりが聞こえます。見上げて鳥を探しますが、姿を見ることはできませんでした。

 サイクリングロードは巨樹の枝の下をくぐり抜けています。その向こうに見えているのは榛名山です。

 

 
アカメヤナギの葉はまだ緑ですけど、川の中に茂るアシは一足早く枯れ始めています。アカメヤナギの巨樹が暮らしている少し上流で桃ノ木川サイクリングロードを離れ、集落道を抜けて木瀬中学の方へ向かうことにしました。

 一般道へ入る前、桃ノ木川堤防の上でバッタの姿を見かけたので自転車を置いて後を追いました。トノサマバッタだと思うのですが、逃げられました。代わりにツマグロヒョウモンが飛んできて足元にとまりました。

 
まだ稲刈りをしていない田んぼがありました。もうすぐにでも収穫できそう、見事に実っています。

 
集落の外れの真新しい住宅の窓の外に柿の実が干してありました。日差しが作る影と重なってすごく面白い眺めになっていました。干し柿の影を下に辿って行ったら、バターナッツが干されていました。菜園で収穫したのかな…


木瀬中学校の北側の田んぼです。もう収穫が終わっていました。このあたりから眺める赤城山も大好きです。最初の上泉から見た赤城山と違う姿しています。これが見たくて回り道したんです。

 一面青々した畑がありました。作物ではありません、ハキダメギクの大群落でした。

 
集落に上をトビが2羽舞っていました。遠くに見えているのは浅間山です。帰りは、こんな風景を眺めながらのんびりペダルを踏んできました。出かけてから約2時間、27㎞走りました。気持ち良かったです。

 

 手と顔を洗ってうがい、着替えをしてから給水と糖分摂取、しばらく休んでから昼食を作りました。なんだか分かりますか。おろしたじゃじゃ芋につなぎの小麦粉を混ぜ、水を加えて練って、炒めたベーコンとタマネギ、刻んだチェダーチーズを混ぜ込んで焼いた洋風お好み焼きです。トッピングはレモン果汁と塩をまぶしたミニトマトとブロッコリーです。飲み物は牛乳、おいしくいただきました。


COCOが寝室の壁面のキャットウォークで遊んでました。いろいろするようになりました。私は、頼まれ仕事を一つ片づけて、あとは身体をやすめていました。

 

  
夕食はサバの味噌煮、よいサバが手に入ったので、麦味噌を使ってていねいに煮ました。おいしく煮えてました。野菜の天ぷらは、秋茄子、ズッキーニパプリカ、それとネギとじゃこのかき揚げです。酢の物はカリフラワー、ミニトマト、菊花でした。

 そして十六穀米の飯と、ほうれん草とシメジの汁です。ちょっと数ないのですが、それでも10種の野菜を使いました。

 

 
食休みを兼ねて昼間撮った写真の整理をPCで始めたら、すぐにCOCOがやってきて私に向って何か言ってます。私はダブルベーグルのクッションを敷いた椅子、そのすぐ後ろにシングルベーグルのクッションを敷いた同じYチェアーを用意しています。COCOは私に向って声をかけた後、後の椅子を確認して飛び乗りました。そして不満のない顔、しばらくすると焼き栗状態で寝てました。「ベーグルの仮説」は立証されつつあります。

今日で10月はおしまいです。

 

10月30日の体温  7:30 36.4℃  13:00 36.7℃  21:00 36.7℃
 10月31日 7:20  体温 36.8℃  血圧 最高110 最低65

 

 若柳吉駒でございます。
私が祖母の初代吉駒の手ほどきを受けたのが2歳の時でした。3歳で美登利会の初舞台を踏ませていただきました。以来、伯母の吉啓師と二代目吉駒の指導の下、精進してまいりました。そして、第75回の舞踊会から美登利会を引き継いでおります。
第78回美登利会は、来春の4月10日開催の予定で会場を手配いたしました。会員一同、これまで以上に精進を重ねてまいりますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


菊の花を楽しませてもらったら、カマキリに出会って、サンノジ買って…、何事もなかった秋の日のCOCOは焼き栗寝入り…

2021-10-30 07:44:46 | あんじゃあない毎日

鉢物の菊です。見事ですね…

 菊の花を作っている家に出くわしました。ちょうど菊の仕立てをしておられたので、お願いして花の写真を撮らせてもらいました。

  
丸くボリュームのあるのを「厚物」っていうんだそうです。平らに平べったいのは「一文字」と呼ぶのだそうです。そして花びらが細い管になっているのを「管物」というのだそうです。これって、みどり市のながめ遊園で毎年開催される「関東菊花大会」で仕込んだ知識です。伯母さんが好きだったんです、それで一緒に見に出かけてたんです。2015年の秋に出かけた時の記事はこちらです。

 
ながめ遊園の今年の関東菊花大会は11月2日~21日だそうです。詳しくはこちらを。前橋では菊の花の展示会って聞いたことないです。どこかできっとやっていると思うのですが、暇なときに探してみます。

 

 昨日は12時からDroitのトレーニングでした。いつもの鈴木トレーナーでなく、初めて指導を受ける若い新人トレーナーでした。緊張の連続、帰りに青井食堂に寄ったら、「だいぶしごかれたみたいですね」と和美さんに言われてしまいました。緊張の結果の消耗が顔に出ちゃってたみたいです。でもね、トレーニング前に比べると後の方が身体はよく動きます。それが続けている理由です。

  カレーライス食べてから、岩神町の養田鮮魚店へ回りました。広瀬川の風景はさほど秋らしくなってませんけど、たくさんの実をつけたビラカンサスなんかに出会うと、やっぱ秋です。


自転車走らせてたら、カマキリに出会いました。凄いですね。

  せかせかと道を歩いているのに追いついたものですから、「何急いでいるの?」って声かけたんです。そしたら急に怒り始めて、すみませんねとお別れしてきました。産卵期で、本当に忙しいのかもしれません。

 

 
養田鮮魚店の鮮魚ケースには珍しいのがいました。左はクロホシフエダイ(黒星笛鯛)、右はサンノジ(三の字)です。両方とも九州から送られてきていました。サンノジを半身分けてもらいました。

 「でかいね、この頭」、「6㎏の大鯛です」、「身は何処へ行ったの?」、「市内の某イタリアンレストランです」、「ポワレ、何人前できるかな?」、「20人前ぐらいはいけるんじゃないですか…」というでかいタイの頭です。わが家で一番でかい鍋でも入るかどうか…

 黄葉した桂の木を眺めて帰ってきました。遠くで選挙カーのスピーカー音、でも風が強くなって候補者の名前も聞き分けられませんでした。

  城東町まで戻ってきたら、顔見知りの窓猫がこっちを見てました。27日に顔出さなくて悪かったいねって言ってるみたいでしたが、聞こえるのは風の音ばかりでした。

 


ユキ子さんの両親へ届けた夕食のおかずです。サンノジは冷水に浸けて洗いにしました。からし酢味噌で食べてもらいます。あと、マグロとホタテ貝の貝柱の刺身です。野菜は、金時草のポン酢和え、菊の花と赤大根の酢漬け、それとモッツアレラと野菜のサラダです。そして、栗の渋皮煮を添えました。

 昨日も良く晴れて、日暮れ近くには赤城の寝牛が見られたと思うのですが、ちょうど料理している時間と重なって見ることができませんでした。今日食べるサバの味噌煮なんかも仕込んでいたものですから…

 

 
先に夕食をすませたCOCOは、シングルベーグルのクッションの上で焼き栗状態です。でもね、よく見ると、眼を開いているんですよ。焼き栗○○寝入りでした。ダブルベーグルのクッションを置いた椅子は利用しません。

 
サンノジは端を試食したら磯の匂いがします。海藻を餌にしている磯魚だからです。それなので薄くそぎ切りにして、氷水に浸けて、洗いにして、辛子酢味噌でいただきました。とてもおいしいですね、そのまま刺身にしなくて正解みたいでした。それと、マグロとホタテ貝柱の刺身です。

  
酢の物はホタテ貝の縁と、赤大根、菊花、キュウリです。そしてリンゴを加えた野菜サラダ、昨日は柚子こしょうの香りでいただきました。汁はほうれん草とシメジ、飯は十六穀米、そして栗の渋皮煮です。

国会議員の片山さつきさんが、「夫婦別姓に反対の理由にNHKの『ファミリーヒストリー』が作れなくなる言った」とのニュースを見ました。人権意識の欠如と不勉強に怒りを覚えます。国連は2003年に夫婦同姓を差別的だと廃止を求め、これまで日本に対して3回勧告を行っているのです。夫婦同姓を採用しているのは世界中で日本だけ、面白いテレビ番組のために、人権問題を無視する人が国会議員をしていることは許しがたいことです。

10月29日の体温  7:30 36.4℃  14:30 36.6℃  21:00 36.7℃
 10月30日 7:30  体温 36.4℃  血圧 最高117 最低64

 

 若柳吉駒でございます。
私が祖母の初代吉駒の手ほどきを受けたのが2歳の時でした。3歳で美登利会の初舞台を踏ませていただきました。以来、伯母の吉啓師と二代目吉駒の指導の下、精進してまいりました。そして、第75回の舞踊会から美登利会を引き継いでおります。
第78回美登利会は、来春の4月10日開催の予定で会場を手配いたしました。会員一同、これまで以上に精進を重ねてまいりますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください

 


赤城山に寝牛が現れました。キキとの思い出を辿って14匹の猫に出会った翌日は一匹の猫にも会えず、ヤギカフェで…

2021-10-29 07:32:31 | あんじゃあない毎日

  秋夕焼け 赤城に牛の 影を生み

赤城山の鍋割と荒山の間に「赤城の寝牛」が現れました。句は、義父さんの句です。


昨日の午後3時過ぎ、解体工事が最終段階を迎えている旧第2中学跡地の西の道を通ったら、早くも傾いた秋の日が赤城山を照らしていました。そして、鍋割の影が、荒山と鍋割の鞍部に「赤城の寝牛」と呼ばれる形を描いていました。


鍋割の山頂の外れが牛の肩あたりになります。そこから首が伸びて、角のある牛の頭が見えています。秋から冬にかけて見られるます。寝牛の姿が現れると、赤城山に冬が来ます。

 

 昨日は朝から秋の陽射しがまぶしく光っていました。猫窓のCOCOの身体の周りの毛が陽の光でキラキラしてました。前の日に、キキの話を聞かせたせいかな、COCOが少し賢くなりました。

  
私が出かける身支度をしていると、COCOは私のベットの上で寝てました。まだ猫窓からの陽射しはベットの外、上には陽だまりが出来ていません。でも、お天道さんの方がCOCOの寝ているところへ向かっています。そしてどんぴしゃり、COCOはお天道さんを待ち伏せていたかのように、動くことなく陽だまりの中へ入って行きました。どうやら、やっと天動説を少し理解できるようになったようです。

 

 前日、26日の午前は、朝日町の野村たかあきさんの家へ出かけました。久しぶりにゆっくり話をしました。


野村たかあきさんの猫にも会ってきました。この猫はもう15年以上前のことだと思いますが、新潟の柏崎で「猫」をテーマにした展覧会に野村さんが参加した時の作品です。キキも私の息子が運転する車で三国峠を越えて展覧会へ出かけました。そいで、たくさんの猫作品の間に座り込んで、お客さんの絶賛を博したんです。

  
野村さんちからの帰り道、朝日町4丁目で出会った猫たちです。この日はやたらと猫に出会いました。出会った猫全部をご覧に入れます。

 この茶猫は朝日町3丁目の駐車場でゴロゴロしてました。気持ちよさそう…

 いったん家に戻ってから、キキとの思い出の場所を巡りに出かけたんです。最初に出会った猫は日吉町2丁目です。市道の路面の「止まれ」のペインティングの上で立ち止まってました。猫的解釈かな…

  若宮町三丁目の猫です。寝てたんですが私に気づいて起きちゃいました。国領町1丁目の猫は近づいても起きませんでした。陽ざしの中で良く寝てました。この辺の猫たちには植木鉢の傍にいるのが流行っているのかもしれません。

  次に出会ったのはキキと散歩の稽古をした昭和町3丁目の路地でした。きょうだいかな…、この写真撮ってて車庫入れの自動車の邪魔しちゃいました。すみませんでした。

 街中へ戻ってきて出会ったのはこの二匹だけ、千代田町5丁目のまち猫と北海道場の事務所猫です。

  
そして、三河町で三匹。都合14匹の猫に出会ったんです。キキのこと思い出しながらうろついていたからってこともないでしょうけど…

 それが、昨日は全く猫に出会わなかったのです。家を出て、ソレイユ朝日クリニックに寄って、それから欅ウォークのケーズ電気で蛍光灯と椅子のクッション、無印良品でフランネルのシャツを買って、呑竜のヤギカフェに来るまで、全く会わなかったのです。


出会ったのは、ヤギカフェの店内に置かれた驚きの灯油ストーブです。何が驚きかと言うと、開店以来十数年通ってますが、ここで暖房器を見るのは初めてだったのです。寒いと湯たんぽを貸してくれるのがヤギカフェ流です。もしかすると、マスターのポリシーが大きく変わったのかもしれません。

 でも、灯油の臭いはしません。単なる装飾物かもしれません。推移を見守りたいと思います。食べ物の味にも、飲み物にも、全く変化はありません。ヤギカフェ日記にも変調は認められません。いただいたマッスル・ガパオの鮭の量も少なくなっていませんでした、おいしかったです。

 

  左が今日買った椅子のクッションです。右は今まで使ってきているクッションです。どちらも骨盤に良い刺激を与える形だと広告しています。見た目、左はダブルベーグル、右はシングルベーグルです。なぜ、ダブルベーグルを購入したのかというと…


昨日も家に帰ってPCの前に座ると、COCOが膝に乗ってきます。私の膝の上が居心地が良いので乗ってくるのだと思っていたら勘違いのようでした。不満げな表情を見てやってください。

 私が椅子から離れると、シングルベーグルのクッションの上でまん丸な焼き栗みたいになって離れようとしないのです。つまり、私が座っているクッションはCOCOのものだから退いてほしいという意思表示のために私の膝に乗ってくるのではと思いついたのです。そいで、シングルベーグルはCOCO専用に、私はそれと違うのをということでダブルベーグルを買って来たんです。


はい、私の仮説はとりあえず否定されませんでした。COCOはダブルベーグルには関心を示さず、シングルベーグルに乗ります。これで、クッション争奪戦は終息する可能性が出てきましたが、こちらも推移を見守る必要があります。

 

  夕食です。豆腐と秋茄子と蕪を油で揚げて餡かけにしました。餡には椎茸、ピーマン、ネギ、人参を細切りにして入れました。ふわふわ卵の海苔のせです。早い話がスクランブルエッグを刻み海苔と醤油でいただいたんです。

  それと派手なサラダです。レタス、二十日大根、ブロッコリーの茎、柿の実、ミニトマト、菊花、それとモッツアレラチーズをハニーマスタードソースで和えました。ご飯は十六穀米、それとサヤインゲンの胡麻和えです。肉も魚もなかったので、こんな夕食になりました。

 

10月28日の体温  7:45 36.8℃  12:00 36.6℃  21:20 36.8℃
 10月29日 7:30  体温 36.4℃  血圧 最高117 最低64

 

 若柳吉駒でございます。
私が祖母の初代吉駒の手ほどきを受けたのが2歳の時でした。3歳で美登利会の初舞台を踏ませていただきました。以来、伯母の吉啓師と二代目吉駒の指導の下、精進してまいりました。そして、第75回の舞踊会から美登利会を引き継いでおります。
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17年9ヶ月と17日一緒に暮らした猫のキキと別れて4年、昨日は、キキで心の中がいっぱいでした。

2021-10-28 07:45:52 | あんじゃあない毎日

2017年10月26日の朝のキキです。
朝ごはんを食べてくれませんでした。水だけは少しずつ飲んでくれていました。
私のところへ転がり込んできたときの推定年齢が2歳前後でしたから、猫年齢で20歳、人間年齢に換算すると95歳ぐらいの高齢猫でした。26日の夕方静かに旅立ったんです。

 2000年1月9日の初市まつりのよるでした。間もなく日付が変わるころ、酔った私はこの路地を抜けて家に向っていました。そうなんです、この辺りで、私の後ろをつけてくる猫に気づいたんです。その猫は、そのまま私についてわが家に入り込みました。そして、一緒の暮らしが始まったんです。
昨日は、別れて4年が経ったキキとの思い出の場所を訪ね歩いていました。今もブログのタイトルにその名を使い、時々登場もさせています。今日はキキについて猫自慢させてください。

 キキをわが家に受け入れたとき、既に成猫でしたが、ガリガリに痩せていて体重は1.8㎏しかありませんでした。健康診断をした狩野動物病院の院長さんは「栄養失調だ」でした。寄生虫もいました。健康を回復し、飼い猫の暮らしに慣れて、私と一緒に散歩ができる猫になるのに2年を要しました。この階段があるところ、キキが初めてリードをつけて散歩の稽古をした場所です。30分ほどかけて約5mの散歩でした。


2008年10月27日のキキです。猫マンションのてっぺんで丸くなってるところです。ブログを始めたころのキキです。

  緑色の背負い籠で私に背負われて自転車であちこちへ出かけていました。ユキ子さん車でも、東は板倉町、北は水上町、吾妻の嬬恋村も、多野の上野村も訪ねています。私の肩に乗って赤城山にも登りました。お花見にも付き合ってくれました。

 
街のお店にもお邪魔しました。紅茶のリバティー、呑竜のヤギカフェ、青井食堂、コーヒーの焙煎館、パーラーモモヤ、飲み処ひろ子、スナックペルル、おもちゃ屋の黒田人形店、リビングとファッションの店みちした、海苔屋の鳥山海苔店、魚屋の養田鮮魚店、みんな特別許可をいただいていました。左の写真はリバティーの店内ですけど、「ここに座ってなさい」というとちゃんと動かずに決められた椅子の上できちんとしていました。2年かけた私とのトレーニングの成果でした。

 るなぱあくの園長をしていたときは、時々助手を務めてくれました。県職員の「特別研修」の講師もしました。男女共同参画の講演会では講師の私の脇で1時間半の助手も務めました。いろんなことをやってくれた猫です。

  私が朝日新聞の社外執筆者として連載したコラム、「ヒゲ園長とキキ」、「ヒゲおじさん厨房に入る」ではいつも一緒でした。野村たかあきさんが描いてくれたタイトル画です。「ヒゲ園長とキキ」では、人間の言葉で喋っていました。でも、「ヒゲおじさん厨房に入る」では喋らせてもらえなくなりました。しゃもじを掲げているのは、沈黙を強いられたことへの抗議でした。

 朝日新聞の社外執筆者を降りた時から始まったのがこのブログです。野村さんがタイトル画をプレゼントしてくれました。そして、ずっといっよにブログを作ってきたんです。

 新聞やテレビにも何度も出てます。写真は、GTVから「小林一茶のこの句には、キキの寝顔を使わせて…」と出演依頼がありました。寝顔だけの出演でした。

 

  2009年、2010年の10月27日のキキです。いろいろ活躍してくれていたころです。

  私が暮らしている家は、2003年に完成した家です。吉駒の稽古場と伯母さんの隠居所に住まいがくっついている家です。「猫と日本舞踊のお師匠さんが暮らす家」というコンセプトで建築家の小見山健次さんが設計しました。猫用の特別な仕掛けがあちこちにあって、左の2011年10月27日のキキは、2階寝室の壁面に付けられているキャットウォークの上にいます。右は私と少々難しい問答をしていた2012年10月27日のキキです。

  2013年10月27日のキキは黄色の首輪をしてます。この首輪は、私の使う調理器具を選定してくれていたリビングとファッションの店「みちした」の亡くなったご主人が、「親父が仕入れたものだよ」と言ってプレゼントしてくれたものです。みんなに優しくしてもらえたキキでした。そして2014年10月27日のキキ、このころからキキの生活は静かになりました。推定年齢16歳、立派な高齢猫になっていました。

  2015年10月27日、高齢の割には毛艶の良い美しい猫でした。目もきりっとしていましたし、意思表示もしっかりしてたんです。それが、11月に入ったから体調に変化がみられるようになりました。それで、12月10日、小春日和の温かい日でした。緑の籠に入って私に背負われて、自転車で狩野動物病院へ診察に行ったんです。


検査と診察をした院長さんから「腎不全です。延命治療しかありません」と宣告されました。コバルジンという活性炭を使った尿毒症予防薬を毎食ごとに服用することになりました。上手に服用していけば1年近く延命できるという説明でした。


千代田町の中央イベント広場です。これが、キキの最期の散歩、私と一緒の外出はこのときでおしまいになりました。最後の散歩は、新しい前橋を予感出来る風景の中でした。この日から、私の大事な仕事、キキの命の日めくりが始まったんです。

 


2016年10月27日のキキです。コバルジンを上手に飲み続けていたキキは、翌年の秋もまだ元気でした。この年も「まえばし猫フェスティバル」公認キャンペーン猫をちゃんと務めてくれました。花屋の「花こう」のおかみさん特製の花冠が似合ったキキでした。

 キキは毎日ちゃんと食事をして、コバルジンを飲み続けて変わりなく暮らしていました。日めくりが365日を過ぎ、500日を超えると、狩野動物病院の院長は「キキの驚異的な頑張り」と驚きを隠しませんでした。餌は市販のキャットフーズだけでなく、鶏のささ身や白味魚を蒸して手作りすることが増えてきていました。


そして、2017年10月26日、キキは食べる気力を失いました。少しづつ水を与えながらずっと考えていました。昼近くになって決心しました。もう頑張らせちゃいけないって、動物としてのキキに、猫としてのキキに、自分の命のおしまいを任せようって思ったんです。「もう頑張らなくていいよ」、夕方までずっと寄り添っていたら、お迎えが来て、静かに眠りにつきました。腎不全の宣告を受けて始めた日めくりは665日で終わり、一緒の暮らしも17年9ヶ月と17日でおしまいとなりました。

 

 COCOにキキのことを話していたんです。COCOにはキキの真似をさせる気はありません。COCOには普通に猫していてもらおうと思っています。でも、ブログのタイトルに死んでもういないキキの名が使われていることを疑問に思っているかもしれないと思い、話しました。

昨日、街を歩き回っていたら、14匹の猫に出会いました。なぜか行く先々で猫に出会ったんです。この話は次回に回します。キキのことをくだくだ書いちまってすまなく思います。昨日は、心の中がキキでいっぱいだったのです、お許しください。

 

10月27日の体温  7:10 36.5℃  11:00 36.6℃  21:00 36.8℃
 10月28日 7:45  体温 36.8℃  血圧 最高130 最低76

 

 若柳吉駒でございます。
私が祖母の初代吉駒の手ほどきを受けたのが2歳の時でした。3歳で美登利会の初舞台を踏ませていただきました。以来、伯母の吉啓師と二代目吉駒の指導の下、精進してまいりました。そして、第75回の舞踊会から美登利会を引き継いでおります。
第78回美登利会は、来春の4月10日開催の予定で会場を手配いたしました。会員一同、これまで以上に精進を重ねてまいりますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
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4年ぶりに吉田栗園へ、四人の歳たすと330歳の栗拾い、秋晴れの行楽でした。

2021-10-27 07:27:57 | あんじゃあない毎日

昨日は富田町の吉田栗園へ栗拾いに行ってきました。
吉田栗園の栗拾いは今月いっぱい、もうおしまい間近の栗拾いでした。

 
伯母さん(二代目吉駒)が栗拾いが大好きで、毎年楽しみにしていました。2017年9月27日に突然亡くなった時、実は吉田栗園へ栗拾いの予約がしてあったのです。伯母さんはその秋の栗を拾わずに旅立ちました。もちろん予約はキャンセルさせてもらいました。あれから4年経って、伯母さんはいないけど栗拾いをしようってことになったんです。ユキ子さんの両親も一緒、4人合わせて330歳の秋の行楽となりました。

 
吉田栗園で一番遅くに実る栗は「晩赤(ばんせき)」という品種だそうです。大粒の栗です。義父さんは、携帯の椅子に腰かけて栗のイガ剥きです。片足で抑えて、もう一方の足でイガを剥きます。さすが栗拾い歴〇〇年、うまいもんです。

 
栗園からは赤城山が眺められます。空気が澄んでいたので、素敵な姿を見せてくれていました。前橋の街から見るのと少し違って、この辺りからの方が赤城山が巨大な火山であることがその姿からよく分かります。鍋割も火山らしい姿に見えます。

 
栗園の脇にお茶の木の生垣、ちょうど花がたくさん咲いていました。お茶の花って、下向きに咲くので写真に撮りにくいです。吉田栗園は10月いっぱいで栗拾いは終わりますが、12月まで熟成栗と焼き栗の販売をしています。詳しくは吉田栗園ホームページをご覧ください。

 

 前夜は雨でした。予報では午前中は雨が残るみたいなことでしたが、9時過ぎにはCOCOが陽だまりで日向ぼっこしながら昼寝をしていました。お天気の回復が足ばやで、出かけるときには素敵な秋晴れになっていました。

 
栗拾いしたあとは、栗園の東側の県道沿いに開店した「空っ風珈琲焙煎所」でコーヒーを飲んで休息させてもらいました。それから、富田町の猫にごあいさつ、JA前橋の「産直ゆうあい館」で両親の家の玄関先に飾るボサ菊なんかを買い物して帰ってきたんです。平均年齢82.5歳の秋の行楽は無事に楽しくできました。

 


これが吉田栗園で拾った「晩赤」です。立派な栗です。大きいのが見えますよね…

 一番大きなのは57㌘ありました。ちょうど鶏の卵と同じぐらいです。拾った栗はすぐに茹でたりしないで、ポリ袋に詰めて冷蔵庫のチルド室で1~2週間熟成すると甘みが増しておいしくなります。吉田栗園で販売している熟成栗は3℃で冷蔵して熟成させているそうです。


こちらが焼き栗です。食べ始めると止まらなくなるおいしさです。今回は少し多めに予約して焼いてもらって、ユキ子さんの弟やなんかへ前橋の秋を送りました。

 こちらは、私が煮た栗の渋皮煮です。吉田栗園の栗ではなく、他所からいただいたのを熟成させて煮たものです。おいしく煮えました。

 

 栗に関心のないCOCOの寝姿です。この秋は、せっかく用意した寝床を使わなくなって、去年愛用していた籐椅子にもそっぽ、私のPC作業用の椅子の上で焦げたベーグルみたいに寝ています。なんとなく焼き栗にも似ているような気がしてきました。

  行楽の後の夕食は栄養をつけなくちゃです。鳥の手羽先のにんにく醤油焼きです。それと、ほうれん草と卵のスープ。

  サラダはレタス、茹でナス、二十日大根、カブ、茹でたシメジ、キュウリ、菊花に、ゴマ醤油味のソースです。そして焼きビーフン、豚肉と干しエビ、野菜5種をたっぷりです。焼きビーフンは私の青春の味です。渋谷の裏路地でパイカル(白乾児)を飲みながら食べてました。20歳の頃の記憶です。

今日はキキの命日です。静かに過ごします。

 

10月26日の体温  7:00 36.7℃  12:30 36.5℃  21:00 36.6℃
 10月27日 7:10  体温 36.5℃  血圧 最高115 最低53

 

 若柳吉駒でございます。
私が祖母の初代吉駒の手ほどきを受けたのが2歳の時でした。3歳で美登利会の初舞台を踏ませていただきました。以来、伯母の吉啓師と二代目吉駒の指導の下、精進してまいりました。そして、第75回の舞踊会から美登利会を引き継いでおります。
第78回美登利会は、来春の4月10日開催の予定で会場を手配いたしました。会員一同、これまで以上に精進を重ねてまいりますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
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日の出が遅くなりました。秋色がだんだん深くなってきてます。今日は栗拾いに出かけます。

2021-10-26 07:28:20 | あんじゃあない毎日

昨日の日の出です。
私の家から見る日の出の時刻が午前6時過ぎになりました。日の出の時刻もどんどん遅くなってきています。そのうち、起床時のストレッチは電燈を点けて、暖房を入れてやるようになります。

 太陽の左側の木立はこども公園の木々です。日の出がこども公園の南側まで移動しました。

 

  
朝食後のCOCOは私の椅子の上で丸くなって昼寝を始めました。日の出の後、太陽は雲に隠れて日差しが届かなくなっていたんです。庭のヤマモミジが急に色づき始めました。JAファーマーズ朝日町店へ月曜定例の買い出しにでると、赤城山は雲の下で青くなっていました。肌寒かったです。


赤大根、ネギ、青首大根、シルクスイート(群馬生まれのサツマイモ)、蕪、二十日大根、金時草、ほうれん草、ブロッコリー、ナス、ニラ、シメジ、椎茸、菊花、これで金曜日の朝までもたせます。秋になると葉物が減って根菜が増えますね。

 

 11時からDroitのトレーニング、昨日は広瀬川シルクスタジオで南部トレーナーの指導を受けました。目下の体調を考慮して少し軽めのメニューにしてくれました。でもね、指導は厳格、おかげで身体がちゃんと動いています。

 
広瀬川の河畔緑地の整備工事がだいぶ進んで、インターロッキングの張替えが朔太郎さんの足元近くにまで迫って来てました。気をつけてくださいね、足先やられないように。太陽の鐘が暮らす杜も、木々の葉が少し色づき始めていました。

 

 昼食は家に戻って作って食べました。つくったと言っても、うどんを茹でて、前日に煮た牛筋を使って、ブロッコリーと青ネギをいっぱい入れた濃厚な汁でいただいたんです。おいしかったです。

 
しばらく休んでから外へ出てみると、近所の空き地のドクダミの葉が赤く色づいて、ヘクソカズラの実も橙色になっていました。
NHKが、「群馬大学病院 外来診療再開 水質検査の結果 異常は確認されず。群馬大学病院で、水道水から基準値を大幅に超える窒素を含んだ物質が検出された問題で、外来診療を行う建物に供給される水に異常がないことが確認されたとして、すべての診療科の外来を再開しました」と報じました。午後3時55分です。

 
イチョウの若木の葉が色づき始めていました。見事に紅葉したカエデに出会いました。これは、メープルシロップを採るサトウカエデかな、よく分からないけど、そんな気がします。
群大病院のHPを見ると、2021.10.25の日付(時刻なし)で「外来診療の再開について」という表題のお知らせが掲載されていました。これを読んでわかるのは「附属病院の外来診療を10月25日(月)13時から再開することとしました」ということだけ。その前の説明は読んでもさっぱり分かりません。水道水から亜硝酸性窒素が検出された原因、その後取った対策、安全性の根拠などは全く不明です。もう少しちゃんとしてほしいです。

 
COCOは一日の大半を私の椅子を占拠してベーグル状態で過ごしています。少々気になって、「ニャンデント コットンでハミガキスティック」(CAINZ)という長い名前のおもちゃを導入しました。噛んだり、咥えたりして遊びながら歯の衛生に役立てるおもちゃです。1時間ほど有効に運動してくれました。

 

  
夕食の支度の前に、いただき物の栗を渋皮煮に加工することにして、鬼皮を剥いて、渋抜きのための茹でこぼし作業をしました。それと、菊の花の花びらをむしりました。この菊は玄関先のボサ菊ではありません。ボサ菊はちゃんと虫たちのお食事処に提供しています。

  
夕食はカキフライとツナとポテトのコロッケでした。付け合わせの野菜は、菊花、二十日大根、金時草、サヤインゲン入りマッシュポテト、ミニトマト、ピーマンのフリッターです。それと、金時草のポン酢和え、十六穀米のごはんとシメジとサヤインゲンの汁でした。皿数の少ない夕食になりました。カキフライは、今シーズン初めて、「冬の献立ですね…」とユキ子さんが言ってました。

今日は富田町の吉田栗園へ、平均年齢82.5歳の4人で栗拾いに行ってきます。5年ぶりのくり拾いツアーです。休憩は空っ風珈琲焙煎所を予定しています。

 

10月25日の体温  7:00 36.4℃  13:30 36.6℃  21:30 36.8℃
 10月26日 7:00  体温 36.7℃  血圧 最高122 最低73

 

 若柳吉駒でございます。
私が祖母の初代吉駒の手ほどきを受けたのが2歳の時でした。3歳で美登利会の初舞台を踏ませていただきました。以来、伯母の吉啓師と二代目吉駒の指導の下、精進してまいりました。そして、第75回の舞踊会から美登利会を引き継いでおります。
第78回美登利会は、来春の4月10日開催の予定で会場を手配いたしました。会員一同、これまで以上に精進を重ねてまいりますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


久しぶりに館林美術館を訪ね、フラナガンの野兎に会って、ニルス・ウド展のポスターを懐かしみ、山口晃の作品を楽しんできました

2021-10-25 07:01:59 | あんじゃあない毎日

バリー・フラナガンの作品「鐘の上の野兎」です。
群馬県立館林美術館の入り口にシンボルみたいに置かれています。9月に来ようと思ってたのですが、遅くなって、それにずいぶん久しぶりでした。ずっと来ていなかったんです。

 館林美術館では、「たてびレポート 開館20周年を楽しむ展覧会」(11月7日まで)が開かれています。案内には次のように書かれていました。

群馬県立館林美術館は、今年で開館20周年を迎えます。本展では、コレクションによって美術館のこれまでとこれからを考えるとともに、アートを楽しむ展示を行います。
当館は開館以来の大きなテーマとして、「自然と人間とのかかわり」を掲げてきました。そこで、まず収蔵・寄託作品から動物や人、自然を表現した作品を中心に展示し、これまでの活動について振り返ります。そして、コレクションの広がりやこれからを考える機会として、今年度新しく収蔵した群馬県ゆかりの作家である山口晃の《深山寺参詣圖》を初披露し、作家へのインタビューにより深掘りした紹介を行います。

 24年前のことでした。突然、この美術館の営繕のヘッドワークが私の仕事になっちゃったんです。それからいろいろなことがありました。あり過ぎたんです。「そうか、もう20年以上経っちまったんだ…」、それだけの気持ちで余分なことを思い出さないようにしてきたんです。それと、新たに収蔵した山口晃さんの作品が見たかったのです。山口晃さんの画集は私の入院生活を支えてくれた一冊でした。

 展覧会の案内は美術館HPのこちらをご覧ください。そいでね、若い人たちのためのガイドが良くできてたんで、その一部を掲載します。画像をクリックしてポップアップ画面でご覧ください。

     

展示室で公開制作している、星素子さんの「館林バトン&エアハグ」も、安部泰輔さんの「ハヤシガモリ」も楽しめましたよ。「自然と人間のかかわり」というテーマのことを考えながら、2002年の春の「ニルス・ウド展」のポスター見て、懐かしい記憶をたどっていました。今も、頑張っている学芸の皆さんに敬意を表します。


ほんと、久しぶりでした。周りの木立がずいぶん大きくなっていました。

 

 朝、ボサ菊を見ると、こんな奴がいました。ミツバチやハナアブ、小さな甲虫類が集まってくるのを待ち伏せしているんですね。

  館林へ出かける前に、朝食用の常備菜が底つきそうなので、ありあわせの材料で三品作りました。それと、買い込んでおいた牛筋肉の下煮をしました。あく取りして、1時間半ほど茹でます。

  COCOは、二階の猫窓で日向ぼっこをしてました。でも、出かけるとき覗いたら、私のベットの上でしっかり昼寝をしていました。

 

 国道50号から国道17号上武道路、それから国道354号で東へ、大泉町で国道122号に乗り換えて、美術館のある館林市の多々良まで、休憩なしで走ってもらって1時間15分ほどでした。

  美術館の近くにある川魚料理店「魚又」で昼食です。うな重をいただきました。とてもおいしかったのですが、ご飯の盛りがよろしくて三分の一ほど残してしまいました。残念です。さすが館林、私たちが入った後は、空席待ちのお客さんが入り口で列を作っていました。

 

 
館林美術館は多々良沼に隣接する湿地を干拓した農地の外れにあります。広い田んぼは稲刈りの真っ最中でした。コンバインが何台も走り回っていました。

 
多々良沼です。私が小学生のとき、父が小泉農業高校(現大泉高校)の校長に赴任した時、夏休みを大泉で過ごしました。パン屋のおじさん、通称「パンジー」が運転するバイクに乗って、この沼まで魚取りに来ました。ウケでタナゴを獲ったり、餌釣りでマブナを釣ったりしてたんです。遠い記憶です。

 

  帰りには、伊勢崎市連取町の「砂糖の華」という洋菓子屋のティールームでお茶してきました。このお店2度目です。雰囲気の良いお店です。
少し疲れましたけど、家に戻って夕食を作りました。

 先に夕食をすませたCOCOは、私の椅子を占拠して焦げたベーグルになっていました。

  
夕食は、牛筋と豆腐、大根の煮物、ほうれん草も添えました。春菊いっぱいの出汁巻き玉子です。そして野菜の和え物三品、ブロッコリーとほうれん草とサヤインゲンです。

 ご飯は十六穀米、汁は味噌仕立てのブロッコリーの茎のすり流しに春菊を入れました。素朴な味の夕食になりました。

 

10月24日の体温  7:15 36.5℃  13:00 36.3℃  21:00 36.4℃
 10月25日 7:00  体温 36.4℃  血圧 最高123 最低63

 

 若柳吉駒でございます。
私が祖母の初代吉駒の手ほどきを受けたのが2歳の時でした。3歳で美登利会の初舞台を踏ませていただきました。以来、伯母の吉啓師と二代目吉駒の指導の下、精進してまいりました。そして、第75回の舞踊会から美登利会を引き継いでおります。
第78回美登利会は、来春の4月10日開催の予定で会場を手配いたしました。会員一同、これまで以上に精進を重ねてまいりますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください

 


用無しの土曜日、COCOはへそ天日向ぼっこ、私は秋を探しにこども公園から街へ、銀杏、曙杉、小蒲、錦木、紅葉葉楓………

2021-10-24 07:26:21 | あんじゃあない毎日

昨日の午前、COCOがお天道さん相手にへそ天寝姿してました。
お臍にも日向ぼっこさせてあげているみたいです。窓の外は秋の冷たい風が吹いていました。

 
朝のご用を済ませてCOCOの様子を見に来たら、私のベットの上の陽だまりで昼寝をしてました。どんな顔してんのかなと覗き込んだら、突然寝返りを打って、へそ天になっちまったんです。お天道さんとすっかり仲良しになったCOCOです。

 

  
この春にいただいて庭に植えこんだ植物、フッキソウだと思っていたら花芽がつきました。どうやら違うようです、何だろう。ホトトギスは間もなくおしまいになりそうです。つわぶきの花が咲き始めました。庭の植物もァ忙しく秋をしています。


用の無い土曜日、ぶらぶら秋を探しに出かけることにしました。こども公園に来ると、色づき始めた公孫樹の木の下の遊具で子どもたちが歓声を上げて遊んでいます。親たちはその周りでなんか寒そう、しっかり着込んで見守っていました。

  
若いイチョウ(銀杏)の木は色づくのが早いです。葉はすっかり黄色くなっていました。メタセコイア(曙杉)の木は雄花の花房がいっぱい、少し黄色味がかってきています、葉っぱも雄花も赤茶色に染まるはずです。大きなイチョウはまだほんのわずかに色づいているだけ、粘り強く緑してます。

  
子どもたちの観察用の田んぼは稲刈りも終わって、アサザの葉に黄色くなったのが見られるようになりました。コガマ(小蒲)の穂は熟して今にも種を飛ばしそうと思ったら、もう飛ばしている穂もありました。綿毛がむくむくと穂から湧き出てきています。風に乗せて種を飛ばしてます。

  
ニシキギ(錦木)の実が割れて中から赤い種が顔を出していました。モミジバフウ(紅葉葉楓)の木の葉が色づいてきています。これから赤くなります。オオヤマザクラ(大山桜)の葉も色づいていました。


ケヤキ(欅)の木の向こうに赤城山が見えます。寒気が来てるんですね、山頂の向こうに雲、上州武尊山や新潟との国境の山並みは雲に隠れていました。

  きれいに色づいて赤い実をつけたハナミズキです。園内の佐久間川には落ち葉がいっぱいでした。秋です。

 

 
こども公園をうろうろしてから、その足で街まで歩いて行きました。風が強くなってきていました。白い雲が北西から南東へ勢いよく流れて行きます。三河町で顔見知り猫に出会いました。<どこ行くの?>、「スズランで買い物して、それから青井食堂でお昼だよ…」

 
先週までは街中で半袖姿に出会ったのですが、昨日はみんなしっかり着込んでいました。温かそうな服で歩いています。これが街の秋景色だいね。

 スズランでカーディガンと香辛料を買ってから、イベント広場前のcommに寄って、前橋新聞me bu ku創刊2号を15部ほどもらいました。1階にいろんな刷り物が置いてあって自由に持ち帰ってよいのです。前橋新聞だけでなく、いろいろありますので、通りかかりに気が向いた刷り物をもらって来ています。


イベント広場の掲示板でこんなポスターを見っけました。「チェアリーグinMAESOU」、MAESOUは荒口町にある前橋総合運動公園のことみたいです。11月13日(土)に「いす持って来い」だそうです。詳しいことはこちらをご覧ください。秋らしいイベントみたいですよ。

 

 青井食堂で味噌ラーメンでお昼して、呑竜のヤギカフェでケーキを分けてもらいました。ヤギカフェにはハローウィン特製ケーキがありました。近くでサザンカの花に会いました。

  
諏訪橋までくると広瀬川の畔でイベントが開かれてるみたい、キッチンカーがみえました。城東町に戻ったら、熟れたオリーブの実と色づき始めた金柑の実、まちの秋探しのおしまいです。

 

  いえに戻って、ユキ子さんに珈琲を淹れてもらって、ヤギカフェのケーキでおやつです。私は沼田の紅玉入りバターケーキ、ユキ子さんはカボチャの入ったベイクドチーズケーキ、おいしかったです。COCOは、台所のガラス戸jから差し込む西日の中から、ケーキを食べる私を見上げていました。


休憩を終えて、メッセージのやり取りをするのでPCの前に座ったら、COCOがすぐ膝の上に乗ってきました。これも秋のせいかもしれません。

 

  
夕食は、ちょいと中華風です。ワインに漬けておいた豚バラ肉の生姜焼きを野菜炒め(ニラ、人参、ピーマン)の上に載せて。サラダは白菜とナスとトマトを胡麻醤油風味で。スープは春菊とシメジの卵どじ、そして十六穀米はサヤインゲンとじゃこと卵でチャーハンにしました。

秋は急ぎ足みたいです。あっという間に行ってしまうかもしれません。今日は館林美術館へ行けそうです。

 

10月23日の体温  8:00 36.4℃  14:00 36.6℃  21:00 36.9℃
 10月24日 7:15  体温 36.5℃  血圧 最高125  最低60

 

 若柳吉駒でございます。
私が祖母の初代吉駒の手ほどきを受けたのが2歳の時でした。3歳で美登利会の初舞台を踏ませていただきました。以来、伯母の吉啓師と二代目吉駒の指導の下、精進してまいりました。そして、第75回の舞踊会から美登利会を引き継いでおります。
第78回美登利会は、来春の4月10日開催の予定で会場を手配いたしました。会員一同、これまで以上に精進を重ねてまいりますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
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雨の金曜日、野菜の買い出しとDroitのトレーニング、除去可能な窒素成分が原因の群大病院の水道水事故が気になっていました。

2021-10-23 08:00:26 | あんじゃあない毎日

昨日の午前9時半ごろの赤城山です。
鍋割がかすかに見えています。今にも降りだしそうな空でした。金曜定例の野菜の買い出しを済ませて、JAファーマーズ朝日町店を出たら、細い細い雨が少しだけ降り始めました。

 カブ、ブロッコリー、ほうれん草、春菊、キュウリ、小型の白菜、サヤインゲン、ズッキーニ、ナス、ピーマン、人参、ミニトマト、シメジ、舞茸なんかを買い込んできました。すべて前橋産、このぐらいの種類が手に入ると嬉しいです。


野菜を片付けてメールチェックしようとPCのとこへ行くと、COCOが私の椅子で丸くなって寝てました。焦げたベーグルみたいです。仕方なく立ったままチェックして、それからDroitのトレーニングへ出かける支度をしました。

 

 旧二中の解体工事が最終段階に入っています。西側の塀やフェンスの撤去作業が始まりました。建物と違っ、て小型のパワーシャベルで撤去作業をしていました。もうじき、ただの空き地になります。出会った町内の人から、「あとは何ができるんですか?」と尋ねられました。「知らないのですよ。自治会長に聞いてください」とお答えしました。全く知らないのです。

 
赤城県道へ出ると、並木のハナミズキの葉が急に色づき始めていました。太陽の鐘が暮らす小さな杜も木の葉が散った木や色づき始めた木が見られるようになりました。Droitでは鈴木トレーナーにこの間の体の変調と眼科の健診結果を伝えました。トレーニングは軽め、あと水分の摂り方をアドバイスしてくれました。

 トレーニングを終えて出ると、弱い雨が降っていました。立川通の焙煎館でコーヒー豆を買って出てきたら、屋根付きの歩道を傘さして歩いている人がいました。雨になりました。青井食堂へ行くと、鈴木トレーナーが生サンマの塩焼き定食を食べてました。私は隣の席でタンメンを食べました。なんとなくおかしいです。

 緊急事態宣言下でお休みしていた飲食店が再開しています。でも、人通りは増えてない気がします。きのうは雨になってしまったのでことさらなのかもしれません。銀座通りの事務所猫も人通りのない街を眺めていました。私はゴアテックスのフード付きコート姿で自転車をこいでました。

 

 家に帰ると、COCOが猫窓から雨を眺めてました。それにしても気になるのは、群馬大学付属病院が外来診療と救急患者の受け入れを休止していることです。HPの告知では「現在、原因について調査中です」としか書かれていません。

 群大病院は病床数731床、一日平均2千人近い外来診療を行っている群馬県の基幹病院です。その病院の機能がほぼ完全に止まっています。報道によると、自家上水道の原水に使っている井戸水に基準値を超えるの有機窒素が含まれていることが判明したからだということです。そのことが原因で入院中の乳児10人が健康障害を起こしたというのです。県の環境行政に携わったことのある私には、にわかに信じられない事故です。

 少し面倒な話ですが説明します。環境基本法に基づいて地下水の水質汚濁に係る環境基準が定められています。この基準では、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の合計の含有量は10mg/㍑以下とされています。水道法ではこの基準に加えて2014年(平成26年)より亜硝酸性窒素の含有量は0.04mg/㍑という厳しい基準値が設けられました。これは、亜硝酸性窒素をふくむ水で溶かした粉ミルクを飲んでいた乳幼児に健康被害が出たからです。最近の出来事ですから、群大病院の皆さんも知らないはずはありません。

 群馬県では、毎年1回、4㎞メッシュに1ヶ所、総数151ヶ所の井戸について水質調査を行いその結果を公表しています。令和2年度調査の結果はこちらで見られます。国が定める環境基準を超える数値が出ているのは、亜硝酸性窒素が24ヶ所、それ以外の項目が2ヶ所です。群馬の地下水は有機窒素に汚染されているケースが多いのです。これは今更でなく、ずいぶん前からのことで広く知られていることです。それに、市町村営の公共水道では水道法の規定に基づいて定期的に水質検査を行い、硝酸性窒素や亜硝酸性窒素を取り除く有効な浄化方法を使っていますから、地下水を原水としている水道でも問題を起こした事例は、私の記憶にはありません。


雨を眺めるのに飽きたCOCOは、私の椅子を占拠してくつろいでいました。
亜硝酸性窒素という物質は除去可能な物質です。たとえ原水に使う井戸水に含まれていても、有効な浄化方法があります。その一つは活性炭による吸着です。活性炭フィルターを使うことによって基準値内の安全な水を製造することが可能です。群大病院の水道のような自家水道も水道法の適用を受けます。群大病院も定期的に水質検査を行い有効な浄化方法で危険な物質を取り除く義務があります。できることができなかった、大変不思議な事故です。

 水道水は安全第一です。ペットボトルで販売されている水は清涼飲料水です。水道水は清涼飲料水よりも厳しい基準で製造されています。何よりも安全第一だからです。今朝の上毛新聞の記事では、「(前橋)市が病院で採取した水からは1㍑あたりから0.828mgの亜硝酸態窒素が検出され基準値(1㍑あたり0.04mg)の約20倍であった。病院側の検査では約1万2千倍の値も測定された」と報じられています。除去可能な物質が何故取り除かれなかったのか、すごく気になります。そして、何よりも外来診療を利用できなくなった患者さんはどうしているのかものすごく気になります。心配です。

 

 雨は降り続いて、4時半ごろから暗くなり始めました。冷え込んできてます。

  
夕食、まずは野菜のスープです。大根、人参、ブロッコリーの茎、ほうれん草です。それから真ガレイを使った料理を二品、真ガレイのカルバッチョ、野菜は、白菜、玉ネギ、二十日大根、二十日大根の葉、ミニトマト、カボスを使いました。それと、真ガレイのポワレ・蜂蜜入りのバルサミコソースです。付け合わせは蓮根、ブロッコリー、ズッキーニです。真ガレイがすごくおいしかったです。

 ほうれん草とパプリカのパスタです。使っている麵は富士見町の石田製麺のほうれん草入り生パスタです。野菜いっぱいの夕食になりました

 

10月22日の体温  7:20 36.6℃  14:00 36.6℃  21:30 36.5℃
 10月23日 8:00  体温 36.4℃  血圧 最高128 最低68

 

 若柳吉駒でございます。
私が祖母の初代吉駒の手ほどきを受けたのが2歳の時でした。3歳で美登利会の初舞台を踏ませていただきました。以来、伯母の吉啓師と二代目吉駒の指導の下、精進してまいりました。そして、第75回の舞踊会から美登利会を引き継いでおります。
第78回美登利会は、来春の4月10日開催の予定で会場を手配いたしました。会員一同、これまで以上に精進を重ねてまいりますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
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前橋新聞me bu ku2号が届いた日は、オキアジを買って、仙人草の若い実を見っけ、秋らしい夕暮れを眺めました

2021-10-22 07:25:25 | あんじゃあない毎日

朝食後のCOCOは私のベットの上の陽だまりで日向ぼっこしています。
昨日の朝もヒヤッとしてて、6時前の気温は8.5℃、寒いので二度寝したら朝寝坊してしまいました。しっかり秋になったみたいです。

 キキも秋から冬の朝は、いつもベットの上の陽だまりの中にいました。日向ぼっこしている猫は、すごく優しく見えます。どうしてかな…

 
ゴミ出しをしたユキ子さんが「バッタがいるよ」って知らせてきました。板塀の窪みに逆さにしがみついています、秋風に飛ばされてきちゃったんだと思います。そのままそっとにしておきました。ボサ菊の花の数がどんどん増えてきています。まだまだですが、賑やかになってきたそんな朝…


「前橋新聞me bu ku」の創刊二号が届きました。表表紙はNIGO、裏表紙は若き美容師さん、2号のテーマは「衣料と美容」でした。「前橋新聞me bu ku」のホームページはこちらFBホームはこちらです。ホームページからはデジタルブックも読めますよ。創刊号でおしまいにならなくて良かったです、お祝いしなくちゃ!

 


前日の体調不良があったのでおとなしくしていたのですが、昼近くなって少し体を動かすことにしました。岩神町の養田鮮魚店まで買い物です。旧二中の跡地、建物はすっかり姿を消し、校庭のまわりの木々や防球ネットもも取り除かれ、解体工事もいよいよ大詰めになっています。遠く赤城山が見えてました。

 
昭和町の路地の向こうに榛名山の二ッ岳が見えていました。岩神町の立派な門の中のアンズの木の葉が色づき始めていました。急に秋が進み始めています。

   

  養田鮮魚店の鮮魚ケースは水族館みたい、40年かけてこの鮮魚ケースで魚を勉強してきました。魚が姿のまま並べられている数少ない魚屋です。昨日は、イシダイ、天然カンパチ、オキアジ、ヘダイ、マダイ、真ガレイなんかが並んでました。例えば最初のイシダイに似たのでイシガキダイってのがいますが、成魚になって口先が黒いのがイシダイ、白いのがイシガキダイ、役に立つかどうかは別ですけど…

 帰りは風呂川沿いの道、養田さんではオキアジ1尾、真ガレイ1尾、それにマグロ少々を買いました。川沿いを眺めなていたら…


不思議なものを見っけました。ポヤポヤの綿毛に包まれたものから、ニョロニョロっとした角というかヒゲというかが1本伸び出してきています。奇妙なものですね…

 9月3日にお目にかけたセンニンソウです。奇妙なものは、このセンニンソウの若い実です。まだ変化します。熟すとまた違う姿になります。出会ったらご紹介しますね。

 
柳原から赤城山を眺め、呑竜仲店のヤギカフェでお昼を食べました。チーズをのせたブラックドライカレーとサラダ、飲み物は温かいミルクコーヒーでした。秋になって、ヤギカフェはデザートが豊富になっています。リンゴ入りバターケーキをお土産に買うつもりだったのを忘れたことを家に着いて思いだしました。今日また買いに行かねば…

 

  のんびりした魚の買い出しでした。桃井橋を渡っていたら、広瀬川の川面に風波が立っていました。家に戻って、昨日は包丁研ぎをしました。二、三ヶ月に1回ほどの作業です。この柳葉包丁、もう30年以上前、「みちした」の亡くなったご主人が「キョウサンならこの程度かな…」と選んでくれたものです。いまだに、この程度の意味が分からないままに使っています。


ユキ子さんの両親へお届けした夕食のおかずです。天ぷらは真ガレイ、ズッキーニ、ピーマン、れんこんです。酢の物は菊の花と新生姜、煮物は里芋、ほうれん草、カレイの卵、秋茄子の炊き合わせです。刺身はオキアジとマグロ、それとカレイの縁側です。


出来上がったお重を届けに行ったのが5時半ごろ、広東橋の夕暮れの風景です。昨日の前橋の日没時刻は17時1分、今日からは5時前に日が沈みます。昼間がずいぶん短くなりました。

 

  
わが家の夕食です。刺身の盛り合わせはオキアジ、マグロ、それと真ガレイのたち落としです。煮物は、真ガレイの卵と秋茄子の炊き合わせです。そして蓮根、ズッキーニ、ピーマンの天ぷらです。真ガレイは昆布締めして冷蔵庫保存。刺身のオキアジ、半分は皮付きのまま炙りにしてあります。これと、十六穀米の飯、豆腐とホウレンソウの汁でした。鹿児島から来たオキアジ、おいしかったです。

 

10月21日の体温  7:50 36.5℃  14:30 36.7℃  21:00 36.8℃
 10月22日 7:20  体温 36.6℃  血圧 最高128 最低64

 

 若柳吉駒でございます。
私が祖母の初代吉駒の手ほどきを受けたのが2歳の時でした。3歳で美登利会の初舞台を踏ませていただきました。以来、伯母の吉啓師と二代目吉駒の指導の下、精進してまいりました。そして、第75回の舞踊会から美登利会を引き継いでおります。
第78回美登利会は、来春の4月10日開催の予定で会場を手配いたしました。会員一同、これまで以上に精進を重ねてまいりますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください