猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

広瀬川に水の流れが戻った、運良く撮れた流れの先頭をご覧ください。「十六本堰下流…」は下大島の梨畑です。

2022-03-08 07:39:04 | あんじゃあない毎日

広瀬川の十六本堰に水の流れが帰ってきました。でも、広瀬川側の水門が大きく開かれていて、流れ来た水の全量が広瀬川下流へ流されています。端気川にはまだ水が流されていません。なんかの都合で端気川の通水が数日遅れるようです。

 
昨日は月曜日なので9時半からJAファーマーズ朝日町店で買い物をしていました。野菜なんかを買い込んで店の外へ出ると、広瀬川の対岸のこども公園の木立の間にうっすらと雪化粧した赤城山が見えていました。山の写真を撮っていたら、川の上流から音が聞こえれ来たんです。ガサガサというか、ザワザワというか…。見たら、水が流れてくるのが見えました。10時少し過ぎた頃でした。

  
水は乾いた川底を少しずつ飲み込みながら私の足元へ向かってきます。水というよりもなんか不思議な生き物が這ってくるみたいです。いつもの水の流れの音とは違います。ザワザワってな感じの音です。

 
濁り水です。茶色く濁った水です。枯草や木っ端やごみをいっぱい浮かべて流れてきます。「やっぱり川は水が流れてる方がいいやいね…」写真を撮っている私の隣に来て眺めていたおじさんがつぶやきました。


私の足元を通り過ぎた水の先頭は、引き続きザワザワ音を立てながら、下流の乾いた川底を包み込んで行きました。広瀬川に、水が戻ってきたんです。

 

  十六本堰下流の広瀬川あたり その11
  第11回は『下大島の梨畑』です


前橋古河線の下を潜り抜けた広瀬川は、田園風景の中へ出ます。野菜畑や果樹園の間を流れ下って行きます。途中に農業用水の取水のための小さな堰があります。

 
下大島町は前橋で最も果樹栽培が盛んな地区です。果樹農家は下大島果樹組合を組織して梨を中心にモモやプラムも生産しています。梨生産農家は46戸、栽培面積は20ha、詳しいことは組合ホームページをご覧ください。3月の梨畑は、徒長枝の剪定と誘引の作業が行われています。右の写真の奥の方で、踏み台にあがって作業している人が見えます。


梨畑の春は真っ白、花の季節を迎えます。4月10日過ぎごろが花の最盛期です。この写真は2015年4月12日に撮影したものです。子どものころに近くに暮らしていた私にとって、春の花は桜でなくて梨の花でした。

 
5弁の花びらを持つ純白の梨の花は桜の花にも劣らない美しさです。ただ、独特の匂いをもっていますので、花に鼻を近づけずに鑑賞することをお薦めします。鼻を押し付けない限りは、気づくことのない匂いです。

 
花の咲いた梨畑では、人工授粉の作業が行われています。綿毛のタンポンに花粉をつけて、一つ一つの花の雌しべに花粉をつけて行くのです。梨づくりは結構手仕事の多い、大事な農作業です。どんな作業でつくられるのかはこちらをご覧ください。四月になったら、是非きれいな梨の花を見に行ってください。そして、8月から開く直売所で是非お買い上げを、おいしい大島梨です。今回はここまでです。

 

 
赤城山はうっすらと雪化粧していました。前夜は降っていたみたいです。冷たい風の中を食材を買ってきました。大根が端境期に入って良いものが少なくなりました。その代わり、この時期にだけで回る春野菜にありつけました。夕食で使いましたのでご覧ください。

 
11時からDroitでトレーニング、水の戻った広瀬川を眺めながら出かけました。左は桃井橋から下流を見ています。右は中央前橋駅前の車橋から上流を見ています。まだ少し濁りがありましたけど、いいなあです。

 
太陽の鐘に挨拶したのですが、水音を聴いているらしく知らんぷりされちゃいました。何事もなかったみたいに水は流れていました。

 


1時間、鈴木トレーナーの指導を受けて出てくると、水の濁りはほとんどとれていました。交水堰を流れ落ちる水はいつものように軽やかな水音をたてていました。見慣れた風景になりました。

  昼食は青井食堂でタンメンを食べました。川を眺めていて冷えた身体にとてもおいしかったです。顔見知りの窓猫も少し寒そう、小さくなっていました。

  家に戻って休息しながら写真の整理をしようとPCを立ち上げると、COCOがすぐにマウスパットの上にお座りです。作業を始めると、今度は膝に乗って私を布団代わりにしようと目論みます。COCOも寒いと感じているのかもしれません。


COCOの寒がりとは関係なく、7日(昨日)の上毛新聞に、6日に吉駒が指導に行った前橋市文化協会主催の日本舞踊教室のようすが記事で紹介されていました。

 

 
手に入れた春野菜です。左はウルイ、オオバギボウシ(大葉擬宝珠)を改良して野菜にしたものです。子どもの頃は野生の新芽を「ウリッパ」と呼んで摘んだものです。右はコウサイタイ(紅菜苔)、和名は「べになばな」という中国野菜です。癖のないとてもおいしい花茎を食べる野菜です。

 
つくったのは張る野菜いろいろの中華風和え物です。下にモヤシと細切りにしたウド、スナップエンドウを敷いて、その上に軽く茹でてポン酢で下味をつけたコウサイタイの花、茹でたウルイ、唐揚げにして南蛮酢に漬けこんだ細切りの豚肉、そして、全体にフキノトウを刻み込んだ醤油味のソースをかけています。いろんなのをごっちゃにして食べてみたかったんです。おいしかったですよ。

 
コウサイタイの茎の部分は、野菜あんかけ焼きそばの餡の具材になりました。ウルイは基本の食べ方、酢味噌でもいただきました。

今日は新型コロナワクチンの3回目の接種に行ってきます。2回目を昨年の7月9日にしていますので、ちょうど8ヶ月です。当初の国の指針にきちんと従っています。「前倒し」されて骨でも折っちまうととんでもないことなので、予定通りです。私は、ワクチン反対論者ではありません、必要なことと理解しています。

 

3月7日の体温  7:50 36.5℃  15:00 36.5℃  22:00 36.5
 3月8日  7:30  体温 36.5℃  血圧 最高112 最低63

 

 ヒゲおじさんの連れ合いのユキ子こと三代目若柳吉駒でございます。
毎年春に開催しております美登利会舞踊公演は今年で78回目を迎えることができました。美登利会舞踊公演にあわせて、三代目若柳吉駒リサイタルも開催いたします。
 第78回美登利会 期日 4月10日(開演午後1時30分)
         会場 昌賢学園前橋ホール(市民文化会館)大ホール
         入場料 2000円
 三代目若柳吉駒リサイタル
         司会とお話 葛西聖司(伝統芸能解説者)
         長唄 四季折々 三代目若柳吉駒
         長唄 供奴 中村鷹之資(特別出演 歌舞伎俳優
)
         長唄 丁稚
            唄   今藤政貴
            三味線 杵屋栄八郎
            囃子  堅田新十郎

会員一同、これまで以上に精進を重ね、精一杯つとめさせていただきますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください。