猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

文学館に「言葉は風化せず…」の展示が、広瀬川には水が戻ってきます、そしてマン防が延長されます

2022-03-07 08:04:44 | あんじゃあない毎日

前橋文学館の外壁に昨日から、大きな、カラフルな展示物が貼り出されました。「言葉は風化せず寄り添うのみ」、文学館から私たちへのメッセージです。

 
詩人の和合亮一さんの作品です。「東日本大震災の記憶を風化させず、いまここにある問題として震災を考える機会」として全国文学館協議会が提唱し、本年度10回目を数える共同展示、前橋文学館は和合さんの作品を取り上げているのですね。しばし立ち止まっていました。展示は館内にもあるみたいです、詳細はこちらをご覧ください。大震災は2011年3月11日。

 

 
午前中は上泉町まで出かけていました。田んぼの麦は草丈が10cmほどに伸び、しっかり分株しています。これからは、ぐんぐんと草丈を伸ばして行きます。

 
上毛電鉄の踏切を越しました。線路はまっすぐに伸びていました。近くの三階建ての建物の屋上から枝を伸ばしている梅の木に白い花が咲いていました。


用事を済ませてから桃ノ木川の堤防にあがってみました。冷たい西風が吹いていました。赤城山がまた冬姿に戻りました。寒そうです向こう側に見える崖地は、古利根川が赤城の山麓台地を削り取ってつくり出した河岸の段丘です。


桃ノ木川も寒い風景に戻っていました。日曜日の10時過ぎですから、風がなければ散歩姿がたくさん見られるはずなのですが、昨日は「散歩ずらないやいね」でした。

 でも、土手の南側の日当たりの良いところでは、もうセイヨウカラシナが黄色い花を咲かせていました。風が咲いたばかりの花をへし折らんばかりでした。

  
帰り道の道端の菜園でも黄色い花が目につきました。左は小松菜みたいです。中はブロッコリーの花です。右の菜花(アブラナ)ですね。どれもおいしく食べられます。

 

 
いったん家に戻ってから、呑竜仲店のヤギカフェへ昼食を食べに行きました。立川通の顔見知りの窓猫は、日差しが届かなくなって、小さく丸くなって寝てました。寒い日曜日になりました。ランチは「マッスル牛&ブロッコリー」です。まだ蕾のブロッコリーでした。


交水堰の下流です。溜水もこんなに小さくなりました。7日、今朝の9時に広瀬川に水が戻ってきます。来年の早春まで見ることができなくなる風景です。

 

  十六本堰下流の広瀬川あたり その10
  第10回は『吉原分水』です


前橋古河線から広瀬団地へ入る道の広瀬新橋から下流を見ています。右手は崖地です。左手は遊歩道になっています。そして、川の先をみると、川が二手に分かれているのが見えます。

 
遊歩道は最近出来上がったものです。少し行くと、流れが二手に分かれているのが見えます。「吉原分水」という名前の分水施設です。右方向が韮川です。左へ曲がっているのが広瀬川の本川です。韮川はここから南へ流下して、山王町、東善町を経て伊勢崎市の稲荷台町へ入り、伊勢崎市南部一帯の農地に農業用水を供給しています。

 
崖地の上には広瀬住宅団地の集合住宅が立ち並んでいます。崖の上の道から広瀬川をのぞき込むと吉原分水が見えます。水門のない分水、三角形に突き出した構造物で水の流れを左右に振り分けているだけです。この分水もずいぶん昔からあるみたいです。


近くまで行って見ても、水量を調整する水門や可動堰は見当たりません。白く見えているところは通常の水位で水の中に入っている部分です。


遊歩道に戻って少し下ると、可動堰がありました。この可動堰で韮川の水位を一定にして流量を調整しているみたいです。

 
この可動堰の少し先で広瀬川は前橋古河線の下を潜り抜けて、北側へ出て行きます。シマダヤの工場のあるところです。車で通っていると橋を渡るって感じはないと思います。広瀬川はこの先下大島町を流れて行きます。第10回はここまでです。

 

 家に戻るとCOCOは二階の猫窓から外を眺めながら日向ぼっこをしていました。ユキ子さんは前橋市文化協会主催の「ふれあい体験子ども教室」の指導に出かけていました。


私は買い込んでおいたフキノトウ800gの河口に取り掛かりました。出かける前によく水洗いして砂抜きをし、水切りしておいたんです。800gというと100個ほどあります。

  400gは熱湯で1分ほど茹でてザルにあげ、うちわであおいで粗熱をとったら、キッチンペーパーに挟んで水分をよく絞ります。水分を抜いて、200gは醤油と味醂を3対1の比率に合わせた漬け液を加えて醤油漬けに、残り200gは軽く塩をしてオリーブオイルに漬けこみました。

 残り400gは細かく刻んでゴマ油で炒め、合わせ味噌を加えてフキ味噌に加工しました。北海道で暮らすカオルさんに春の香りを送ります。

 フキノトウと遊び終えて外へ出てみると、赤城山の峰は雪でも降り始めているみたいでした。すごく冷たい風が吹き下ろしてきていました。真冬に戻っちまった感じです。

 

  
夕食です。ツミナのスープです。ホウボウのカルバッチョ、フキとスナップエンドウとトマトにお付き合いしてもらいました。そして、ヒラスズキのムニエルです。芽キャベツとアレッタのソテーを添えました。ヒラスズキ美味しいですね、嬉しくなります。


そして、フキノトウのスパゲティーです。麺は50g、フキノトウは3個です。おいしいですよ。

今日からまん延防止重点措置が21日まで延長されれます。群馬県庁が公表している「県内におけるクラスター発生状況」に基づいて1月からのクラスターの発生場所を調べてみました。1月以降の発生総数は136件です。一番多いのは福祉施設で49件、2番目が学校で40件、3番目が保育園で32件です。この三つで121件、発生件数の90%です。飲食店は0件、クラスターは発生していません。1月からですから、まん防が適用される以前から飲食店ではクラスターは発生してなんかいなかったのです。これは、群馬県が公表している事実です。マン防が規制対象にしているところではクラスターは全く発生していないのです。それでもマン防は必要なのでしょうか。

 

3月6日の体温  7:30 36.5℃  14:00 36.5℃  23:00 36.5
 3月7日  7:50  体温 36.5℃  血圧 最高123 最低69

 

 ヒゲおじさんの連れ合いのユキ子こと三代目若柳吉駒でございます。
毎年春に開催しております美登利会舞踊公演は今年で78回目を迎えることができました。美登利会舞踊公演にあわせて、三代目若柳吉駒リサイタルも開催いたします。
 第78回美登利会 期日 4月10日(開演午後1時30分)
         会場 昌賢学園前橋ホール(市民文化会館)大ホール
         入場料 2000円
 三代目若柳吉駒リサイタル
         司会とお話 葛西聖司(伝統芸能解説者)
         長唄 四季折々 三代目若柳吉駒
         長唄 供奴 中村鷹之資(特別出演 歌舞伎俳優
)
         長唄 丁稚
            唄   今藤政貴
            三味線 杵屋栄八郎
            囃子  堅田新十郎

会員一同、これまで以上に精進を重ね、精一杯つとめさせていただきますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください。