塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本市場でプーマは岐路に立っているのか

2017-01-17 01:16:58 | 日記
 コンバースが強豪相手をアディダスからナイキへと意識したのは、マイケル・ジョーダンの登場と彼専用の靴、エアー・ジョーダンが爆発的な人気を得た時です。

 コンバースは多くの契約選手を抱え、ある意味その頂点に立ったのが、マジック・ジョンソンとラリー・バードのふたりを起用した名品「ウエポン」を発表したときでしょうか。

 ウエポンは今でもバッシュの代名詞であり、コンバースでも特別な靴と認知されています。

 一方で、この両選手の後に契約したラリー・ジョンソン、ケヴィン・ジョンソンとの契約は大きなインパクトを残せず、デニス・ロドマンとの契約も短期に終わります。

 当然これ以外の選手たちとも契約し、特にドウエイン・ウエイドとの契約は、コンバースにとって実りが大きいように思えたのですが。

 このコンバースの例は

 契約選手を次の契約選手に引き継ぐ難しさ
 契約選手が故障や怪我で思うような活躍ができないとき

 の実情を考えさせられます。

 僕は、今、プーマが日本市場でかつてのコンバースと同じ悩みにあると感じています。

 カズとの契約は有名です。

 日本代表主将の長谷部との契約も長期に渡っています。

 ではJ1で、彼らの後に続く選手は誰でしょうか?と問いかけられたら、返答が難しいように思います。

 噂ですが、イブラはアヤックス時代はプーマの愛用者だったために、ナイキとの契約が切れたならプーマに戻るという話もあったようです。

 プーマは世間で悪童を呼ばれる選手たちでも大歓迎、というスタンスでいるようなので、イブラとの契約も本腰だったのかもしれません。

 インターナショナル・レベルではビッグネームが存在しますが、日本市場だけを考えますと、今プーマは岐路に立っているような気がします。
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