塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

トップダウンかボトムズアップか、それが問題だ

2017-10-18 18:42:01 | 日記
 企業でもサッカーでも、トップダウンかボトムズアップかが課題となります。

 パルセイロと山雅を比較する際、前者がトップダウン、後者がボトムズアップと指摘されます。

 パルセイロはアスレ長野に支えられ、Uスタジアムが五輪施設の中の一部ですからその印象が強いのでしょう。

 山雅はファンの拡大が自発的であり、松本大学と共同で弁当開発するなど、クラブが民間と調和して成長してゆく姿がボトムズアップとして認知されているはずです。

 僕は理想ですが、どちらかに偏ることなく成長できれば良いと思いますが、これは難しい課題です。

 神戸製鋼、日産自動車、電通に東芝、昨年の三菱も含めれば明らかに

 トップダウンの弊害
 平社員や工場労働者に多大な重圧がかかる
 隠ぺいや権力争い

 など、下がいくら自浄作用のために声を挙げても、聞き届けられない、下手をすれば窓際への移動、解雇、最悪自殺の例もありました。

 ただ、トップが要望を聞き入れるのではなく、聞き入れ「すぎる」のも問題でしょうし、その塩梅は本当にデリケートです。

 日本代表は主将経験を持つ宮本、長谷部が監督に直談判することがあります。

 これはトップダウンとボトムズアップの融合ですよね。

 アジアカップ2004のヨルダン戦、宮本が大胆にもぬかるんだピッチでは公平なPKは出来ないと主審に提案し、サイドが変わったことがありましたが、ボトムアップが実現した瞬間を僕たちは見たわけです。

 一方で韓日ワールドカップの際は

 フラット3のラインコントロールを常に高い位置で
 いや、ラインは幾分低くしよう

 というトップダウンとボトムズアップのせめぎあいでした。

 僕は基本、業務はトップダウンで丁寧な作業説明が必要と思いますが、実際はそこまで面倒見れないよと考える責任者が多いのでしょうね。
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