塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ナポリの躍進の背景にあるもの

2011-04-17 00:26:09 | 日記
 僕が昨日ミスをして感じた事は

 「誰かにミスを補って貰いたいなら、日頃から誰かの仕事を助け、そして清掃や後片付け
  など、人が嫌がる事を率先して行っていなければならない」

 というものでした。

 誰かを助けているからこそ、困った時に助けてもらえる。

 そんな相互補助の関係を日頃から築いていると、きっと職場の雰囲気もよくなるような
気がします。

 例えば今のナポリがそうなのではないでしょうか?

 エースのウルグアイ代表のカバーニが、シーズンを通じて好調を維持しています。

 僕はナポリの試合の映像を見た事は無いのですが、恐らくカバーニは幾らか守備のタスク
から解放されているのでしょう。

 つまりカバーニがゴール前で持ち味を発揮できるよう、他のフィールドプレーヤー9人が、
守備のタスクを遂行しカバーニの集中力と体力が終盤に落ちないよう、懸命に動いているの
だと思うのです。

 それはハムシクにしてもラベッシにしても変わらないと思います。

 「カバーニが点を取れば、俺たちは負けない!!」

 選手皆が、この気持ちで戦っているのではないでしょうか?

 この仲間の心意気、カバーニは粋に感じていると思います。だからこそあれだけのゴールを
奪えるのでしょうし、カバーニと仲間たちの

 「相互補助」

 が今季のナポリのセリエAの好調を支えていると思います。

 振り返るとマラドーナが在籍していた時も、今のナポリと同じ光景が見られました。

 当時のナポリにはカレカ、アレマン、ブルーノ・ジョルダーノとその存在を知られた名手
が在籍していましたが、皆が皆

 「ナポリの主役はディエゴ」

 と捉え、マラドーナを立てていました。だからこそ彼らの心情を理解した彼は、ナポリの
地で讃えられる存在に昇華したのだと言えます。
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