塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

原石を磨く、自分も磨く、そして結果を出す

2018-02-13 01:31:44 | 日記
 昨年プレジデント社から刊行された「賢いスーツの買い方」という書籍があります。

 店頭でページをめくっていますと、筆者の方が言うにはスーツに費やす金額は自身の年収の3%を目安にすると良いそうなんですが、ここで考えてみました。

 日本の男性誌はその多くが5万円以上のブランド・スーツを取り上げることが多いのですが、そこにはタイアップや広告料などのしがらみもあるのでしょう。

 一方で背広は10万を超えるものであれば、オーダーでも吊るしでも絶大な安心感があると指摘されますが、10万円のスーツに手を出すには、管理職まで昇進しなくては入手できない感情になります。

 アルフレッド・ダンヒル製の日本代表スーツが商売になるのは、購入希望者が富裕層という事実が隠されているように感じます。

 僕は背広、革靴のいずれも最低ラインは3万円と考えています。

 3万円払えば、背広の裏地がポリエステルだけでなくより滑らかなキュプラを用いていることが多く、素材も英国やイタリアの老舗が範疇となり、靴ならばリーガルやスコッチグレインの、グッドイヤー製法が購入できます。

 逆にこれらをより凛々しく見せるためには、

 1.手入れを欠かさない事
 2・ケチらずにお直しをして、快適な着こなしを入手

 という点を欠かさないことも必要です。

 サッカーでいえば「原石を磨く」事になります。

 今冬、ユナイテッドに移籍したアレクシス・サンチェスは、ウディネーゼという原石を磨くこと最も得意とするクラブで欧州での旅路を開始しました。

 このチリ代表は
 
 1・ウディネーゼで常時出場して事故を鍛錬する
 2・ウディネーゼも彼に最適なポジションを用意する
 3・売却するときは躊躇せず、当時に降格しないだけの戦力は維持

 という形でバルセロナが次のクラブとなりました。

 サッカーでも実生活でも、自分を磨くことが大切ですが、その「磨き方」をたゆまずに研究することがもっと大切、と言えそうですね。
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ミラン、プーマとの新契約を締結へ

2018-02-13 01:13:02 | 日記
 数の論理かそれとも良質か。

 ミランがアディダスとの契約を終了するというアナウンスが流れてからおよそ半年。

 ミランはプーマと正式契約を結んだことを昨日公式発表しました。

 アディダスはマルセイユ、シャルケ、レヴァークーゼン、チェルシー、そしてミランを手放す一方で、マルセイユとミランは来季からプーマ資本、シャルケは既にアンブロとの契約合意に至っています。

 チェルシーはナイキ、レヴァークーゼンはヤコを現在使用中ですが、ミランとチェルシーはチャンピオンズ・リーグ優勝経験を持ちます。

 特にミランは2007年の優勝以降、このひのき舞台で思うような結果を得ていませんが優勝回数は7度と誇れるものです。

 チェルシーも2012年に優勝していますし、プレミアでもコンテ政権の下で昨シーズンの優勝を味わっています。

 ミランの不振が長期に渡っていることは事実ですが、アディダスにとって今後のクラブ支援は

 「量より質」
 「中堅クラブとの契約を見直し、よりビッグクラブへの投資を目指す」

 形なのでしょうね。

 一方でアンダーアーマーがアディダス最大の顧客であるレアル・マドリーとの接点を目指しているとも指摘され、今後もスポンサー契約は予断を許さない可能性があります。

 プーマは2003年以降イタリア代表を支援していますが、不思議とセリエAでは近年目立った動きがありません。

 彼らは過去にインテルを一時期支援していましたが、インテルは1999年以降、ナイキとのパートナーシップを結び続けており、ミランとの契約がプレミアにおけるアーセナルのような基準点になりえるのか。

 今後はそこに焦点が集まると感じます。
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