塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パルセイロがガールズ・サッカーに力を注ぐなら

2017-04-17 16:07:56 | 日記
 先日のパルセイロ・レディースの試合、ゴール裏でボール・ボーイならぬボール・ガール達がいました。

 彼女たちはレディースの下部組織にあたる「シュベスター」所属なのでしょうか。

 試合を終えて席を立って振り向くと、ああ、彼女たちもきっとシュベスターに所属しているのだなあと思う少女たちがいました。

 でも、これらは凄く良い事ですよね。

 バック・スタンドに「NAGANO]と刻印されたスタジアム
 そのスタジアムでは定期的に代表戦が行われ、トップには代表選手が存在する
 オーロラビジョンでの選手紹介
 終了後、ファンと勝利をわかちあう光景

 10代の感受性の高い彼女たちが、南長野でこの光景を瞼に焼き付ける

 当然、トップに上がれる確率が低いですが、学校やその他の場所、クラブでサッカーを続ける際の励ましになるのではないか。

 僕はそう感じます。

 パルセイロがガールズ・サッカー教室といって、より低年齢の少女たちにクリニックを始めますよね。

 ボールを蹴ることで見えてくる世界を、コーチと共に大切にしてほしいと思います。

 トップでは新井光君が湘南ベルマーレと契約することで、残念がる声とパルセイロ出身の小湊コーチの下で元気よくやってほしいという声援が半々くらいあります。

 レディースにもシュベスター出身の選手が加わり、長野の誇りと共に僕らが応援する。

 そんな日は案外近いのかもしれません。
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シャワーサンダルという便利な存在

2017-04-17 15:54:10 | 日記
 日本人がスーツやジーンズの裾で悩むのは、シングル仕立て、ダブル仕立てという仕立ての問題ではありません。

 靴を脱ぐという習慣がある日本では、靴を履いた時、家屋の中にいるとき、どちらを軸に選ぶべきかが混乱の要因、とされています。

 公の場で許される「紐なし」の靴は、モンクストラップのみですが、コイン・ローファーなどの靴がビジネスでも愛用する方が多いのは、靴を脱ぐ、履くという動作がそれだけ面倒である証拠です。

 確かに病院では靴を脱ぎ、スリッパに履き替え、手洗いに入る際はそこでも手洗い専用のスリッパがある、という具合です。

 欧米諸国で靴の歴史が長く、エレガントであることはそれだけの伝統だけでなく、靴を脱がない日常があるためとも考えられます。

 でも、スポーツの世界では脚を休ませることは大切です。

 過去、バスケットの世界でコンバースやリーボックは、アフター・ザ・ゲーム専用のリラックス・シューズを開発したことがありました。

 紐なしの形でやわらかい履き心地という形で、一定の評価があったようです。

 ナイキがエアモックを発売したとき、評判は芳しくありませんでしたが、口コミで爆発的な売れ行きになったことを覚えています。

 サッカーですとシャワーサンダルがそうでしょうか。

 履く、脱ぐの動作がしやすく、同時に水に強いということもあり、選手たちはクラブハウスでシャワーサンダルでくつろいでいるようです。

 昔、ビギンだったと思いますが、ニューバランスの社員の方はこのシャワー・サンダル風の靴で仕事に精を出していたという記事が掲載されていたと記憶しています。

 当時はニューバランスがサッカーの世界でシェアを拡大し続けることは、想像できませんでした。
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混迷するアルゼンチン代表監督の座

2017-04-17 11:16:16 | 日記
 マウリシオ・ポッティチーノ、ホルヘ・サンパオリ、そしてディエゴ・シメオネ。

 アルゼンチン代表監督の座が空席であるのに対し、欧州ではアルゼンチン出身の指揮官が大きな活躍を見せています。

 リベルのマルセロ・ガジャルトもどうですが、彼らのうちひとりでも代表監督の座に関心を抱くならば、協会も安堵するのでしょうが。

 マラドーナのように代表監督の座を熱望する人物は珍しくなりました。

 バシーレのようにクラブである程度の結果を残し、推挙されるという形は監督が老齢であることを意味しますし、逆にクリンスマンやファン・バステンのようにいきなり代表監督、というのも酷ですから。

 リオネル・メッシが4試合出場停止という事実は変わらないでしょう。

 例えば中盤菱形の4-3-1-2で2トップをイグアインとディバラ、その下にパストーレ、右のインテリオールにディ・マリア、という布陣を想像してみましたし、アグエロも健在です。

 つまり、アルゼンチンには他国もうらやむ選手がいるわけですが、

 監督の戦術と選手の資質が合致していないのか
 他国から研究されつくしたのか

 検証は必要かもしれません。

 アルゼンチンに限らず、ワールドカップ優勝国は日本のような歴史の浅い国からも批判が飛ぶわけで、代表監督というのはうま味がないのでしょう。

 勝利でも敗北でも批判され、成長のあかしが見られても、まだまだやれると指摘される。

 アルゼンチンがいないワールドカップは味気がありませんが、過去にオランダやポルトガルがいないことも考慮すれば、それは現実味を増してきます。
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ル・コックがブラジルで根強い人気、という噂

2017-04-17 01:09:30 | 日記
 ブラジルではミズノに熱心なファンが多い一方で、トッペル(トッパー)やフィンタ、ペナルティなど自国ブランドの人気も根強いものです。

 代表選手の多くがナイキを愛用していますが、聞くところによると、ル・コックが昔から人気があるそうですが、これは興味深い話ですね。

 ブラジルはポルトガルが宗主国ですから、フランス生まれのル・コックが人気、というのはいまいち連想できません。

 隣国のアルゼンチンやウルグアイは、宗主国がスペインなのですが、だからとってケルメやホマが愛用されている印象はなく、アディダス、ナイキの影響力が強いと言えます。

 また、ル・コックはマラドーナが輝いた1986年ワールドカップでアルゼンチン代表にジャージを提供していましたし、猶更のこと、ブラジル国内での販路開拓は厳しい印象を受けます。

 これは単純に

 フランスという国へのあこがれ
 同様に高級なフランス製品を買うことで、自尊心を満たす

 ことなのかもしれません。

 ブエノスアイレスは南米のパリと指摘されるように、大陸随一の美しさを誇ると祝われています。

 ブラジルもサンパウロは大都市ですが、やはりパリの方が治安と人々のマナーは勝っているのでしょう。

 ワールドカップの際、ブラジルの都市を訪問する際、歩きながらスマートフォンを操るのは自殺行為と指摘されるくらいですからね。

 フランスはワールドカップ優勝回数で当然ブラジルには負けますが

 1・サッカー強豪国でもあり、テニスや柔道など他の競技でもトップである
 2・ルノーをはじめ、大陸に車を輸出している

 というように、ブラジルの方にとってあこがれの国なのではないでしょうか。

 ですからル・コックを通じて、憧れと自尊心を満たす優越感が得られると富裕層が考えた、と僕は推測します。
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