人間の考えることなんてたかが知れている

北朝鮮と韓国の会談。
休戦ラインをひょいとまたぐ姿。
何アピールでもいいじゃないか、にっこりできたもの。

なにせ
ベルリンの壁が出来た経緯を授業で習った時には
あって当たり前に思っていて
ドイツの人たちの心を想像できず
「未来永劫無くならないだろう」と勝手に思っていた世代。
ソ連が攻めてくるかも、のほうが余程リアルに感じていた地域性。

でも、ある日
「壁をとっぱらいます宣言」なんてないまま
（自分の印象ね）
壁をぶち壊している人たちの映像が沢山流れて
西ドイツと東ドイツはひとつになった。

だから
絶対にあり得ない、なんて自分の考えを信用しすぎるのは
未来を見ていないってことだ。
もちろん、善人ばかりがいるわけでなく
国と国との駆け引きや水面下での何かがあるのは理解している。
でも、地球が滅亡する映画にはもう飽きたんだ。
予想外はいい方に転がってくれ。

お花見日和

いつもより早めの開花宣言と暖かさを実感して
花見のメッカ円山公園にお出かけ。
大体は寒さの中でビールを飲んでいる人々を見ながら
「この寒さにビールかよ」と思うのですが
今日は暖かかった。
ビール日和だったねー、１本買っていけば良かった。
午後に行ったので帰り支度の人も結構いましたが
なに、キャンプ道具って普及率が高い時代なの？
ライジングでしか見ないような本気のセットの人たちが多かった。
レジャーとして定着しているのかキャンプ。

梅も咲いていたので花を見ながら小一時間ぶらぶらしたら気が済んだので
イケてる八百屋で、サラダにしたらうまうまだぜ蕪
を買って帰宅。

地下鉄の混雑には慣れているが
イキがってるのか車内で、ワインをボトルで飲んでる男子を見て
「バカ丸出し」と思いましたが
野外LIVEでワインボトルを振り回していた知り合いがいたので
若いって、バカなのね。
さらに、中身が残っている一升瓶を横に袋に入れてた男子は
ドアにゴンと瓶をぶつけていたので
「こぼしたら酒臭さでえらいことになるで」と見てましたが
見事な千鳥足で降りてゆきました。

蕪は塩とオリーブオイルで食べました。
甘くみずみずしかった。
葉っぱは明日炒めて食べよう。

夜になって風が強くなったので
はらはらと花びらが散っていることでしょう。

眠い魔法な日々

朝から酒を飲むようになったら
依存症を疑え
と言われたことがありますよ。

桜が早めに咲いたとて
朝晩冷えたり
風が冷たかったり。
暖かいというよりもぬるい空気だったり。
自律神経かホルモンか野生の血か
突然眠気がやってくるここ数日。
油断ならん。

野生だとしたら
そろそろ夏毛に生え変わるのだろうか？
隠れ白髪が減ったら夏毛かな。

ねむすぎて考えがまとまらないままＧＷ。
働き始めた年のＧＷは
「会社に来るの忘れそうです」と真顔で言ってた１８才
「カレンダー通りとかなめてんのか」というベテランＯＬになりました。

勝った試合を録画で観る

昨日のコンサドーレVSマリノスは
ＦＭラジオで
実況中継じゃないよん、曲もかけちゃうよ
吉原宏太もＤＪって呼んじゃうよん。
という謎の放送を聴いていたのですが
勝ったのは解ったので、わーい！
と地味に喜んでました。

ＴＶも夜中に録画の放送があるじゃないか、ひゃっほー！
というわけで前半は１点取られたので早送り
後半を楽しく観ましたよ。
ラジオで聴いていたけれど
マリノスのゴールキーパーが上がり過ぎ。
最近パス回しにキーパー参加が流行っているなぁ、とは気づいていたが
マリノスの戦略危険が多すぎるんじゃね？
敵だけど心配。

マリノスサポの上半身裸だった人たち
風邪をひかないで帰宅してたら良いがのう。

都倉の調子が良いのは素晴らしいが
図にのるとまた試合に出られなくなるから気をつけてほしい。

今４位だよ、うっひゃひゃ。

「娼年」

2018.4.23

原作をずっと前に読んだ時あんまり響かなかったけど
石田衣良作品は「ＩＷＧＰ」をはじめに
映像化されると魅力が出るものが多く
「美丘」なんて小説の３倍くらいドラマが面白かったので。

最初は
Ｒ-18だから、ふむ
松坂桃李のケツ見放題かぁ、照れる～。
しかし、続くラブシーンのワンパターン
（様々な女性ではあるが）
観光案内のように出される地名
面白作品なのかもしれないな、コレ。
いろんな意味でカタログみたいなのね、それも安い。
無駄にオシャレなのは石田衣良の小説がそうだから仕方ないし。

途中で『あれ？なんでこれ観にきたんだっけ？』って思ったわ。

ただ
松坂桃李はあなどれないな。
好き嫌いじゃなく、あなどれない。

セクハラじじい達に髪の毛が抜けるまじないを

私は高卒で働き始めた事務員さんだったので
そりゃもう軽く扱われましたよ。
会社の宴会でチークダンス（死語？）踊らされたときは
嫌というより、どういう文化なんだ？と違和感を感じたが
その後はわざと足を踏んだりして「こいつヤバイ」と思わせてました。
断る、という考えは浮かばなかった１８歳。
ここで一番驚いたのは「会社からお嫁に出してあげるから」と言われたこと。
いや、こちとら自分を養うのに働くんで
結婚とか全く考えてませんよ、１８歳だし。
時代は、女性の結婚適齢期がクリスマスケーキだと言われていた頃。

会社を変わった二十歳過ぎは
宴会で水割りを作れだのお酌しろだのを
すごい濃い水割り作ったりビールあふれさせたりして（わざと）
自分は「親も飲めないので体質みたいです」と飲まないでいた。
隙を見せるとちゃんづけで肩抱いたりしてきやがるから。

次の会社の社長が本当にエロオヤジで
私も２０代半ばだったので
「それセクハラです。」と毎日言っていたが
「もじもじさんおっかないな、あっはっは」だった。
ミニスカはいてこないのか、胸元あいた服はないのか
前の女の子は酔っぱらったら膝に座ったぞ
おっぱい大きいとお盆を支えられていいね、などなどきりがない。
その都度「それセクハラなんで止めて下さい」と言い続けたが
削られてたんだね。
もちろんそんな人だから他にもオカシイこと沢山言うので
会社の仕組みとしてダメだろうと話して辞めたけど、
今思えばセクハラで精神がヤられてたんだわ、アレ。
そしてそういう人はこちらが冷静に反論すると
どんどん感情的になって来る。
そんな話してねーよ、っていう方向に逸れる。

一番最近のは
でかい会社で契約社員だったとき
酒にもれなく飲まれる男性社員が宴会で
私と同じ年ぐらいのよその部署の女性社員を
「あんなばばあとやれる奴いないよ」と笑ったので
隣にいた私が頭から水をかけたヤツかなー。
定年まじかのおじいちゃんは20代30代を食事に誘って
帰り道に「キスくらいさせろ」って言うんですよー
と聞いたが私はそんなことを目の前でやっていたので
誘われなかった。
人をみてやりやがるんだな、ああいうヤツ。

セクハラも若い女の価値が高いも、ゴミ箱に捨てられるようになっていたのに
誰が拾い出してばら撒きだしたんだ？

「クソ野郎と美しき世界」２回目

2018.4.18

応援じゃなくて面白かったので２回目。

「ピアニストを撃つな！」
いやー、ゴロさんの耽美な部分をデフォルメしているのに
ぴったりはまるって何事？
シャワーのちゴージャスガウンって
普通バスローブやろ。
そりゃ、谷崎潤一郎言いたくなるわ。あはは。
前回も気になった
『いつものようにふれあい広場でモルモットを撫でてていた』
いつもふれあい広場に行くんですかー、
ここで笑ったの私だけなのか？
フジコちゃんを”ストリートガール”と見破った?!でんでんさんの
真顔の
『俺の股間に隠れてな』も笑うじゃん。

「慎吾ちゃんと歌喰いの巻き」
慎吾ちゃんが歌喰いをお家に泊めたところ
猫を拾うように でもなく
男女であることに意味があるように でもなく
歳の差に意味があるように でもない
不思議だけれどナチュラルなんだよね。
子守歌までの流れも。
寝ながらもぐもぐ子守歌を食べちゃうとこ可愛い。
警察署のポスター
”いじめは犯罪です”が気になり過ぎる。

「光へ、航る」
やっぱり太田監督は映画の文法に誠実。
草彅剛の本領発揮。
でもファンタジーなんだよね。
腕の移植なんてできないから。
地図の読めない元夫婦の漫才みたいだけれど悲しい会話。
そして二人とも案外バカ、ふふふ。
大門の嗅覚で子供を探し当て土手に立つ二人の後ろに
昼間の月があったのは
向田邦子の「大根の月」かなぁ、太田さん好きだから。向田邦子。

「新しい詩」
これは地球に彗星が激突する前のバカ騒ぎなのか
激突した地球と逸れた地球のパラレルワールドなのか。
もしくは、全ての物語が始まる前なのか？

深読みはしたいタイプなのですが
２回しか見ていないし
きゃー、カッコいい！視点のみも多々なのでやめておきます。
２５万人突破のうち２回なのねー。

草彅チャンネル、忘れないように。

外の、夜の、匂いのする毛布

醤油の匂いが激しいぞ
とクンクンしてたら
醤油さしが倒れて中身がすっからかん！
ひゃ～！
ＴＶ見る時にくるまっているカワイコちゃん毛布が醤油に染まっている！
お出かけ前に急いで洗濯機に突っ込み
日が照っていたので今年初のお外に干した。

帰宅時はすっかり寒くなっていて
乾ききっていなかった毛布を取り込んで
無理矢理に物干しハンガーと針金ハンガーを駆使して干してます。

５０センチほど横のその毛布から
外の、夜の匂いがします。
春の匂いはまだしない北の零年。
厚い毛布はさっき洗って明日の朝外に干すんだ。
花粉があさってからヤバイそうなので。

お日様の匂いつくかなぁ。

永遠て、ないのねぇ

前にも書いていそうですが
ミッシェルガンエレファントが解散した時の
ＵＡの言葉。

うん、知ってる。
SLIDERSの時に心に刻印されちゃったから。

それでも
ミッシェルの時も動揺し
SMAPの時は混乱した。

関ジャニのファンは今ツライだろうな。


JOY-POPSはさ
ZUZUがバイクで怪我をした時にできたユニットだから
フロントが２人揃ってても
SLIDERSではないんだ。
蘭ちゃんが抜ける、と言って解散して
堂本兄弟に出てた蘭ちゃん見て
「SLIDERS辞めてやりたいのがこれなの?」って号泣したっけなぁ。
武道館には
SLIDERSの解散とキヨシローの３回忌しか行ってないし
誰のLIVEも行かないよ。
そういう場所になっちゃったの、私には。

ああ、センチメンタルになっちまった。
こういう辛さを笑う人たちには、そこまで想えるモノが何もないだけだ
ということも刻印されている。

永遠はなくとも、
費やした時間も楽しかった気持ちも、支えになる。

届く言葉と届かない言葉

前から考えていたんだけど
私が好きなバンドはヒット曲が沢山あったりしなくて
ＴＶしか見ない人でも知っているようなバンドのファンにならない。
いい歌だな、カッコいいなと思うだけだ。
実際にフェスなどで聴いても
「おお、TVと同じ」と思うだけだ。
ゆず、ミスチル、椎名林檎etc

若いころは自分の好きなのが一番なので
「みんな趣味悪い」とプンスカしてたりしたのだが
長年LIVEに行き音楽番組を見て、cd・dvdを買っていて
突然気がついた。
私は歌に具体的な言葉で励まされたくないし
前向きもラブソングも求めていない。
それだけじゃなく
ゆずが好きな人はゆずからの歌でなくては届かない言葉があり
ミスチルが好きな人もそうだと思う。
だから私が好きなアーティストの言葉が届かない人が沢山いて当たり前。
いい悪いじゃなくて。
あらゆる人の心に届く言葉だと宗教みたいになっちゃう。
それ怖い。

というわけで
ゆずのお二人はいい人だと、ななにーを見ていて感じたのだが
それだけだったわー、好きになるかも、は予感で終わりました。

で、ライジングでモッシュを手でモーゼのように人波を手でわけたアーティストをみて
『こえー！』と思ったでござる。
曲は好きなんだけど、好きに躍らせろや！という客なので。