もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

奈良美智 for better or worse

2017-10-01 23:39:44 | アート
何回目だろうか、奈良さんの個展。

実際に観たことのある作品
印刷で観たことがある作品
初めましての作品
楽しくてドキドキが止まらない。

ひと部屋めの
奈良さんが聴いてきたレコードの数々とかわいいもの棚、読んできた本
AtoZや原美を思い出すけれど
新しい気持ちでじっくり見てしまう。
同じ本を読んでいたのか、うふふ。
Harmless Kittyとゼロ戦は懐かしい人に会った気分。
Searchingから目が離せない、鼓動が早くなる。
自分の心の中を探りたくて、でも怖い気持ちがわいてくる。
”ハートに火をつけて”は弘前で会った時の
一人先頭で道を照らしてゆく孤独と強さを変わらず感じた。
TwinsⅠとⅡが、好きさ加減をうまく表せない。
Girl on the Boatから伝わる深い決意。
そして
金沢に行かないと会えないと思っていた月小屋!
grafとの作品のあの手触り(触ってないけどね)が一瞬にしてよみがえり
うふうふしてしまった。
Fountain of Lifeに投影される自分の不安、そして涙の清浄作用。
ぐるぐる回りながら、しゃがんで見上げたりしてしまう。
Headsは青森にいる子たちなのか。
小さい能面みたいな瞳を閉じた子たちの中にひとつくっきりと何かを見つめている子。
あの子は何を見ていたのだろう。
勝手に「春子ちゃん」と呼んでいた”春少女”は終わりの方にいました。
観ていると口元が緩むのは何故なのか。

そして、
名古屋暑いのかぁ、と荷物に突っ込んだ奈良TがMarshallだったので
それを着て行ったら
初めてお目にかかる実物のMarshallが展示されていたのは
沢山展覧会に通っていたからのマジックかね。
マグカップも同じ図柄だったのさ。

かわいい、や好きだけでくくれないのが
奈良さんの作品。
自分の気持ちが映るんだよ、いつも。
だからあちこち追いかけてしまう。

弘前でとても印象深かったお皿に書いた絵が無かったのが少しだけ残念。
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芸術の秋

2017-09-03 23:04:38 | アート
札幌国際芸術祭のひとつ
吉増剛造×鈴木ヒラク のセッション観てきました。
詩人の言葉のパフォーマンスと、書く描くの掛け合い。
言葉で説明しにくいので
興味が出た方は探してみてください。

吉増剛造は言葉を投げ出したり舞わせたり身体を通してしていましたが
鈴木ヒラクはその場でそれを絵画とも書とも分けられぬ方法で
立体化してみせてくれました。
台本を演劇として観るような体感でした。

数学のようにアートにも答えがあるはず、
そう考えているような子犬の瞳の青年という
存在自体が稀有な方との会話も面白かった。

何が稀有かって
子犬のような瞳の持ち主は大概
食べられるか食べられないかの単純な判断で進み
数学と理論の好きな人は
奥深くて自信家の瞳を持っているものだから。
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羽海野チカの世界展

2017-08-07 23:46:16 | アート
札幌で見られるなんてーー!
もちろん初日に行きましたとも、8月4日。

げ、げ、原稿、
ふるふるしながら見て回りましたが
カラー原稿の繊細さに見てるだけなのに苦しくなりました。
淡い色のグラデーションが美しすぎて
どんなに張りつめてこの色をのせているのだろうか、と
羽海野センセ鶴の機織り状態ではないのかしら、と
心配になりました。
誰だ?ワタシ。

羽海野センセの好きなものが
ジャストヒットでうれしくなりました。
赤い金子功さんデザインのワンピース、私はお金を貯めて買って
着倒しました。
恥ずかしくないぞ。

KEITAさんの作ったドレスも大層美しく、
ユニコーンなどの手仕事の細やかさに羽海野センセへのリスペクトも感じました。

それにしても
描かれている女性のお洋服の可愛いこと可愛いこと。
ハチクロのはぐちゃんにはバッチリ気が付いて注目してましたが
ライオンのイラストも可愛いじゃーん、再認識。

釘付けになったのはやはり真山。
スガシカオのファンだから真山。
さらって逃げたい真山。
版画に真山一人の絵柄があったらカード一発だった、危ない。

もう一度行きたい。
グッズはこれ以上買ってはならぬがな。
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ゴジラ展

2016-10-09 22:43:33 | アート
道立近代美術館にて先週

会場の入り口に撮影していいでっかいゴジラ
がいたのですが
フラッシュをたいてはいけない
といわれ
携帯のカメラ機能使いこなせていない
ので
フラッシュOF という簡単な説明がないため
あせりにあせったが
結局写真撮らずに先に進むはめに(涙)

昭和のゴジラのポスターなどなど
紙の資料が多めでした。
ヘドラが映画のポスターしかなかったのは残念。

天井から吊られていたモスラや
建物踏んづける撮影用の足だけ
下半身だけ
のゴジラがうひゃひゃだった。
写真撮っちゃいけないゴジラはもちろんキングギドラに至っては
本当に笑いながら見てしまった。
メカゴジラと自衛隊モノは興味なかった。

平成のゴジラシリーズ
見逃していないつもりが
解説読んでもあまりピンとこず
見てないかもなー。
金子修介監督なら見るはずなんだけどなー。
ま、いいか。

妻に子供に解説が止まらないお父さんが大量にいまして
どう見ても20代なのに「ほら、やっぱり宝田明だよ」と解説している男子もあり。
仲良しになれそうな、ねえさん特撮ファンもちらりほらり。


出口にテレビ塔とゴジラ(ご希望ならばワタシも合成できまっせ)という
撮影して良いスポットで
勇気を出して携帯フラッシュについてご相談。
「撮影する物を選ぶことはできるんですけど、風景も人物も花も、フラッシュ点きますよね、多分。怪しいのは夜景なんですけど、
夜景を撮影したことがないので、フラッシュ点かないかどうかが解らないんですよ・・・」
としょんぼり話したら
「一度試していいですよ」というお返事で試したら
フラッシュたかさらないの!
「やったー!入口の撮りに行ってきます♪」と早歩きで逆流するいい大人。

入口のゴジラは近距離だったので見上げる角度がちと足りなかったな~。
だって後ろに下がると会場から出ちゃうんだもん。


特設売店横のシン・ゴジラも撮影可だったので
撮ったのはいうまでもないが
館内照明でトんでるんだよ・・・。
ゴジラと浮世絵のTシャツと安野モヨコ画庵野監督(何故だ・笑)のトートバッグを買いたくて
うぬうぬしまくったが
どこに着ていけば?が勝ったのでした。
大人になったな。
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若冲 関連の録画をまとめて観た

2016-09-04 23:21:14 | アート
HDDの容量をチェックしたら
若冲の特集が何本も溜まっていた。

行きたかったぜ、実物を観に。
待ち時間がきちがい沙汰だったんだよな~。

NHKだけで3本あったけど
保存は日曜美術館だけでいいや。
大野くん、
が映っている時だけ嵐の曲がかかるのは
ご本人も?になるのではないか。
ごりごり音がする押し具合。
内容も大事だけどナレーションも大事だな

もう一本も削除。

美の巨人たちは保存。
他の番組じゃ全く取り上げてなかった「百犬図」が良かった。
有名な作品に片寄るのかやっぱり。
猫の絵もかわいいのに、若冲。
シール持ってる、うふふ。

技術やこだわりを解き明かすのは面白いけれど
若冲が「こう意図して描いた(はず)」
「こういう想いを込めた(はず)」はどうでもいいな。
誘導された感想を持ちたくない。

日曜美術館で紹介していた墨絵の虎が
とても気に入ったので
自分のおでこにぐりぐりとあの模様を書き込みたい欲が!

疲れているのかな?
寝る。
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内藤ルネ展

2016-07-19 23:19:39 | アート
あのパンダ、内藤ルネさんだったのか!

おリボンつけた女の子の絵
懐かしい・・・んだけど
生まれてない頃ってどういうこと?

ファンシーグッズ(馬じゃないぞ)の先駆けなのですね。
サンリオより前だもんね。
うーん、
昭和は遠くなりにけり。

印刷を前提とした作品制作の仕方
最初に小さいサイズで描いて、彩色して
拡大コピーしてそれをまた彩色して仕上げていたそうだ。
最終形にイメージの焦点を当てた作成・・・
なんかヒントがありそう。


さすがにグッズが多かったが
ファイルとチケットホルダーというのが美術展グッズの定番となったのは
ここ10年くらいのことでしたか?
つい買ってしまう、狙いか?





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ワンワン ワンッダフル

2015-09-06 23:22:24 | アート
9/5

三岸好太郎美術館にて。
朝9時半から配布の
奈良美智さんのトーク整理券には間に合わず、
『仕方あるまい』
用事をひとつ済ませて3時半過ぎに美術館到着。
おお、まだトークが終わっていない!
奈良さんの姿の見えない場所で
ワンコのように耳をそちらに向けて聞いた話には
今のワタシに力をくれた。

犬、である。

チラシの奈良ワンコは小さい立体で3匹が顔を突き合わせている。
弘前で会ったコ達。
三沢厚彦さんの立体は、すぐにわかるね。
顔がちょい怖いの。

犬種の特徴を擬人化した作品がキュートでした。
うー、メモってくればよかった。

絵画や立体など
”人間と犬は昔から近しい間柄”な作品の中
ひとつのコーナーには
南極物語でおなじみタロジロの写真や
樺太犬のはく製もありました。
愛玩ではない使役としての役割をもつ犬。

狛犬は主に写真だったのが残念でしたが
そりゃ、神社から持って来られないか。


中村芳中のまるっとして犬がかわいくてかわいくて、
ファイル買っちゃった。
というか、この犬の日本手ぬぐいも持っているな。
なんの展覧会で買ったのか覚えてないけど。

犬はねー、生き物としては好き。
飼うならだんぜん猫!だけど。



知事公館の中庭に来たのが久々で
安田侃の大理石彫刻なんていつ出来たのさー
近寄って見たら
固いもので突いた後が何か所かあって驚き。
何故突く?
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THE ICE観たよ! 2015.7.22

2015-07-25 20:48:14 | アート
こりゃアートカテだよー。
という感動でした。

人生初のフィギュアを生で観るという経験。
鈴木明子さん出演がきっかけでしたが
ミーシャージーとチン・パン&ジャン・トンも、ものすごーく好きなので
これを逃したら観られない!
とチケット購入。


真駒内アイスアリーナ

オープニング、ペアで次々と滑り出てくる皆さん
ステキな舞踏会衣裳のペア
ん?!
鈴木さんのペアはミヤハラさん?
男性足りないんですか・・・
ピエロ出てくる誰なの~~?

から

うっひゃー
なんなの~この人達、美しすぎる~
滑りが旨すぎる(当たり前)
照明や衣装や演出が舞台芸術並みに素晴らしい
チケット代金妥当だね
  ↑
アイスショーを初めて見たので、
ショーという概念では舞台と同じである、という認識がない感想が
終了までリピートしていた。

・コヅカくん
おお、スケーティングが上手であるというのはこういうことか(凝視)
氷が削れていないような滑らかさで
くるん、とコーナーを曲がるのね
ひと蹴りでそんなにも進めるのね
王子さまみたいに端正なスケーティング。

・ムラカミさん
ショーカットになったことを知らない方達から声が上がるベリーショート。
実際に見ると手足が長くて大人っぽい。
しかし、笑顔はキュート。

・ミーシャ・G
お客さん、ミーシャ知らない人が多い席だったので(SSだけどな)
私だけ『ミーシャ!キャー!』
日本語の歌にのせ
黒地に花柄のキモノガウン風衣装で滑りました。
うっとり。

・鈴木さん
美しい滑りだけではなくて
心に直接響いてくる表現力が素晴らしくて見惚れる。
笑顔が華やかで
伸ばした手の指先まで、何かを伝えてくるようで
食い入るように見つめてしまった。
そして、じんわりと涙。

・ウィーバー&ポジェ
美しすぎるお二人にため息。
どのロミジュリ映画を観ていなくても、
粗筋だけを知っている人にはロミオとジュリエットだと
必ず伝わったと思う。
悲恋の表現が素晴らしい。

・ミヤハラさん
真紅の衣装が非常に印象的。
華奢なのに力強い滑りとジャンプ、
そして表現の繊細さも素晴らしい。
演技が始まると大きく見えます。

・アダム・リッポン
すごおぉいシースルーの衣装でクラクラ。
そして、ジャンプ時の頭の動きが特徴的で
足元じゃなく頭を見てしまったよ。

・ムラくん
間近で見るとダイナミックさが際立つジャンプ。
髪は長いほうが好き。

・パントン組(何故か、こう書くのがしっくり)
生きているうちに生で観られるとは思いませんでした。
ダイナミックと繊細
大胆と慎重
背中合わせのものを含みながら美しさと技術は最上級。
リフトにさえ胸を打たれる素晴らしさに涙。

・パトリック・チャン
滑っている、ということは摩擦抵抗があるはずじゃないか。
この人にはそれが無いのか?と錯覚するほどの
滑らかなスケーティング。
旨すぎ、とTVでは思ってたが
目の当たりにする言葉を失う。

・アサダさん
ああ、
この人を観るためだけに沢山の人が集まる理由が解った。
技術、表現に裏打ちされたスケーティングに
圧倒的な幸福感を振りまく笑顔。
スケートの才能と人に好かれる才能を与えられたとしても
制御できなければ
彼女のようにはなれない。
そして、ただ可愛くもある、
という最強。



えー、書ききれなかったスケーターも
そりゃ国際級だもんな、すごーい、やばーい
うきゃー
眼福のひとときでした。


~~なにせこれだけまとめるのに4日かかってるから・・・
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君や 僕に ちょっと 似ている

2012-07-15 23:20:30 | アート
昨日は
横浜美術館直行直帰
のお出掛け。

予定外の友人とのお茶タイムもあり。

大好きな奈良さんの絵をたっぷり観て来たら
テンションが上がるとかではなく
寝て起きたらフラットですのよ。
『あ、私ってこういう心持だったわ。前はよく』

アートは人の心の底を動かします。

初日で図録が出来上がってなかったよ。。。
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片岡球子展 旭川美術館

2010-07-19 21:50:58 | アート
芸森を見逃したので旭川まで。

『面構え』シリーズもさすがの迫力でしたが、
山がすごいです。
富士山だけじゃなく浅間山に心をつかまれてしまいました。
圧倒的な情熱と色彩に圧倒されて
どこからこんなエネルギーが出てくるんだろう

ほかのお客さんも話してた。
「おい、これ○○才過ぎてから書いてるぞ」

大きい絵も細かく着物の柄が書き込まれているので
近寄ったり離れたりしながら
思う存分鑑賞。

晩年の
『もうスケッチには行けないだろうから
家で描ける物を』と手がけ始めたという裸婦。
貪欲なのが芸術家の業なんでしょうか(良い意味で)

図録は買ってこなかったので
球子の言葉をメモしてくれば良かったな、と思っております。
火山は怒りを描いているとかね、
印象深い言葉が沢山あったので。

女性が絵で身を立てるなんていうことのない時代に
教員の傍ら寝ずに絵を描いたという逸話にも
球子の精神と肉体の強さとともに
描かなければ生きてゆけないヒトであったのだなと
少し怖さを感じたりしました。
才能は飼いならせなければ己を食い尽くしてしまうものなのでしょう。

自分が若いときはちっとも気にならなかった画家です。
年をとるのって面白い。
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