もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

ドローイング 2017春

2017-05-05 23:52:33 | コトバ
うららかであるべきものが
けたたましいので
くらん
として倒れ込む

したたかに打ち付けた膝に
美しく青あざ

心の中はまだらに
寒色と暖色と無彩色

水の中にいるように聴こえる音は
知っているヤツ
低い音の風が鳴り続ける
突発性難聴に似たもの

うららかを陰干しにして
お守りにしたい春
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無題

2016-05-09 23:18:43 | コトバ
錯乱する夕暮れ
混乱の極み
うたた寝のうさぎを叩き起こして
一緒に月に吠えようではないか

踏むのはステップ
叫ぶのはシャラップ
歌はリップシンク
腕を組んでいるのは
気絶したうさぎ

ウィスパーボイスで
呪いの言葉を耳から注ごう
うさぎの耳には
呪いが良く似合う
でも
赤目の黒うさぎには祈りの言葉を

アタシの脳みそは
41度で固まったたんぱく質
攪拌してホイップして
耳から流れ出させたい
それで飾り付けたいのは
ヤバい現実

踊るならワルツ
耳に聞こえるヘルツ
バイオリン弾きはコウモリを招き寄せる音を奏で
街灯の下には影しかないアタシとうさぎ

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SOSが聴こえすぎるキミ

2016-04-30 00:48:32 | コトバ
この世の中に飛び交う
塵芥のごとく無数のSOS

切羽詰ったSOSも
冗談半分のSOSも
他人の気を惹きたいだけのSOSも
今まさに沈んでゆく人のSOSも
信号としてはみな同じSOS

それが聴こえすぎるキミは
手を差し伸べ
話に耳を傾け
寄り添って嘆き
何もできないときには
オロオロと立ちつくしていた。
そんな時 少し猫背になっていた背の高いキミのシルエット
今 思い返している

少しやり過ごすことも覚えないと 自分が持たないよ
そう言ったワタシに
「だって、助けてって聴こえるんだよ」
危機に陥った飼い主を助けに行く犬のように
凛々しくて、黒く濡れた瞳でキミは答えた。

こぼれ落ちて助けられない人への虚しさが
自分をどんどん蝕むから
いつか誰も助けられなくなってしまうこと
最後には自分も危うくなること
知っていたけれど
キミの使命感に水を差すことが出来なかった
多分誰にも出来なかった

季節が変わって少しずつ色々なことが変わって
ワタシも浅瀬で溺れかけたりしていたから
気が付けなかったけれど
キミはSOSの出し方を知らなかったんだね
姿が消えてから皆が気がついた。
周りの人たちは 遠くのSOSを聴くことに必死だったから
まさかキミがそれを知らないなんて
本当に思っていなかったんだろう
一番初めに教えた そういう手筈だった はずだ。

ぐっすり眠れる場所を確保して
誰かにちゃんと弱音をはけて
誰かにちゃんと助けてもらって
出来ないことは出来ないって言い切って
ゆっくりゆっくり元気になって
これはキミが繰り返し教えてくれたこと

ワタシも助けてもらいました ありがとう。
あのコも助けてくれてありがとう。
いっぱいありがとうをあげるから
SOSの出し方を覚えたキミにまた会いたい
この言葉が届くように 強く思う ことしかできないけど
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あの日は寒かったよな

2016-03-14 21:02:09 | コトバ
警告していたじゃないか
あんなに
何も聞かなかったのは おまえ
信用している自分には
毒は降り注がないと思っていた?
残念ながらこの件に関して神様は平等だ
警告していたこっちにもおまえにも

ヒステリックになる奴もいる
知っていればいるほど
知らんふりを決め込む奴もいる
無かったことにはならないのに
王様の親衛隊みたいに振る舞う奴等は
自分が嘘つきだとは思っていない
だって自分でも嘘だか本当だか解らないのだから

今更ああしろこうしろなんて言わないから
自分で確かめて進めよな
誰かのせいにしていても時は過ぎるから
全て正しいことを求めると
間違いも飲み込む羽目になるしな
ただし
本当の悪人のことを執念深く覚えておけ
手を変え品を変え
騙すことしか考えていない奴らだから

なんだかんだ言っても
次に会う時お互い笑っていたいだけなんだ
それだけなのにハードルが高くなったよな
笑ってるだけでどこにも傷が無いと思われたり
因縁つけられたりするご時世
テメエも笑えばいいのにな
ご苦労な奴らが増えすぎだ

歌いたいときに歌って
踊りたいときに踊って
ご機嫌なパーティなら一緒に騒いで
そんな風に暮らしていくよ
闘う覚悟は表には出さないだけで
手放したことはない

おまえも好きに暮らせばいい
警告していたのは 
一緒に楽しい未来に行きたいと思っていたからだけど
なんとかしてあげたいって気持ちは
思い上がりに似すぎていた

楽しい毎日を積み重ねることが
先に続くことで
それだけ忘れなければいいんだ 多分

夜が更けると口数が増えるな
また逢おうと言いたかっただけだったのに

それじゃまた

追伸
雨の日に手ぶらで歩く癖はもう辞めたろうな
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金をまき散らせ!

2015-12-13 18:58:41 | コトバ
軽減税率~増税は止まらない
児童手当増やす
なにぶっこんできた?
ああ、選挙対策もしくは買収のつもりなのか。
なめられてるな、
全くもってなめられてるな。

きれいな首輪をつけてもらって
鑑札をぶら下げて
犬どもは歌うよ
吠えているつもりらしいが
尻尾はぶんぶん振っているじゃないか。

一時間働いて764円
MOSバーガーは贅沢なご褒美
マックでも食っておけってか
あれはエサだろう
カロリーはある、腹は膨れる
それだけだ

蜘蛛の糸を待っていても
何も救いは降りてこないじゃん
「蜘蛛の糸って何?」
学ぶ機会も奪われるか貧乏
貧すれば鈍する
奴等の思うつぼだな
笑いながらその穴に人を蹴り落とす奴ら
でもあいつらも鑑札のついた犬だ
所詮鎖の範囲でしか動けない犬だ

初詣だのなんだの
テレビから流れる宗教のコマーシャル
その金はどこから出て
誰がもらってこのコマーシャルを作っているんだ?

貧乏人はジャンクとポストハーベストか遺伝子組み換えの輸入品を食べて
医者にかかる金もないならこの世から去れと
それもなるべく静かに
それが悪党たちの望みか
気づかぬうちに耳から毒を注ぎ込まれたヤツらは
悪を聞き分けることも見分けることもできない
全く奴らの思うつぼだな

♪鉄砲担いで得意になって それじゃ世界中が死人の山さ
キヨシローが歌っていた歌を
口ずさみながら歩こう
楽しむこととと考えることは常にセットで

弱いものに吠えている犬は
さらに大きい犬に噛みつかれる日を想像できない
それをけしかけている奴らの
思惑ひとつでしかないことを

踊るな!と言われたら
好きなように踊るのがいいだろう
悪党は楽しそうにしているのを何よりも嫌うから
そして
楽しむこととと考えることは常にセットで

金の代わりにHAPPYをまき散らせ
12月
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ウルトラQのような現実

2015-11-19 23:55:12 | コトバ
不機嫌を振りまく輩は
不機嫌が日常で笑うことがないとしても
他人の笑顔をあーだこーだいうことに費やすエネルギーが
不毛だとは感じない時点で
痛覚がどこか壊れているのだろう。

笑いあっている人達の中にも
抱えている闇があることに思いが馳せられないのでは
3歳児にも並べないのではないか。

憎まれる方が忘れられるよりまし
なんてのは
恋の歌を歌っているシンガーが使って形になる言葉
もしくは
虐げられた子供時代のツケを大人になって払っている人にしか
フィットしない言葉だ。

筒井康隆の「俺に関するうわさ」がリアルな現代に
「猫に未来はない」の猫のように
前頭葉が欠けている輩が多すぎるが
猫の可愛さを保有していない点で問題外だ。
そして想像していなくても
石つぶては等しく万人に闇から放たれる時代。

人をののしるその口で友愛を語れる人は
病んでいるのかもはや人ではないなにものなのか。

京都が買われる日が
やってくるのも現実になるかもしれない。
金の亡者はお腹に金額が表示されるよ、
解り易くていいかもな。
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2015.9月

2015-09-21 01:04:57 | コトバ
やすやすと
売り渡せる魂というのは
妖怪がテンプラにして食べるにも
まずそうである

やすやすと
売り渡せる魂の持ち主は
天国も地獄も信じていないというより
すでに地獄にいるのかもしれない

金と地位と名誉で身を飾ることが好きなヤツは
本当は自分のことが嫌いなんだろう
飾りつけで自分を隠してしまおうとしている

墓場までは何も持って行けず
この世の常として
後々まで語り継がれるのは悪業ばかりだということを
他人事だと思っているのだろうが
足元に絡みつく死屍累々に気が付いてないのは
哀れですらある

よもや魂などはなから無いのだとしたら
土塊の呪い人形なのだろう
どす黒い念を仕込まれて
その通り動くだけの

なるほど
私が見ているものは
21世紀の怪談話なのだな
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終ってしまった幼年期

2010-12-11 22:55:17 | コトバ
終ってしまった幼年期の地層には
死んだ星がからからと群をなして埋まっている
掘り返して燃やすと
美しく青白く そして長く燃え続けるらしい

しかし
その場所を知っているのは
時のろうそくの炎を見張っている番人と
魂の抜けかかった人だけなので
誰にも知られずに深く深く埋まっている

死んだ星を掘り起こして燃やしたいヤツラは
地上に溢れているが
噂だけが物語のように語り継がれていくだけで
肝心の地層にたどり着けた者は皆無

魂が抜けかかってから解っても
幼年期の終わりと時のすきまに吸い込まれてしまうのだ

死んだ星からからと
音をたてて今日も落ちてくる
私は裏庭にそれを埋め続ける
何世紀かののちには
ここに地層ができるのだ
そして私は

その番人になる
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無題

2010-12-05 10:30:42 | コトバ
月夜の遠吠えに

共鳴するピアノ弦

森のケモノだけに聴こえる周波数

それを微かにひろって落ち着かない

心の中のたった1g

そんな場所を持ってしまった不幸と喜び


仲間を探しに行こう
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無題

2010-11-07 22:48:33 | コトバ
港町の秋の夕暮れ

鳴っているのは鐘の音
啼いているのは名も無い小鳥
泣いているのは淋しい女

坂を下るバスは海に落ちていくような速度で
女は乗れやしないようだ
傾斜がきつくて上ることもできないようだ
それであんなに泣いているのか
坂の途中で立ち尽くして手放しで

どんどんと日が暮れるよ
暗くなったらますます動けやしないよ
山からは冷たい風と闇が吹き降りてくるし
海からは波が吼えてくるだろう
その泣き声よりも大声で
早く助けを呼びなさい

私は助けを呼べないままで
目の前に急停車した夜を走るバスに
行く先も確かめず乗り込んだの
そうしたら
運転手のいないバスは
人の目には映って消えて
幽霊船のように夜の港町を彷徨い走り続けるバスでした

今や行方不明人として口の端にものぼらなくなりました

そこで泣いている女
早く助けを呼びなさい
港町のあやかしに からめとられないうちに早く
このバスの中は
海の底より淋しいから
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