もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「アフタースクール」

2008-06-21 23:20:24 | 映画
6/20

公開からしばらくたったし、
昼の回で大泉君の挨拶があったからか、
お客さん少な目。

んで、ネタバレも少しあるのでご注意を。

なにせ「運命じゃない人」がアレだったから、
最初から役者さんの目線やらセリフに注意しまくり。
するとチラチラ違和感があるのだが、
臨月の妻の義父らしき人が、なんかいちいち厳しいし。
見ているTVには「これは多分・・・」と思うも
あんな展開解んないって!

神野はいい人だなぁ。
なんか大泉君ぴったんこ。
友達の奥さんの出産に、他人の車止めて運んじゃうんだ。
自分の車は木村が乗っていったきりだから。
その運転手さんとか、くすくすのツボが沢山。
美紀の「出していい?」は爆笑でしたが。
神野先生はどうもコーヒー牛乳好きらしい。

人生を捨てたようなすさんだ男、北川が金の為に人探しを請け負う。
でも、ヤツも人を信じたいんだよね。
その言葉でますます窮地に陥っちゃうんだもん。

同級生に成りすまして、
木村というサラリーマンを探し始める北川は、
自分のやり方(裏世界の?)に神野を巻き込む。
お人よしの神野にイラつきながら。

一回目の「えっ!」では
『実はこの人が悪巧みしてたの~。やだ~』
でしたがさらに
『あれ?この大掛かりな画を描いたのは、ああ、あの人たちか。へえ』

神野のセリフ。
「お前みたいなヤツどこのクラスにもいるんだよ。
なんでも解った顔してつまんねー、って言うヤツ。
お前がつまらないのは、お前のせいだ」
あああ。
人生あらゆる場面に当てはまるんでは?

が、その後にも
『防犯カメラには音声は入んないのか、そうか。うぷぷ』
『神野先生ってば、男前っ』
なシーンの連続であきません。
前作に続きヤクザと探偵が出てくるので、
(なんで?監督)
サスペンスだったり謎解きだったり、ドキドキしたりほのぼのしたり。
おもしろーい。
メインがみんな良い人なんだもん。
だって北川が一番騙され放題で、根っからの悪人じゃなさそうだし。

素人さんって恐いわね~。裏家業の方々。

内田監督、才能あるなぁホント。

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2 コメント

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楽しい映画 (tatsuo)
2008-06-22 00:01:21
映画館であんなに笑ったのは久々でした。
(これ、回りの人を含めて)
神野のセリフ。
私も「おおおっ!」でした。

大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、皆上手いですね。
北川が一番普通なのかなと(笑)
大笑いしたのは・・・ (もじもじ猫)
2008-06-28 16:20:33
・tatsuo様
私が観た時はお客さん少なくて、爆笑してたのは私だけ。という場面も多々(汗)
内田監督作品は、ポイントの高い言葉が多いですよね。

そうです。
一見アンダーグラウンドにいそうな北川が、
人の裏の裏を読んだら表だった。
みたいな、ね。

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