ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

京都在住の旅ジャーナリストとネコのミモロが、京都の伝統と新しさをはじめ、注目のお店などをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「御蔭神社」での「御生(みあれ)神事」。新たなパワーをチャージする、大切な神事

2017-05-14 | 祭事・神事・風習

明日5月15日は、「葵祭」。斎王代の行列が、「京都御所」から「下鴨神社」 そして「上賀茂神社」へと向かう華やかな祭事が行われます。「葵祭」というと、この斎王代の行列だけと思われがちですが、祭りには、ほかにいろいろな神事が行われるのです。12日に行われる下鴨神社の摂社「御蔭神社」での「御生(みあれ)神事」もそのひとつで、比叡山の麓、御蔭山で新たにお生まれになった神様の荒御魂を、「下鴨神社」へとお迎えする重要な神事なのです。

ミモロは、初めてこの「御生神事」の様子をそばで参拝するために「御蔭神社」を訪れました。
「葵祭」を象徴する双葉葵。

「下鴨神社」「上賀茂神社」のご神紋でもあります。ほかに、このご神紋は、「貴船神社」「松尾大社」などでも…。
この時期、みずみずしい双葉葵は、まさに新たな命を表すものでもあるのです。

「御蔭祭」「葵祭」に関わる神職や従事なさる方々は、皆、「御葵桂(おんきっけい)」を身に着けます。
これは、双葉葵と桂の葉を組み合わせたもので、桂は男、葵は女を示し、2つの植物を一体化することで、神さまの御生(みあれ)を祈るものだそう。

さて、いよいよ「御生神事」が始まります。
「御蔭神社」に「下鴨神社」からのお迎えは、神職、楽人、氏子など総勢200名以上。神事の前に、その多くの人たちは、帰りの行列に備え、列を作り、荒御魂さまをお待ちします。
「もう山を下がるの?」

「はい、今から、神事が始まりますよ」と行列を取り仕切る列奉行さま。
ミモロは、静かに道の傍らに控えます。

「下鴨神社」の新木宮司さまが神事に先立ち、お浄めに…。
 
いよいよ厳かな神事が始まります。

社殿の前には幕が下ろされ、中から祝詞が聞こえてきました。

太陽の南中を期して、荒御魂のご降臨を請う「う~」という低い声が響きます。
荒御魂さまは、「御生木(みあれぎ)」という榊の若葉を依代とされ、御神霊櫃にて「下鴨神社」へと向かわれるのです。

「あ、荒御魂さまお出ましになるみたい…」ミモロは、ちょっと緊張しながら御神霊櫃をお迎えします。
  

しずしずと恭しく奉じられた御神霊櫃。ミモロは、頭をさげて、お見送りを…。
  
行列は、静かに山道を下り、中継地点にある摂社の「賀茂波爾神社(かもはにじんじゃ)」通称「赤の宮」へと向かうのです。

行列が出発した社殿の前には、再び静寂がもどります。


ミモロは、御蔭山を下り、自転車で高野にある「赤の宮」へとダッシュ。
「ずっと下り坂だから楽ちんなんだ~」と、バスと自動車で移動する行列から離れ、住宅地の間の車の少ない道を選んだ走ります。

「わ~行列より早く到着しちゃった~」
「赤の宮」には、まだ行列は到着していません。
そこには、すでに楽士の方々がスタンバイ。ここでは「路次祭」(ろじさい)という神事が行われ、舞楽が奉納されるのです。


しばらくして自動車が到着。宮司様が本殿へと急ぎます。


「ここのお祭りは、以前、参拝したので…」とミモロは、そこから家へもどることに。

この日は、「赤の宮」のお祭りもあり、町内各所には、神輿の姿が…。


ミモロが、家でお昼ご飯を終えたころ、行列の車が、住宅地の中を経て、「下鴨神社」へと向かいます。


神社では、それから荒御魂さまをお迎えする「切芝神事」などいくつかの神事が執り行われるのです。

「いよいよ明日は葵祭だね~晴れるといいね!」ミモロは、今回、「社頭の儀」に参列する予定です。





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