ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

京都在住の旅ジャーナリストとネコのミモロが、京都の伝統と新しさをはじめ、注目のお店などをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

7月に「星野リゾート ロテルド比叡」として再開。ゲストが静かな時を過ごすホテル内部を見学

2015-07-03 | 宿・ホテル

比叡山の山頂近くに立つ「星野リゾート ロテルド比叡」。ミモロは、プレス発表会に出席しました。
美味しいフレンチの試食会の後、ホテルの中を案内してもらいます。

広々した吹き抜けのロビーホール。ここは、以前、京阪グループが運営をしていたホテルで、その施設を一部改装し、星野リゾートの運営ホテルになりました。

「このロビーホールの感じは、前と同じ…」以前は、ブライダルもやっていたので、この階段は、ウエディングの写真撮影によく利用されたところです。


「こんにちは〜」チェックインカウンターに立ち寄り、宿泊気分を味わおうとするミモロです。


全29室のこじんまりとしたホテル。まず、案内していただいたのは、メゾネットタイプのお部屋。
 
暖炉やキッチン、ダイニングもある、別荘気分に浸れるゲストルームです。
「2階がベッドルーム?」
らせん状の階段を上がって2階へ。
そこは、ソファーと奥にベッド、バスルームなどが…。
 
「ちょっと寝てみよう…」とベッドの具合をこっそりチェック。
「なかなかいい寝心地…」ダメ〜そのままお昼寝しちゃ…

お部屋からは、お庭の緑が…

ブライダルが行われていたときは、庭にウエディングに参列する人たちの姿が見られました。これからは、宿泊ゲストだけ。
落ち着いた時間が過ごせます。

ここは、フランスをイメージした設えが特徴。プロバンス地方などをイメージしたお部屋も。

「なんかロマンチック〜」

宿泊者だけのホテルになったため、以前、ブライダルなどに使われていたスペースが、宿泊ゲストのためのスペースに…。
ライブラリーでは、ハーブティーやコーヒーなどが自由に楽しめ、本を読みながら、自分の時間が過ごせます。
 

ホテルでも客室だけで過ごすのは、息がつまることがあります。パブリックスペースが広いと、ひとりだけになれる時間も持つことができます。

レストランも宿泊者だけですから、ゆったり。
 

バースペースには、琵琶湖の形をしたテーブルが登場しました。
 

「美味しい料理とワインのんだら、帰れないよね〜。やっぱりお泊りしなくちゃ…」とミモロ。
琵琶湖畔に広がる夜景を眺めながらのひとときは、きっと心に残る思い出に…。
宿泊者と同伴なら、外来者の利用も可能です。


最近多い、一人旅。「星野リゾート ロテルド比叡」では、シングルユーズも可能で、ひとり利用は、3万円〜。

また、車がなくても、京都駅からホテルまでのシャトルバスが定期的に運行されています。
京都駅からは、14時、16時、18時、20時の4本。駅のコインロッカーに荷物を預け、京都市内の観光を楽しんだ後、京都駅からホテルのシャトルバスに乗るのがおすすめかもしれません。また、食事なしでの宿泊も可能なので、京都のお好みの料理屋さんで、夕食を済ませてから、バスに乗ることも可能です。

ペット同伴の宿泊はできません。ネコでもミモロは特別なので入れました。あしからず…。


「いろいろご覧になりましたか?雨で残念でしたね〜景色がよく見えなくて…」と、スタッフのみなさん。
 「大丈夫で〜す。景色がいいの知ってますから…」とミモロ。

この発表会には、東京からもミモロとも顔なじみの方々がいらっしゃいました。
「そんなにくっつかないで〜」とカメラマンの奥谷さんの熱烈な歓迎にひるむミモロ。
 「ゆっくりお話しできなくて残念〜」とライターのさとうさん。

「あ、お久しぶり〜」と温泉ビューティ研究家の石井さん。


プレス発表会の後、みんな延暦寺・坂本エリア視察ツアーに出発しました。

「バイバイ…またね〜」と、ミモロは、みんなを見送ります。

みんなを見送ったミモロ…。
雨に煙る湖を、じっと見つめていました。


*「星野リゾート ロテルド比叡」の詳しい情報は、ホームページで




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7月1日にリブランドオープンした比叡山の「星野リゾート ロテルド比叡」。プレス発表会へ

2015-07-02 | 宿・ホテル

比叡山に行くとき、ランチやお茶をするのを楽しみに、何度か訪れたことがあるホテル「ロテルド比叡」。7月1日より、全国に運営を担当するホテルや旅館を展開する「星野リゾート」のひとつとして、リブランドオープンしました。ミモロもプレスのひとりとして、発表会に出席です。
 
発表会に先立ち資料に熱心に目を通します。なかなか真剣なまなざし。
さて、いよいよ発表会のスタート。最初に、星野リゾートの星野佳路代表から、星野リゾートの概要や最近オープンしたり、これから開業されるホテルなどの説明が…。
すでに全国33か所。海外にも展開する星野リゾート。その躍進ぶりにミモロは、ただ「すごいね〜」と感心するばかり。

ここ「ロテルド比叡」は、星野リゾートが、嵐山の「星のや 京都」に次ぐ、京都で手掛ける2つめの宿。以前の運営は、京阪グループが担当していましたが、これからは、星野リゾートがそれを担います。

「琵琶湖に近く、湖の魚や食の宝庫の滋賀県の食材などをふんだんに使った、ここならではのお料理でおもてなしします」と、料理長の村田巧さん。
 
一番前に座ったミモロは、熱心に耳を傾けます。

星野リゾートが運営する新しい「ロテルド比叡」は、『比叡山の懐に静かに佇む山上のオーベルジュ』というのがコンセプト。
琵琶鱒、近江牛、鮒ずしなど、琵琶湖・近江の恵みを、繊細かつ大胆に仕立てたフレンチで味わいます。

お話しを伺ったのち、ミモロたちは、レストランで、試食会に臨みます。「これが楽しみなんだよね〜」とミモロ。
  
ミモロの前には、近江の初夏を告げる5種類の1口大のアミューズと鮒ずしとワインのジュレなどを使ったお料理が…。
パクリ…ミモロサイズの小さなアミューズ、でもそれぞれにワカサギ、とうもろこし、鯉、いのししなどの素材の美味しさが活かされています。「美味しかった〜…もう少し食べたい感じ…」と、ミモロ。
同じテーブルの放送作家の北村さんや関西テレビの片平さんと、お話ししながら楽しいひとときを過ごしました。


「このレストランからの眺め最高なんだよね〜」

この日は、あいにくの雨模様で、眼下に琵琶湖の姿を見ることはできませんでしたが、晴れた日は、それは美しい景色が一望できるのです。

「あの〜ここのテラス大好きなんですけど、もうランチやカフェだけで寄ることできないんですか?」とミモロは、星野さんに尋ねます。

館内で、ランチの営業はなく、だから外来の方が利用できるレストランやカフェも当然ありません。

「ランチだけで短時間滞在するのでは、ここの魅力を十分楽しめないと思うんです。比叡山や琵琶湖周辺は、京都とはまた違ったいろいろな魅力にあふれているエリアですから、ゆっくり滞在してその魅力を十分に楽しんで欲しいからなんです。ミモロさんも、ぜひ泊まりに来てください」と星野さん。

「でも〜ミモロ、京都に住んでて、ここまでお家から車で30分しかかからないの…。だからお泊りしなくても…。それに東京のお友達を比叡山に案内するとき、よくランチいただいて、みんな感激してたんだけどなぁ〜」と、宿泊しないと利用できなくなったことに、ちょっとガッカリ。

ミモロは、比叡山延暦寺が大好き。あの荘厳なる雰囲気と凛とした空気感が好きで、年に何回か訪れています。
「ここに寄って、ランチするの楽しみだったのに〜。どうしてもダメ〜」と、星野さんを見つめます。


「宿泊すると、立ち寄っただけでは味わえないすてきな時間があるんですよ」と。「そうなんだ〜」とお返事しながらも、もう気軽にランチに立ち寄れない寂しさを隠しきれないミモロです。

「今度、比叡山に来たら、どこでランチしたらいいんだろ?延暦寺のところの食事処じゃ、お蕎麦しかないし、『ガーデンミュージアム比叡』だと入園料かかるし〜。困ったなぁ〜今度、お友達、比叡山に案内する予定なのに…」と、ボソリ…。

「連泊したら、ランチは、どこかに出かけなくちゃいけないんだ〜。いつか星野さん、すてきなレストラン作ってくれないかなぁ〜」と、密かに思うミモロでした。


さて、星野リゾートになって、なくなったことが、もうひとつ。ブライダルです。それは、滞在するゲストがゆっくりと静かな時間を存分に過ごしてほしいという思いから…。

チャペルのなくなったお庭は、広く、ゲストたちは、自由に思いのままの時間を過ごせます。


「やっぱり滞在しないと、ここの魅力わからないかも〜」。そうミモロが思ったのは、ゲストだけの特別体験…。

星野リゾートの「ロテルド比叡」では、滞在者に向けて、特別な体験を用意しています。
例えば、「国宝の延暦寺根本中堂で、朝のお勤め体験」これは、地元の人でも通常参拝できない時間帯に宿泊者を特別に案内するというもの。また、こちらも通常一般公開していない登録有形文化財の「大書院」で、日本庭園を眺め、僧侶のお話しを伺い、お茶をいただくというもの。

ミモロもやってみたい体験です。

宿泊料金は、1泊2食付2名1室の利用で、ひとり2万7000円〜。

「今度、お友達とお泊りしようかな〜。おこづかい貯めなくちゃ…」とミモロ。

京都に住む人が、ちょっとリゾート気分を味わいたいとき、おすすめです。交通費が掛からず、非日常のリゾート気分に浸れます。暑い京都の町中から、気温が、低いといわれる比叡山。避暑に訪れるのもいいかもしれません。

試食を済ませたミモロたちは、次にゲストルームなど館内を歩きます。

*「星野リゾート ロテルド比叡」の詳しい情報はホームページで



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ミモロの熊野三山詣(9)勝浦で人気のまぐろ料理店「竹原」。この夏限り「くろしお号」のパンダシート

2015-07-01 | 国内旅行


ついに熊野三山をすべてお詣りしたミモロ。旅の締めくくりは、那智勝浦でのランチです。
 
那智勝浦は、延縄漁でのまぐろ水揚げ日本一。近海での生のまぐろが通年で味わえる場所で、ネコとしては、見逃せません。

港の周辺には、まぐろを扱う料理屋さんが多く、その中でも、有名なのが「竹原」です。
 

カウンターだけのお店で、開店から閉店まで、お客さんが次々に…。お昼時は、外で待つ人も…。
 
ミモロが訪れたのは、お昼の営業が終わるギリギリ。「よかった〜入れて…。わ〜いろんなまぐろ料理がある〜」
店内の黒板に献立がずらり…。
「なんにしようかな〜」と迷うミモロに、「まずは、刺身の盛り合わせの定食にしたら…」とお店のご主人のアドバイス。
ご主人の竹原久男さんと奥様「まぐろの尾びれや目玉もコラーゲンたっぷりで、美容にいいんですよ」と。
「それ食べると毛並もよくなりますか?」「はい…」

調理場で、手際よくまぐろを刺身に…カウンターの上には、マグロのいろいろな部位を煮込んだ品々が
「どこの部分?」 

しばらくして、ミモロの前には、大きな厚切りのまぐろの刺身がのった定食とマグロの尾びれが…
 
魚を前に、よだれが落ちそう…。

こちらの特徴は、ゲタの刃づくりという厚切りの刺身。定食には、近海のまぐろのトロ、中トロ、赤身が盛られています。
「一口で食べきれない…困っちゃう〜どうしよう」と言いながらも、うれしそうなミモロ。「これ尻尾なの…」トロリとした箸で
崩れる身には、プルプルのゼラチンがたっぷり。一度焼いてから、湯通ししたもので、自家製のポン酢でいただきます。

「おいしかった〜感激!」まだ何か食べたそうなミモロ…

「熊野三山お詣りしてきたんです…あのね〜」とミモロは、ご主人と奥様に旅のお話しを…。「そう、それはそれは…」と気さくなお二人。「うちにもクマちゃんいるんですよ」と、ティアラをかぶったクマちゃんが登場。「あの〜ミモロ、ネコなんです」
「あ、そう、てっきりクマだと思いました。それは失礼…」

「ここ夜にも来てみたいね〜」と、周囲のホテルに宿泊する人たちも、多数訪れるのだそう。日本酒を飲みながら、味わう地元のまぐろの美味しさは格別でしょう。

*「竹原」和歌山県東牟婁郡(ひがしむろぐん)那智勝浦町築地4-23 0735-52-1134 11:00〜14:00 17:00〜21;00 不定休 まぐろ定食1500円、尾びれ600円ほか

ミモロ、そろそろ電車の時間…「ごちそうさまでした〜」と笑顔で手をふりお店を後に…。

帰りは、紀伊勝浦から、特急の「くろしお」で新大阪へ向かいます。
  

今回乗った「くろしお」は、381系という車両。この列車には、パンダシートという特別席があるんです。和歌山県は、日本で最もパンダの数が多いところ。今や、和歌山の顔的存在のパンダです。それにちなみJRが設置したのが、このパンダシートです。

「わ〜思ったよりデカイ…」とビックリするミモロ。シートの上の顔は、大人の顔より大きいもの。
「パンダといっしょ…」ミモロが目立たないほどです。
このシートには、だれでも座れ、記念写真を撮影できます。ただし、このシートは、この夏限り。車両自体が9月に引退してしまいます。

列車は、紀伊半島の南端をめぐるように走ります。車窓には、青い海が…

太陽は、次第に西へと傾き、海は、キラキラと輝いています。
「楽しかった〜。いろんな経験しちゃった〜」と、熊野の旅を振り返るミモロです。
旅の終わりは、いつもちょっと物哀しいもの。楽しいことが多いほど…「もう旅終わっちゃう〜」としんみり。

「京都に帰ったら、お友達に熊野のお話しするんだ〜」と、そう、みんなミモロが帰るの待ってますよ。

しばらく海を眺めていたミモロ…「そろそろ食べちゃおうかな〜」と、なんと駅弁を広げ始めました。
え〜いつの間に…。さすがミモロ…紀伊勝浦の売店で、しっかりゲットしていました。

ひとつは、「弁鶏(べんけい)」という平飼いの鶏肉をつかったお弁当。そして、もう一つは、鶏のから揚げがのった「パンダ弁当」容器がかわいいお弁当です。共に850円。
 

さて、ミモロの熊野詣も今回でおしまい。
また、明日からは、京都の町のリポートをお届けます。





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ミモロの熊野三山詣(8)新宮の「熊野速玉大社」と神様が降りた大きな岩がある「神倉神社」へ

2015-06-30 | パワースポット

京都から、憧れの熊野三山詣に出発して3日目。いよいよ最終日。熊野三山詣の締めくくりに訪れたのは、新宮にある「熊野速玉大社」(くまのはやたまたいしゃ)です。
  

朱塗りの社殿が清々しい境内を、ミモロは、粛々と歩きます。「いよいよここで熊野詣でも締めくくり…」

ここは、速玉大神(イザナギノミコト)と熊野夫須美大神(イザナミノミコト)の夫婦神をご祭神に祀る縁結びのご利益で知られるところ。境内には、樹齢1000年と言われるご神木のナギの大木が聳えます。
縁結びのお守りも 

梛(なぎ)の木は、古来から旅の安全をも守る木として信仰されています。ナギの詞は、海の波穏やかな凪(なぎ)にも通じ、特に船の安全な航行を願うのに用いられたそう。
牛頭天王(素戔嗚尊)とゆかりの深い熊野。「京都の八坂神社の御祭神だよね。そういえば、四条通の西にある『元祇園社』て、境内のナギの木で風流傘を飾り、神様を八坂神社に見送ったのが、祇園祭りの始まりだって聞いたことがある。あそこは確か「梛神社」っていうんだよね〜。へぇ、熊野と京都って、深い関係があるんだね〜」と改めて思うミモロです。

参拝を終えたミモロ。門のところには、名物の「もうで餅」が売られていました。
「ここのパッケージもいいね〜」。熊野三山の各大社の前で売られる「もうで餅」は、中身は同じですが、それぞれパッケージデザインが異なります。
「あ、牛王神符、ここでも頂かなきゃ〜」と、からす文字の熊野特有の神符を社務所で…「これで全部集めちゃった〜」と、嬉しそう。
  「熊野本宮大社」「熊野那智大社」「熊野速玉大社」の神符。すべて木版の手刷り。鎌倉時代は、誓約書。江戸時代は、起誓文の代わりに用いられたそう。「かまどの上に祀れば、火難をまぬがれ、門口に祀れば盗難除けに、懐中に所持すれば、旅の災難をまぬがれ、病人の床に敷けば病気平癒」になるありがたいお札です。

ところで、ミモロ、まだお詣り終わってませんよ。「え?もう三山お詣りしたよ〜」と。いいえ、神様が降臨された大きな岩のゴトビキ岩にお詣りしなくちゃ…。

「熊野速玉大社」から車で5分ほど、新宮市の西に聳える権現山に南端にある岩こそが、「日本書紀」にも書かれた、熊野三山の大神さまが降臨された聖地なのです。その岩があるのが、「熊野速玉大社」の摂社「神倉神社」です。実は、現在は、摂社ですが、「速玉大社」は、この神社の新宮に当たります。つまり新宮という名は、この聖なる岩に降臨された神様をお祀りするために造営した新しい御宮がある場所ということから…。

「え〜そうなんだ〜。じゃ絶対そこにもお詣りしなくちゃ…」と、ミモロは、さっそく「神倉神社」へ。

「ここ?この階段上るの?」
    
ミモロの目の前に、空まで届くような階段が…。「う〜」と思わず唸りたくなる階段です。この階段は、源頼朝が奉納したといわれる538段の鎌倉積みという石段。かなりの急な勾配は、最大45度。しかも、石の大きさが異なり、段差が均一ではありません。「歩きにくいね〜。それにすごく急で、怖いよ〜。頼朝さんももっと丁寧に石積みさせればいいのに〜」と、文句を言いながら、下を見ては震えるミモロです。確かに、ここで転んだら大変…と思わせる勾配で、足がすくみます。

ミモロ、登り始めた以上、引き返すのも大変だから、がんばって〜。

なんとか石段をのぼり終えたミモロの前に、巨大な岩が姿を見せました。

「うわ〜大きい〜」
注連縄が撒かれたゴトビキ岩…そのそばには小さな社が…

「お詣りしなきゃ…」とミモロは、また力を振り絞って石段を上がります。


そこは、まさに神様が降りたったことを想像させる場所。そこで参拝後、岩づたいにそばの岩へ。
滑り落ちないようにね〜。
ちょっと奥まった岩、古代は、ここで祭事などを行ったのでしょうか、岩の間からは、弥生時代の銅鐸なども発見させているそう。
「なんかすごいパワー感じる…」
ここにもしっかりお詣りを…。

すべてのお詣りを終えて、ふと目を上げると、そこには、青い海と新宮の町が眼下に広がっていました。
「この景色すばらしいね〜」と、石段の恐怖と大変さをも忘れさせる絶景です。

「クマちゃん、お詣りに来たの?」と地元の高校生。陸上部部員の彼女たち、あの急な石段は、トレーニングコースなのだそう。
「毎日ここに登るんですか?」とミモロ。「そうですね〜ほとんど毎日…」「え〜すごい…」熊野らしいトレーニングコースです。
「クマじゃないんだけど…ここ、熊野だからまぁいいか〜」と小さな声で…。

世界遺産の熊野…そこは自然と信仰が今も古代から続く場所。

「やっぱり人生1度は、熊野詣しなくちゃね〜。ほんと来てよかった〜」と、三山をめぐったミモロの顔には達成感があふれます。

さぁ、そろそろお山を下りましょ!
突然、顔の毛が逆立つミモロ。「ゲ〜また、あの石段下るんでしょ…どうしよう…ガタガタ〜」と、恐怖で震えています。でも、登ったからには、降りないと…。「う〜ん」と足がすくんで動けません。勝浦で、まぐろ料理食べない?一瞬、ミモロの目がキラリ。「食べる〜勝浦に来てまぐろ食べないなんて、ありえない…」と、急に勇気が体にみなぎります。そして…

石段を一段一段、石にしがみつきながら下ります。そう、ゆっくり、下を見ないで〜。

のぼりより、時間がかかった下り…。やっとなんとか地上に到着。ホ〜とした顔に…。
すかさず「早く、まぐろ食べようよ〜」と、車に駆け足で、急ぎます。

*急な石段の脇に、いくぶん傾斜ななだらかな石段がありますので、足に自信のない方は、そちらへ。

*「熊野速玉大社」の詳しい情報は、ホームページで。

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ミモロの熊野三山詣(7)熊野那智大社、那智山青岸渡寺、そして那智の大滝へ

2015-06-29 | パワースポット

京都から熊野三山詣に来ているミモロ。海沿いの那智勝浦のホテルに宿泊し、翌朝いよいよ「熊野那智大社」に参拝します。
朝、夜明けとともに目覚めたミモロ。海から上る朝日をまず拝みます。「わ〜お日さまが海から出てきた〜!」と感激!
久しぶりの海からの日の出。京都に暮らすと、お日さまは、東山から顔を出すのです。

その日、ミモロは、巫女さん姿で気を引き締めて那智大社へと向かいます。

 「朝から、険しい石段だ〜」467段を息を切らせながら、社殿へ。ここは標高500メートルに位置します。
「さすが見晴抜群…」澄み切った空気を深呼吸。

さぁ、参拝しましょう…
 
「熊野那智大社」は、そばの「那智の大滝」をご神体とする原始信仰にその起源を発し、ご祭神は、夫須美神(ふすみのかみ)。イザナミノミコトとも言われる神様で、万物の生成や育成をはじめ、縁結びなどのご神徳が崇められています。また、ほかに12の神々をもお祀りしています。境内には、清らかな気が漂い、パワーが感じられます。

もともとはご神体の那智の大滝を起源とした社は、仁徳天皇の御世(317)に現在の位置に移され、平重盛が造営。その後、織田信長の焼討にあったのち、秀吉が再興。それから、徳川8代将軍吉宗が大改修を行ったのだとか。

さて、「熊野那智大社」の隣りにあるが、西国三十三か所第1番札所の「那智山 青岸渡寺」です。
 
「あれ〜知らないうちにお寺の境内に来ちゃった〜」。そう「熊野那智大社」と共に神仏習合の修験道場として栄えた寺。
天台宗の寺であるため、信長が比叡山を焼討した時に、同じ宗派のお寺も焼き討ちされ、寺と大社が焼失したのです。ご本尊は、那智の大滝で開祖である裸形上人が得たと伝われる金製の如意輪観音です。現在の建物は、秀吉の弟、秀長により再建されたものと言われます。

「わ〜那智の大滝が見えるよ〜」境内からは、山の中に一筋の滝の姿が見えます。
 
「那智に来たって感じがする〜」
よく写真で見る景色が、ミモロの目の前に広がり、しばし見とれるミモロです。
「那智の大滝」と共に、写真によく見る三重塔。これは「青岸渡寺」の塔で、1972年に再建されたもの。
お寺の塔とご神体の大滝…この景色こそ神仏習合をよく物語る景色なのです。

 
お寺の塔ともっと近くで滝がみたい〜」とミモロは、そこから歩いて15分ほどにある「那智の大滝」へ。
  
「うわ〜近くでみると迫力ある〜」落差133メートル、幅13メートル、滝壺の深さ10メートルという勇壮な滝。落差は、日本一なのだそう。「この滝がご神体なんだ〜」と、滝の前で拝むミモロ。そばには、「飛滝神社」という「那智大社」の摂社が。

さて、「熊野那智大社」と摂社の「飛滝神社」には、ここだけのお札やお守りがいろいろ。
 
「カラス文字の護符買わなくちゃ〜」と、熊野三山の「牛王神札」を集めているミモロ。ここで2枚目を…。


「あ、おみくじ八咫烏だ〜」熊野と言えば、八咫烏。なかなかカワイイおみくじです。


でも、ミモロが一番気に入ったのは、カラス天狗の鈴。

「いい音がする…鈴って魔除けになるだよね〜」と、首からさげてご満悦。


ネコに鈴…ホント、ミモロは、鈴が好き…。1日、チリンチリンと、どこにいるかすぐわかる鈴でした。

「さぁ、いよいよ次は、最後の『熊野速玉大社』にお詣りしよう…」
那智大社から、速玉大社までは、車で、30分ほど。さぁ、出発〜

*旅のポイント
「熊野那智大社」への参拝は、できるだけ朝がおすすめ。朝5:30〜参拝可能です。朝の澄んだ空気の中での参拝の気持ちよさは格別。また観光客も少ないので、本当に静かな時が過ごせます。


*「熊野那智大社」の詳しい情報は、ホームページで。 


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