ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

京都在住の旅ジャーナリストとネコのミモロが、京都の伝統と新しさをはじめ、注目のお店などをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

今年最後の「平安楽市」。「終い弘法」「終い天神」なども。ミモロの好きな革製品・・・

2014-12-20 | 京都

12月になると、今年の締めくくりの市が、次々に開かれます。

12月21日、明日は、東寺の「終い弘法」
25日(木曜)は、北野天満宮の「終い天神」
28日(日曜)は、上賀茂神社の「上賀茂手づくり市」が、開催されます。


「あ、ここも今日が今年最後の市なんだ〜」と、ミモロは、近所の平安神宮そばにある岡崎公園で「平安楽市」という手づくり市が行われるのです。

毎月、ミモロが楽しみに出かける手づくり市です。
年末ということもあって、お正月のための盆栽のお店や、クリスマス用のデコレーションなども並んでいます。
 
トコトコと市の中を歩き回るミモロ…「あ、これ素敵…」と足を止めたのは、革製の品々が並ぶテントの前です。
「こんにちは〜見せてくださ〜い」とミモロは、お店の人に…。
「はい、どうぞ…ゆっくり見てくださいね」と。
ミモロは、革小物が大好き。ここの手づくり市でも、以前も素敵な革小物のお店に出会い、ミモロの写真展にも出ていただきました。

「あ、素敵なリュックですね〜」とミモロが愛用するリュックサックを見て…。
「あの〜ミモロ、革製品大好きなの・・・これも革の作家さんに作ってもらったの…特別製なんだから…」と、ちょっと鼻を膨らませながら答えます。
 
ポシェットやセカンドバッグなど「ファスナーが付いているから、使いやすいかも…」
タンニンで染めた革…「なかなかいい色…」「使い込むと、もっといい色になりますよ」と。

「あ、ペンギンのマークがついてる…」

この革のお店は、「PENGURI LEATHER AND FABRIC」という名前で、京丹波に工房があるそう。革製品は、正岡佑基さんが、そして布小物は、奥様が作っています。
「変わった形のぬいぐるみ?」とミモロ。

ペンギン好きのおふたり・・・そこで革小物のマークに小さなペンギンを…

革小物を専門に作り始めて、数年…いろいろな手づくり市に出品を始めたそう。

「よく上賀茂神社の手づくり市にも出ていますよ」と。「じゃ、またそこで会えるんだ〜」と嬉しそうなミモロ。

 
「小銭入れやペンケースもある…」女性が使いやすそうな品々もいろいろ。
奥様が、使ってみて、いろいろアドバイスをなさるのだとか…。

「なるほど、女性の意見が活かされてるんだ…」と納得のミモロ。


「自転車乗るのにも便利かも…」斜め掛けができる革バッグ。「これも使っていると、味わいがでそうだよね〜」とミモロ。

今年もいろんな手作り市に出かけました。
京都は、本当に、いろいろなクリエーターが参加できる機会が多く、創作意欲が刺激されます。
最近は、京都だけでなく、関西、東海などからも参加する人が増えています。

ここで新年の手づくり市の予定を・・・・
1月4日(日曜)随心院 「小町手づくり市」
1月8日(木曜)平等院 「手づくり市」
1月10日(土曜)岡崎公園「平安楽市」
1月15日(木曜) 百万遍知恩寺 「百万遍さんの手づくり市」
1月18日(日曜) 京市役所前「フリーマーケット」
1月21日(水曜) 東寺 「初弘法」
1月25日(日曜) 上賀茂神社 「上賀茂手づくり市」」北野天満宮「初天神」

他にも、各商店街などで手づくり市イベントなどが開催されるとか


冬の京都を訪れたら、ぜひ寺社仏閣への参拝だけでなく、手づくり市へ足を伸ばしてみてください。
京都の別の楽しさに出会えるはずです…。

「また、来年もいろいろ行かなくちゃね〜」と、寒さにもめげず、張り切るミモロです。



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京の冬の庭めぐり。小堀遠州作の「鶴亀の庭園」のある南禅寺塔頭の「金地院」へ

2014-12-19 | 寺社仏閣

南禅寺の塔頭のひとつ「金地院」は、小堀遠州作のお庭が有名。
境内を散策しているミモロは、重要文化財の「東照宮」から、「開山堂」を巡ります。
「ここが開山堂、お詣りしなくちゃ…」後水尾天皇の勅額をいただく「開山堂」は、なかに十六羅漢像が安置されていました。

そこを過ぎて、いよいよ方丈へと向かいます。
「方丈」は、重要文化財。慶長16年(1611)に伏見桃山城の一部を徳川家光がここに移築したもの。正面には、山岡鉄舟の筆による額が掛かっています。

「わ〜のびのびしたお庭…」だれもいない境内で、ミモロは、お庭を存分に鑑賞。

「こういう時間が持てるのも、冬ならでは…。やっぱお寺めぐりは、冬がいいね〜。ちょっと寒いけど、厚手の靴下履いて来れば大丈夫…」とミモロ。
そう、冬のお寺や神社めぐりには、厚手の靴下は必須アイテム。廊下を歩くときの冷えを防ぐために…。

ミモロの目の前に広がるのは、寛永7年(1630)に小堀遠州が作庭したといわれる「鶴亀の庭園」。

お寺のパンフレットによると、「桃山時代の風格を備えた江戸初期の代表的枯山水の庭園」なのだそう。
「お寺に入るときに見た解説、もっと覚えとけばよかった〜」とミモロ。


「白砂は、宝船を象徴すると同時に海洋を表す。長方形の大きな平面の石は、東照宮の遥拝石で、その右が、鶴島、左が亀島。その間に蓬莱の石組、背景の刈込は、幾重にもかさなる深山幽谷を表す」との解説が…。


「枯山水のお庭って、かなり想像力が必要だよね〜。きっと若い子じゃ、わかんないかも…」とミモロ。

「え〜どれが亀さん?」じっと庭を見つめるミモロ。でも、ともかくとても洗練された雰囲気のお庭です。

たとえ作者の製作意図が、よくわからなくても、そこの前に座り、静かな時間を過ごすことに意義があるのです。

心を無にして、庭に臨む…これぞ禅宗の教え。静寂がミモロを包み込みます。

「京都って、ちょっと歩くと、こういう場所で過ごせるのがいいよね〜」とつくづく思うミモロです。だって、この場所は、ミモロの家から自転車で5分ほどの場所なのです。

さて、小堀遠州は、小堀政一(まさかず)といい、江戸時代前期に活躍した茶人であり、建築家、作庭家であり、備中松山藩の第2代藩主でもあります。遠州と呼ばれるのは、家康が晩年過ごした駿府城の普請奉行に任ぜられたことから。彼の美意識の高さは、多くの人に評価され、さまざま仕事を頼まれます。

作庭家、建築家としての足跡は、京都では、妙心寺、大覚寺、南禅寺、仙洞御所など、随所に残っています。

「売れっ子だったんだね〜」とミモロ。68歳で亡くなるまで、本当に精力的に動いた人です。



ところで「金地院」では、時間指定の特別拝観を通年で行っています。


長谷川等伯の襖絵や小堀遠州作の「八窓席茶室」を解説付きで拝観できます。
 

「う〜時間が合わない…」と今回は、諦めることに…。

「また、来ようね〜」とミモロ。


冬の京都は、静かさの中に…。本当に寒いけれど、庭が好きな人には、おすすめの時期です。

*「金地院」地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩5分。庭園の拝観料は400円。特別拝観料700円 。拝観時間8:30〜17:00 12月から2月は16:30まで。












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京都の冬の庭めぐり。南禅寺塔頭の「金地院」。狩野探幽の鳴き龍がある重要文化財の「東照宮」

2014-12-18 | 寺社仏閣

冬は、京都の庭園を巡るのには、絶好の季節。というのは、観光客が少なく、ゆっくり見られることと、木々の葉が少なく、庭全体の構成がわかりやすいからです。

「やっと静かな季節になったから、ゆっくりお庭の鑑賞を始めよう…」というミモロ。まずは、東山にある「南禅寺」の塔頭、「金地院」を訪ねました。
 
このお寺は、応永年間に足利義持の帰依を受けて、大業和尚が、北山に開創した禅寺です。江戸の慶長10年(1605)に、「南禅寺」の以心崇伝(いしんすうでん)が、現在の場所に移し、再建したもの。

徳川家康に近侍し、信頼を得た崇伝は、寺大名、「黒衣の宰相」とよばれるほど、大きな力をもった僧だったとか。

「金地院」には、2つの門があります。「入れないよ〜」と、ミモロが柵にしがみついている場所は、境内にある東照宮に通じる門。ここは閉鎖されています。
 
そっちの門じゃなくて、こっち〜。「あ、そう…」
 庫裡のそばから中へ入ります。拝観料400円を納め、奥へと進みます。

「明智門」と呼ばれる門をくぐり、弁天池へ。
 
「明智門」は、その名からわかるように、明智光秀が母の菩提を弔うために大徳寺に建立したもので、明治初年にここに移築されました。

「やっぱり冬はいいね〜。人が少ないから、すごく静か…」ミモロ以外に拝観者の姿が見えない境内は、ひっそりと静寂に包まれています。

「あ、この門、さっき柵があって入れなかった門の裏側だ〜」。その門から一直線に東照宮へと石畳が伸びています。
 
「お寺の中に鳥居が立ってる…」ちょっと不思議な景色ですが、神仏習合の長い時代の名残りでしょうか、お寺に鳥居や神社があるのは京都では、特別珍しいことではありません。
「ここが東照宮?」
 
京都に残る唯一の権現造様式の建造物だそう。
 
寛永5年(1628)に造営されたもので、日光の東照宮の陽明門が造営されて4年後にできたことになります。創建当時は、壮麗な建物で、日光東照宮に比すべきものと言われたそう。
建物正面には、彩色が施された透かし彫りが…。「これ獅子かな、それとも麒麟かな?」

その両脇には、鳥の姿の透かし彫りが、当時の華やかさをとどめます。「あれは、鳳凰かな?それとも雉?」
 

中には、土佐光起筆の「三十六歌仙」の額が見えます。また天井には、鳴き龍の姿が…これは狩野探幽の筆によるものとか。


狩野探幽は、京都生まれ。元和3年(1617)に、江戸幕府の御用絵師となり、本拠地を江戸に移します。江戸城障壁画などを手掛けましたが、代表作と言われるものの多くは、二条城の襖絵や大徳寺の方丈障壁画など、京都で見ることができます。

「徳川幕府という大きなスポンサーが付いたから、いろんな作品がりっぱな建造物に残せたんだね〜」とミモロ。「でも、生まれ故郷の京都でのお仕事ってうれしかったんじゃないかな…」と。

二条城の障壁画は、徳川秀忠の娘、和子がお嫁にいった後水尾天皇を迎えるために、描かれたもの。徳川家のおもてなしです。それが寛永3年(1626)ですから、この「鳴き龍」は、その同じような時期に描かれたことになります。「これも東照宮だから、狩野探幽が頼まれるもの当然かも…」

狩野探幽は、なかなか実子に恵まれず、狩野宗家を末の弟を養子に迎え継がせ、自身は、鍛冶橋狩野家を興し、そこに養子をむかえます。でも、50歳をすぎて、初の子供に恵まれ、その子が、のちに鍛冶橋狩野家を継ぐことに…。
「養子の人どうなったんだろ?まるで秀吉みたい…」とミモロ。でも秀吉は、63歳で死にますが、探幽は73歳で他界。お墓は、東京の池上本門寺にあるそう。

ところで、秀吉は、63歳という今でいえば、まだ若い年齢で亡くなったことに。テレビの時代劇の秀吉の最後って、すごくヨボヨボのおじいさんですが、あそこまで老けさせなくていいのかも…。

ともかく探幽も晩年に生まれた子供はかわいいらしく、養子を退け、実子を跡継ぎにします。それが災いしたのか、その後、長らく鍛冶橋狩野家からは、優れた絵師を輩出できませんでした。

京都では、娘に婿を迎えたり、養子縁組した家は栄えるといわれるそう。つまり養子や婿さんは、その才能を認めたうえで家に迎えることに。でも実子には、才能のいかんにかかわらず、家を継がせたくなるのが親心。これが禍してか、家を滅ぼすことにつながりやすいということです。



さぁそろそろ次の場所に移動しましょ。
「ここ下がるの〜?」

そう、階段を下りてね。
ミモロの前には、長い階段が・・・「いったいつこんなに高いところに来たんだろう?」と首をかしげるミモロです。

階段を慎重に降りたミモロは、いよいよ庭園にはいります。

*「金地院」京都市左京区南禅寺福地町86-12  075-771-3511 庭園拝観時間8:30〜17:00(12から2月は、16:30まで) 拝観料400円 


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ちょこっと箱根美食旅。「箱根ラリック美術館」のカフェレストラン「LYS(リス)」のランチ

2014-12-17 | 箱根


今年の秋、久しぶりの箱根を訪れたミモロ。お友達のドイツ生まれのハンス君もいっしょです。

この日のランチは、仙石原にある「箱根ラリック美術館」に併設しているカフェレストラン「LYS(リス)」へ。
 
「箱根で取れた新鮮な野菜や、相模湾なんかでとれた魚をつかったお料理がたのしめるんだよ」と、以前にも来たことがあるミモロは、ハンス君を案内します。
 
落ち着いた雰囲気のレストランの中。でも、ミモロは、座り心地のよさそうな席に見向きもせず、トコトコ外へと向かいます。
「ミモロちゃん、どこ行くの?」と、ハンス君。「こっち、こっち…」と、ミモロは外へ。
「ここでランチしよう…」と、ハンス君を誘ったのは、テラス席です。

「わー広々してるね〜」とハンス君
 
美術館の中庭に面したカフェレストランのテラス席は、伸び伸びとした気持ちいいスペースです。この時は、まだ秋なので、紅葉も見られました。冬になると、ちょっと外でのお食事は、寒すぎます。なので春になったら、ぜひ…ということでご紹介します。

このレストランは、箱根の食材を使う地産地消をいち早く推進したレストランで、地元の農家さんなどから、新鮮な野菜が届きます。また、箱根は、沼津、小田原と、山の両サイドに漁港があり、そこからは、地魚などが水揚げされます。

テラス席に座った二人…さっそくメニューを熟読っして、ランチを注文しました。

「太刀魚のオーブン焼きだって…。太刀魚って、京都でも料理屋さんでよく食べるよ〜」とミモロ。ここはフレンチスタイルで…。
「ソースが美味しいね〜」とミモロ。「食べる…?」とハンス君にも。ミモロ、全部ひとりで食べちゃダメ。ハンス君と半分こね。
「わかった〜」ホントは、全部食べたそう。

デザートは、チーズ風味の豊かなタルトです。

「これも半分ずつ?」とミモロ。
「いいよ、先にたくさん食べて…」とやさしいハンス君。「ホント?いいの〜」とまったく遠慮しないミモロ。
「もう少し…」といいながら、3分の2以上を食べたミモロです。

ランチセットは、1950円〜。デザートだけでもいただけます。
「こういう雰囲気って素敵だね〜」と、ハンス君は、レストランの庭の景色がお気に入りに…。「そうね〜」といいながらも、デザートに夢中のミモロは、上の空。

わずかにお皿に残ったチーズタルト…ハンス君は、それを食べると…ピョコンと椅子から飛び降りました。
「どこ行くの?」と慌ててミモロも芝生の上に。
駆けだすハンス君を追いかけます。「待って〜」

広い芝生の庭は、格好の遊び場?年間を通じ緑が保たれる芝生は、フワフワ。「上等な絨毯みたい…」

人間は、ここを走り回れませんが、ふたりは特別…。
「キャーキャー」と楽しそうな声が響きます。
「箱根の紅葉もいいね〜」と、立ち止まり、周囲の木々を眺めます。

富士山のそばに位置する箱根の冬は、駆け足でやってきます。
昨年の冬は、大雪になり、一時、道路が閉鎖されたことも。この芝生も一面銀世界になり、それはそれで、さぞや美しい景色だったのでは?


「美術館で、ラリックの作品を鑑賞して、ここでランチなんて…アートだよね〜」とミモロ。「そう、ラリックの作品って、すばらしいよね〜僕、好きだな〜」とハンス君。「うん、ミモロ、チーズタルトも大好き…」と関心ポイントが、かなりずれているよう。

まぁ、いろんな箱根の楽しみ方がありますから…。

*「カフェレストラン LYS(リス)」の詳しい情報は、ホームページからどうぞ。



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ちょこっと箱根美食旅。細切りの繊細な蕎麦に舌鼓。箱根湯本の「そば切り 十六夜」

2014-12-16 | 箱根

今年の秋、訪れた箱根。そこで味わった美味しい料理をご紹介。ミモロとハンス君のふたりがリポートします。
まだ秋だったころ、新宿から小田急線に乗って、訪れた箱根湯本駅。
 
ここは、箱根の玄関口です。ここは、箱根登山鉄道の始発駅で、宮ノ下や強羅へ向かう乗り換え駅でもあるのです。

「箱根って、お正月は駅伝だよね〜」と、毎年、欠かさず見ているお正月の「箱根駅伝」のテレビ。その5区、6区の山登り、山下りのコースが、箱根登山鉄道のそばなのです。

正月になると、大勢の見物人で賑わう箱根湯本駅。そのすぐ近くに、美味しい蕎麦屋さんがあるというので、ミモロとハンス君は、そこでランチをいただくことに…。お店は、小田原の和菓子店「菜の花」が経営しているもので、駅から徒歩1分のビルの1階は、和菓子店。そして3階が、「そば切り 十六夜(いざよい)」というそば店です。
 

「ここだね〜」とミモロ。「なんか日本のそば店じゃないみたい・・・すごくモダン…」とハンス君。
  
店内は、モダンアートの作品が飾られ、京都にある町家の蕎麦屋さんとは雰囲気が全然違います。

大きな白木のテーブルに座ったふたりは、お品書きを拝見。「ねぇ、なんにする?」「う〜ん、どれも美味しそう」となかなか決まらぬ様子です。
「まぁお茶を飲みながら…」
そんなのんびりしてたら、お店の方にご迷惑ですよ〜。「あの〜何が人気なんですか?」とミモロ。
「そうですね〜『福々セット』1240円の、もりそばに、地元のお豆腐とお菓子が付いたものが人気です」とお店の方。
「じゃ、それにする…?」「いいよ〜」と、やっと決まりました。

「このお茶美味しいね〜」とふたりが、まったりと寛いでいると、店の奥から何から音が…トントントン。
「なんだろ?」と耳をピクピクさせるふたり。音のする方に行ってみると…。
 
奥では、そばきりの真っ最中。「すごく細い…よく切れるね〜」とハンス君は、初めてのそばきりに興味津々。「日本のパスタってすごいでしょ!」とまた自慢そうにいうミモロ。

ここは、朝にその日の分のそば粉を引き、そして丁寧にそば打ちを…。それを約2ミリほどの幅で切ってゆきます。
「今、打ったばかりのそばをお出ししますからね〜」とお店の方。「打ち立てだって…」と嬉しそうなミモロ。「なんで〜?」とドイツ生まれのハンス君は、よくわからないという顔つき。

「はい、お待ちどうさまでした」二人の前に運ばれた蕎麦膳です。
「どうやって食べるの?」とハンス君。「あのね〜まずそばの味を楽しむには、ツユにつけないで、お塩で食べるの…」と、そばの塩をちょっと振りかけてツルツルと…。ミモロ、どこで教わったの、その通な食べ方…。「まあね〜」と鼻を膨らませるミモロです。
「美味しい、風味があって…」とミモロ。「う〜よくわかんない…」とハンス君。外国クマの彼にとって、なにが美味しい蕎麦なのかよくわかりません。
「おつゆつけていい?」「いいよ〜」とミモロ。大根やわさび、ネギの薬味を入れて味わうハンス君。「わ〜鼻につんときちゃった〜」どうも思い切り、わさびの塊を食べたよう…。「あんまり入れすぎちゃダメだよ〜」とミモロ。「遅いよ〜」とハンス君は涙目です。

ここのそばは、風味豊かで、細いそばの喉ごしもなめらか…昆布のだしが効いたツユも美味しいもの。
「京都にも美味しいお蕎麦屋さん多いけど、ここも美味しい…」とミモロ。

御膳には、そばのほかに、地元の豆腐と「菜の花」の和菓子ものっています。

そばも、豆腐も、水が美味しいところで作られます。ここ箱根は、富士山の麓の水の宝庫。「だから美味しいんだ〜」とハンス君。「そう、京都がそばが美味しいもの水のせい…」とミモロ。今や、そば粉は、北海道、東北、長野、九州など全国各地が産地になっていて、流通の発達で、そばやの店主が、好みでそば粉を選べる時代。でもそばを打ち、ゆがく水だけは、その土地のもの。豆腐も同じようなもの。水が味を決めます。

「いかがでしたか?お気にめしましたか?」とお店の方。
「美味しかったね〜」とミモロとハンス君。

箱根湯本駅からとにかく近いので、電車の出発前にここで食事をする人も多いそう。

冬は、あたたかい蕎麦もおすすめです。

*「そば切り 十六夜」神奈川県足柄下郡箱根町湯本705 3F 0460-85-7798 11:30〜17:30LO 水曜休み 予約不可、カード不可 





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