ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

京都在住の旅ジャーナリストとネコのミモロが、京都の伝統と新しさをはじめ、注目のお店などをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ついに完成「青蓮院」の「将軍塚青龍殿」。国宝の「青不動明王御開帳」は、12月23日まで

2014-10-23 | 寺社仏閣

ミモロの住む岡崎エリアの南東方向の山の上に、ずっと工事をしていた建物があります。「あれ、なんだろ?」とミモロは、いつも見上げて思っていました。
そこは、「将軍塚」という、延暦3年(784)に桓武天皇が平安遷都をしたときに、都の鎮護のために将軍の像を納めた塚があるところで、天台宗の「青蓮院」の飛び地となっているところです。
 
そこに新たなお堂の「青龍殿」が、今年10月8日に落慶の日を迎えました。
それに伴い、そのお堂に納められた日本三不動画のひとつ国宝の「青不動明王」が、12月23日まで御開帳されています。
 
「行ってみなくちゃ…」とある日、ミモロは、お友達を誘って山に車で向かいました。

ミモロは、車で行きましたが、東山の麓の「青蓮院」からは、30分ごとにバスが山へと運行されています。(片道100円)
 

さて、山の上に到着したミモロは、さっそくお堂の中へ。
 
この建物は、大将3年に大正天皇のご即位を記念し、北野典天満宮前に建立された総ヒノキ造りの「大日本武徳会館京都支部道場」を移築再建したもの。
「さすが武道をした建物…。頑丈な造りだよね…」と高い天井を見上げるミモロとお友達。


その歴史ある建物の部分は、「青龍殿」の外陣に当たり、約千人を収容できるそう。そして、真新しいツルツルの床からが、今回新築された部分です。「こっから先が、内陣なんだって…」
  
内陣は、護摩を焚いてご祈祷を行うところ。中央には、僧侶が座り、護摩を焚く場所が、その上には、大きな換気扇が付いていて、護摩の煙を効率よく吸い取ってゆきます。毎日、何度も行われる護摩のご祈祷。ミモロもそれに参列することができました。

そして、内陣のさらに奥に奥殿があります。正面の大きなガラスの向こうには、国宝の「青不動明王」の絵が大切に安置されていて、なんでも、湿度、温度ともコンピューターで最善に常に保たれているそう。「だから文化庁も、青不動明王の前でご祈祷ができるんですよ」との説明が。最新の設備だから、昔のままのご祈祷が可能になったのです。

拝観料1000円を納めたときに渡された散華。「それにお願いごとをお書きください…」と。ミモロも願い事を…
 
散華を納めて、ミモロは、お守りが並ぶところに…。
 
「わーいろんなお守りがある…」足型が描かれた「ペット守り」も…。ミモロそれ欲しいの?「失礼ね!ミモロ、ネコだけどペットじゃないもの…プンプン」と、ちょっと怒らせちゃいました。ごめん…。

「あ、これ欲しい…」とミモロが気に入ったのは、鯛の形のガラス製のお守り。
「タイ金が入って、ありがタイんだって…」と、それを買うことに…。

さぁ、外にまわってみましょ!
歴史ある建物に新築された内陣と奥殿。
 
外には広ーいウッドデッキが広がっていました。

「すごーい!」その広さとそこから見える景色にビックリしたミモロです。

「こんな広いウッドデッキ見たことない…。使われている木材も上等だよね〜」最近、材木屋さんに行って、木材をたくさん見たミモロ…その質の高さと作った大工さんの技術にも驚きます。

さて、どんな景色が見えるのかな?

*「青蓮院」の詳しい情報はホームページをご覧ください。

人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロより
コメント

東山安井の向かい側にある「土鈴工房野良吉」。ユニークな土鈴の数々にビックリ

2014-10-22 | アート

ある日、お友達の家に行く途中、ミモロは、ふと寄り道を…。東大路の東山安井のバス停でバスを降りて、すぐの路地になにやらお店がある看板が…。「なんのお店だろ?」と、ミモロは、そのちょっと暗い路地を入ってみることに…。
  
「こんばんは〜」と声をかけながら、お店の中へ、恐る恐る入ります。
古い町家の一部屋に、所狭しと並ぶのは、土鈴です。
 
まずは、わかりやすいところからご紹介…「これ野菜の形の土鈴だって…」
 
干支やお雛様の土鈴も…。

奥から現れたのは、このお店のオーナーであり、土鈴作家の池邊康寛さん。
九州の日田出身で、このお店は、平成18年から始めたそう。そもそも土鈴を作り始めたのは、日田で土鈴づくりをしていたおじ様の影響。すっかり土鈴の魅力にはまったとか。

土鈴は、そもそも縄文時代からあったそうで、装飾、魔除けなどの意味をもつ品。全国各地でさまざまな土鈴が作られています。
今も、よく神社のお守りとして、土鈴を見ることがあります。

いろいろな土鈴がある中で、池邊さんの作品は、なかなか個性的。どこかユーモラスな雰囲気が漂う表情が、ファンの心を捉えます。

「これ、カワイイ…」とミモロが、目を止めたのは、小さな丸い体型のスズメ。
「それ、うちの看板商品の『京すずめ』です」
どこかにちょこんと置いておきたくなるかわいさ。「なんか体型似てるかも…」とミモロ。そういえば…確かに…。
ほかにも、白いフクロウは、フクロウ好きには、見逃せない品かも…。


「なんかお店の中にネコ多くないですか?」とミモロ。確かに、いろんなネコがいっぱい…。定番の招き猫から、他にも…
 

「ネコ好きなんですか?」「はい、まぁ…お客さんにネコ好きが多いので…」
 
土鈴ではない、オブジェのネコも種類豊富。
 

「なんか、こっちには化け猫もいる…」
 
歌川国芳の百鬼夜行をテーマにした、ちょっとコワかわいい土鈴たち。
 
今、続々仲間が増えているそう。

京都らしい舞妓さんの土鈴や人形も、お土産におすすめ…。
 

「よく修学旅行生が、立ち寄るんですけど、最近の子たちって『土鈴』の字が読めないのが多いんですよ。ドスズとか、ツチスズとか…ドレイという言葉が、身近でないんでしょうね〜」と池邊さん。

きっと修学旅行生には、京都は、ワンダーランド。今まで暮らしの中で見たことがないものが、たくさんあるのでは…。

歴史的な建造物や仏像などを見ることと同時に、今の暮らしで体験できないものを知る機会にもなっていることを、改めて知りました。

11月23日には、嵯峨造形大学で「もののけ市」が行われるそう。そこにこちらの土鈴も登場する予定だそうです。

*「土鈴工房 野良吉」京都市東山区東大路松原上ル4丁目毘沙門町37−4 090−2083−1075 11:00から19:00頃 不定休





人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね〜ミモロ
コメント

「京都府立植物園」を舞台に繰り広げられた造園家の腕比べ「第3回全国造園技能競技大会」。

2014-10-21 | イベント

ミモロが、10月18日に「京都府立植物園」を訪れたのは、実は、そこで行われている「第3回全国造園技能競技大会」を見学するため。
正門のそばのスペースが、その会場です。
  
「やってる、やってる…」会場では、すでに造園家たちが、黙々と作業を進めています。

2年に1度開催される、この技能大会は、全国各地から、それぞれ推薦された2名1組のペア、16チーム32人が出場。すでに多くの実績を積んできた人たちばかりです。

今回のテーマは、「庭のある暮らし」。競技は、横4メートル、奥行き2メートルの土が入った区画を用い、各チーム、すべて同じ材料を使い、それぞれの自由な発想を基に、技を使い、11時間内で庭を完成させるというもの。

 
まったく何もない空間を、いかに感動的な庭にするか、出場者の腕の見せ所です。

使う材料は、竹、岩、石の手水鉢、木材、樹木など、それぞれのチームが希望するものを、規定の範囲内で供給されます。
  

ミモロは、興味津々…それぞれのチームを見てゆきます。「あ、ここは東京のチームだって…こんにちは〜」
 忙しいそうに作業している加藤さん。実は、ミモロの顔なじみのお友達…。ミモロの存在に気付いた加藤さん。でも、ちょっと手をふっただけで作業に戻ります。「あの〜ミモロでーす」と、声を掛けると、隣の方が、「競技中は、話しかけちゃだめですよ」と。「あ、そうですか、すみません」と口に手をやるミモロ。でも、チラチラとミモロの方を見てくれた加藤さんでした。

  なにやら丸太を使って造るよう「テーマは、『静寂の庭』だって…。どんなお庭ができるのかな?」と、ミモロは、楽しみに…。

熱心に見ていたミモロは、そばに偶然いらした「京都府造園協同組合青年部」の平井さんに、少しお話しを伺うことに…

「あの〜審査って、どうやってするんですか?」
「協同組合に加盟した全国の親方クラスの造園家のみなさんが、審査するんです。ただ完成した作品をみるだけでなく、作業中の様子も審査に入っているんですよ。たとえば、周囲に土やゴミを散らしてないか、スムーズに作業しているかなども見ています」「だから、話しかけちゃいけなかったんだ〜」とミモロも納得。
「今回は、初めて京都で開催されるということで、みんな張り切っています。専門家による審査だけでなく、日曜日には、一般の人が、優れた作品に投票するようになってるんです」
「一般の人も?」
「そう…だからあなたもできますよ…」
「う〜明日は来れない…残念。でも、京都の一般の人って、目が肥えてるから、厳しそう…」
「そうですね、京都には、優れたお庭がたくさんあって、みんなよく見ていますから、審査する目も鋭いと思いますよ」
「こっちの方がコワイかも…」

見ている先から、次々に進む作業。さすが手際のよさが光ります。
  

「あの〜できたお庭は、審査したら、すぐ壊しちゃうんですか?」と心配そうに聞くミモロ。
「いいえ、11月は、そのままにして、多くの方にご覧いただけるようになってます」
「あ、よかった…また見に来なくちゃ…」「ぜひ、来てくださいね…」と平井さん。

「この竹、どんな風に、それぞれのチーム使うんだろ?」同じ材料での異なった表現を見るのが、とても楽しみに…。

「絶対11月に来るんだ…」と、製作作業が進む庭を見て、ミモロはポツリ。


またぜひ、完成したお庭をブログにアップしたいと思います。お楽しみに…。

「今度来るときは、自転車で来ようね…」とミモロ。
実は、植物園の入園料は、200円。でも駐車場は、1回800円と高め。
先週、自転車で、すぐ近くまで、来れたのですから、次回は、さらに少し距離を伸ばせばいいだけ…。

11月なら、まだ寒くないから、自転車も気持ちいいかも…ぜひ近所の自転車好きのご夫婦もお誘いして出かけましょ…。

「うん…」作業中の加藤さんにひそかにエールを送りながら、そっとその場を後にするミモロでした。



人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロ
コメント (2)

「京都府立植物園」の手作り市でであった、小さな小さな革製バッグの「kubota kokabann」

2014-10-20 | ものづくり

鴨川沿いに位置する「京都府立植物園」に来ているミモロ。秋の花々の鑑賞の後は、正門につづくくすのき並木で開催されていた手づくり市を見ることに…。
京都では、週末になると必ずどこかで手づくり市が開催されています。この植物園での手づくり市は、京都だけでなく、全国各地から出店者が参加。食べ物や陶器、木工などいろいろな種類の品々がテントを連ねていました。
「お腹空いた〜。美味しそうなパンだよ〜」
 
香ばしいクロワッサンなどが並ぶのは、福井の小浜からやってきた「石窯パンの郷 こころ」

そのそばには、美味しそうな野菜のブース…。

高知「さんさんファーム」のトマトです。
「あ、姫リンゴやキュウリもある…」キュウリは、京都産なんだそう。
 
いぼいぼのない、つるりとしたキュウリは、そのままかじると美味しいとか…。

本当に、いろいろな地域から京都に…。

「あ、小さな鞄がある…」ミモロが足を止めたのは、極小の革小物が並ぶテントです。
 
「わーすごく小さい…」、今まで見た革小物の中でも、もっとも小さいクラス。いろいろな色の革を組み合わせ、本の形のアクセサリー。
 
スーツケースも、本物の様子をよく映しています。

革を使ったトートバッグ。すべて手縫いで仕上げたもの…。
「小っちゃい…」
小さなミモロでも、小さすぎるサイズです。

この革小物を作っているのは、浜松の久保田さん。革細工が大好きで、はじめた作品づくり…いろいろな手づくり市に出店しているそう。

「京都は、大好きなんで、よく来ます。観光も兼ねて…」と奥様といっしょの参加です。

「いいリュック持ってますね〜」とミモロの背中を見て久保田さん。「はい、これオーダーでミモロに合わせて、作家さんに作っていただいたの…中に飴ちゃんが入ってるの…」とミモロは、自慢げに…。「あれ?受けない…」とミモロ、いつも「飴ちゃんが入ってるの」というと、関西の人たちには、「そう飴ちゃん入れてるんだ…」と笑顔になって、受けるのに…。関西人と飴ちゃんの深いつながりを知っていないと受けないんだ〜と…。すかさず話題を変えて…。

「このレゴのブローチ面白い…」とミモロ。

シンプルで、どこか洒落た感じが漂う革小物です。

久保田さんは、小さなものばかりではなく、キーホルダーやブックカバー、メモパッドなども製作…。
 

「ちょっとアクセントがついてて、いい感じ…」とミモロ。
使うほどに色が深まり、味わいが出る革小物。
ミモロのリュックも、色が濃くなり、味わいが…。「だって、毎日のように使ってるんだもの…」ミモロ愛用のリュックです。

ひとつのものを大切に使いからこそ味わえる楽しさ…。

「いつかミニチュアの作品だけ集めたイベントやりたいな〜」と、ミモロの夢が膨らみます。

*「kubota kokabann」のホームページはこちら…

人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね〜ミモロより
コメント (2)

秋晴れの週末・・・バラやコスモスが咲く「京都府立植物園」へ・・・気持ちよさは格別

2014-10-19 | 京都

「わ〜い…気持ちいい〜」と、ミモロが、芝生を走りまわります。先週は、台風で、なんとなく不安定なお天気…。でも今週は、太陽が、ピカピカ惜しみなく注ぐ秋晴れの週末になりました。
 
風は、少し冷たいけれど、爽やかな空気があふれています。思い切り走り回るミモロ…うれしそうな姿は、幸せな気分をもたらします。
「ねぇ・・・あっち行ってみようよ〜」
スタスタと歩きだします。

大正13年(1924)に開園した日本最古の公立総合植物園である「京都府立植物園」。総面積約24万平方メートルで、甲子園球場約6個分の広大な広さを誇ります。以前も、訪れたことがあるミモロ、そのときのブログで詳しく植物園に関してはお話ししたので、時間があれば「ミモロ 京都府立植物園」で検索してみてください。
この植物園の数奇な歴史がわかりますよ。


さて、今回は、歴史的なお話しは省き、秋の花々をミモロといっしょに楽しんでください。

ミモロが芝生の広場から向かったのは、南東にある噴水です。
「わー気持ちいい…」青空を背景に上る水…。噴水の周囲の花壇に、マリーゴールドやカンナ、ケイトウなどが、それぞれの色の鮮やかさを競います。

「いっぱい咲いてる…」噴水のすごそばには、コスモスのピンクが、風に揺れています。
 
「秋だね〜」本当に秋を感じさせる景色。

つい最近まで、「暑い・・・暑い…」といいながら、汗をかいていたのに、今は、急激に気温が下がり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。夏の間は、タオルを蹴飛ばし、お腹を丸見えにしながら寝ていたミモロも、今や薄手の布団と毛布をすっぽり頭からかぶっています。

この気温の差に体が適応しきれずに、お友達の間では、風邪が流行…。お鼻をグジュグジュしている人が目立ちます。

京都の気温差は、紅葉に影響します。今年は、12月まで紅葉が見られるという人、また反対に11月の初めが盛りなんではという人など、なかなか予想が立ちません。桜の紅葉は、すでに始まって、楓は、まだ青々しています。桜とともに、京都の人の心をざわつかせる季節です。

「あ、バラ…」
「キレイ…」
お花が大好きなミモロ…次は、バラ園に入りました。
すでに盛りは、過ぎたようですが、まだまだたくさんのバラが、美しく咲き乱れています。
 
 

「なんかいい匂いがするね〜」と鼻をヒクヒク・・・バラの甘い香りが秋の風にのって、あたりに漂っています。

ミモロが、バラの花を眺めていると、20代の若い女性たちのグループが、盛んにバラの写真を撮っていました。
「黄色いバラの写真を待ち受け画面にしておくと、金運が上昇するんだって…」「え?そうなの?じゃ、私も撮ろう…」数人の若い女子達が、にぎやかにおしゃべりしながら、黄色のバラに一斉に群がりました。

そばで、その様子を見ていたミモロ…耳をピクピク…「金運上昇だって…」というと、すかさず黄色の大きなバラのそばへ。
「写真撮って…」はい、わかりました。パチリ…

「これプリントアウトして、家に飾ろう…」とミモロ。

一体、家に、いくつ金運のお守りなどを求めたのでしょうか。
それに費やしたお金を貯めてた方が、金運上昇になるんじゃないの?そう思わずにはいられません。
ミモロとともに、訪れる寺社仏閣、その拝観料やお守りなどに使う総額は、年間きっと2万円以上掛かっているはず…。「そのうち神様や仏様が、まとめて返してくれるんじゃないの〜」とミモロ。「きっとパワーあるとこばっかりだから、倍返しじゃなくて、100倍、1000倍返しかもよ〜神様、仏様に感謝して、待っていればいいんだよ〜」と、あくまで楽観的なミモロです。
はい、ミモロ様を信じましょ…。

「あっちで、手作り市やってるんだって…」と、ミモロは、トコトコと人で賑わう場所へと歩いてゆきました。
週末の植物園には、お花を見るだけでなく、さまざまなイベントが開催され、訪れる楽しみもいっそう。

*「京都府立植物園」京都市左京区下鴨半木町 花などに関する情報はホームページで


人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね〜ミモロ
コメント (2)