ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

京都在住の旅ジャーナリストとネコのミモロが、京都の伝統と新しさをはじめ、注目のお店などをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

言葉を失うほどの、艶やかな美しさ。嵐山「宝巌院(ほうごんいん)」の錦の紅葉。

2014-11-25 | 寺社仏閣

晴天に恵まれた11月の三連休。ミモロは、また早朝の特別拝観に誘われ、嵐山「宝厳院」に向かいました。
 
三連休は、まさに京都の紅葉のピーク。今年の紅葉は、また一段と美しいとの評判も高く、多くの観光客が京都中に…。なかでも嵐山は、紅葉のメッカ。普段でも観光客が多いエリアながら、この時期の混みようは、東京の原宿並み。「あんまり人が多いから…」と、ミモロですら躊躇する混雑ぶりです。

でも、また一般拝観前の1時間を貸し切った、特別拝観に入れてもらうことができ、「それなら…」と出かけました。この時期、人でいっぱいになる寺への参道も、静かさが包みます。
   
門を入ると、「うわ〜すごい…」と思わず参加者から歓声が…。

お庭をゆっくり見て回る前に、ご住職のお話しを伺います。

そもそも、ここ「宝厳院」は、臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院のひとつ。寛政2年(1461)に細川頼之公により創建されました。もともと上京区という御所に近い場所で創建された大きな寺院で、応仁の乱で焼失。その後、変遷を経て、現在の嵐山に。ご本尊は、十一面観世音菩薩、脇仏は、33体の観世音菩薩と地蔵菩薩です。本堂には、洋画家・田村能里子画伯による58枚の襖絵が。

本堂に参拝したのち、ミモロたちは、書院に移動。そこに一歩入ると、思わず立ち尽くしてしまいます。
 「すごすぎる〜」と、あまりの美しさに言葉が続かぬミモロ。開け放した窓の外には、今、まさに盛りを迎えた紅葉が、目の前に…。

「この庭は、室町時代に中国に渡った禅僧の策彦周良禅師によって作庭された借景回遊式庭園です。嵐山の山の景色も庭の一部に見事に取り入れています」と、ご住職。「また、庭には大きな岩があり、それも特徴のひとつで、この岩は、庭のために運んだのか、それとも初めからここにあったのか、今はよくわかりませんが、その昔、この場所に川が流れていたと伝えられることから、おそらくその岩を活かして庭を作ったのではないかと思いますが…」と。

お話しを伺いながら、「なんて美しい景色なんだろ…」と、外の景色に見惚れるミモロ。朝のまだやさしい陽光が、いっそう紅葉の色を際立たせます。

お話しを伺った後、ミモロたちは、思い思いに庭の秋を楽しみます。
 
「まるで紅葉にすっぽり包まれているみたい…」
 
「あ、落ち葉かきしてる…」拝観者が訪れる前に、お庭が掃き清められます。
「落ち葉がいっぱい」
ミモロ、遊んじゃだめよ〜。「ミモロも熊手持ってきて、お手伝いすればよかった…」
トコトコと庭のあちこちを、気分の趣くままに歩きます。
「あ、小川…」
散り紅葉が苔に…
とても変化に富んだ景色が楽しめる庭で、歩くごとに、目の前に新鮮な風景が現れます。

「日本の庭って、自然のままの姿を映そうとするのがいいよね〜」とミモロ。西洋のシンメトリーな庭園などとは異なり、人間の手があたかもかかっていないような風情が、自然を崇敬する日本人らしさです。

「わーここは真っ赤…」

庭には、赤や黄金色の木々が、目を飽きさせることなく、巧みに配置されています。
また、お帽子?「うん…だってキレイなんだもの…」


次々に現れる秋の色…。本当に今年の紅葉は見事です。
 

「わ〜すごく鮮やか…」見上げると、そこに鮮やかな色。空の青に映え、その美しさにぼう然。


「誰がこの色決めたんだろ?神様かな?」とミモロ。
 

本当にいろいろな色があるにもかかわらず、それが見事に調和する秋。人間の力がおよばぬ自然のパワーに、ただ感動してしまいます。

特にここ「宝厳院」の庭は、江戸時代に、すでに名園と言われた庭。大きな岩、築山、小川など、立体感に富んだ巧みな構造。艶やかな美しさをたたえた庭です。

「ミモロちゃん、楽しんでる?」と、今回もお世話になった、おもてなし大使の小山明美さん。
「はい、もちろん、やっぱりお庭は、こういう静かな雰囲気の中で見られるのが最高…どうもありがとう…ミモロ、感激で〜す」と。

1時間は、あっという間。拝観時間になると、多くの観光客が庭へと入ってきました。
「すごい、たくさんの観光客がもう来てるんだ〜」と、ビックリ。あっという間に、庭のあちこちに人の姿が…。

「もう出よう…」とミモロ。またしても贅沢な時間を過ごしました。

「でも、せっかく嵐山まで来たから、他の場所も見て行こう…」と、外に出ると、そこには観光客の人の波…。その流れ乗って、次の場所に移動しました。

*「宝厳院」の詳しい情報は、ホームページで


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「京都競馬場」見学ミニツアーで、ミモロ、初めての競馬に挑戦。

2014-11-24 | 体験

住民がガイドする京都のミニツアーを主催する「まいまい京都」。いつもガイドブック頼りの旅では、体験できないツアーやイベントが人気です。ミモロが今回参加したのは、「競馬ライターといく、初めての京都競馬場」という半日のツアーです。ガイドは、競馬ライターの立山輝さん。競馬場の施設や、競馬そのもののシステム、そして馬券(勝ち馬投票券)の購入方法、さらに勝ち馬を当てるポイントなどを教えてもらいました。


競馬場の施設見学の後、いよいよミモロたちは、馬券を購入する準備を…。
「えーっと、どの馬にしようかな・・・?」と真剣にその日のレースの情報が乗った冊子を見つめます。
「ミモロちゃん、どれにするの?」と参加した方。「う〜まったくわかんない…」と馬の名前を読むだけで四苦八苦しています。
「まずは、馬を見てみよう…」と出走する馬がお披露目されるパドックへ。
  
ミモロが、体験しようとしているのは、その日の4レースめ。サラブレッド系の2歳のレースです。「あ、この騎手の名前聞いたことがある…」と、ミモロは、17頭の出走馬のリストの騎手に、『ルメール』と「武幸四郎」という名を見つけました。
「あ、その10番の馬がルメールさんが乗るのだね〜」
「黒くてかっこいいし、名前も『クロイツェル』ってなんか強そう…」という理由だけで…。「それから、あ、馬もなかなかいい馬体してる〜名前もわかりやすい『ドラゴッマジック』だって…」ということで、7番と10番の馬を選びました。

「はい、これが馬券を買うためのマークカードです。該当するところにマークしてくだい…」と立山さん。
今や、馬券はマークシートの時代。「え〜どこにマークしたらいいの?」とミモロはよくわかりません。
馬券の買い方は、なかなか複雑。単勝、複勝、馬連、馬単、ワイド…と、馬の着順の当て方、配当の利率などに種類があって、初めてのミモロたちには、よくわかりません。「では、一番シンプルな、一等の馬を当てる『単勝』と3着までに入る馬を選ぶ『複勝』でやりましょう」と立山さん。「細かいね〜ブツブツ」とミモロは、言いながら、マークカードを記入します。

記入し終えたら、それをもって自動販売機のところへ。
お金をはじめに入れて、記入したカードを挿入します。「お金入れないと、動かないんだこの機械…」。また記入漏れなどがあると、すぐに横の窓が開いて、係の人が、アドバイスしてくれるので安心。「なんだ人がいるんじゃない…」とミモロ。

ミモロは、7番と10番の馬券を単勝・複勝で買いました。
「キャー当たるといいなぁ〜。やっぱ馬券買うと、レースを見る目が真剣になるって燃えるね〜!」と、初めての競馬にドキドキワクワク。

いよいよ出走する馬が、パドックを出て、コースに移動する時間。ミモロも駆け足で、コースわきに向かいます。

「いよいよだね〜」と。出走する馬たちが、スタート場所に集合しています。
ゲートにも無事に納まり、いよいよスタート。「キャー始まった…」馬券を買ったミモロは真剣…。
あっという間にミモロの前を過ぎて、時計回りに芝のターフコース2000メートルを疾走します。
「今どこ?」
馬たちは、向こう正面を走っているよう。あまりに遠くてよく見えません。しばらくすると、カーブをまわって、ミモロたちのいる正面に戻ってきました。「ここからが直線コースの勝負だよねー。ミモロの馬はどこ?」と、どうも見失っているよう…。
 
「わー速い…」あっという間に、ミモロの前を通り過ぎました。「かっこいいね〜」と感激しているミモロ。レースの勝敗を忘れ、馬の姿に見とれています。

「どうでしたか?」と立山さんに言われ、「え〜と」と結果を知らせるマルチビジョンに目をやると…。
 
「あ・・・!7番の馬が1番だって…キャーすごい!」なんと、ミモロが買った7番の「ドラゴンマジック」がハナ差で勝利。
「すごいミモロちゃん、勝ったんだ!」とみんなに言われて、うれしそう。
参加者で当てたもう一人の方と喜びの記念撮影…

はっきり言って、ビギナーズラック!どうして7番選んだの?「あのね〜なんとなく…」そう、ネコの勘のみ。さすが福招きネコのミモロです。

さっそく配当金の払い戻しに…。これも高額以外、自動支払機で…。
当選した馬券を機械に入れます。

すると画面に払い戻し金額が…単勝・複勝の両方で…「わー7倍になった!」と大喜び。
画面を見ると710円の文字。ミモロは、100円掛けていたのでした。「もっと掛けとけばよかったなぁ〜」とちょっと悔みます。でも、ミモロにとっては、金額より、当たったことがうれしくて…。
最後に払い戻しのボタンを押して、ジャラジャラと出たコインを受け取ります。

「あー面白かった…でも、もういいの〜」と、レースの参加はこれで終わりに…。

「見るより、乗るのがやっぱりいいや…」と。以前、御殿場で富士の裾野を馬で駆けた爽快感の方が、ミモロ好みのよう。

競馬ライターの立山さんは、「勝つコツがあるんですよ」と、なんでも馬の名前の末尾の文字に法則性があって、勝つ馬がわかるのだとか…。「あの〜馬を見なくていいんですか?」とミモロ。「はい、馬は全然見なくてもいいんです」ときっぱり。「そうなんだ〜」と、なんかよくわからないという顔をしているミモロです。

最後に「これ今日の記念にプレゼント…」と、23日の「マイルチャンピオンシップ」の11レースの立山さんが予想した馬券をプレゼントしてくれました。「まぁ1番みんながわかりやすい馬券で…」と「トーセンラー」という武豊騎手の馬です。

「ありがとうございます。明日テレビで見ます」とミモロ。

実は、この「マイルチャンピオンシップ」のメイン11レースに出走する17頭のうち、なんと6頭が、あの名馬「ディープインパクト」の子供です。「わー兄弟ばっかりなんだ〜」と驚くミモロ。いま、競馬会は、ディープインパクト産駒が大活躍。
ミモロとしては、「ディープインパクトを父に、ウオッカを母にもつ馬が見てみたい…」ところ。「すごい馬になるかも…でも、偉大な両親すぎて、プレッシャー感じちゃうかな〜」とも。牡の血統の馬は増えますが、雌は、1頭ずつしか産めないから、その血統馬の数は限られます。でもそんなドリームホースみたい〜と思ってしまいます。


さて、競馬を体験した後は、競馬場のイベント広場で開催していた「ラーメンダービー」へみんなで…。
 
そこでラーメンのランチを…「800円だって…。払い戻し金より高い…」と、ミモロ。食べ終わると「今日は、ありがとうございました…」と挨拶して、みんなと別れたミモロです。

「やっぱり競馬より、乗馬がミモロやりたい…馬に乗りたいなぁ〜」と。


馬に乗って、走ると、「これぞ人馬一体とは…」と思います。あの感覚が忘れられないミモロです。今度、また乗馬しましょう。
「うん…きっとだよ〜」とミモロと約束。

京都競馬場には、乗馬体験もできるそう。「でも引き馬でしょ?」と。そう、ミモロは、馬で走りたいのでした。東京にいたときは、御殿場の乗馬クラブによく行ったもの…。乗馬をすると、体にパワーが入る感覚があります。

「でも、競馬は競馬でいい体験だった…」とミモロ。秋晴れの京都の楽しい体験になりました。


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紅葉も美しい秋晴れの「京都競馬場」へ。「まいまい京都」の競馬ライターと巡る競馬場見学ツアー。

2014-11-23 | 体験

秋晴れの京都、ミモロがやってきたのは、京阪「淀駅」です。
 
ホームからは、「京都競馬場」の巨大スクリーンが、鮮やかな紅葉越しに見えています。この駅は、もちろんそばの「京都競馬場」のために近年リニューアルされ、駅の改札から直接競馬場に入れるように、広いアプローチができました。

「うわー広い駅…京都でこんなに広い駅見たことない…」と、駅構内の広さと、改札口の数の多さにビックリ!
 
G1などダービー馬が出走するレース開催の時などは、ここは人で埋め尽くされるそう。

ミモロが、ここにやってきたのは、以前にも参加したことがある、住民がガイドする京都のミニツアー「まいまい京都」が主催する『競馬ライターと行く、初めての京都競馬場入門』に参加するため。馬好きのミモロが、一度は行ってみたかった京都のスポットのひとつです。「でも、競馬場って、殺気立ったおじさんたちが多そうで、なんかコワくてひとりじゃいけない…」と思っていたのです。

今回、ミモロたちに競馬のことを教えてくださるのは、競馬ライターとして活躍する立松輝さん。参加者は6名でした。
 
「ミモロ、競馬場初めてなのでドキドキしてます。よろしくお願いしまーす」と自己紹介して、いよいよ競馬場の中へ進みます。

立松さんから、まず競馬場の施設や楽しみ方を教わります。
「はい、ここで入場券買ってくださいね〜」「え?競馬場って入場券いるんだ〜」と全く何もしらないミモロ。
 ひとり200円かかります。

ゲートを通って、中へ。「すごく立派な建物〜」とミモロは、キョロキョロしてばかり。
  
「あ、武豊さんだ〜」大きな武豊さんなど、有名なジョッキーの写真がお出迎え。

競馬の観覧席までは、かなりの距離があります。その通路には、競馬の関係の写真や名馬のブロンズ像などが並びます。
「シンボリルドルフだって…」
「あ、これは生きてる…」
かわいいポニーもお出迎え。

「なんか飛行場やインターチェンジの案内所みたい…明るい…」。ミモロの抱く競馬場のイメージとは、大違い…


そこを通過して、いよいよコースが見える場所へ。「うわ〜広い〜」
 見渡す限りの芝生…。ここは、競馬の立ち見スペース。テレビで見る大勢の人が、歓声を上げるのが、この場所です。
「うわ〜大きい〜」地上7階の建物は、勝馬投票券(馬券)の販売所、換金所、観戦の指定席をはじめ、レストラン、ショップなどが入る総合複合施設です。「子供が遊べるキッズルームもあるんだって…」

「京都競馬場」が今の場所にできたのは、大正14年。1周1600メートルのコースに2階建ての観覧席があるシンプルなもの。昭和13年に、今のスタンドの前身になる鉄筋鉄骨コンクリートづくりの大きなスタンドが完成。当時は、世界に誇る規模だったそう。
太平洋戦争で、金属の供出で、鉄骨部分が取り払われ、無残な姿に。戦後、昭和33年に、復興工事が終わり、競馬ファンの数も急増したことから、多くの人が楽しめるレジャー施設として新たなスタートを切ります。
昭和55年に、当時、ギネスブックにも載った世界最長のスタンドが完成。さらに平成11年に、西側にスタンドを増築。それが現在12万人を収容するといわれるの『京都競馬場』の姿です。平成23年に、京阪電車と直結するステーションゲートができ、さらに競馬ファンには、便利に…。


立山さんのお話しを熱心に聞く参加者たち。資料を片手に、聞くお話しに引き込まれてゆきます。
 
「柱番号は42番まであるんだって…コースの300メートル以上の直線距離の端から端まであるでしょ、つまり建物も300メートルくらいあるんじゃないの〜。わーボーっとしてると迷子になっちゃう・・」

 
平成19年には、高さ10.8メートル、幅64メートルの大型マルチビジョンが登場。どこからも、レースの様子がよくわかるようになりました。

「すごすぎる〜」あまりのスケールの大きさにぼう然とするミモロです。
 

「わーレースが始まってるみたい…」身を乗り出してコースを見るミモロ。
 
「わーワクワクしちゃう…」馬券を買うのは、またあとで、まずは場内の見学へ。「あ、そう…」とちょっと残念そう。

「まいまい京都」のミニツアーの一行が、競馬ライターの立山さんに連れられて向かったのは、競馬場の正面ゲート付近です。
 「わー紅葉がキレイ…」見事な楓の紅葉…でも、あまり関心を抱く人はいません。「ここでは、紅葉より馬なんだ〜」。
もみじに包まれて立つのは、「馬頭観音」。競馬にかかわる多くの馬たちの御霊を弔っています。

そして、そばには「ライスシャワー碑」が立ち、今も参拝者が花を手向けています。
 
「なんで、この碑があるんですか?」とミモロ。「それは、この馬が、競馬ファンにとっては、忘れられない馬だからですよ」と立山さんのお話しを伺います。


なんでも、ライスシャワーという馬は、小柄の馬体ながら、菊花賞、天皇賞、G1に優勝、また次々に強くて大きな馬に勝った名馬なのだそう。「阪神淡路大震災」が関西の人々の心に悲しみをもたらした1995年。6歳になり、すでに引退し、種牡馬として、幸せな暮らしを送る予定だったライスシャワーは、「阪神淡路大震災復興」というサブタイトルがついた「宝塚記念」に、ファンの声にこたえるように出走することに。これがラストラン…ファンは、その勇姿を目に焼き付けるために、出走を待ちわびたそう。そこで悲劇が起こった…競争中に骨折。予後不良と判断され、安楽死が選択された。人々を喜ばせ、楽しませた名馬の死は、多くのファンの心に深く刻まれ、この慰霊碑が建てられたのだそう。

サラブレッドの馬体は、個体差をあるものの500キログラム前後といわれる。細い脚には、その体重が掛かることに。そのため、骨折、ヒビなどの故障も多く、中には、治療困難の事態にも。馬自体への負担も多いことから、安楽死が選ばれるケースが多いそう。

「かわいそうだよね〜」と涙ぐむミモロ。骨折の状態によって、完治できるものと、治療してもほかの病気を併発し、衰弱死したり、あまりの痛さにショック死する馬もいるのだとか。それを思い、苦渋の選択を強いられる関係者…その負担も相当なものです。

馬の寿命は、20年ほど。ミモロがかつて乗馬体験をした御殿場のクラブでは、競馬出身の馬も多くいました。
「引退して、乗馬クラブに行ける馬ってラッキーかも…」と思うミモロです。

古くから競馬(競い馬)は、上賀茂神社や下鴨神社などでは、大切な神事です。勢いよく走る馬は、人々にパワーを与えるものなのです。

「あの〜ミモロもパワー欲しいんですけど…」「はい、では、さっそく競馬の勝ち馬投票券を買って、参加しましょう」と立山さん。

「やっぱり馬券買わないと、楽しさも半分だよね〜」と、ミモロたちは、初の馬券購入へ。

「お昼代稼がなきゃ…やるぞ〜」と、意欲満々のミモロ。さて、どうなることやら…

一行は、出走馬が姿を見せるパドックへと向かいました。



 

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京都から世界に羽ばたく、現代美術アーティスト、衣笠泰介さん。多くの人々を魅了しコラボが次々に

2014-11-22 | アート

京都は、今、紅葉と共に、芸術の秋の真っ盛り。市内のさまざまなアートギャラリーでは、展示会、展覧会が11月は目白押し。その中で、注目されたのが、現代美術アーティスト衣笠泰介さんの25メートルの手描き友禅が展示された、北野天満宮そばの「ギャラリー黎BEGIN]。ミモロも、さっそく出かけました。

2階の展示スペースに上がると、そこには天井から下がる大きな布が、ミモロを迎えます。
「うわ〜すごい迫力ある〜」と、作品の前に立ち尽くすミモロ。この布は、ミモロも訪れたことがある京友禅アロハで有名な「pagon]の「亀田富染工場」で製作された25メートルにもおよぶ大作。今年、4月25日に「衣笠泰介の友禅ライブペイント」が、「亀田富染工場」で行われた時のもの。白い布に、全く下書きなしで、直接、染料を猛烈なスピードで置いてゆく衣笠泰介さん。彼の頭の中に浮かぶイメージが、次々に形をなって、白い布に現れてゆきます。

この企画が実現したのは、彼の才能にほれ込んだ亀田社長によるもの。
衣笠泰介さんは、1989年生まれ。京都の三条小川通の「ギャラリー ミラクル」を拠点に活躍する若手現代美術のクリエーターです。アクリル絵具で、バッグ、Tシャツ、小物などもいろいろ製作。彼独特のカラフルでパワフルな世界が、多くの人々を魅了し、また、多くのアーティストに共感を生み、さまざまなコラボが、次々に実現している、将来有望な若手アーティストなのです。

  

友禅と共に展示されていたのは、デザイナー立松節子さんとのコラボ作品。 


他にも、京扇子の老舗「宮脇賣扇庵」の扇子に描いた作品も。
 

「お草履の工房ともコラボしたり、クッションメーカーさんとのコラボもある〜」
 

ミモロが、衣笠泰介さんを知ったのは、2年ほど前…それからの彼の飛躍的な活躍には、目を見張るものが…。
国内での展示だけでなく、ニューヨークなど海外からのオファーも多く、来年もニューヨークでの作品展が決まっているそう。

「泰介さんの作品って、見てるとハッピーな気分になるの〜」とミモロ。
 すでに多くのファンが…。ぜひ、注目していてください。きっと近い将来、日本を代表する現代美術アーティストになることでしょうから・・・。

さて、残念ながら、彼のこのギャラリーでの展示は、19日に終了しました。
でも、「衣笠泰介ブログ」でぜひ、今後の活動をチェックしてください。

「ところで、この展示スペースも素敵だね〜」と、グルリを見回すミモロ。
ここは、お蔵を改装してできたアートスペース。
 
「雰囲気あっていいね〜」
 

1階は、「CAFE新Neo」というランチも楽しめるカフェに。夜もおばんさいなどが味わえます。
 

「北野天満宮にお詣りした時、お茶やランチを頂くのにいいね〜」とミモロ。

展示スペースも、カフェも、「project 空 Zero」という「京都の伝統」と「生きるかたち」としての「アート」を複合的に発信するところが主体になっています。

「京都って、雰囲気のある素敵なギャラリーが多いよね〜。それにクリエーターもたくさんいるし…まさに芸術の町…」とミモロ。伝統芸術だけでなく、斬新なアート作品も多く生み出されるのが、京都の芸術に関する懐の深さ。

おそらく他の町より、京都に住む人たちは、多くの芸術品に、暮らしの中で、触れる機会が多いのだと思います。
「そうだよね〜だって、ちょっとお散歩すると、すぐに国宝や重要文化財が見られるんだもの…」とミモロ。

ミモロの家の周囲も美術館やギャラリーが多く、今、紅葉と共に、芸術の香りが、いっそう…。


「やっぱ秋は、芸術だよね〜いろいろな作品に触れると、感性が豊かになる気がする…」と、鼻を膨らませながら、したり顔でいうと、、突然、グーっとお腹が…。
やはりミモロにとっては、食欲の秋は、無視できないようです。


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一度は見たい、大原「三千院」の紅葉。早朝特別拝観で堪能する、静寂と錦秋の世界

2014-11-21 | 歴史・史跡


紅葉真っ盛りの京都。数ある紅葉の名所の中でも、人気が高いのが、大原の「三千院」です。
「一度は、見たいよね〜」と、すでに「三千院」には、紫陽花の時期など、何度か訪れているミモロですが、秋は訪れたことがありませんでした。というのは、紅葉の時期は、特に大勢の観光客が押し寄せる場所…行くのには、なかなか根性と覚悟が必要です。

でも、そんなある日、ミモロについに「三千院」の紅葉狩りのチャンスが到来。

朝、6時に起きて、6時半過ぎに、東山岡崎を出て、車で約30分かけて大原へ。町中より、気温の低い大原に向かいました。

実は、この日、お寺の一般参拝の時間帯の前に、特別に参拝させてもらえるツアーに誘われたのです。
企画をなさったのは、京都おもてなし大使でもある小山明美さん。ミモロの親しいお友達のひとりです。
「ミモロちゃん、おはようございます。参加してくれてありがとう…。寒いからこれどうぞ…」と、ホカロンと厚手の靴下を渡されたミモロ、「さすがおもてなし大使、行き届いたおもてなし…」と感激しきり。暖かいホカロンに抱き着いて、しばし冷えた体を温めます。

さぁ、特別参拝が始まりました。参加者は20名。ミモロは、みんなの後に従い、お寺の中へと進みます。
「う〜遅れちゃう…」必死に追いかけるミモロ。おかげで、体はポカポカに…。

まず、お寺のメイン建造物の「客殿」で、僧侶の方から、お寺の由来などのお話しを伺います。
「客殿」に入ると、目の前には一面紅葉の景色…「うわ〜」と参加者から感激する声がこぼれます。
 
「わーきれい…」と、あまりの美しさに言葉が続ないミモロです。お庭の鑑賞は、のちほどにして、まずお話しから…


「三千院は、天台宗のお寺で、62代の住職のうち、30人が、皇族という門跡寺院です。この名前になったのは、実はけっこう新しく明治4年です。以前は、梶井門跡とか、梨本門跡などと呼ばれていましたが、法親親王還俗にともない、霊元天皇のご宸筆の勅額から、「三千院」になりました…霊元天皇の宸筆は、他にも知恩院に勅額が掛かっています…」など、いろいろ興味深いお話しが続きます。
 
ミモロは、お庭を眺めながら耳を傾けていました。

「ここのお庭は、『聚碧園(しゅうへきえん)』といいます。つまり緑を集めた庭という意味。よく『三千院』は、紅葉と言われますが、実は、杉や苔、楓の緑を楽しむ庭なんです」と。「なるほど〜夏に来たときも、みずみずしい緑がとても美しかった…」と思い出すミモロ。

「よくこの紅葉を見た方が、『いったいいつ赤くなるんですか?』と聞かれるんですが、ここは、杉木立の中の紅葉で、もうこれ以上赤くはなりません。赤い楓は、初めから赤くなってます。ですから、いろいろな色合いを楽しんでください…」と。「そうだよね〜楓だっていろいろあるものね〜」と、ミモロ。

ミモロたちのほかに参拝者がいない『三千院』。まずは、阿弥陀様がいらっしゃる『往生極楽院』でお詣りしてから、お庭の散策を楽しみます。
庭の中央にある『往生極楽院』には、ご本尊の阿弥陀如来さまと、脇に、観世音菩薩さまと勢至菩薩さまがお祀りされていますが、現在、菩薩様お二人は、東京の国立博物館の国宝展にご出張中でお留守です。

さて、阿弥陀様にお詣りしたミモロは、再びお庭に…。
周囲にだれもいない「三千院」のお庭…なんて贅沢な時間でしょう。「まるで絵葉書の中にいるみたい…」よく写真集や絵葉書でみる景色が、ミモロの前に広がっています。

「京都〜大原、三千院…恋につかれた女がひとり〜」と、思わず口にでるしっとりとした景色。あまりミモロには、似合いませんが、この美しい景色を見たら、恋に疲れている人も、そのことも忘れそう…。

「落ち葉の絨毯…」ミモロがじっと見つめる先は、苔の上に散った楓…。自然が織り上げた秋の絨毯です。

「すてき〜」と、しばらく杭の上から鑑賞。ミモロの背では、地面に近すぎて、全体を見渡すことができませんでした。「散紅葉も本当にキレイ…」眺めるミモロの洋服の色と同じよう。「あ、秋の保護色なんだ〜」と嬉しそうに。


「あ、なんか聞こえる…」ミモロの耳がピクピクと…


そう、『客殿』の中から朝のおつとめのお経が静寂の中に響きます。

大原は、声明発祥の地、読経の声が、なんともふさわしく、こんな静かさに身を置きながら聞くことができ、ありがたさもいっそう…。

紅葉の盛りの『三千院』で、こんな時間は、一般公開前の時間だけ…。写真の中に、ミモロしか映ってないのは、まさに奇跡的。

開門時間は、まもなく…8時30分になると、一斉に紅葉を撮影するために訪れたアマチュアカメラマンが、飛び込んできます。

今の静かな情景を目に焼き付けようと、ミモロは、残り時間を惜しみながら、庭の中を歩きます。
  

ミモロ、もうすぐ開門よ…「え〜もうそんな時間…もっとこうしていたいなぁ〜」


8時半になると、あたりに次々大きな一眼レフカメラを持った人たちが…。でも、そのレンズの先には、次々に訪れる参拝者の姿が…「きっとパソコンで消すんだよね…」と、ミモロ。

不思議なもので、次々に人の数が増えると、庭に立ち込めていた冷たい空気が動き、ミモロが紅葉の中を歩いていたときとは、気の流れが違っています。「もう帰る…」と、ミモロ…

帰りがけに、境内の展示館の「円融蔵」で、「往生極楽院」の天井画の復元模写を拝見。カラフルな色彩にあふれた天井画…当時の人たちが憧れた極楽浄土へといざなう様子がそこに…。

「すてきな経験できて、感激でした」と参加者のみなさん。


ミモロの小さな目には、秋の「三千院」の景色が、いつまでも刻まれていくことでしょう。


*「三千院」の詳しい情報は、ホームページで.
11月の参拝時間は、8:30〜17:30(17:00で受付終了)12月から2月は、9:00〜16:30(16:00受付終了)です。


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