ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「祇園祭 後祭」の山鉾巡行。華やかな花傘巡行も。いよいよ今年の山鉾も見納め

2017-07-25 | 祭事・神事・風習

7月24日は、「祇園祭」の後祭の山鉾巡行が午前中に、御池通、河原町通、四条通で行われます。
宵山の昨夜、遅くまで「大船鉾」でお手伝いしたミモロ。「山鉾巡行も見なくちゃ~」と言っていましたが、さすが連日の疲れが溜まり、目覚めるとすでに9時過ぎ。慌ててテレビをつけると「あ~もう巡行始まってる~」
 
KBSの実況放送がすでに始まり、御池通を進む山鉾の姿が映し出されていました。
「へぇ~これが、今年、再建された、大船鉾のご祭神、神功皇后のご神面なんだ~」実際、目にすることができなかったご神面を拝見することができました。
テレビでは、山鉾に関する様々な情報をわかりやすく解説。また、一般の人が目にすることができないものも映し出されています。「なるほどね~」と画面に夢中になっているミモロ。  あの~実際に行かなくていいの?

「あ、そうだった~」と急いでお出かけの支度を整えて、巡行が行われている御池通へと向かいました。
ミモロが市役所前に到着したとき、すでに10基の山鉾のほとんどが通過した後・・・
「やっぱり遅かったかなぁ~」と思ったミモロ。でも「あ!大船鉾が来たよ~」と大きな声を…
間に合いました。ちょうどミモロの目の前を大船鉾が堂々として姿で進んでいます。

「わ~カッコイイ~」顔見知りの人たちがそこに…。その姿は、いっしょに会所で過ごしたものには本当に感激的なものなのです。「今年も無事に巡行できた~ありがたいね~」そっと心の中で、手を合わせるミモロです。
「あ、始まった~」
御池通と河原町通の交差点で行われる辻回し。周囲から歓声と拍手が上がります。

山鉾巡行に続き、子供神輿、そして花傘巡行が町を巡ります。
 

寺町通に移動したミモロ。アーケードの中で華やかな花傘巡行を見物することに。
 
男たちが勇ましく動かす山鉾。一方花傘巡行の主役は美しい女性たち。花街の舞妓さんや芸妓さんたちをはじめ、大勢の女性たちが行列を華やかに彩っています。
「あ、鷺娘・・・」
「いつかやってみたい…」とひそかに思うミモロ。う~体形的に難しいものはあるかも…。

寺町のアーケードに響くお囃子。
花傘巡行を見送ると、ミモロは、今度は急ぎ、烏丸通を目指します。

「う~なんかお腹空いちゃった~」と、さすがに疲れた様子。そこで錦通の「鮮魚 木村」でひと休み。
 
水分と塩分の補給を行います。ここは観光客に大人気の場所、新鮮な魚介類が気軽に味わえ、お茶もサービスされています。
観光客に混じり、ミモロもひと休み。「なんか生き返った感じ~」と再び、歩きだします。

烏丸四条の交差点には、次々に山が到着。それぞれの会所目指し急ぎます。
「先回りしなくちゃ~」
ミモロは、新町通へと急ぎ、「北観音山」「南観音山」の到着を待ちます。しばらくして「わ~来たよ~」
  
2つの大きな山が、新町通も戻ってきました。会所の前で、拍手で迎えられる山。

「あ、大船鉾も到着した~」通りの向こうに、大船鉾の姿が見えます。

「わ~お出迎えに間に合わない~」すでに四条通には、大勢の観光客。とても大船鉾の会所までたどり着けません。

ミモロは会所に到着したのは、大船鉾が到着してしばらくたってから。
 
音頭取りさんをはじめ、大船鉾に関わった人たちが、大仕事を無事に終え、ホッとした表情で・・・。
本当にお疲れ様でした。

毎年繰り返されるお祭り。それを守り続けることのすばらしさと大変さ。大仕事を終えた人々の顔には、達成感があふれています。

「もう鉾ともお別れだね~。お疲れ様でした~」午後には、解体作業が進み、ほとんどその姿を留めない鉾。
「今年最後の記念撮影・・・」
ミモロの顔にも、猛暑の7月を乗り切った一種の達成感が漂います。






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