熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

負けに不思議の負けなし

2017-06-08 15:07:22 | Weblog
巨人は7日、メットライフドームで行われた交流戦の西武2回戦に0-3で敗れ、球団ワースト記録を

42年ぶりに更新する12連敗を喫しました。

就任1年目の長嶋監督が指揮を執って球団史上唯一の最下位に沈んだ1975年の11連敗を上回りま

したね。

プロ野球記録は1998年にロッテが喫した18連敗、セ・リーグ記録は1970年にヤクルトがマー

クした16連敗です。

上には上があるものですが、今の巨人の状態ではヤクルトの記録を抜くのではないかと思いますね。

そこで、思い出すのが、野村監督の名言。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

「負けるときは、負けにつながる必然的な要因がある(不思議な点はない)」

しかし、「勝つときには、(どうして勝ったのかどうも思い当たらないという)不思議な勝ちがある」

ということです。

勝負の深い綾を示す言葉として、多くの人の印象に残っている名言です。

この言葉は、野村監督のオリジナルではなく、江戸時代の大名でもあり、文人、武人でもある松浦静山

の言葉ということですが、名監督として知られる野村監督の言葉としてもいかにも相応しいものです

ね。

巨人の負けも必然的な原因がありそうです。

私は、毎年2月に沖縄に滞在して、巨人軍キャンプを見学していますが、その時に感じることがいくつ

かあります。

一つは、巨人の選手に元気がないことです。

他のチームの選手に比べて、明るい選手、ふざけた行動をする選手が少ないのですが、これは、巨人の

選手は紳士であれというプレッシャーがあるのではないかと思いますね。

こんなプレッシャー、取っ払えばいいのに。

それから外野からあれこれ言う人が多い。

選手も監督、コーチも外野の言葉に振り回されている感じがしますね。

これはフロントの力不足ですね。

これは多くの人からも言われていることですが、若い選手が育たない。

この原因は、金の力で他球団からビッグネームの盛りを過ぎた選手を取ってくるので、若手の出番が少

ない、スカウトとコーチの間に溝がある、毎年優勝するつもりで戦うので若手が育たない、等々いろい

ろあるようです。

5年間位かけて、優勝は目指さずに、継続的に優勝争いに参加できる選手の育成に力を注いだほうがい

いですね。







ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。


特許・知的財産 ブログランキングへ

 
弁理士 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする