呆然

方便。今度は方便です。鳩山さんも菅さんも一体どうしたの？ですが、こういう人を選んだのですよ、選んだ皆さま。言葉遣いが本当におかしい。方便というと、辞書引けば方法とか手段とかの意味ですが、使うのは嘘も方便という成句だけですね。辞書にも便宜的なという形容が載ってますが、つまり、その場限りのとか姑息なとか、嘘というニュアンスがついてますね。嘘も方便とは、嘘つくのはいけないけれど時と場合によってはトラブル解消や物事の解決に役に立つこともあるのだ、ということですね。普天間から動かすことができなかった時の言い訳に基地の抑止力にやっと気付いたなんてチョウチン言ってましたが、そのチョウチン発言が方便だったって言ってるんです。つまり私の本意ではなかった、あれは嘘でしたと言ってるんでしょう。なんとかまとめるために言ったことでしたと。方便、ですかね。使い方おかしいですよね。あれこれ解説しましたが、菅さんの「疎い」と同じレベルの誤用ですよね。いや、嘘でしたと言いたいのならこれでいいのですか。あれは嘘だったと言いたかったんですか？それとも。いやいや、それならそれで大問題。前首相が自ら告白してるんですか？福島さんが怒ってます、私はあなたの方便のために大臣クビになったのか？って。嘘は大きい方が人を騙せますからね。普天間しかないという意思を伝えるために（それが嘘だったと言ってるんですがこの人は）大臣を罷免する。おお本気かい？と思わせる。小沢さんを斬るわけじゃないんです、福島さんくらいなら簡単ですから。なるほど。何たる小芝居。新聞も呆れてますが、菅さんの本当の敵はこの人かもしれないですね。何を言い出すかわからないですから。
　夫婦別姓での婚姻届を受理しないのは個人の尊厳や男女平等を謳った憲法に違反すると男女五人が訴訟起こしたそうです。役所は受け付ける筈がないです、そういう決まりじゃないんですから。めいめい旧姓を名乗りたいんら名乗ればいいじゃないですか。現場は受け付けてますでしょう？あの福島さんもそうなんでしょう？同じ戸籍に入るのが嫌なら「事実婚」でも同棲でもなんでもやりゃいいじゃないですか。他の手段はいくらでもあります。ったく、こういう手合いには呆れます。気に入らぬことはみんな人の所為です。己の考え方じゃ、おかしいのは！ですよね。