柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

散漫

2008-06-17 08:41:13 | Weblog
大阪茨木の妻が暴力夫を射殺した事件。DVで入院して、早く帰ってこいと催促されて朝早く帰ってきたら当の夫は拳銃枕元に置いて高いびきかいていた、そこでズドン、という顛末のようです。枕元に拳銃置いて寝ているというシチュエイションが異様、その筋の男なんでしょうが逃げぬこの女も不思議。DVはよく言われるように男が未成熟な性格異常者でこれが第一因ですが、女が逃げないことも同じだけの原因とされてます。逃げても追われる、逃げ切れないなんて事情もあるのでしょうが、逃げ場は色々あるでしょうにと思うわけです。言葉悪いですが、ノコノコ殴られに帰っていくという繰り返しです。となると「よその夫婦の秘め事」系の出来事です、他人の介入にはそぐわないです。警察が民事不介入と知らん顔しているのは相当に理由があるのですが、暴力沙汰(傷害事件)になれば刑事事件ですからしかたなしに仲裁する、司法も何キロ以内に近づくななんて子供が考えるような判決を平気で出す、つまり所詮は勝手に引っ付いてる男女のいざこざという扱いです。殴る男(女)と殴られる女(男)。相手がいるから成立する事件。どっちもどっちという風に捉えられると世間は冷たいです、すぐ知らん顔します、犬も食わぬ事ですから。なれば自分で殺るしかない。拳銃がどうしてそんなところにあるのか、これがまず不思議なことですが、そういう暮らしなのでしょう、人それぞれ。気持ちはわからぬでもないですが、それよりこんな爆発するならもっと早くからもっと違う逃げ方があったろうにと思うことです。でも性格異常者が一人消えました、これはこれで社会的には意味のあることですか。そして世間。なんて危ない事なんだ、拳銃がそこここに転がっているなんて。危なくて住んでいられない。暴力団は消えろ!って。これも皮肉に言えば、性格異常者でもレベルの差があって、本当に危ないのは秋葉原事件やら小学生集団殺人事件起こすようないきなり外に向かって見境のなくなる奴であって、この手のDV馬鹿は外に向かうつもりもなければそんな勇気もないです、「普通の」暴力団員も素人威嚇してイキがっているだけで人を殺す勇気なんかありはしません。関わらなければ安全。恐いのは(潰すべきは)見境のなくなる奴らです。区別ですか。それがつけば世話のないことではありますが、よしんばついたところで今の公共の弱腰ではどうにも対応できませんでしょう。ううむ、結局は法が禁じている個人的報復(仇討ち、仕返し)に頼らねばならぬという皮肉です。問題のある奴は個人的に消してくれって。実は一番効果的に社会の安全を保てる手立てなのかもしれません。桃太郎侍出よ!
 地震報道にすっかり吹き飛ばされてしまいました、三重の整形外科点滴作り置き事件(院内感染事件)。院長が自宅に風呂がないとかわからぬ事を言い、野戦病院のような所なんだ、こんな病院が儲けに走るわけがないじゃないかと言いたいんでしょうTVカメラに泣き入れてましたね。元従業員から次々に「証言」が出ます。NHKは素手でマスクもせずに点滴調合していたなんて誹ります。国は清潔な手袋、マスク着用の上での調合を勧告していた、国の指針に反していたと。おいおい、そこまで言うかい?清潔操作というのはそう言う事じゃないはずです。どんな田舎の診療所でも点滴用意するには無菌室でやれっていいそうですね。大気中にどれだけ細菌やらビールスやらが漂っていると認識しているのでしょうか。清潔操作の要点をピシリと絞めるが先でしょうにね。手袋とかマスクの問題じゃないんです。もっともっと基本的な不潔操作があったんですこの医院の事例は。早くをそこを突き詰めてちゃんと公開すべきですね、大方の予想はついていますが。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い式に範囲を拡げすぎると誰も言うこと聞きません。例によってのうやむや霧散。やりそうなことですがね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする