敗北

ヒラリーさん敗北宣言です。アメリカ式に胸を張っての宣言です、全力でオバマさんを支援する、 Yes,we can と言いますって。敗者は多くを語らず黙して去るべしという日本式と余りに違うので違和感が湧きます。言ってるのがヒラリーさんですから、横着、傲慢、強い女っていうニュアンスが加わって余計に感じます。でも評論家が言います、ヒラリーが副大統領になれば民主党は固まる、共和党に勝てると。あれだけ有名な人ですし、あれだけ引っ張ったんです、引きつけた耳目を離さないようにしなければならぬという次の課題でしょうね、素人目にもそう思います。イラク戦争を終結させるために民主党が政権獲らねばならぬというのが、左翼系ＴＶでの評論家の共通認識のようです。でも親日は共和党です。民主党に政権が行けば対中対北朝鮮が滞って日本叩きがまた始まりましょう。呑気に黒人初の大統領！なんて言ってる場合でもないんでしょうがね。
　日本の民主党、元代表の前原さんが現代表小沢さんを批判しているそうです。確かに民主党の対案は弱いように思います。後期高齢者制度も、言葉尻をあげつらうような、うば捨て山なんてイメージばかり感情論ばかり先行させて対案がないんです。道路や天下り先の外郭団体の処理もできないままです。小沢さんは仮に選挙で勝ったとしても、そこですぐに投げ出しそうです、安倍さんよりも早くに。きっと何もできないですから、きっと獲ってから考える風な立ち位置なんでしょう。獲るは獲ったけれど即に立ち往生。こんな党では何もできないなんて、先の代表辞任劇と同じようにすぐ放り投げるんでしょう。元々が有象無象の寄せ集めですから日本の民主党、横路さんのような極左からコテコテの自民党臭振りまいてる現代表、フニャフニャ正論言うだけで根っからの役人体質の市民団体系菅やら鳩山やら、そしてちょっとは期待が持てるのか前原一派とばらばら、勝っても何もできないのは見えてますが、そう思えば思うほど勝手に転けてる自民党のていたらくが強調されるんでしょう。別に一枚岩である必要はないんでしょうし、意見の言える環境なんて観点からは正論至上絶対主義者には（この党にわんさかいる連中です）党是にまでしたいくらいの事なんでしょうが、つまり抑えが効いてないということ、党として未熟ということでしょう。日本名が同じなだけで実はマスコミもそういう意味での比較すらしないことですが、どちらもどちらなのではありまする。