拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

房総海岸への憧れ

2022-06-18 08:19:00 | 日記

日本は、同調圧力の国だというが、それは国内だけの話で、外国との関係性では独特である。古くは、国際連盟脱退。国際連盟の会議で日本代表が憤然と席を蹴って退出する様子が映像に残っているが、当時の日本国民は拍手喝采したという。コロナ対策もそう。今や、先進国で、国民が相変わらずマスクをしているのは日本だけ。先日、入った某図書館の閲覧室はほとんど人がいない。しかも、閲覧室だから誰もしゃべらない。それでも入り口に「マスクをしろ」と書いてある。あの光景は、日本人である私にとっても異様。外国人には理解不要だろう。最近、さすがに当局が「屋外ではマスクをはずすことを推奨する」と言い出した。さて、そうなると、自粛警察の皆様方は職を失うことになる……いや、大丈夫だ。彼らは、今後、「マスクハンター」となり、屋外でマスクをしてる人を厳しく取り締まってくださるだろう(戦前に家々を練り歩いて「贅沢は敵だ」と言っていた輩が、戦後、一転して「自由の志士」になったごとしである)。独特と言えば、日銀の政策もそう。リーマンショックの後、どの国もじゃぶじゃぶ金融を緩和しているとき、世界中で日銀だけは財布の紐が固かった。そして、今日(こんにち)。どの国もインフレ対策で利上げをしているとき、世界中で日銀だけはかたくなに低金利を守っている。現代の日本国民は拍手喝采……しているだろうか。

さて。先日あじさいを見に訪れた多古町はお米が名産である。道の駅でも売っていたが、私は、帰宅後、ネット通販で購入した。

早速、炊いてみる。香ばしい香りが漂う。イワシの蒲焼きの缶詰を肴に(文字通り魚)、お昼をいただいた。日本人になった感じがする(もとから閲覧室でもマスクをする日本人である)。その多古町は、私の住んでる処から真東の方向にあり、ここからさらに東に進むと銚子。因みに、私んとこから北東だと大洗、北西なら上総一ノ宮である。いずれも房総の海岸。このうち、「九十九里浜」と呼ばれるのは、銚子から一宮あたりまでに広がる浜である。大洗は数年前にアンコウを食べに行った。ちかぢか、銚子と一宮に行こうと思ってる。毎日のようにこのあたりの地図を見て案を練っているワタクシである。