拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

お百姓さんと奏者の偉さが骨身に染みる

2022-06-14 18:01:14 | グルメ

シェフの実家が大洗の「ようしょくや」と聴いて(朝ドラ)、アンコウの養殖をやってるのか、と思ったが、よく考えたら洋食屋なんだろうな。

その後のあさイチで、どっかの町のゆるきゃらを見て、角がYの字だったから、アゲハチョウの幼虫かと思ったら(幼虫が怒るとYの字の角を出す)、うさぎだって。えーっ?うさぎの耳は別々に生えていて、Yの字なんかになってないよっ。

ということで本題。馬は、最初走らなくても、距離だとかダートだとかいろいろ試すうちに適性が見つかって勝つことがある。私が百均で買った餃子を折りたたむ器具も、これまで一度も役に立ったことがなかったが、生地を大判にしたらぴったりはまって大活躍。

ようやく陽の目を見た容器。生産者も厩舎も嬉しかろう(私はさしづめ騎手である。もちろん嬉しい)。それにしても、久しぶりの餃子であった。餃子の具は、豚挽肉とキャベツが定番で、それに香味野菜をプラスアルファするのだが、肝心のキャベツが高くて作れなかった。が、ある日、キャベツが100円を切って99円!こういう日を逃さないことが肝要である(別の日に、ステーキ肉も、久しぶりに100g199円で売っていたので、2パック購入した)。プラスアルファは、いつもはニラだったり大葉だったりだが、今回は、ベランダのプランターに植えていたパクチーを使う。使うフライパンも変えてみた。いつもは28センチだが今回は26センチ。その違いが中央部に出る。いつもは、中央部に3個並べて隙間を埋めるのだが、2センチ小さいだけで餃子を並べるだけの隙間ができなかった。

それでも、焼き上がってお皿をかぶせてひっくり返すにはちょうどいい大きさだった。今後は、26センチをデフォルトにしよう(「デフォルト」は、ここでは「標準」の意味で使ったが、この言葉には「債務不履行」の意味もある。同じ言葉が「標準」と「債務不履行」の二つの意味を持つのは不思議だが未調査である)。最近、小食のワタクシであるが、餃子だとあるだけ食してしまう。肝心のお味だが、パクチーがいまいち。それでも、ベランダ農園で作る野菜の中ではましな方。ホウレンソウはまったく美味しくなかった。スーパーで買うのと同じ大きさになるまで待ったのがいかんかった。花が咲いてしまって(トウが立ってしまって)、そうなると茎は太くなるし、葉も美味しくない。そもそもプランター栽培で大きく育てるのは無理である。以後、スーパーで見かけるヤツの半分くらいの大きさになったら観念して収穫しよう。自分で作ってみて、お百姓さんの偉大さが身に染みて分かった。いろんな楽器をやってみて、専門の奏者の偉さが骨身に染みるのと同様である。