拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

小惑星(ジェラルディーナ)

2022-06-08 12:20:18 | 音楽

去年買い換えた譜面台は私にとっては高額商品だが、ヤマハの譜面台の中では最安の部類。それでも流石にヤマハ。それまでのものに比べると軽いしがたつかない。だが、パート譜が3枚に及ぶと乗り切らないし、骨組みだけだから譜面台に載せたままの楽譜に書き込みができない(下敷きがいる)。どうしよう。もうちっと奮発して台が面になってるやつを買おうか。いや待て。ウチには厚紙がある(仕事をしてたときの残り)。それを3枚貼り合わせて立派な下敷きになった。奮発しようと思っていた額だけ儲けた気分である(逸失利益の反対)。

続いて、ぐずぐずの朝ドラの件。おでんを食べたことのないイタリアンの料理人に普通のおでんを作れという方がどうかしている。暢子が言った「あたしがやる意味がない」は、珍しく正論である。俳優さんたちは気の毒。あんな台詞を言わされて、さぞやストレスがたまることだろう。どうやって発散するのだろう?友達に電話(メール、ラインetc)して不満をぶちまける?そういう友達を「友達」と言うのなら、私には友達はいない。

ということで本題である。ハヤブサ2号が持ち帰った小惑星の成分を調べたら、地球の生命の材料が含まれていたそうな。小惑星が地球に衝突してもたらしたらしい。これまで、小惑星と言ったら、地球に衝突して恐竜を絶滅させた犯人であり、今後、人類をも絶滅させかねない脅威とされていたが、そもそも地球に人類をもたらした「創造主」だったとなると、そのイメージはV字回復である。いや、創造主であるからこそ、われわれの生殺与奪の権を握っているということか。最近、アメリカは小惑星にミサイルを撃ち込んだ。将来、地球にぶつかりそうな小惑星が現れたとき、これを破壊する実験だそうだ。映画「メテオ」を地で行く話である。因みに、私が愛して止まないジェンティルドンナの子で、現在走っている唯一の馬(牝馬)の名前はジェラルディーナだが、これは小惑星の名前だそうだ。因みに、母ジェンティルドンナは、イタリア語で「貴婦人」。私がこの馬に注目したきっかけがこの馬名である。パドックで頭をぶるんぶるん振る様子はおよそ名前に似つかわしくなかった。娘のジェラルディーナも頭をぶるんぶるん振るところが母親ゆずりだが、まだ偉大な母の領域には到底届いていない。それでもこれからが期待される馬である。