マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

2018-06-29 | Weblog
先日体調を崩した時、
冷蔵庫や換気扇やPCの音が、
頭の中で異様に大きく響いて、苦しい思いをしました。
電気音のない所に行きたいと切実に思いました。
数日で治ってホッとしました。

今日は雨降り、
100年前の雨の日、
どんな音が聞こえていたのだろう、とふと思いました。
樹に降り注いで葉を揺らす雨の音はあまり変わっていないかもしれません。
昔の番傘や蛇の目傘に当たる雨の音を、もう一度聞いてみたい気がします。

音といえば、大工さんの仕事の音はたのしかったなー。
金槌の音、カンナが木を削る音、
左官屋さん、畳屋さんの音、みんなリズムがありました。、
その音を聞くと作業の姿が目に浮かぶような気がしたものです。
今では建築現場はシートに包まれて、
バチッ、バチッとホッチキスのような音や電気音が聞こえてくるので、
中で作業が行われていることがわかるだけで、
実際に働いている姿が見えないのは寂しいことです。
太い腕の力こぶ、
無駄のない正確な動き、
見事な仕事、
今の子どもたちにも見せてやりたいと思います。
コメント
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