隣村との境あたりにある古墳の周りが公園になっているのですが、
そこにトイレや木の遊具なども設置された、というのを回覧板で知ったので、
どんな感じになっているのかな、と思って見に行ってきました。
雑木林に囲まれた広い台地の広場の端に、
幾つかの遊具と一つの庵が作られていて、
丁度、子ども連れの家族がおやつタイムのようでした。
細い横道があったので少し歩いたら、道は直ぐに途切れ、谷へと続く斜面の上だった!
そして、向う側に見事な山桜がドーンと現れたのです。
急斜面の足元には、野イチゴの花やハナニラが咲き乱れ、
斜面にはレモンや甘夏などの何種類もの柑橘類の木や
ススモや柿やビワやイチジクなどの果樹が植えられていて
木々の根元には所々に養蜂箱が設置されていました。
そしてここをこんな風に開拓した人にそこで偶然に出会ったのです。
定年後、18年前に県外から、終の棲家を求め、夫婦でこの地に越してこられたそうです。
山に小さな作業小屋を作り、たった一人で山の急斜面の木々(大木)を切り倒し、開墾し
果樹を植えて育て、養蜂も教わって始めた、のだそうです。
「凄い!」としかいいようがありません。
歩くだけで転がり落ちそうな斜面を、開墾するなんて。
そして夫人は山の下でブルーベリー畑!
私たちも頑張らなくちゃと思ったのでした・・・とても無理だけど
野イチゴが赤い実をつける頃にも行きたい。
お天気のいい日に!
近いのだからいつでも行ける!