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托鉢僧

我が家は旧街道に面しています。
昔々、母が子供のころは、
この細いくねくねした街道をバスが走っていたそうです。

私が子供のころには、
近くに市電も走る広い道ができていて、
もう家の前にバスは通っていませんでしたが、
米屋や酒屋、菓子屋や下駄屋や豆腐屋や魚屋、肉屋、仕出し屋、
散髪屋、うどん屋、電機屋、そして風呂屋などが並び、
おまけに、裏に松竹の撮影所があったので、
俳優が侍姿で行きかうこともあり、
また近くには大学もいくつかあるので、、
学生がとても多く、軒並み学生下宿もやっている、
という活気のある場所でした。
今ではただの住宅地です。

でも、時々托鉢僧が通ります。
朝、お~ぉの大合唱とともに托鉢僧が、
50メートル置きくらいに速足で歩いてきます。
最近は4~5人くらいでしょうか。
もう思いっきり大声で、
人によって低かったり、高かったり、
裏返っていたり、
少しメロディが付いていたりして、
なかなかすごい!
奥にいても聞こえます。
寝ていても聞こえます。
あ、お~ぉが来たな、と
お布施の用意をして、
表まで出て戸を開けると
何人目かの托鉢僧に出会えるというわけです。

若い修行僧の
麻の短い衣から、
草履をはいた素足がまっすぐ伸びて、
とてもかっこいい。
(写真の僧はたまたま脚絆をはいていました。)
明日は通るかな?





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橋に育つ松

出町のコンクリートの橋から松が生えているのに気が付いたのはいつだったか?
枝を増やし、一回り大きくなり、
しっかり松ぼっくりもつけて、
今年も新芽を伸ばしています。
松は貧栄養の土地に育つそうですが、
ここは貧栄養どころか、
土もなく、
雨が溜まることもなく、
あるのは日の光と、空気だけ。
すごい生命力です。


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緑のパッチワーク


新芽が出そろい、
様々な緑の競演が始まりました。
西日がきらめく時刻、
右岸と左岸の色がくっきりと違いを見せて、
緑のバリエーションはいっそう深まります。

橋の上の手すりの間から見つめる子どもの目には、
どんなものが見えているのでしょう。

昨夜、アオバズクがそろそろやってくる季節になったなーと思いながら寝ていたら、
ホーホーホーホーホーと5回啼いては、しばらく途切れる不思議な鳴き声を聞きました。
アオバズクの鳴き声とは違います。
鳴き声の正体が気になります。

アオバズクは木々が緑になるころに、
子供を産み育てるために東南アジアから渡ってくるそうです。
夜の暗い海をわたる一羽の小さな鳥のことを考えると
ぞくぞくします。
それとも他の渡り鳥のように集団で渡っているのでしょうか?
毎年同じ道をたどるのでしょうか?
毎年同じ森へやってきているのでしょうか?
何日くらいかかるのでしょう?
途中で立ち寄る島や森なども決まっていたりするのでしょうか?
道しるべは星なのでしょうか、それとも体の中に方位磁石のようなものがあるのでしょうか?
きっとどこかにそんなことを研究している人がいるんだろうな。







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一人ご飯

母が大腿骨頸部を骨折し入院してから、
一人で夕食を食べることが多くなりました。
料理を作るのは好きなはずだけど、
一人だとやっぱり面倒
で、たいてい冷蔵庫をさぐって、残り物を食べることになります。
でも今日はワインを買ってきたので、
ペペロンチーノを作りました。
パスタが茹で上がる1分前に花菜(菜の花)を投入、
パスタと一緒に湯切りをして、
たっぷりニンニクと鷹の爪とオリーブオイルでさっと炒めて出来上がり。
ワインを注ぎ、ブルーチーズも切って、
一人で「いただきます」
初めてのメキシコの赤ワインがいける!
固めのパスタが美味しい。
スープは昨夜の味噌汁。
サラダは作らなかったけど、
デザートにイチゴをつまんで…
ごちそうさまでした。

母は最初は、
家に帰ったら「おいしい握り寿司」を食べたい、と言っていましたが、
今は、病院の食事は、
全部小さく切ってあって、
みんな柔らかくて歯ごたえが無いのがつらいと言っています。
そして、
帰ったらパリパリの生野菜と、
カリカリの「とんかつ」が食べたいと言っています。
お安い御用、
帰ったらすぐに作るからね。
(母は入れ歯だし、93歳ですが)
歯ごたえも「うまみ」の内です。
パスタも「早ゆで」のとかは、美味しくありません。
しっかりした噛みごたえは大事です。


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芽吹きの季節に

土の中から柔らかい草が芽吹き、
裸の木々から緑の芽が噴き出てくる。
蝶がひらひらと目の前を横切り、
小さな虫のブ~ンという羽ばたきの音が聞こえている。
毎年繰り返されることだけど、やっぱり感動的です。

こんなにも素晴らしい世界に人間は生きているんだ、と思います。
ヒトもその自然の一部であることがうれしいです。

鳥や獣や、虫や魚や、目に見えない菌類の世界まで、
熱いところにも寒いところにも、水の中にも、水のないところにも、
地球のあらゆるところに命があふれています。

それなのに、どうして、金しか目に入らない人間がますます増えていくのでしょうか?
ヒットラーやトランプや安倍晋三ら、
人格障碍者が生まれてくるのを止めることはできませんが、
彼らをトップに祭り上げるメカニズムが恐ろしいです。

もし宇宙から、宇宙人が地球を眺めていたなら、
そして、こんな地球人を観察していたなら、
なんともったいない、
と言って、
人類など追い出して、移住しにやってくるかもしれません。




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