人生、消去法
世捨て人のつぶやき




物価の高騰があまりにも激しいので、小物ではあるが、今のうちに買っておこうということで、Marshall MS-2Cを購入した。




だいたい、楽器関連は通販大手のSound Houseがいつも最安なのだが(最安保証を謳っているし)、今回はポイントを含めて考えると音家より安くなる楽天のショップで購入した。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Marshall 《マーシャル》MS-2C【あす楽対応】【oskpu】
価格:5,980円(税込、送料無料) (2023/5/22時点)






外箱はこんな感じ。





うむ。かっこいい。



Made in Chinaだろうなと思って確認すると、なんとベトナム製。



デカップリングというやつだろうか。



音を出してみると、評判に違わず、いい音がする(音出しにはFender Made in Japan Aerodyne Stratocaster 2022製を使用した)。



いやー、さすが腐ってもMarshall・・・なんて思ったが、振り返ってみるとマーシャルには苦い思い出がある。



大学生になってギターを始め(遅いが)、練習用アンプにマーシャルの弟分的ブランドのParkというのを買った。



これがクソだった。



素人でもわかるしょぼい音。



しかも、今では考えられないが、ヘッドフォン端子がなかった。



音量を上げれば多少いい音がするのかもしれないという余地があったが、下手くそなのにそんなことできるはずもなかった。



今となっては記憶があやふやなのだが、その後、たぶんZoom(※Web会議のソフトウェアではない。日本の企業)の一番安いマルチエフェクターを買ったのだった。



しかし、これもまともな音はしなかった。



当時はアンプシミュレーター機能などない、ただの歪エフェクトだった。



その後、大阪の心斎橋のイシバシ楽器だったか三木楽器だったかで、Fenderの20Wのアンプ(Champion20とかいう名前だったか?)を買った。



さすがにこれは少しマシな音がしたが、20Wというのはどうしても持て余してしまう音量だった。



1Wくらいでいいんだ、とか思ったものだ。



そして、YAMAHAのMD4というミニディスクに4トラック録音できるMTRを買い、録音用に高価だったSans Amp Classicを買った。


 


当時、アンプシミュレーターといえばこれしかなかったのだが、サンズアンプには決定的な弱点があった。



イコライザーが付いていないのである。



サンズアンプ自体は、マーシャル系/フェンダー系、スピーカーユニットのクローズド/オープンバックの違いなど、かなりきめ細やかに(というか、マニアックに)調整できるのだが、単体では肝心のイコライザーがないので、実際にアンプに繋ぐか、MTRのミキサー部のイコライザーを使うしかなかった。



あぁ、そんな日々ももう遠い彼方である。



帰郷する際に、Fenderのアンプは処分した(引越屋に引き取ってもらった)。



それもまた11年も前の話・・・。



光陰矢の如しであるなぁ。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする




ここ一週間くらいずっと見続けているYoutubeチャンネルが「創造の館」だ。


オーディオ機器のレストアやセッティングについての面白い動画がたくさんある。



振り返ってみると、私が高校生の頃(1990〜1993)、よく本屋でオーディオ雑誌を立ち読みして、大人になればきっと立派なオーディオ環境を持てるだろうと考えていた。



しかし、実際には、オーディオ機器どころか、スマホで聴くだけになってしまった。



がんばっても、せいぜいパソコンに繋いだオーディオインターフェースからヘッドフォンで聴くのがやっと。



つまらない未来を迎えてしまったなぁ。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする




さきごろランチャーアプリの「Alfred」を導入した。



で、まだまだ使いこなせていなくて、先程思い立ってある単語をAlfred経由で検索できるのでは?と思って

「command + space」でAlfredを起動
     ↓
単語を入力

してみたのだが、Web検索が候補に出ない。



できるはずだが?・・・となって、プリファレンスを確認したら、キーバインドになっていた。



結論としては、

単語を入力

「control + enter」

だった。





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする




いつからか(今年に入ってから?)Amazonで買い物をしようとすると、エラーになってカート入れられないという状態があった。



ググって出てきた解決方法として、いったんほしいものリストに入れてからカートに入れるという手間なことをしていたのだが、今日はそれが通用しない事態になった。



とある、古本を一冊買おうとしたら、ほしいものリストに追加されるのは本のタイトルだけで、カート入れる際にはどの古本屋からの出品物にするかを選ばなくてはならない。



ここでつまずいた。



「カートに入れるのを失敗しました」みたいなメッセージが表示されて、先に進めない。




仕方ないので、いったんはスマホアプリで注文。




落ち着いて、改めてググったところ、次のページを発見。




ブラウザのキャッシュを削除するというもの。




上記のページではEdgeでの解説だったので(私のはChrome)、調べると下記のページが出る。




で、Amazonに関するCookieだけ全削除して、Amazonに再ログインして試したところ、問題は解決されていた。




良かった良かった。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする




早いもので、帰郷して丸11年になった。



状況は好転する兆しがなく、鬱々とした日々が続く。



今日はかなり気温が上がり、アメダスの速報値(翌日に訂正されることが多い)だと26.6度だ。



暑い。



まだ、エアコンで冷房は入れていないが、明日はもっと暑くなるらしいから、今季初の冷房ということになりそう。



うつのほうは一向に良くならない。



先月からラツーダという新しい薬を試している。



昨日から増量で、40mgになった。



効いてくれればいいのだが。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする




ボールペンの補充をしようとAmazonにアクセスしたところ、次のような表示が出てびっくり。



「ええぇっ!」となり、ググったところ次のような記事を発見。


結論としては、一時的なエラーのようなのだが。



うーん。



可能性としては、セキュリティソフトやアドブロッカーの類のせいで、こちらの位置情報を誤ってAmazon側が認識してしまっているというものだろうか。



ま、注文画面に進むと、正しい住所が出たので問題はなかったのだが、気持ち悪いなぁ。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする




流行りものに乗って、私もStream Deckに手を出した。



使いこなせるかどうかわからないので、一番安いのを購入。



(なぜかAmazonでは品切れのようなので、楽天のリンク。また、楽天にはメーカーであるElgato公式ショップがありますが、なぜか楽天ブックスのほうが安い)

楽天ブックス



Elgato公式ショップ





ボタン6個でこんな感じ。


このボタンの一つにmacをスリープさせるショートカットを割り当てようとして壁にぶち当たった。



通常、スリープは「option + command + 電源ボタン(またはイジェクトキー)」なのだが、ショートカットを登録しようとすると、Elgatoのアプリに記録される前にmacがスリープしてしまう・・・。



結論としては、新たにスリープのショートカットを別のキーで登録することで解決できた。

(参照)


上記ページに従い、システム環境設定で設定。





そのうえで、Elgatoアプリで新たに作ったスリープのショートカットを登録。




これで、ワンタッチでスリープできるようになった。



かなり快適。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする




この動画に出てくるつみれ入りの味噌汁というのがうまそうだったので、晩飯に作ってみた。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする






懐かしい!



公式VEVOチャンネルの登録者はわずか5,620人。



寂しいなぁ。



マシュー・スウィートといえば、まだ彼の音楽に触れるだいぶ前に、クイズ番組の問題に彼が出ていたことを思い出す。



クイズの問題は、彼の腕には日本に関する入れ墨がありますが、さてそれはなんでしょうか?というもの。



答えはこちら↓


(画像は拾い物で、田中宗一郎によるインタビューのようなので、ロッキング・オンと思われる)



 
 


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする




YouTubeでたまたま見た動画で、Dockに地球マークがいくつもズラッと並んでいるのを見かけた。



なんだろうと思って調べたところ、ブラウザのブックマークらしい。



そんなことできるんだと自分でもChromeで試したところ、同様のアイコンがDockに追加された。





やり方は、ブラウザからアドレス、お気に入り、ページ上のリンクアイコンなどからドラッグ・アンド・ドロップでOK。



うーん、でも、いちいち新しいタブで開くのって、微妙に面倒な気が・・・


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする




Cubase12を使っていて、下ゾーンのMix ConsoleのFader/Inserts/Sendsの切り替えをショートカットでできないか試行錯誤して、やっと答えを見つけた。

option+command+矢印キーの上・下で切り替え

ソース

>If you are in the Lower Zone Mix Console then Command+Option+up or down arrows will toggle between the three available views - faders, inserts or sends.






コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする




私の大学での恩師(当時助教授、現在で言えば准教授)は「インテリは左翼じゃないとね〜」とおっしゃっていた。



四半世紀も前のことだ。



私は深く考えもせずに、「そっすねー」と軽く答え、特段違和感は感じなかった。



それから幾星霜、2009〜2012年のいわゆる”悪夢の”民主党政権があり、左派への失望が募り、その後の2015年以降のSEALDs騒動くらいからだろうか、あまりにナイーブな左翼的な思考が疎ましがられるようになり、その反動として、保守的思考が幅を利かせるようになってきた。



そんな今だからこそ立ち止まって、「なぜインテリには左翼が多いのか?」を考えてみることには幾分かの意味はあるのではないか。




【その1】



(私の狭い視野に入ってくるものだけの話ではあるが)保守言論界隈で言われるのは、GHQによる戦後統制の影響だ。



たしかに、戦前の国粋主義的な思考を駆逐するために、GHQは非常にわかりやすい形、すなわち教職追放を行った。



このことが、戦後の思潮を支配する契機になったことは認めなくてはならないだろう。



追放された側の(つまり、「転向」しなかった人々の)「恨み骨髄」は理解できる。



しかし、ここは冷静に観察することが必要だ。



「恨み骨髄」に共感・共鳴しているだけではいけない。



アメリカの占領政策を担った人々、特に日本国憲法の起草に関わった人々は、今で言う「リベラル」な人たちだったというのはいいとしても、「共産主義者」の名で括るのはあまりにも乱暴だ。



輪をかけて困ったことに、保守言論ではここから、共産主義の「悪魔化」を始めてしまう。



いわく、GHQのブレーンは共産主義者、そして共産主義者は世界的ネットワークを駆使して世界中至るところに力を行使していた云々・・・。



確かに当時のインテリは多かれ少なかれ共産主義・マルクス思想の影響は受けてはいただろうことは想像に難くない。



言い換えれば、「資本主義の問題を憂える」というのは、政治的左右を問わず「インテリ仕草」として必須だったということをわきまえる必要がある。



インテリたるもの、その使命として、その時代の問題を強く意識し(19世紀末から西欧で解決すべき最大の問題とされたのは資本主義であり、その結実がマルクスの『資本論』だった)、その上で自らの学問的営為が営まれるというのは、いわば暗黙の了解だったのだ。



だが、そのことを知らないことが「共産主義の悪魔化」を正当化しはしない。



まるで全世界の共産主義者が共謀して狡知を巡らし、陰謀を企て、闇の力を以って全ての裏で糸を引いているかのような言い草は笑止である。





以上の【その1】を受けた上で(GHQの影響は認めた上で)、もう一段考えを進められないか。





【その2】



戦後もすでに78年。



一世代25年と言われるので、単純計算で3回以上代替わりしているはずなのだが、今でもインテリに左翼的傾向の人物が圧倒的に多いという事実は変わらない。



この間、1989年にベルリンの壁崩壊、そして1991年にはついに共産主義の巨頭ソ連が崩壊し、共産主義は目に見えて退潮していった。



この事をもって「歴史の終わり」などという派手で愚かな文言を弄し、後に恥を晒した学者もいた(今、どうしてるんだろう?と思って検索してみたら、少しづつ軌道修正しながら現在もご健在のようだ。右顧左眄してなんとか地位を確保しているというところか。彼のような人物は、いわば一種のイデオローグなのであり、亜インテリとして括るのが正しいように思われる)。



加えて、戦後の最大の左翼思想運動を担った、いわゆる「団塊の世代」が2007年ごろから大量に退職時期を迎え、さらに今年2023年からは彼ら彼女らは後期高齢者となり、いよいよ第一線から消えていくようになった。



※団塊世代の「欺瞞性」については、またどこかで稿を改めて書いてみたいと考えている。



繰り返すまでもないが、いまや共産主義国だったはずの中国は権威主義的国家資本主義国と化し、他の「共産主義国」もその実態はただの独裁の方便であることがはっきりした。



世間的には、すでに「共産主義」は死語であり、なんとか「リベラル」という言葉のうちになんとかその残滓が生き残っている、と言うべきだろう。



普通に考えれば、インテリ層の左翼的思考も変わりそうなものだ。



しかし、実際には根強く左翼的インテリというのは存続している。



というか、むしろアカデミアを支配し、左翼でなければ人にあらず、的な風潮がいまだに瀰漫しているというのが現状だろう。



直近では、歴史学者の呉座氏やツイッター論客の一人の雁林(@ganrim_)氏などがその逆鱗に触れて、アカデミアから排除されるという事件が起きたのも記憶に新しい。



ここまで継続しているという事実から、もっと本質的に「インテリが左翼的思想を好む理由」があると考えてみるのはどうだろうか。




【その3】



インテリは学者・知識人を指す。



「知」というものの基本傾向として、「普遍性」を志向するというのがある。



わかりやすい例を上げるならば、「1+1=2」は地球上のすべて、もっと言えば宇宙全体で妥当するという事実を参照するとよい。



もちろんこれは「端的な例」であるが、学問の理想形として、一種の「普遍性」を志向するのはインテリを自称するものならば、多少の差はあれ持っているはずのものだと思う。



少し話題がそれるが、日本では「文系・理系」の区別がイビツな形で一種の「常識」となり、血液型性格判断に似た、ある種の決めつけを生んでいるのは嘆かわしい限りだ。



本来は、文系=人文知、理系=サイエンスであり、知の基盤として人文知が存在し、その上に人文知と地続きにサイエンスがあるという理解を広めるのが望ましいが、現状の日本の状況を鑑みるに、なかなかに難しい問題である。



閑話休題。



学問というのは、真理の探求である。



真理というのは、究極的にはひとつしかないものだ。



同じレベルの2つの真理が併存するというのは、基本的には考えられない。



それまでに真理だと信じられてきたものは、新たな研究によってより高次の真理が打ち立てられたときには打ち捨てられる。



これが学問的真理というドグマである。



これがインテリの思考の根底にどっかりと根を下ろしている。



【その4】



そのうえで、ここに更にもう一つのレイヤーが加わることになる。



近代以降の政治哲学の大きな流れとしての「リベラリズム」である。



近代以降、市民(中産階級)が力をつけて、政治の主体となっていった。



その過程で、「市民」は「自由」を要求した。



政治哲学は、その市民の自由を理論武装する役割を果たした(実際には「鶏と卵」的な側面はあるのだが)。



そして、ここが重要なのだが、この「過程」はまだ終わっておらず、現在も進行中だということである。



この「運動」は「学問」として、「普遍性」を希求する形で今もなお発展の途上にある。



ここでは、「市民の自由の確保および拡大」に「普遍的価値」を見出すという側面があるということを銘記したい。



つまり、「市民の自由を追求すること」は「普遍的」である以上、それは特定の国にしか適用されるようなものではなく、全世界に共通して適用可能な「普遍的な命題」なのである。



このことが、左翼的人々をある種の「国際人」とし、また彼ら自身も自らを「特定の国」に限定された存在とは認めない根拠となっている。





【その5】



さらに、より大きな視点から言えば、古代からの「学問の自治」とも関係があるだろうとも考えられる。



「学問の自治」とは西欧における「大学」の歴史に由来を持つ。



学問の府としての大学は、現在の日本においては、もはや一種の職業訓練学校的なものに成り下がっているが、明治以降の大学制は西欧近代の諸制度を取り入れる中で、いわば借り物として取り入れられたのではあったが、それは戦後になってより徹底的な形で再構築されることになる。



つまり、それが「学問の自治」である。



もちろん、そこには多分に戦前への反省が込められていたことは間違いないが、それ以上に、本来の西欧における意味の大学として、学問というものの自立と自由を謳うものである。



ここでも「自由」が出てくることになる。



大学はそれぞれに独立し、自由を持っている。



しかし、一方で、大学同士は学問における真理の追求という使命において連帯しており、またここでも「普遍性」の名のもとにInter-Nationalなのである。



大学の起源が国民国家よりも遥かに古い起源を持つことから、この「学問の自治」の力は強い。





うまくまとめられなかった。



また、余力があれば書こうと思う。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする


   記事一覧画像一覧読者一覧フォトチャンネル一覧