初めての購入。
お目当ては養老孟司の新連載。浜崎洋介氏との対談。
養老先生は『バカの壁』の大ヒット以降、安易な新書を濫造されたので(ま、その責めは出版社に帰するものだろうが)ここ最近は疎遠になっていた。
久しぶりの養老節はやはり心地よい。
飄々としていながら切れ味鋭い。
また、養老先生ほどの人が、2ch出の(失礼!)三橋貴明のメルマガで経済を学んでいるとは驚き。
自身を保守だとは考えないが、左翼とも違うという自己規定。
言明はされないが、中庸がだいじだということだろう。
保守も左翼も先鋭化してきていると感じる今日このごろ。
養老流のバランス感覚は重要なのではないだろうか。