久しく音楽は買っていなかったのだが、ふと思い出してモリッシーのディスコグラフィーを調べてみると、知らないうちに３作加わっていた（”Ringleader of the Tormentors”（2006）、”Years of Refusal”（2009）、”World Peace Is None Of Your Business”（2014））。
私が最後に買ったモリッシーのアルバムは"You Are the Quarry"(2004)なので、はや１３年の月日が過ぎていた。
あっという間の気がする。本当にあっという間だ。
この間私は何をしていたのだろうと思うばかりだ。
リマスターも出ていて、"Kill Uncle"と”Maladjusted”がジャケットも収録曲も若干違うバージョンとして出ていた。
あと、ソロ作は全部持っているつもりだったが、"Your Arsenal"と"Vauxhall and I"を買っていなかったことが判明した。
また、Live版（"Beethoven Was Deaf"（1993）、"Live at Earls Court"（2005））も持っていない。
とりあえず、iTunes StoreとAmazonを比較して、”Maladjusted(Expanded)”をiTunes Storeで、"Kill Uncle(2013 Remastered Version)"と”Ringleader of the tormentors”をAmazonでCDで買うことにした。
”Maladjusted(Expanded)”は先日購入して聴いた。
"Papa Jack"、"Roy's Keen"が外された代わりにボーナス・トラックが6曲追加されている。
追加されたのは以下の通り。
"Lost"
"Heir Apparent"
"The Edges Are No Longer Parallel"
"This Is Not Your Country"
"I Can Have Both"
"Now I Am a Was"
２曲削除して６曲も追加なので、実質的に別アルバムのような感じを呈している。
追加された6曲は、英語版Wikipediaによるといずれもシングルカットされた曲のB面に入っていた曲のようだ。
モリッシーの作品は彼の詩が肝なので、追加曲についてしっかり読まなくてはならないのだが、いかんせん欝のため気力がない。
改めて元気になりたいと思う…。
そして、今日、Amazonから"Kill Uncle(2013 Remastered Version)"と”Ringleader of the tormentors”が届いた。
さっそくiTunesに取り込み、聴いてみる。
"Kill Uncle(2013 Remastered Version)"は、もとのバージョンと比べるとたしかに曇りが晴れたような音になっている。
一方、初聴の”Ringleader of the tormentors”はやはり、歌詞がわからないのがきつい。
ネット上に歌詞は載っているのだが、訳するのが一苦労。
今の私にはその気力がない。
そして、今回、購入を見合わせた”World Peace Is None Of Your Business”（2014）なのだが、なぜ購入を見合わせたかというと、Amazonには高価なCD版しかなく、iTunesストアには配信されていなかったからだ。
今時配信されないはずはないのになぜだろうと思いつつ、とりあえず後回しにした。
しかし、とりあえず買った曲を聞きながら改めて調べてみると、意外なことがわかった。
Wikipediaによるとこのアルバムは
2014年8月、モリッシー公認のファン・サイト「True To You」によって、ハーヴェストはモリッシーの次作を出す意思がないことや、本作の原盤権はモリッシー自身が所有しており、既に新しいレーベルを探していることが明かされた[33]。その頃、iTunesやSpotifyで本作が除去され、Amazon.comでもCDやアナログ盤は引き続き販売されたものの、やはりデジタル版は除去された[18]。また、本作からのシングル曲のスポークン・ワード・ビデオもYouTubeやVEVOから除去された
ということらしい。
なので、これはCD版を買うしかないということだ。
で、注文した。
届くのが楽しみだ。
