Koboにて。
この作品のことを私はてっきり荒木飛呂彦のデビュー作だと勘違いしていた(実際には『武装ポーカー』という作品だそうだ)。
1984/10/22から週刊少年ジャンプに連載(もう40年も前!1984年から40年遡ったら戦前になってしまう!時間の流れとはつらいなぁ)。
当時小学4年だった私は、どうやら1話か2話にあたりを散髪屋でリアルタイムで読んだようで、バオーが手から物体を溶かす液体を出すところは記憶のとおりだった。
スプラッターな描写は同時期の『北斗の拳』を思わせ、ある種のシンクロニシティを感じずにはいられない。
若書きということもあり、まだ洗練されていないところも見受けるが、たった1巻に収まる物語としては、うまくまとまっているのではないだろうか。
また、この作品の次の次に、いよいよ伝説の『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズが開始される。
正直、私はジョジョにはまったくついていけなかったクチなので、遅ればせながら、今後追いかけていきたいと思う。