人生、消去法
世捨て人のつぶやき




講談社選書メチエ『パーソナリティ障害』(八幡 洋)を読了した。

この手の本では久しぶり。
それなりに今までの、岡田尊司氏の著作より詳しい歴史的経緯などもあって、興味深く読むことができた。

私は基本的に自分を「シゾイド型人格障害」だと思っている。
また、同時に診断基準からすると「回避型人格障害」傾向も強く持っているということは分かっていた。
今回この本を読んでみたところ、改めてその認識を強くする結果となった。。

まずはメインである「シゾイド型人格障害」について。
この本の中では「統合失調質人格障害」とされるが、中身は同じである。

順に「これはそうだな」と思ったところを列記していこう。

「愛情ですら、彼らは自らの処理能力を超えたものであるかのように思ってしまう」(P.116)
「彼らにとっての人間関係は、喜びどころか、疲れるだけである」(P.116)
「彼らの願望と言えば、「なるべく人間関係に揉まれず、静かな生活をひっそりと送りたい」という控えめなものであることが多い」(P.116)
「他人に対して無頓着で、「対人関係が煩わしい」と苦手意識を持っていることもある」(P.116)


いやぁ、あるある(笑)。

さらにはこんなのも
「他人からの情報を解釈するにあたっては、相手がなんらかの反応を期待したほのめかしを行っても気がつかないままに終わることが多い」(P.116-117)
「周囲には目立たないように距離を置いて、なるべく周辺的な位置にとどまっていようとする」(P.117)
「エネルギーやバイタリティーに乏しい彼らは、たった一人で静かな活動に耽ることを好む」(P.117)
「それも、回避型人格障害のように、人間ドラマ的なものは好まない」(P.117)
「「人間のいない」世界に行きがちである」(P.117)



まさに自分のことだなと思う。

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意味不明だと思いますが、メモ代わりですので・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

常に私の意識というものは「不完全」というところから始まる。
そしてそれは「完全なダメ」ではなく、ある種の「欠け」もしくは「不足」という形をとる。

マイナス無限大ではなく、マイナス1くらいのところに私の意識、存在、コギトといったものがあるように見える。
へこみとしての私というか。

哲学的思考というのは常にそういった「ちょっとしたへこみ」から出発する。
ちょっとへこんでいるからこそ、0(=均衡がとれた状態、調和した状態)でさえ、なにかすごいこと(=超越)に見える。

われわれの思考は、いつもわれわれ自身を「ちょっといけてない」と捉える。
場合によってはそれは「すごくいけてない」と言われることもあるが、現にこうやって生きていられるという意味では、「すごくいけてない」なんていうのはおこがましいのだ。

ほんの少しだけれど、欠けている。
その欠けているというのが分かるということが、認識というものの原型をなす。

なぜかは分からない。
でも、それは実際にそうなっている。

過剰なものでさえ、それは均衡からの逸脱として、マイナスの意味を帯びる。
逸脱していること、中心からそれていること、なにかはずれていること・・・
それはいつも何か思考を急かすような、思考の起動力のようなものだ。

話しをするように文が生まれ、言葉が連想を介して次のイメージを生み出す。
そのとき、その運動を突き動かしているは、ある種の「真空」である。
つまり、「欠け」そのもの。

ある種の「欠け」を埋めるように、生命は運動する。
生命とはそういうものだ。




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思いつきだが、シゾイド型人格障害の人間が結婚できるとすれば
「恋愛→交際」という手順を必要としない
ま、封建時代的なというか社会制度がある場合だろう。

それをキャッチコピー的に表現するなら
「キミは僕の許嫁(いいなずけ)」
かな、と。

かつてそういう仕組みがあったということは
シゾイド型人格障害的な人にも
それなりの存在価値、あるいは役割のようなものがあったということなのではないだろうか。

それが今は失われつつあり(というかほぼ終了完了?)
わたしのような人間は社会不適応者として
肩身の狭い思いをしなくてはならない。

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ここで作ってみました。

Google Font - Google Logo Maker - Create free logos with google style font

色の並びがイマイチ。

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また、やっかいなことになってきましたな。
新型インフルエンザ。

会社の帰りに通る商店街、もうガラガラ。おいおい・・・

おまけに夕方くらいからのどがイガイガしてきたし。
ちょっとやばいかな・・・

でも、ま、どうしようもないよね。
マスクは疫学的には予防効果なしだし、うがいってのも日本独特のものみたいだし。
(どっかのブログかなんかに「うがい」に相当する英語がないって書いてあった。しかし今調べたらgargleってのがあるみたい)

しかしいくらなんでもこの状況は「恐慌」だよ。
経済のじゃなくって、単語本来の意味での。

どうやったって空気感染するウィルスなんだから慌てたってしょうがないでしょ。
いちばん効くのは「気合いを入れること」とかだったりして。




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いやぁ、ついに世界が追いついて来たね(笑)

goo注目ワード ピックアップ・・・肉食でも草食でもない「仙人系男子」とは

あはは。俺のこと?

いわく、
「「仙人系男子」は、恋愛への関心が低く、また「草食系男子」に比べ性的魅力も低いタイプを指すのだとか。」

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  |∵ |   __|__  | < うるせー馬鹿!
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