加藤茂明元東大教授のグループが2009年にNature誌に掲載した論文を撤回した[1]。Retraction Watchでも紹介されている[2]。かつて不正の隠蔽のために訂正で済ませたNatureの論文だったが、撤回となった。これが本来の適切な対応。この訂正がきっかけで大規模な捏造が発覚したわけだが、加藤らにとってはそれが致命傷となった。
参考
[1]Nature誌の撤回公告 2012.6.13
[2]"Shikeagi Kato, who resigned post in March, retracts Nature paper" Retraction Watch 2012.6.13