世界変動展望

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経済学の学術誌と研究機関のランキング

2014-11-04 02:53:37 | 社会

"rankings of academic journals and institutions in economics"という文献があります。経済学の学術誌と研究機関のランキングです。少し古いですが2001年版2003年版関連)があります。学術誌は著名なところが上位にランクインしているのは当然ですが、日本の学術誌と思われるものもランクインしています。研究機関のトップはハーバード大学。日本の研究機関のトップは大阪大学!2001年版では105位、2003年版は107位。ちなみに東大は2001年版は136位(国内3位)、2003年版は138位(国内3位)。2位はどちらでも筑波大学です。

大阪大学経済学部というと近代経済学の世界的研究拠点。すごいな~。大阪大学経済系の教員や卒業生の研究者は決して捏造、改ざん、盗用、二重投稿、ギフトオーサーシップ等をやらないのでしょう。まして悪質な捏造、改ざんなどを絶対にやらないでしょう嘘をついたり不正の隠蔽をしたり、調査妨害したり、間違いを指摘されたのに論文の訂正、撤回を放棄したり何の説明もしないということも絶対にやならいでしょう。理系では大阪大学だけでなく東京大学や筑波大学にも研究不正が発覚し大問題となった。

経済学分野ではどうでしょうか?ある研究では教育学や経済学は研究不正が起きやすい分野と指摘されている改ざん等はよく行われSTAP細胞論文のような改ざんは計量経済学では日常茶飯事という研究者もいるリトラクションウォッチではリンク先の指摘も

理系では悪質な捏造、改ざんなどが社会問題となっている。経済学でもこの問題を他山の石としてもらいたい。小保方晴子氏の不正博士論文の対処で早稲田大学は大きく信用を落とした。因果関係があるのか不明だが志願者が他大に移っているという指摘がある。研究不正の問題をきちんと公正に扱えないと、こういう事が起きるのかもしれない。経済学でランクインした研究機関は特に他山の石としてもらいたい。