世界変動展望

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篤姫の尚五郎に対する気持ち

2008-12-08 19:09:30 | スポーツ・芸能・文芸
 昨日放送された「明治前夜の再会」で最後の再会を果たした篤姫と帯刀(尚五郎)。一番注目したのは次の会話のやりとりだ。

帯刀「もう昔のことだから申しますが、私はあなたをお慕いしていたのです。」
篤姫「知っていました。ジョン万次郎さんから聞きました。」
帯刀「もし斉彬様の養女の話がなかったら、私と一緒になってくださいましたか?」
篤姫「それを聞いてどうするのですか。」
帯刀「あの頃の自分の気持ちにけりをつけてやりたいのです。」
篤姫「私の答えは・・・。夫家定に相談いたします。」
帯刀「ずるいなあ。その答えは。」

確かにずるい答えだ。このドラマでは序盤からこの二人の恋愛を描いた場面が幾度となく登場するが、人気獲得にどれだけ貢献したのだろうか。二人は仲良しであることに違いないが、どうも結婚しなくてもよかったというオチらしい。

篤姫「あなたはお近さんと一緒になれて幸せでしたか?」
帯刀「はい、幸せでした。あなたは家定様と一緒で幸せでしたか?」
篤姫「はい。家定公は私を愛してくださり、幸せでした。私たちは二人幸せだったということですね。」

二人とも幸せだったんだから、今更私があなたと結婚したかどうかなんてどうでもいいじゃないかということではないか。私はこういうはっきりしない終わり方は嫌いだ。

篤姫は来週いよいよ最終回である。