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パリ吸血鬼。

2005年01月13日 | 本の話。
ありゃりゃん。昨日日記書くの忘れて寝ちゃった。
文字通り三日ボウズ…_| ̄|○
だってAFOのプレイング書いてたんだもん。しめきりだったんだもん。
AFOのなんたるかはAFOのサイトへGOってことで投げ~。

でもって。
友人に貸そうと思って出してきた早川書房の「パリ吸血鬼」。どう言う話だったかすっかり忘れていた(ぉぃ)ので、ぱらりとめくってみたんだけど、あら結構面白かったんじゃないか、これ。

主人公は現代に生きるハーフ吸血鬼のフェルディナンくん(お父さんがドラキュラ伯爵、人間の血が半分混じってるのね)。
あらすじによると、高速道路の工事で住まいを追われたフェルディナンくんが、パリの街に出て来たはいいけど、血がなかなか吸えずに四苦八苦したり、逆に血を抜かれたり、つまらない映画を観たり、ガラの悪い野郎どもと喧嘩をしたり、食い逃げをしてみたり(?)という珍騒動のはてに、ひとりの女の子に恋をして、いろいろあって、何とか幸せになる話。(身もフタもないぞ)
コミカルです。

品の良い吸血鬼もの小説がなかなかないなぁと思う昨今、ちょっと良いかも、な本でござった。
(アン・ライスのレスタトとやらのシリーズはキライなんよ)
またちょっとだけ読んで寝よう。

「パリ吸血鬼」 クロード・クロッツ 著、三輪秀彦 翻訳 (1974年作、1983年翻訳 早川書房)