京医ボート部ブログ

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シングル

2015-11-23 21:18:09 | 日記
こんにちは。2回生の岡垣です。

最近とても寒くなってきたのでそろそろ半袖+ローパンスタイルも限界かもしれません。
ローパン(ロースーのほうが多数派かも知れない)といえば僕に新しい仲間が出来ました!
加古川で10700円払って買ったのに1回使って洗濯したら股に穴が開いていたマイローパン
10700円払ってお金がないので今年買う唯一の冬服になりかねないマイローパン
そんなローパンくんと厳しい冬を乗り越えていきたいです。

さて、僕は秋シーズン中シングルスカルを漕いでいました。
今までフォアにしか乗ってこなかったので最初はどうなるかと思いましたが、結果的には今までで一番ボートと向き合えたシーズンになったと思っています。技術的なことを書けるほどではないので、とりあえずフォアからシングルに乗り換わって良かったこと、初めて感じたことをいくつか書きます。

1.艇の動きを感じる
自分ひとりしかいないので、1ストロークごとに自分と艇の挙動がリンクします。どのような動きをすれば艇を効率よく進められるか、また減速させてしまうかをキャッチ、フィニッシュ、ハンザウェイ、リカバリー…などの全ての動きで感じたり試せるので面白いです。

2.自分の実力がわかる
僕の場合、フォアにしか乗ったことがなかったので自分自身の漕力が全然わかりませんでした。普段ビデオを見てこいつは押してそう、お前があかん、とか言われて正直ほんまか?と思ってもいました。その点シングルでは自分の漕力がダイレクトに艇速に表れます。僕の場合は初めてシングルに乗り、GPSストロークコーチを使った時に自分のドライブのぬるさに主観的にも客観的にも衝撃を受けました。

3.ボート競技をする中での主体性が身につく
ストローク、バウ、コックスの役割を全て1人ですることになります。サボろうと思えばサボれるし逆に人がやりたがらない鬼メニューをすることだってできます。

4.リギングの重要性
フォアに乗っていたときは上回生やコーチに言われてリギングを変えて、なんとなく良くなったかなーと思うくらいでした。シングルに乗り始めてからはそれぞれのリギング値の意味や艇上での動きへの影響を考えるようになって面白かったです。

5.エルゴ
エルゴへの耐性が若干付きます。若干。エルゴが若干うまくなった気もします。

まだあると思いますが、今挙げられるのはこれくらいです。
特に1,2回生のうちはシングルから得るものがすごくあると思うので1回生は次の春、夏、秋でシングルにどんどん乗っていって欲しいです。(まあ冬は…)
とりあえず冬の間はみんなでフィジカルをばく上げしたいです。

三千世界が動画を探し よしといいねをしてほしい

2015-11-11 22:44:39 | 日記
みなさん!!!

今日ついに!

今年の新歓PVが!

再生回数3000回に達しました!!!

ありがとうございます!


ボート部5回生の某うp主には遠く及びませんが



果たして何割ぐらいをボート部関係者で占めてしまっているのか…

ボートをあまり知らない方にこそぜひご覧になっていただきたいところですが…

日常

2015-11-03 21:33:28 | 日記
はじめまして、一回生の西崎颯良です。



いよいよ冬がやってきますね。朝も冷え込み、寒さが心地よくなってきました。
どうでもいいかもしれませんが、春夏秋冬どれが一番かと問われたら、僕は断然冬派です。

冬っていいですよね~

何がいいかって、まず第一に空気が澄んでいる。朝起きたら、身に染みるような寒さで布団にもぐりたくなる。でも、学校や部活があるから外に出ていく。すると、冷たい風が吹く。その空気はとても静謐で、なにげない日々に刺激を与えてくれるような感じがします。今日も一日頑張らなくては。そんな気分にさせてくれるのです。陽光もきらめきを増して、木々を照らし、その間を白い息で散歩するんです。とても気持ちいいですよ。
瀬田川にはときおり、朝霧が水面を漂います。また、早朝に外に出るようになって気づいたのですが、夜明け前は豪華な星空が浮かんでいます。冬の大三角形はもちろん、大きな北斗七星や暁の明星、満ち欠けする月などが夜空を彩っています。僕はまだ見つけられていないのですが、オリオン座の先にはおうし座があります。そこには“すばる”も見えるでしょう。

冬になると街は賑わい始めます。冬はイベントラッシュと言ってもいいほど様々な催しがありますね。ハロウィーンに始まり、クリスマス、大晦日、お正月、節分、バレンタインデー、卒業式!!ちなみに京都では、沢山の寺社仏閣が特別拝観を行っていますし、もみじ祭り、使い古した道具の供養、かるた初めや蹴鞠初めなども行われるようです。ワクワクですね。
それに伴い、街の人々の装いもカラフルになっていきます。マフラー、耳あて、帽子、手袋、ブーツにコート。和服でいえば、袷、丹前、綿入れ半纏、羽織に草履。重ね着した人々は冷えた町を泳いで、次の温かい場所へと到着します。そこにはストーブがあったり、暖炉があったり、場合によっては囲炉裏や炬燵があるのかもしれません。薪やランプの明かりで本を読みながら、コップ一杯のコーヒーでも飲む。ほっこりすること請け合いです。

僕は冬にこそ、自分が生きているという実感を肌で感じ取ることが出来るような気がします。それは多分、人の温かみが冬の寒さによって際立つからだと思います。

こんな冬の生活が僕は大好きです。冬への愛が溢れて、むしろ盛大に零してしまっているような感じもしますが、とにかく好きです。

ついつい感傷に浸ってしまったのは、冬が終わりの季節だからです。
人は終わりが来ると、来し方を思い、今がゆっくりと進むことを願います。思い出は美しく、永遠に残る結晶になるのでしょう。僕の宝石箱には沢山の冬の結晶が詰まっています。いや、それは冬に析出した結晶なのかもしれません。

今年の春。京都大学に入学し、様々な新歓を周りました。そして、気づけばボート部に入部していました。こんな誰が見てもキツイ部活に入るなどとは、微塵も思っていませんでした。雰囲気が温かかったから?PVが格好良かったから?仲のいい同回生が入ったから?理由はいろいろあるのかもしれません。
何にせよ、今こうしてボートを漕いでいることに後悔はありません。勿論、練習はハードですし、エルゴは超鬼教官です。それでも、僕なりにボートを楽しんでいます。最近は、乗艇中に前に座っている先輩の身体から蒸気が立ちのぼるのをみて「ギア2」や「超大型巨人」を思い浮かべたりしています。やっぱり、日常の中に小さな癒しを見つけて、器用に生きていかないと。

まあ、漕ぎに関してはなかなか安定していませんが、まだまだこれからです。これから頑張ります。



今回はボート成分が隠し味程度でしたが、こんなブログもいいんじゃないでしょうか。ボートの話は次の機会に。

とりあえず、目前に迫っているのは加古川レガッタ、2000m。新人期には想像もつかなかったこの距離を、悔いなく漕ぎ切れるよう尽力したいと思います。
さてさて、はや夜も更けて参りました。電車で夜を走り抜けて、これから艇庫に向かわねば…