久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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国家戦略を転換せよ

2010年05月12日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

先日、インドのチェンナイに行った時、空港から市街地に行く道に、サムスンの広告が溢れかえっているのには、本当に驚きました。

インドでは、サムスン、LGは大成功しています。

この2社と同時期に日立は、インドに投資をしていたのですが、今では、見る影もないほどです。

インドでの韓国企業の成功モデルをみると、日本企業は、あまりにも技術(品質)にこだわりすぎ、価格と品質のバランスを欠く製品づくりをしてしまった気がします。

日本国内市場は、ある程度大きく、そこに胡坐をかいてしまったためでしょう。

しかし、新興国の市場は無視することはできません。


日本は国家をあげて、海外で活躍できる人材育成に力を入れなければいけません。

そのためには、人を動かすリーダーシップと英語力が最も日本人には欠けています。


高校授業料無償化ではなく、国を動かすエリート教育に力を入れるべきです。

ユニクロの柳井さんが、年収100円か1億円かの時代になったと言っていましたが、まさにその通りです。

1億を目指さなければ、600万円にも到達しない時代が来たということです。





当社は、インド事業を中心とした国際事業を、当社の中心事業に置きました。


3年前までは、インド事業は、新規事業でしたが、今は、その伸び率から、既に当社の中心事業に変わりつつあります。

当期の売り上げは、国内税務部門の売上高に匹敵し、来期は、国内の会計コンサル部門の売り上げに並ぶ勢いで成長をしています。

国際事業と国内事業のシナジーを図るためのサービスが、今後、重要になります。

 

今後は、当社もインド人採用を積極的に進め、国際事業の拡大を早急に図ります。

当社は、既にインド事業だけで20名のスタッフを配置しました。
(公認会計士2名、税理士1名、米国公認会計士1名、インド勅許会計士2名社会保険労務士1名を含む)

現在、インドでの事業所は、グルガオン、チェンナイですが、チェンナイ事務所は、来月までに引っ越しをして、拡大を図ります。

さらに、年内には、バンガロールにも事務所を出します。


国際事業での収益の全てをインドにおける投資に回し、組織の拡充を図っていきます。


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