久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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ディズニーランドがもたらした社会的弊害は何か?

2013年07月04日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
私の娘は、任天堂のゲームが大好きでした。

勉強そっちのけで、毎日、何時間もゲーム機で遊んでいることがありました。



私の大学時代の友人は、パチンコが大好きで、大学の授業にも出ず、毎日、パチンコ屋に通っていました。



私の知人の娘は、ディズニーランドが大好きで、毎月通っては、大量のグッズを買ってきました。





パチンコもカジノもディズニーランドもエンターテイメントです。



エンターテイメントとは、息抜きのために必要なものです。

しかし、エンターテイメントがあまりにも魅力的になると、顧客は、中毒症を引き起こし、はまってしまい、いつも行きたくなります。




ディズニーランドが、頑張って仕事をすればするほど、魅力的になればなるほど、中毒になる顧客が生まれ、毎週行きたくなります。
(私の娘は、昨年7回行きました。高校生なので、当然、私のお金を使って行っているわけです。)




これが、本当に社会的価値を生み出しているといえるのでしょうか?

息抜きのレベルであれば、パチンコもカジノも任天堂のゲームもグリーやDNAのゲームも素晴らしいものだと思います。



あまりにも素晴らしすぎるディズニーランドは、人間が気づきにくい社会的弊害をもたらしているのです。



皮肉にも、会社が頑張れば、頑張るほど、その社会的弊害が広がってしまいます。



キャストも有名大学を卒業しながら、いつまでも実質、アルバイトの状態で働き続けている人が多くいます。

これもまた、気づきにくい大きな社会問題といえます。



おとぎの国には、恐ろしい魔力が存在しています。