幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市南栗橋にある幸彩学習塾のブログです。
塾の日々の様子などをお伝えします。

こころの電池

2008年11月28日 16時04分15秒 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2766_edited  先週末から今週の初めにかけて期末対策勉強会を実施しました。今回も朝早くから夜遅くまで多くの生徒さんが学習に励んでいました。皆さんのその頑張りには、ただただ頭が下がるばかりです。

 ところで、今回の勉強会では2つのことを発見しました。1つは今まで勉強会にはあまり顔を出さなかった人たちが、自分の学力をつけるために、今回は本気で取り組んでいる姿を見たこと、そして、2つ目はお互いにくじけそうなときに励ましあっている姿をみたこと、この2つが特に印象に残りました。

Img_2779_edited_2  特に3年生は受験前最後の定期テストということで気合が入っていました。しかし、それが時々空回りしてしまうことがあります。空回りが焦りになったり、自信喪失になったり、そんな場面も見られました。でも、そんな悩んでいる友達に「大丈夫だよ、これだけ勉強したんだから!」と励ましの声をかけている生徒さんを見かけました。そのとき、言葉では表せない友情の大切さを見た気がしました。Img_2781_edited

 「自分だけでなく、他の人のことも思うことができる」これほど素敵なことはないと思います。励ますほうも励まされるほうも、きっとそんな場面を通じてお互いに元気になれたのではないかと思います。励ます生徒さんは、ひょっとしたら「こころの電池」のような存在なのかもしれません。電池のようにその中に秘めたエネルギーを、元気のない人に励ましという形で渡している、本人にそういう自覚はないと思いますが、近くで見ていた私にはそんなふうに見えました。

 元気のないとき、落ち込んだとき、悩んでいるとき、悲しいとき、そっと励ましてくれる、まるで「電池」のような友達、そんな友達を大切にしてほしいと思いました。

Img_2768_edited  私にとって皆さんは何よりの「こころの電池」です。この勉強会の3連休、実はちょっと風邪気味で、1日13時間の仕事に耐えられるか心配でしたが、皆さんの頑張る姿が私にとっての心の電池になってくれました。いうなれば、皆さんの頑張りが私を支えてくれた、そういっても過言ではないと思います。

 今度は私が皆さんの元気のないときにこころの電池になれたら幸せだなと思います。

 


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「悩む」ということ

2008年11月25日 16時50分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 11月も早いもので下旬を迎え、あと1ヶ月もすると今年ももう終わり、新しい年を迎えます。受験生の皆さんは段々と「悩み」が深くなってくる、このころはそんな時期でもあります。

 今年も受験生の皆さんはいろいろな悩みがあるようです。志望校のこと、成績のこと、勉強法のこと、学校のことなど、数えたらきっとキリがないくらいだと思います。皆さんはちょうど思春期、勉強面以外でもいろいろな悩みを抱えていることと思います。そんな中での受験は、さらに悩みの種を増やしていく、そんな感じなのかもしれません。

 「悩む」といえば、最近の話題の本に東京大学大学院教授の姜尚中さんの「悩む力」という本があります。直接この本を読んだことはないのですが、NHKの番組の中で作者の姜さん自身が「悩む」ということについて話している場面がありました。

 そこで私が興味を引いた言葉は、「思春期は悩む時期だが、今は悩む時間さえ与えられていない」という言葉でした。今は何もかもが速いことが当たり前になってきていて、スピード感が求められる時代。その中で、ゆっくりと悩む時間がないということ、それはその通りだと思いました。

 自分も学習については、やはり早く成果が出ることを生徒さんにも求めてしまいます。それはそれで悪いことではないとは思いますし、必要なことだとは思いますが、学習以外の分野は(場合によっては学習についてもかもしれませんが…)内容によっては、大人が答えを教えず、ヒントや導きをしてあげながら、ゆっくりと考える時間を持たせることも必要なのではないかと思いました。大人は急かすだけでなく、子供が悩んでいるのを時間をかけてゆっくり見守ってあげる、そんな器の大きさ、心のゆとりもまた必要なのかなとも思いました。ひょっとすると、子供たちはそのような器の大きさというようなところで、大人を評価するのかなとも、最近は思えてきます。

 もちろん全てにおいて「待ちの姿勢」がいいというわけではありませんが、ひょっとしたら大人は子供に「速さ」を求めすぎているのかもしれません。時には、そして内容によっては「速さ」を求め、場合によっては「待ちの姿勢」をとる、そういう柔軟さも必要なのかな、と思います。

 今年のNHKの合唱コンクールの課題曲であったアンジェラ・アキさんの「手紙」という曲もそうですが、「悩む」ということが最近また注目されているように思います。逆をいえば、悩むことを許されなかった子供たちが少しづつ大人になっていく中でうまれた弊害、そこから再び悩むということが注目されている、そんな気がしました。 

NHK 「私の1冊 日本の100冊」  http://www.nhk.or.jp/book100/archive/081105.html

アンジェラ・アキ 「手紙」 http://music.yahoo.co.jp/shop/c/10/escl3120


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この笑顔を守るために…

2008年11月19日 15時59分57秒 | 日記・エッセイ・コラム

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  入試までいよいよあと100日、受験生にとってはいよいよこれからが勝負のときです。100日前を記念?して、自習に来ていた皆さんで写真を撮ってみました。これから受験に向かっていく皆さんの面持ちは、いささか緊張気味ではありますが、みんな素敵な笑顔をしていると思います。

 そんなことを思いながら写真を見ていたときに、ふと思い出した言葉があります。当塾も加盟するNPO埼玉教育ネットの他の塾の先生と話したときに、こんなことを言っていた先生がいらっしゃいました。

「結局、俺たちの仕事っていうのは、子供たちの笑顔を守ることだろ?」 

 この言葉をはじめて聞いたとき、「今までうまく言葉にできないでいたこの仕事のやりがいを、うまく言い当ててくれた!」と心の中で拍手喝采?したのを覚えています。

  この言葉は、最後にみんなで合格したときの笑顔を見たいというのもあるのだとは思いますが、日々一所懸命学んでいる生徒さんのひたむきな努力をする姿が見せる素敵な笑顔を守りたいという、深い意味がこめられているように私には感じました。

 成績が上がることも志望校に合格することも、人生の中では1つの出来事に過ぎないのかもしれません。しかし、それに全力投球できた生徒さんの笑顔は、とても素敵だと私も思います。

 今年もあと100日、私もこの素敵な笑顔を守るために、自分には何ができるのかを考えながら日々邁進していきたいと思います。

 

 もう一つ、「毎年、受験生が卒業するときは泣くよな…、情がうつるもんな…」

 その先生は、そんなこともおっしゃっていました。それは私も同じです。苦労を共にした「戦友」との別れは正直つらいです。

 いろんな塾があっていろんな先生がいますが、この2つの言葉を聞いたとき、世の中はまだまだ捨てたもんじゃない、本当に教育とは何かを考えている人はまだまだいるんだ、と心の中で思ったのを覚えています。

 こんな先生に巡りあえたことに感謝。

追伸:今年もお別れまであと100日、最後は泣くな、、、たぶん。

 


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子供の心との勝負

2008年11月17日 00時09分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

『改革は子供の心との勝負である』

 これは、ある私立高校の校長先生の言葉です。『改革、改革』とはいうけれど、誰のために改革をするのか、そんなことを考えさせられる出来事が先日ありました。

 その日はNPO埼玉教育ネットの研修で、平成22年度からの入試改革についての勉強会がありました。その中身はいつもの通り大変に濃いものでしたが、その中でも新入試制度に向けて『自塾をどう改革していくか』、その点が特に強調されていました。 入試制度が新しくなり、進路指導も中学校主体へと変化していく中で、塾をどのように変えていくのか、どのような改革を行うのか、そのビジョンを今から描いておく、そういったことが大切だという内容で、私も改めて塾をどう変えていくのか、そんなことを改めて考えさせられました。

 当塾は来年度入試に向けて『プロジェクト22』をすでにスタートしていますが、まだまだ出来ることはたくさんありそうです。あまり性急すぎてもいけないとは思いますが、必要とあらばすぐにでも実行できるように準備をしなければ、そう改めて思いました。

 そして研修を終え、最後にその日ゲストとして来ていた、とある私立高校の校長先生が挨拶の中で自校の改革の取り組みについて話をしてくださいました。

 この高校では、毎年いろいろな改革を行っているそうです。その学年のカラーに合わせて、毎年いろいろな改革をやるとのことでした。 当塾も毎年のいろいろな改革を行っています。学年のカラーに合わせて、行事や授業内容も組み替えたりしていきます。毎年同じことの繰り返しではなく、極端な話をすれば毎年その学年のカラーに合わせて1つ1つを組み立てていく、二度と同じ組み合わせの年はない、というくらいまで、その学年に合わせた内容を考えていきます。 そのあたりはその校長先生の学校も同じようで、話を聞きながら、「うん、その通りだよな」と思いながら聞いていました。

 しかし、次の瞬間、私はふと身震いがしたのを感じました。そのきっかけとなったのが冒頭の『改革は子供の心との勝負である』という言葉です。

 『改革をしているということに満足するなよ』『改革といって、自分達に都合のよいようにするなよ』…この言葉は改革をする立場の者にそんな警告を発しているように思います。

 来年度は入試制度が変更になることもあり、塾も様々な改革を行う必要があると思います。その時にこの言葉を思い出し、塾が実行する改革が皆さんにとって真に必要なものになるよう、皆さんとの心の勝負で十分に納得してもらえるようなものになるよう、心がけて取り組んでいきたい、そう改めて感じました。

 この研修でまた1つ大切なことを学びました。これからもいろいろな研修を通して、来年度からの入試制度改革に対応した改革はもちろん、真に皆さんに必要なものを提供できるようにしていきたい、改めてそう感じました。


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いま、大切なこと

2008年11月08日 11時32分06秒 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2748_edited  先日、職員向けの研修を行ないました。今回は、『いま、大切なこと』というテーマで、「3年目の改革」と「なぜ勉強が必要なのかを考える」の2つの内容について研修を行ないました。

 1つ目の「3年目の改革」は、この塾は現在の地に移転してきて3年がたつのを機に、今まで行なってきた授業・習熟などをもう一度見つめなおそうというものです。

 どんなことでもそうだとは思いますが、はじめたときは新鮮だったものでも、月日の流れの中で陳腐化し、見直さなければならないことが必ず出てくるはずです。それは塾も例外ではなく、3年という月日の中で古くなってきたものはしっかりと見直し改めて送り出していく、そんな作業が必要になってくると思います。

 今回の研修では、そのことについて話し合いを行い、4年目を迎える来年度に向けて、必要な改革を行なうことを確認をしました。

 塾に限らずどのようなことでもそうだとは思いますが、「変えるべきでない普遍的なもの」と「時代と共に変えていくべきもの」の2つがあると思います。この2つをしっかりと見極めて、皆様に通っていただける塾作りを目指していきたいと思います。

Img_2750_edited_2  2つ目の「なぜ勉強は必要かを考える」は漫画「銀のアンカー」と新聞の連載記事を元に、「なぜ学力をつけることが大切なのか」を考えました。スタッフも学生がほとんどですので、自分自身のこととしても捉えてくれたようです。日本の企業が求める人材像や高校中退者のその後などのレポートを読み、感想をそれぞれ話し合いました。

 そこでスタッフが理解したことを、今度は生徒さんに伝えていく、そうして多くの人たちが学習をする目的を見つけてもらえればと思いこの研修を行ないました。

 今年の後半に入り、急激に景気も悪化してきています。そのような時代にあって必要な人材とはどのようなものか、それをこれから私も生徒さんに語りかけて生きたいと思います。

 いずれのテーマも、塾にとってはまさに『いま、大切なこと』といえます。こういったことをしっかりと研修をスタッフ一人ひとりが形にすることで、皆様にも通っていただける塾になるのだと思います。

 そして、いつかこの塾の生徒さんが「一隅を照らす」、そんな時が来ることを夢見ながら、これからも歩んでいきたいと思います。

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<今回参考にした資料>

 銀のアンカー 第5巻 http://www.bk1.jp/product/03041304

 読売新聞 「生活ドキュメント 社会的排除②~④」

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緊張した面持ちで…

2008年11月07日 15時26分16秒 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2745_edited  英検の二次面接試験の練習が8日から計3回の予定で行なわれます。

 人前で英語を話すという機会があまりないこともあって、みなさん緊張気味。「自信がない…」と早くも弱音も聞こえてきています。

 でも、ここまできたらやるしかない! できるだけの努力をして、できるだけの力をつけていきましょう!担当する講師・チューターも皆さんを応援しています!

なお、英検二次面接対策は、益田と笠原が担当します。よろしくお願いいたします。

 


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再会

2008年11月05日 15時59分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 「根岸先生ですよね?」 この仕事をずっとしていると、思わぬところで元・生徒さんに出会うことがあります。

 先日、携帯電話の調子が悪かったため、ある携帯ショップへ行ったのですが、そこで対応をしてくれた店員さんが、ちょうど7年前に教えていた生徒さんでした。ふと見た瞬間、「ひょっとして?」と思い、接客してもらっている間も、「そうだろうなぁ」と思い、名札を確認すると、「やはり!」という感じでした。でも、私にとってはその生徒さんの記憶は中学3年生のときのまま止まっているので、声をかける自信がなく、時間は経過していきました。

 そして、故障修理の受付という段になって、申込書に名前を書くことに…、そこに書いた名前を見て、相手も確信したように冒頭の言葉となったわけです。

 7年間も会わなかったのに、ふと記憶って蘇るもんなんだなぁ、そんなことをことを考えながら、話をしていました。

 中学のときの彼女は、ちょっと勉強は苦手で、元気いっぱいだったのですが、もう少しまわりに気を配れたら…、そんな感じの生徒さんでした。でも、あれから7年、彼女は社会人として立派になっていました。最初、彼女に声をかけられなかったのは、あまりにも立派になりすぎていて、中学のときの記憶で止まっている私は、当時の面影はあるものの、目の前の人物と同一視できなかったからかもしれません。

 今の彼女は、そのショップで指導的役割を任されているようでした。新人と思われる2人のスタッフの間に入り、お客さんへの説明のフォローや受付手順の仕方などを、教えていました。こうしてみると、「立派になったんだなぁ」と感慨深いものがありました。

 この再会を通して、私は「人は月日の中で成長していくもんだ」と改めて感じました。彼女の中3のときを知る私は、そのとき「大丈夫かな?」と心配しましたが、それは杞憂だったようです。子供はときに大人が思う以上の成長をしてくれる、それを見守ることが大人の役目、改めて彼女にそのことを教わった気がします。

 そして、もう一つ大切なことは、今がたとえどんな状況にあっても、本人がきちんと自覚し成長しようと思ったら、いつでも成長への扉は開かれているということです。大人ができることは、その「自覚を促すこと」、そう感じました。無理やりやらせるのではなく、自覚を促しながら長い目で見る、そういう心構えも大切なのだなと改めて感じました。

 いわゆる『教育バカ』の私にとっては、子供の成長を見守る、これほど楽しい仕事はありません。それゆえに、ときに厳しいこともいい、ときに励ますこともあり、ときに泣かすこともあります。(泣かされた皆さん、ごめんなさい)生徒の皆さんは、私にとっては共に受験を戦った「戦友」です。その立派な成長をいつでも願ってやみません。いつも送り出すときには、本当はずっとずっと見てあげたい、そう思うときもあります。でも、ここを巣立つこともまた、成長の証だと思い、見送ることにしています。

 それにしても、そんなことを考えながら立派になった彼女を見ていると、まるで自分の娘の成長を見守る父親のような気分になってしまいました。(結婚したことないけど(-_-;))


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