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慣れの効用

今日は栗橋地区の3年生を対象にした期末対策勉強会&理社暗記マラソンを行いました。
入試前の事実上最後の期末テストです。最後のテストでよい結果を出せると、入試に向けても勢いがついてきます!ここでしっかりと結果が出せるように取り組んでいって欲しいと思います。



3年生にとってはいよいよ最後の勉強会になるわけですが、長い人では中1の最初の中間テストから14回の勉強会を今日まで重ねてきました。その中で皆さんは確実に変わってきたなぁ、そんなことを今日は思いました。

2年前の最初のテスト対策のときは、まだまだ集中力も続かず、途中で挫折して帰ってしまう人もいました。
なかなか勉強法が分からず、どんな勉強をしたらよいのか、模索をしている人もいました。
まだ勉強に慣れていないせいか、計画通りに進まず、遅れを取ってしまっている人もいました。

もちろん今でもそういう悩みは尽きないのだとは思いますが、それでも初めの頃に比べれば、とても皆さんは成長をしてきたのだと思います。

今日も1日10時間という学習を難なくこなした生徒さんがたくさんいました。
3時間の理社暗記マラソンで70ページの問題を解くことができた生徒さんが二人もいました。
プリントやワークなど、自分の学習に必要な教材を選んで学習できる生徒さんも増えてきました。

これらはやはり、回を重ね年を重ねるなる中で、皆さん自身が築き上げてきた様々な成果の結果だろうと思います。

「人の慣れほど恐ろしいものはない」という言葉があります。「勉強はできない」と思っている皆さんは、そう考えることに慣れてしまっているのだと思います。人は新しいことよりも、すでに慣れてしまっている事柄のほうが安心で落ち着きますから、どうしても現状を変えるのはなかなか気が進まないものです。

しかし、勉強会などを通して学習することに慣れていた皆さんは、良い意味での慣れの効用をいま手にしていると感じます。1日10時間の学習ができるようになったのも、3時間で70ページもの問題を解くことができるようなったのも、自分に必要な勉強を考えて教材を選ぶことができるようになったのも、一朝一夕のことではなく、長い間のいい意味での慣れ・積み重ねのおかげだと思います。

1つの習慣を変えようとするには、強い意志が必要ですし時間がかかります。
勉強会を上手く活用することで、そういった意思を育てる手伝いや、変わるための時間の提供になるのではないかと考えています。

勉強会や理社暗記マラソンで友だちと一緒に頑張り競うことで自分の意思を良い方向へかえ、そして習慣化できた人たちが、いまの皆さんの姿なのかなとも思います。

これからも皆さんはきっといろんな困難に出会うと思います。でも大丈夫です。最初は難しくても慣れればできるようになる、勉強を続けてきた皆さんならそう実感できるはずです。

この3年間の14回にわたる勉強会も、明日でいよいよその幕が下ろされることになります。最後の最後の総仕上げ、皆さんのいい意味での慣れの効用をしっかりと発揮して、最後の1日に臨んで欲しいと思います。
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