あれだけF4、F4って言ってたのに今はもう(笑)
そんな訳でまた一台、気になるオートバイ。
ドカティのハイパーモタード。
db4を買う前に新車を試乗してたのを思い出した。
世にも珍しいオンロードバイクの
モタード車は実に取っ付き易くて乗り易かった。
僕が気になっているのは試乗もした796の方。
湿式クラッチは国産の感覚で発進出来て、
インジェクションのおかげで滑らかに吹け上がり、軽い車体とライダーの高い重心はヒラリヒラリと向きを変える。
うー、乗り易い!
このままどっか出かけたくなるレベルの
乗り易さ!
変ちくりんなパッケージング(失礼か)な割に
ステアリングヘッドの位置感覚に違和感がないのが不思議だ。
スラロームでもキチンと車体がバランスしている
(生意気か)。
意外にもエンジンは空冷で800もある割に
900系のパワフルなトルク感覚はなくて
まるで400SSのようなビートを重ねる感覚で
回転の上昇と共に飽くまでフラットに速度を乗せてゆく。
刺激のあるパワーフィーリングが欲しければ
1100の方だろうね。
それはそれで楽しいんだろうな。
空冷Lツインは
スロットルに瞬時に反応してドンとパワーが
掛かるエンジンと
飽くまで開けた分だけ、のフラットなエンジンの
2種類あるのかな。
ハイパーモタード796は後者。
そのフラットなパワーフィーリングは
アクセルを開ける楽しさにも繋がっており、
ハイパーモタード796の
「とにかく乗り易い感覚」に貢献している。
そりゃあWRのモタード仕様みたいな
100kgクラスのモタード車とは比べられないけど、モタードを経験していればバンクの感覚も違和感を感じない。
超軽量+レーシングエンジンの組み合わせは
物凄く刺激的で楽しいが、とても疲れる。
乗り易い=すぐ飽きる
当時の僕はそう考えていた。
今はアレ。
おっさんだから(笑)
このオートバイでチョロチョロっとツーリングしたら楽しいだろうなあ。
ふらっと、予定とか決めずにさ。
この車種には1100とか水冷とか色々あるみたいなんだけど買うなら796、かなあ。
1100のパワーは要らないし
何馬力あるのか知らない。
一緒に試乗したのはM1100Sだったっけ?
いや流石に速かった。
けどその辺のアレはdb4があるからね(笑)
うーん、ハイパーモタード796かあ。
いいなあ。
これなら今買えそうだし(ココ重要)。
リアセクションのデザインがどーにもならない程ダサイ事と恐ろしい幅のバックミラーを除けば。
追記; あ、これテルブランチなんだ?
知らなかった。
追記2
ドカティの美点、と言うかLツインのエンジン特性としてパーシャルからのスロットルオンでの
リニアな反応をベースとした優れたトラクション感覚がある。
一方400はビタミン剤を飲んだVT、と400らしからない非力さを揶揄されたしまう。
Lツインらしさとはどんなものかと聞かれれば
やはり前者の方かも。
でもdb1だってこんな感じだよ。
が、溢れるトルクは無いものの
スロットルグリップを絞り上げるように開ける、
開けてナンボ的な走り、開けなきゃ走らない、
そんなLツインも悪くないと思う。
何しろ車体はスリムなドカティなのだ。
重ねたビートに被さるトルク、
そんなドカティも楽しいよ。
で、思う。
・・・ドカティとしての難しさは一緒だと。
と、話は逸れたけど
ハイパーモタード796は400SSの出力特性そのままに全体を底上げしたように思えた。
もちろん排気量は倍もあるから非力という事はない。充分なパワーと扱い易いエンジン特性、
リラックス出来るアップライトなポジション。
唐突な所がないLツインを退屈と感じるか。
どこまでも走ってゆけるような錯覚を抱くか。
ミドルドカティ(800もあるが)は
本流から外れているかも知れないが
それとは違う魅力を備えた素敵なオートバイ
だと、
Lツインを4台経験して、
思うのです。
おわり。
そんな訳でまた一台、気になるオートバイ。
ドカティのハイパーモタード。
db4を買う前に新車を試乗してたのを思い出した。
世にも珍しいオンロードバイクの
モタード車は実に取っ付き易くて乗り易かった。
僕が気になっているのは試乗もした796の方。
湿式クラッチは国産の感覚で発進出来て、
インジェクションのおかげで滑らかに吹け上がり、軽い車体とライダーの高い重心はヒラリヒラリと向きを変える。
うー、乗り易い!
このままどっか出かけたくなるレベルの
乗り易さ!
変ちくりんなパッケージング(失礼か)な割に
ステアリングヘッドの位置感覚に違和感がないのが不思議だ。
スラロームでもキチンと車体がバランスしている
(生意気か)。
意外にもエンジンは空冷で800もある割に
900系のパワフルなトルク感覚はなくて
まるで400SSのようなビートを重ねる感覚で
回転の上昇と共に飽くまでフラットに速度を乗せてゆく。
刺激のあるパワーフィーリングが欲しければ
1100の方だろうね。
それはそれで楽しいんだろうな。
空冷Lツインは
スロットルに瞬時に反応してドンとパワーが
掛かるエンジンと
飽くまで開けた分だけ、のフラットなエンジンの
2種類あるのかな。
ハイパーモタード796は後者。
そのフラットなパワーフィーリングは
アクセルを開ける楽しさにも繋がっており、
ハイパーモタード796の
「とにかく乗り易い感覚」に貢献している。
そりゃあWRのモタード仕様みたいな
100kgクラスのモタード車とは比べられないけど、モタードを経験していればバンクの感覚も違和感を感じない。
超軽量+レーシングエンジンの組み合わせは
物凄く刺激的で楽しいが、とても疲れる。
乗り易い=すぐ飽きる
当時の僕はそう考えていた。
今はアレ。
おっさんだから(笑)
このオートバイでチョロチョロっとツーリングしたら楽しいだろうなあ。
ふらっと、予定とか決めずにさ。
この車種には1100とか水冷とか色々あるみたいなんだけど買うなら796、かなあ。
1100のパワーは要らないし
何馬力あるのか知らない。
一緒に試乗したのはM1100Sだったっけ?
いや流石に速かった。
けどその辺のアレはdb4があるからね(笑)
うーん、ハイパーモタード796かあ。
いいなあ。
これなら今買えそうだし(ココ重要)。
リアセクションのデザインがどーにもならない程ダサイ事と恐ろしい幅のバックミラーを除けば。
追記; あ、これテルブランチなんだ?
知らなかった。
追記2
ドカティの美点、と言うかLツインのエンジン特性としてパーシャルからのスロットルオンでの
リニアな反応をベースとした優れたトラクション感覚がある。
一方400はビタミン剤を飲んだVT、と400らしからない非力さを揶揄されたしまう。
Lツインらしさとはどんなものかと聞かれれば
やはり前者の方かも。
でもdb1だってこんな感じだよ。
が、溢れるトルクは無いものの
スロットルグリップを絞り上げるように開ける、
開けてナンボ的な走り、開けなきゃ走らない、
そんなLツインも悪くないと思う。
何しろ車体はスリムなドカティなのだ。
重ねたビートに被さるトルク、
そんなドカティも楽しいよ。
で、思う。
・・・ドカティとしての難しさは一緒だと。
と、話は逸れたけど
ハイパーモタード796は400SSの出力特性そのままに全体を底上げしたように思えた。
もちろん排気量は倍もあるから非力という事はない。充分なパワーと扱い易いエンジン特性、
リラックス出来るアップライトなポジション。
唐突な所がないLツインを退屈と感じるか。
どこまでも走ってゆけるような錯覚を抱くか。
ミドルドカティ(800もあるが)は
本流から外れているかも知れないが
それとは違う魅力を備えた素敵なオートバイ
だと、
Lツインを4台経験して、
思うのです。
おわり。