the Blue Period ~out of the aEther

蒼き時代はエーテルの彼方へ。このブログ、閲覧・御意見無用也。

張り過ぎ危険

2016-06-25 19:10:38 | bimota db1
相変わらずdbはすごい人気だね。
ここも検索1位だし。

・・・少し喋るね。

チェーン調整について。
db1のフロントスプロケットは
160のタイヤの為、
かなりオフセットされている。

F1の限定車と同じだね。

軸からチェーンが離れている分、
だからシャフトには負荷が掛かる。
ここからのオイル漏れは修理、大変。

で、そうならない為に
キチンとチェーンを張らないとならない。

db1のチェーン調整は
こうやってやります。

二人居た方が良いね。
先にスタンドでリアを浮かせ、
エキセントリックを緩めておく。

まず一人はチカラワザ。
シートに腹を、体重を掛けて
スイングアームを手で掴んで縮める。

ドライブシャフト、スイングアームピボット、リアアクスルが一直線になる所、
ここでチェーンの遊びを見る。

二人目がエキセントリック式を調整。
ね、簡単でしょ。

0G状態だと正しく張った
チェーンは思ったよりダルダルのハズ。

ここでスイングアームの任意の場所から
チェーンまでの距離をサシガネやらで
測っておけば次は一人で出来るよ。

ってゆうのは僕が
パワーハウスで教わったやり方です。




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?(D・O・D)

2013-09-26 22:00:30 | bimota db1

去年の秋、10年振りにビモータdb1で走った。

今僕は一週間に3台の異なるdb1を見た。

跨ると、ふと昔の感触が・・・・・全く蘇ってこない。

むしろ「こんなんだったけか?」

ステップは後ろ過ぎ、ハンドルは遠い。オートバイに被さるような感じ。

なんだろうか一体これは。

db1はそれ相応に今でも高価だ。

楽しかった昔の思い出を取り戻す事が出来ないのは、僕が20代に戻る事が出来ないのと一緒で、不可能だ。

db1を見る目が昔とは違うのも否定出来ない。

なら何故、僕はもう一度ビモータdb1を探すのか。

多分それでも、僕のオートバイライフに於いて、ビモータdb1を所有していた時期が最も僕の旬(日本語的破綻)であって、僕はそれにもう一度少しでも近づきたいんだと思う。

僕は昔の僕じゃないと言いながらしかし僕は昔の僕を追う。

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D.O.D (#5)

2013-09-16 12:46:45 | bimota db1

Dsc_0223 価格ASKのビモータdb1。

(価格は安くしてはもらえるが、最初の提示金額は245万円)

フレームナンバーは2桁。しかし車両ナンバーが刻印されたコーションプレートが無い。

エンジンを始動させてもらう。

パワーハウスの懐かしい、弾けるような音。

さて、現状はフロントフォークシールが終わっておりオイル漏れ、フロントブレーキの抜け、ウインカーは90年代のドカ用でリアは上を向いて着いている(フェンダー部分に穴開けしているので平行位置に戻すと穴が見えてしまう)。そして走行25000キロのエンジンは履歴不明。

エンジンの今後に関して非常に不安を持つ。

保証はなく現状販売なのでこれは賭けになるだろう。

しかも前オーナーが分からないと言われた。この個体ではすべてに於いて「賭け」だ。

ならばここはもっと価格を下げるべきだと思った。(下げていただいた金額でも高いと思う)

価格の面で折り合わない。なのでこのdb1はパスしようと思う。

もう一件、別の店で売却済みのdb1SRを見学させてもらった。

完璧なサバイバーだ。カウルのクラックも1、2箇所しかなくすべてがオリジナル状態。

・・・・・500万円だという!

すごい金額だと思うが実際6人がこのdb1SRを競ったそうだ。

世界が違うなあ(笑う)。

OK。僕は僕の価値観で探そうっと。

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bimota db1について色々。 #5

2013-01-12 17:38:42 | bimota db1

2012_090708_029 db1のマルゾッキ製フロントフォーク、そのボトムケースに貼られるステッカー。ロゴが白いのがポイント(黒いのはネットで10秒で見つかった)。「M1R」の方は左側に貼る用。

なかなか・・・・・手に入るのかは、知らん。が、手に入った。

赤いボトムケースにこれを貼れば、db1もスッキリシャッキリするんじゃなかろうか。

しかしM1Rの方は1枚余計だな。余ってしまったな。どうしようかな。もしかして右側の裏側に貼るんだったりして(笑)。

あ、勿論db4に使う為に入手した訳じゃないぞ。

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bimota db1について色々。 #4

2012-12-30 22:06:16 | bimota db1

2006102f082f722fa0078772_0244492 今回はガソリンタンクの話。

db1のタンクは樹脂製。ポリプロピレン樹脂、オフロード車なんかでは普通かな。

樹脂製タンクは今ではドゥカティでもオリジナル部品として採用されているから驚くには値しない。

でも、ここでも「熱」が顔を出す。

22Lも入る大きなタンク内部にはガソリンの激しい移動を防止するスポンジ材が詰められている。まずここが劣化してしまう。とりあえず透明のガソリンフィルターは必要だと思う。

で、ここが本題。エンジン・フレームに被さるタンクはエンジン熱に直接晒される。

ただでさえ空気の抜けの悪いdb1だ。

・・・・・どうなるか、ってゆうとタンク底面が熱の影響で硬化してクラックが入る。

もう25年もオートバイだもんね、しょうがないやね。

そんな訳でそうなったらbeaterのアルミ製に交換するのがお約束になっています。

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bimota db1について色々。 #3

2012-11-26 20:49:27 | bimota db1

db1に乗る機会に恵まれた。僕にとって、きっちり10年振りだ。

実に美しいdb1だ。本当に宝石のよう。

オリジナルからの変更点は17インチ化されている事、

フロント120・70で、リアは160・60。マルケジーニの3本マグホイール。

そしてキャブはデロルト42口径(ファンネル+メッシュ仕様)。

ブレーキはブレンボのキャスト4Pに通常のマスターシリンダー。

それ以外はほぼオリジナルコンディションを保っている。

「ああキレイだなあ」と、跨ってみる。

ステップの位置はもっと後ろだったような記憶だけど、僕が乗っていたのもステップはオリジナルだったから、これはただ感覚的なものだろう。

しかしハンドルは意外にも遠く感じた。もっと手前でもっと絞った感じで上から腕を添えるような感覚だった。しかしここも同じだから、純粋にdb4との違いを露骨に感じているだけなんだろうか。

まずコンティ2本出しは非常に紳士的な音量。クラッチのカラカラ音も無いに等しい。アイドリングは落ち着いていてブリッピングの必要は無い。

走り出す。・・・・・正直なところキャブが大き過ぎると思っていたが・・・・・、ゆっくりした発進もダッシュ的な発進も、そしてスロットルの全閉・全開にもまったく淀みなく、パワーが優しく付いてくる。素晴らしいキャブセッティングだと思う。

スロットルの重さは許容範囲だけど、僕の好みで言えばもっと軽い方が良いと思う。

パワー感覚は、やはり排気で「押さえ込まれている」感じがする。

実際に8千回転でパワーは頭打ち、早々に次のギアを要求してくる。

何ていうか、角がないというか、パワフルではない。しかしそれがオリジナルdb1の美点のひとつだ。ひとつひとつのギアに対しどれも同じようにパワーが付いてくる。過敏なところはなく(とても良く調教されている)、扱い易い。イコール乗り易い。そしてこれなら充分扱えそう・・・・・そう思わせてくれる事も安心感に繋がっている。

80キロぐらいでスラローム。懐かしいdb1独特の一枚板感覚。フロント・フレーム・リアの一体感が素晴らしい。ただ、若干リアが重いかな?

リアの空気圧は2・3との事。基本的に2・4から決めていった方が良いのでは?

それとブレーキが少し気になった。この組み合わせはドカと同じだけど、僕はこれは効き過ぎると思う。レバーに触れた瞬間から一気に効く。「カツーン」だ。もっと穏やかに握った分だけ・・・・・ラジアルマスターシリンダーを経験してしまうと、その感覚が忘れられず贅沢になってしまうね。

軽いことがdb1に於いて、それを普通なことと感じさせる。軽すぎて困る、というシチュエーションは一切ない。軽さの活かし方がまったく正しい。

すべてのファクターがライダーに対して優しい、というのが感想です。

ライダーは安心してコントロールに集中できる。

「うわおー」ってゆうパワーを望まない限り、db1はとても楽しいオートバイだ。

最後に。

あんだけdb1、db1って言っていた僕だけど、db1に乗ることで・・・・・今、僕が求めているのはdb4の厳しさだという事に気が付いた。

db1は欲しい。しかし今はやっぱりdb4だ。

これだけコンディションの良いdb1も珍しいと思う。

オーナーの愛情を感じずにいられない。お世辞ではなく本当に。

そしてそんな大切なビモータに、「どうぞどうぞ」と僕なんぞに乗せて頂いたオーナーの心意気に感謝致します。

追伸

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bimota db1について色々。 #3

2012-09-19 22:26:55 | bimota db1

db1に跨ったのは、実は僕が買ったdb1が初めてだった。

恐ろしくコンパクト。というよりもキツイ。僕の身長は178センチ。

膝はほとんど「正座」レベル。深いシートにはまるように打ち跨って、ハンドルバーに手を添える。肘がタンクシェルに軽く当たり、まるでdb1とライダーはひとつに融合するかのようなポジションだ。腰は前後に少し余裕がある。ホールドしやすいタンクシェルに吸い付くかのよう。

さて一体どうなるんだろう、とdb1を発進させる。

脳を圧倒する軽さ、体を押し込めるようなポジションなのに、まったく不安がない。

ただ、パワーハウスチューンのdb1は重心を少し高くし、キレのあるハンドリングのオートバイになっている(が、これが初めてなので違和感は感じない)。まあ、忙しいとでも言えば良いのか。結構この仕様のdb1は多いし、雑誌でもチューンドの試乗記事は載っている。(この時点で16インチは入手が難しいし、高価だった)

・・・・・まあ、色々あってタイヤは120・70、180・55のミシュランTX17インチから120・65、170・60のパイロットスポーツに、皮張りのハイシートは厚さ10ミリのラバースポンジに。益々シートは低くなった。しかしそれ以上に驚いたのは、5ミリ突き出したフロントフォーク(これはパワーハウスの手法)をそのままに65扁平のタイヤは「折れるような曲がり」から穏やかなハンドリングになった。リアタイヤを細くした事も良い方向に働いた。db1は軽く、しかし穏やか。これはひとつの狂気だと思った。ブレーキのラジアルマスターも、オートバイを操作する事に於いて非常に有効だ。操作が軽いという事は、ライディングに集中できる、という結果に繋がる(これもパワーハウスの考え方だけど、僕は正しい事だと思う)。何に対しても不安がなくなったdb1で僕は狂ったように走る。絶大な安定感・安心感のなかでラインの変更は思いのまま。矛盾するふたつの要素を高いレベルで融合させた・・・・・とかなんとか言う理屈抜きに、とにかく楽しい。

惜しい事に僕は16インチの、オリジナルのdb1のハンドリングと言うものを知らない。

が、最終的に僕は自分仕様のdb1で充分楽しんだよ。

おっと、見落とされがちだけど大事な事をひとつ。

db1はライダーの視点が低い。つまり先が見えにくいって事。だから峠なんかで上りの頂点、先が見えない所は注意が必要です。路面しか目に入らない、だから操作に集中する。上質に仕上がったdb1ならそれは最高に極上の体験だと思う。でもハイスピードでは危険。良く理解して、頭はクールにね。

って、誰に言ってんだ。

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bimota db1について色々。 #2

2012-09-02 10:31:47 | bimota db1

Db1phmc_2 今週のヤフーオークションにdb1が多数出品されてるね。

また何か思い出したので書いとこう。

1;PHMC仕様(250万円スタート)

良いね。ぶっちゃけ欲しい。750のままって言うのが良い。金額は適正だと思う。

そしてポイントはエンジンが「無鉛対策済」で有る事。

信じられないかもだけど当時のエンジンは有鉛ガス仕様なのだ。

僕が初めて1994年式の400SSを新車で買った時、村山モータースで言われた。

「本当は有鉛ガソリンなんですけど、日本では無鉛ハイオクを入れて下さいね」

(イタリアは、世界中で最後まで有鉛ガソリンを使用していた)

最初は良いけどこんだけ年数が経っていると、バルブ周りのトラブルでオイル上がり・下がり等に繋がる。(僕も経験した)

エンジンOH時に同時に無鉛対策をしてしまうのがdb1では基本的に常識。

だから今からdb1を購入しようと考えてる人は、ここに注目して欲しい。

ヘッドOHって、金額はまちまちだけど18~25万円くらいかな?

ショップも内燃機屋に外注するのでここの費用は嵩む。

それとこの車両はフライホイール軽量化されてるね。何%軽くなってるか不明だけど、回転をドロップさせすぎると・・・・・厳しいなあ。

キャブの口径の大きいし、ダラダラした走りは「多分難しい」んじゃないかと思う。

その代わり、恐らくこのエンジンはレッドを超えても1万までしっかりパワーが続くんじゃないかな。パワーハウスのOHなら良い吹け上がりなんだろうなあ・・・・・。

ちなみにビタローニのカルフォルニアを塗装するの事は、非常に手間がかかるものでごわす。

これのオーナーの方、またこれを買う方が羨ましい。

2;オリジナル状態のdb1(180万円スタート)

16インチのタイヤがミシュランではないにしても復活したみたいだし。

フルオリジナルかな?マフラのカウルが良い。ああ、良いっすねえ。

油圧式のブレーキSWが故障してるようだけど、これは消耗品。

180万円かあ・・・・・。

でもこれ、サバイバーだよね?だったら僕のなかでの適正価格は120万円。

いや、だって、こっからどんだけかかるかなあ・・・・・。

真空パック保存でもしない限り、部品劣化は必ずどこかで進行する。

3;違うけどdb2SRにdb1の外装を載せた車両、以前どこかで見た覚えがある。

すぅげえなあ・・・・・。正に力作だと思う。グッドです。想いの具現化。オーナーの情熱(どんな方向かは知らないが)を感じる。

物理的に仕方ない事だけど、ずいぶんケツが上がってるね。

db1の乗り味+900のパワー、ではないと思うが、これ・・・・・乗ってみたいなあ。

db1の外装デザインは本当に秀逸だと思う。跨っても、良く考えてあるなあ、って思う。

小柄なD・タルドッツィに合わせたポジションって聞いたけど、175センチくらいの身長ならしっくりするんだよね。

僕はdb2SRのパープルのカラーリングが好きなんだけど、

それにしてもマジで良うやったなあ、コレ。拍手&脱帽ものです。

最後に1987年当時のビモータdb1の新車時の価格を。

db1J(400F3のエンジン)・・・・・215万円

db1・・・・・220万円、

db1S・・・・・245万円、

db1SR・・・・・268万円(ミシュラン59Xを採用)

他にdb1BOTT(福田モータースとパワーハウスモータークラブのジョイント)、純粋レーサーのdb1Rがあります。

スズキGSX-R750が83万円で、限定・乾式クラッチのGSX-R750Rが105万円の時代。

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チューン度

2012-08-28 22:13:45 | bimota db1

先日、ネットにdb1の中古が出ていた。価格は250万を超え、300に近い。この時点で僕には手が出ない。が、このdb1は820ccになっていて写真で見る限りハイチューンドと言って差し支えないレベル。

オリジナル重視の人間には興味は湧かないだろうが、オリジナルに少しづつ手を加えて最終的にこうなった、というなら納得できる内容だと思う。正直、もうこれ以上いじる所はないだろう。

・・・・・なんと1週間後SOLD OUT。

聞くとこのdb1はすぐ預かる予定だそうだ。

しかもデチューンの方向で。

思う。

軽い車体には、ほどほどのパワーで良いんじゃないかと。

僕自身、ライトチューンの750ccのdb1に不満を持った事はない。

900SSが相手ならば充分に健闘し、前を走る事も可能だった。

ただ、立ち上がりで916に置いていかれるのはちょっとイヤだったけど。

思う。

オートバイのチューンはライダーの技量によって方向性も変わる。

だから過度なチューンドの中古は、僕は選ばない。

チューンとは「調律」という意味だ。

で、チューニングとは「ライダーに合わせる」という意味だ、と思う。

それとは別にdb1SR、入荷キャンセルの情報。

ああ、残念。絶対買ってた金額だよ。

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bimota db1について。

2012-07-16 21:59:34 | bimota db1

「ビモータdb1」検索でこのブログに辿り着く方が(僕にとっては)非常に多い。

・・・・・乗った事が無くて、でも購入を考えている方へ。

ポジティブな部分・表現は多分、雑誌・ネット情報の通りで正解だと思う。

飽くまで、超強烈なパワーを求めない、って言う事。

ハイスピード・アベレージを考えず、オートバイとの対話をしながらコーナーを抜けてみたい・・・・・そうしたらアクセルを全開にしてみたい。そんなふうに考えている方にはぴったりだと思います。

しかし今の、イヤ当時の基準からしてもオリジナルのdb1は非力です。

540CCにした400SSの方がパワフルなぐらいです。

イタリアの馬力表示はかなりいい加減なので信用しない事です。

慣れればもうちょっとパワフルにしたいなあ、と思うのが人情でしょう。

吸・排気チューンで気持ち良い吹け上がりになれば、日本の狭い公道では充分ではなかろうか。

過激なチューンは、タダでさえ整備を要求するdb1にとっては・・・・・どうだろう。

900SSのエンジンはエンジン幅が変わるので、どうしても重さが出てきます。

小さな車体に適度なパワー、ってゆうのが美点のひとつじゃないかと思ってるので。

(人それぞれ、ですけど)

圧倒的な軽さと異常なまでの低重心、質量集中+ライダーを急かさないパワー特性。

無駄な動きが無いからライダーはコントロールに集中出来て、それは実はスポーツバイクが本来備えていなければならない、大切な要素だと思います。

db1はdb1でしか作れない世界でライダーを虜にします。

ネガ部分については語られる機会は、少ないな(ま、雑誌はね、仕方ないよね。オトナの世界だから)。

ドゥカティF1とdb1を見比べれば一目瞭然。db1はコンパクト過ぎる。

ものすごいキチキチに詰められた部品達。マスの集中がどんなにプラス方向に働くか、走れば10メートルで解ります。が、これこそが・・・・・。

とりあえず、買おうとしてる方。

db1は熱対策に不備があります。

この事に関してビモータも「失敗作」だったと言っているくらいですから。

まずカウリングを全部外してもらって確認して下さい(それが出来ないと言われるようなら、そこじゃ買わない方が無難)。

カウリングの塗装のヒビはFRPなので仕方がないです。サスやブレーキのシリンダからのオイル漏れ・滲み、ラバー部品の劣化と確保状況、トリプルツリーのクラック、フロントスプロケットのガタ、ハーネスの劣化具合、タイヤの確保・・・・・。

昨日まで走ってました、というような車両でもそれは同じです。

お金は正に湯水のように必要です。

けど、そういう部分は、その走りに、相殺されてしまうでしょう。

この辺がdb1の「魔性」ってやつじゃないかな。

これからの方も、そうでない方も。

良きdb1が手に入ると良いですね。

しかし閲覧無用・ご意見無用を謳う僕がこんな文章を書くのは一体どういう事だ。

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