Blue Period ~out of the aEther

蒼き時代はエーテルの彼方へ。このブログ、閲覧・御意見無用也。

YAMAHA WR250F (THE PAST#6-2)

2016-08-06 15:49:03 | yamaha WR250F '02
WRはレーサーだけど
ストリートリーガルキットなるものがあって、
ウインカーやらナンバーホルダーやらを装着して
晴れて登録。

マフラーは井原さんの使わなくなったYZのを
譲ってもらった。

とは言えYZに比べてWRの外装は
何だか少し・・・マヌケだ。

だからリアフェンダーはYZのものに、
フロントはUFOのショートタイプ。

これでほぼYZのルックスに。

マフラーはYZの純正。
とは言えレーサーの純正パーツ、
あーコレ、モトクロス場で聞く音だ。
つか爆音で轟音。

・・・。

キックペダルをキャリキャリ踏んで
キッチリとピストンの上死点を出す。

チョークを引いて、デコンプレバーを引いて、
せーのでキック。

何しろチタン5バルブのハイコンプエンジンだ。
やるコトの手順を守らないとエンジンはかからない。

大体3回くらいかな。

エンジンが暖まってる時はホットチョークと言う「逆チョーク」が付いている。

轟音と共に目覚めたエンジンは
オイル容量1.6L(たったの!)のドライサンプ。

そしてオイル交換のサイクルは
基本1レース毎。

ヤマハのオイルを月に一度、それ以上。

僕はアルミのエンジンガードを着けてたから
それも外さないとならない。

面倒だ。

でもこのパワーと引き替えなら。

・・・。

その走り、そのパワー。

WRの代車に一度、スズキのグース350を借りた。
一般市販車とは言え350のシングルスポーツだ。

どんな感じなんだ、
どんな感じなんだとちょっと期待してた。

しかしその挙動のダルさ、
メリハリのないパワー、
何もかもがWRモタードの方が何枚も上だ。

以前、通勤に使ってた同じヤマハのTT250Rも
割とシャープなオートバイだったが
井原さんの言う通り、WRは一般市販車の
トレールモデルと比べられるオートバイではない。

峠では僕史上最速。

那須のサーキットでは狭いレイアウトも手伝って
ドカティより早く走れた。

うーん、WRの弱点は、
高速が辛い事、ぐらいかな。
何しろ吹け上がりが速く
5速のギアをあっと言う間に使ってしまう。

家の近所に峠があって、
って言うシチュエーションなら最高だろうな。

WR250Fは2003年モデルから
セルスターターを装備、フレームも変更。

だからキックオンリーは02年式まで。

こんなにも強烈な印象のオートバイは
他になかった。
コンペモデルの凄さ、速さ。
こんなオートバイはキックで
エンジンをかける方が
僕にとっては、「それらしい」




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YAMAHA WR250F (The Past#6-1)

2012-05-12 15:55:54 | yamaha WR250F '02
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2002年式、ヤマハWR250F。

モトクロスにはまったく興味がなかった僕。

2000年を境にモトクロッサーは2サイクルから4サイクルエンジンに切り変わっていった。ヤマハで言えばYZ250からYZ250F、の関係だ。2サイクルのYZはもちろんとんでもなく速い。しかし進化の止まった2サイクルは、最新技術が投入された4サイクルに駆逐されていき、レースの図式は塗り変わってしまった。

WR250Fは、4サイクル・モトクロッサーYZ250Fのエンデューロレーサーとして発表された。WRは「ワイド・レシオ」を意味し、YZのギア比・サスペンションのセッティングを変更し、音量を抑えたマフラ、灯火類に必要なジェネレーターの発電量を増加しただけ(YZではプラグ発火にしか電気を使わない)の「競技モデル」だ。

故に絶対的パワーではYZに劣る。

が、WRは純粋レーサーだ。勝つ事が目的のオートバイなのだ。

一般市販車、モトクロッサーっぽい感じのオートバイ、いわゆるナンバ付きの「トレール車」とはレベルが違う。

2サイクルのモタード車を探していた僕は、高騰する中古価格に呆れるばかり。

そんな時、WRを紹介された。

2サイクルのパワーに拘る僕にAさんは、

「CRM?・・・・・トレール車とコンペを比べちゃ駄目だよ」と言いながら

「これに乗ってみてよ」と工場から個人所有のYZ250F・モタード仕様(なんと公道登録してある)を持って来た。

キックスタータのコツを教わり、エンジンが目覚める。

爆音だ。きっと隣家の寝ていたヒトも目覚めただろう。

「まあ、ちょっと好きに乗ってきなよ」

そんな感じで発進。

・・・・・なんというパワー!なんという加速!エンジンは一気に吹け上がり、5速しかないミッションは1秒でシフトアップを要求してくる。

スロットルの開け閉めで簡単にフロントが持ち上がる(大げさな開け閉めではない)。

17インチのラジアルタイヤはYZパワーを抑えているんだろう、深くバンクさせても不安などない。

「なんじゃぁー、こいつはぁー!」

圧倒的に軽いという事、レースエンジンである事、様々な条件を純粋に集束させていけば250CCのオートバイはこんなにも衝撃的な走りをするものなのか。

文句無く楽しい!扱いきれるハイパワー!

「・・・・・Aさん、WRってこれに比べて劣りますか?」

「ピークパワーの差なんて公道じゃ無意味じゃない?それにギアレシオの分、逆に公道では乗り易いよ」

「解りましたハンコ押します」

僕は納車されるWRにYZのマフラを付け加えた。するとAさん「あ、ならYZの今度BBRのマフラ着けるから、このYZのマフラで良かったら・・・・・1万プラスでどうかな?」

フロントとリアのフェンダ、マフラをYZ、黒い17インチRKのリムにミシュランパイロットパワーに交換。こうして僕はレーサーを公道登録してもらった。 -->

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