the Blue Period ~out of the aEther

蒼き時代はエーテルの彼方へ。このブログ、閲覧・御意見無用也。

機動戦士ガンダムUC(1〜10)

2016-08-31 21:26:56 | 本と雑誌
福井晴敏著

「大人のガンダム」とある。
が、大抵の大人にとってガンダムは無用だ。

さて。

福井晴敏の小説は初めて読んだ。

描写が細かいという言い方も出来るが、
くどくどと長い。

結末は大抵の人なら読めてしまう
だから余計に長く感じる。
し、実際長い(全10巻)

これは、ガンダムは、SFか。

ファンタジィもSFのジャンルだけど
この小説はファンタジィ小説だ。

ガンダムを小説にするとSF考証の嘘があまりに嘘過ぎてちょっと辛い。

それはイチイチ言っても仕方がない
だってガンダムだからね。

良く知らないけど作者自身、
ガンダムが大好きなんじゃなかろうか。
そしてガンダムが大好きな読者に向けて書いた、
そうゆう風に思う。

ガンダムという文法に則った、正しいガンダム。
正しくないガンダム、がどーいうものかは知らんが。

SFの視点で読んじゃダメだね。
細かい事ぁ気にすんな、
まあとにかくガンダムだ。

僕みたくハードSF好きにはこの小説は
「SFとしてぬるくて詰めの甘い設定で
ガンダムのエッセンスで満ちた本」
だったが。

良くも悪くもガンダムに充たされたい人、
おすすめです。
今安く買えるし。



最後に感想。

「あー、まあなあ・・・。
結局、そうなっちゃうんだよなあ」






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手児の見る夢

2016-08-16 12:44:39 | 手児のこと。
僕の脇で眠っている手児が何やら鳴く。

見ると手足をぴくぴくと小刻みに痙攣させていて、少し開かれてしかし空を見る瞳も同じように痙攣するように動いている。

すると水を飲むときのように舌を伴い
口を動かす。

あ、解った。

眼球・・・REM睡眠か。

きっと何か夢を見てるんだろうな。

おデコを撫でてやると
そのままの姿勢で僕を見、

にゃあ、と鳴き

また眠りに落ちていった。
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Luminous the shiny bullet(99)

2016-08-16 10:50:15 | bimota db4
この時期の東京は空いている。

・・・のか。

台風で午後は雨だろうから午前のうちに、
そう考えオートバイを走らせた。

環七は普通に混んでいて
白バイが流している。

・・・残念。

チョロチョロ走ってガソリンを入れる。

とりあえず、オートバイは問題なさそう。

帰るとテコがすごく甘えっ子。

読みかけの小説を読もう。
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YAMAHA WR250F (THE PAST#6-2)

2016-08-06 15:49:03 | yamaha WR250F '02
WRはレーサーだけど
ストリートリーガルキットなるものがあって、
ウインカーやらナンバーホルダーやらを装着して
晴れて登録。

マフラーは井原さんの使わなくなったYZのを
譲ってもらった。

とは言えYZに比べてWRの外装は
何だか少し・・・マヌケだ。

だからリアフェンダーはYZのものに、
フロントはUFOのショートタイプ。

これでほぼYZのルックスに。

マフラーはYZの純正。
とは言えレーサーの純正パーツ、
あーコレ、モトクロス場で聞く音だ。
つか爆音で轟音。

・・・。

キックペダルをキャリキャリ踏んで
キッチリとピストンの上死点を出す。

チョークを引いて、デコンプレバーを引いて、
せーのでキック。

何しろチタン5バルブのハイコンプエンジンだ。
やるコトの手順を守らないとエンジンはかからない。

大体3回くらいかな。

エンジンが暖まってる時はホットチョークと言う「逆チョーク」が付いている。

轟音と共に目覚めたエンジンは
オイル容量1.6L(たったの!)のドライサンプ。

そしてオイル交換のサイクルは
基本1レース毎。

ヤマハのオイルを月に一度、それ以上。

僕はアルミのエンジンガードを着けてたから
それも外さないとならない。

面倒だ。

でもこのパワーと引き替えなら。

・・・。

その走り、そのパワー。

WRの代車に一度、スズキのグース350を借りた。
一般市販車とは言え350のシングルスポーツだ。

どんな感じなんだ、
どんな感じなんだとちょっと期待してた。

しかしその挙動のダルさ、
メリハリのないパワー、
何もかもがWRモタードの方が何枚も上だ。

以前、通勤に使ってた同じヤマハのTT250Rも
割とシャープなオートバイだったが
井原さんの言う通り、WRは一般市販車の
トレールモデルと比べられるオートバイではない。

峠では僕史上最速。

那須のサーキットでは狭いレイアウトも手伝って
ドカティより早く走れた。

うーん、WRの弱点は、
高速が辛い事、ぐらいかな。
何しろ吹け上がりが速く
5速のギアをあっと言う間に使ってしまう。

家の近所に峠があって、
って言うシチュエーションなら最高だろうな。

WR250Fは2003年モデルから
セルスターターを装備、フレームも変更。

だからキックオンリーは02年式まで。

こんなにも強烈な印象のオートバイは
他になかった。
コンペモデルの凄さ、速さ。
こんなオートバイはキックで
エンジンをかける方が
僕にとっては、「それらしい」




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