思うに、この世界は自分が考えるほど、自分に優しいものではないと思う。
(誰にとっても、かどうかは知らないが)
だから僕は、冷たい人間だ。・・・・・誰に対しても、そうありたいと思う。
ああ、何故自分がこうなってしまったのか。
・・・・・かと言って、他の選択肢なんて無かった。
ならばこの結果は僕が望んだものなのか。
未だ幸せの在り処さえ気が付かず精神世界の局外者たる自分に如何ほどの価値を認めろと言うのか。
眠ってしまえば、明日がやって来てしまう。
忌々しい、明日と言う日が。
いつ終わるとも知れない二重、三重拘束の果てに虚脱した精神はあとどのくらい保つのだろうか。
僕は笑って死ぬ事が出来るのだろうか。