“置物じゃねえよ”

　東京は今日も晴れの良い天気。朝はぐんと冷え込み、日中はぽかぽか陽気で朝、昼の気温差が大きい日が続いてます。今日は病院の帰りに白子川の源流の井頭（いがしら）公園から白子川を下って歩きました。武蔵野・三鷹市にまたがる井の頭恩賜公園とまぎらわしいですが、井頭公園は練馬区南大泉の白子川の起点です。以前はよく訪れていましたが、足を痛めてからはとんとご無沙汰で久しぶりにのぞいてみました。

　ウチの近くの住宅街を流れる白子川も上流はいく分趣が変わります。浅い川は変わりませんが以前は大きな鯉がたくさん泳いでいました。野鳥も公園の近くとあっていつも何かにお目にかかれます。今日も小魚を追うコサギが2羽とカワセミがいましたが、川べりを歩いていると大きな鳥がすっくと立ってました。アオサギではないかとしばらく見てたけど微動だにしません。ひょっとして、と疑い掛けた時、置物じゃねえよと言わんばかりに動きました（笑）。コサギ、チュウサギなど川でよく見られますが、サギ類はいずれもじっとしていることが多いですねぇ。

　アオサギは日本で見られるサギの中で最も大きい鳥で、シラサギと違って目の周りが黒く、羽が灰色です。青くないのに何故アオサギというのか不思議でしたが、昔の日本では白でも黒でもない中間的な淡い色は青と称していたので、灰色のサギはアオサギになったようです。白子川では初めて見ました。