小春日和

　東京は11月に入って良い天気が続いています。秋はこうした天気が多い季節ですが、これまで台風が来たり土日は雨が降ったりと変な天気が続いていたので、今年は秋がないのかと落胆していました。ここへきてやっと秋を実感する天気になりましたね。それでも朝夕はめっきり寒くなり、都心の最低気温は三日も10度を下回る冷え込みが続いてますが、日中は日差しのある日も多く一日の寒暖差が大きく、着るものに迷うことがあります。７日も日が昇るにつれ青空が広がり柔らかな日差しも暖かく、午前中は半袖でもいいくらいの小春日和にに恵まれました。幼稚園では日差しをたっぷり浴びて園児たちが縄跳びの練習をしていました。

　小春日和とは、晩秋から初冬にかけての、暖かく風もない穏やかな晴天のことをいい、北米ではインディアン・サマーと呼ばれています。春先のポカポカした天気の日のことと勘違いされますが、小春は旧暦の１０月（新暦では１１月）の異称で、この頃の気候と陽気が春に似ているために、小春（こはる、頌春）と呼ばれるようになったもので、冬の季語です。北国では平地でも雪の便りが聞かれ、日本も広いなぁと感じますねぇ。こちらはもうしばらくまずまずの天気が続きそうです。