西楽寺と法敬寺は山科区の椥辻西浦町にある。つまり同じ町内で隣接しているのだ。「椥辻」という地名はかなり珍しいもので、それだけでそこそこの歴史を感じさせる。
この名前の由来は村内に梛の木の大木があったことからつけられたとされている。最初に文献上に現れるのはちょうど応仁の乱が始まった頃であり、そこには「南木辻」と表記されていた。これが後に今現在の椥辻になったと考えられる。また西浦町というのは「浦」という文字から、水に関わることが類推されるが、西の方に山科川が流れており、その川との関連から町名がついたと思われる。
今はすぐ東側を外環状線が走り、地下鉄東西線の椥辻駅・山科区役所から北へ約300メートルほどのところに位置する。
西楽寺
西楽寺は浄土宗のお寺であり、本尊は阿弥陀如来。
創建は戦国時代の天文年間とされている。かつてこの地には安楽寺というお寺があり、江戸時代中期に大きな災禍に遭い、本尊の観音菩薩像が西楽寺に安置されたと言う。その西楽寺もその後荒廃するが、再興されて今現在に至っている。
法敬寺
法敬寺は浄土真宗本願寺派のお寺。創建は江戸時代前期の文献に記録が残っており、明応年間と言う。西暦では1492年から1501年の間となる。従って室町時代の創建だ。元は本願寺の末寺である西宗寺下にあった道場が、お寺として開基されたということのようだ。
春のしだれ桜の名所として知られている。
この名前の由来は村内に梛の木の大木があったことからつけられたとされている。最初に文献上に現れるのはちょうど応仁の乱が始まった頃であり、そこには「南木辻」と表記されていた。これが後に今現在の椥辻になったと考えられる。また西浦町というのは「浦」という文字から、水に関わることが類推されるが、西の方に山科川が流れており、その川との関連から町名がついたと思われる。
今はすぐ東側を外環状線が走り、地下鉄東西線の椥辻駅・山科区役所から北へ約300メートルほどのところに位置する。
西楽寺
西楽寺は浄土宗のお寺であり、本尊は阿弥陀如来。
創建は戦国時代の天文年間とされている。かつてこの地には安楽寺というお寺があり、江戸時代中期に大きな災禍に遭い、本尊の観音菩薩像が西楽寺に安置されたと言う。その西楽寺もその後荒廃するが、再興されて今現在に至っている。
法敬寺
法敬寺は浄土真宗本願寺派のお寺。創建は江戸時代前期の文献に記録が残っており、明応年間と言う。西暦では1492年から1501年の間となる。従って室町時代の創建だ。元は本願寺の末寺である西宗寺下にあった道場が、お寺として開基されたということのようだ。
春のしだれ桜の名所として知られている。