切れ切れ爺さんの徒然撮影&日記

主に寺院や神社等を中心に、文化財の撮影と紹介。
時に世の中の不条理への思いを発言していく。

もう少し桜を 京都市伏見区 御香宮神社と長建寺・・・この日は雨になってしまった

2018-04-30 23:52:31 | 撮影

         

 御香宮神社へ行く。
 国道24号線沿いにあり、京阪や近鉄の駅からもすぐ近く。家からは車で15分もあれば十分。この日の条件は当初、青空があったものの、現地に着くとどんどん曇ってきてしまい少々残念だった。
 創建の詳細は不明だが、おそらく平安時代に遡ると見られている。当寺、この地から香りの良いきれいな水が湧き出て、その水を飲むと病が治るとのことから、天皇から「御香宮」との名前を賜ったとのこと。
 表門と本殿が国の重要文化財。他に備前長光作と言われる太刀が重要文化財に指定されている。拝殿も江戸初期の建築で、京都府の指定有形文化財。かつては小堀遠州作と言われる庭園を有していたが、戦後、団地などの造成により神社の裏側に、その庭園を模した新たな庭園が作られた。
 参拝者も普段から多く、便利な場所であるだけに行きやすいし 、また桜も含めて見所も多い。御香水は京都の名水百選にも選ばれており、近所の人たちが絶え間なく汲みに来ている。 桜の木は多いわけではないが、本殿の周辺に集中しており、重要文化財の見事な本殿の建物をバックに撮影すると、非常に良い絵となる。
 神社の周囲は国道、鉄道、アーケード街などがあり非常に賑やかな人の多いところだ。アーケード街を抜けて西の方に行くと、いわゆる伏見の酒造地帯となる、この中に長建寺があり、御香宮神社の後、行くことになる。

             

      ↓↓↓


『長建寺
 東光山と号し、真言宗醍醐派に属する。八臂弁財天(鎌倉時代後期作)を本尊とし、一般に「島の弁天さん」の名で知られている。元禄十二年(一六九九)、伏見奉行建部内匠頭攻宇が、中書島を開拓するに当たり、深草大亀谷即成就院の塔頭多聞院を当地に移し、弁財天を祀った
のが当寺の起こりで、寺名は建部氏の長寿を願って名付けられた。弁財天は、音楽をもって衆生を救う女神で、福徳・智恵・財宝をもたらす七福神の一つとして、多くの人々の信仰を集めている。毎年七月第四日曜日の夜に行われる「弁天祭」では、かつては、淀川に卸輿や篝船がくり出す舟渡御が盛大に行われていたが、淀川の河流が変わったことなどにより、昭和二十六年を最後に途絶えている。現在は、弁天察と二月の節分祭に、醍醐派修験道の最高の神髄として、柴燈大護摩修行が行われており、正月には、現世利益を授かるため多くの参拝者でにぎわう。
 また、古銭型のお守り「宝貝守り」は、江戸時代より今に伝えられている。
  京都市』  (駒札より)

  

 続いて長建寺へ行く。
 ここ何年かでこの伏見一帯が観光地として整備され、運河でも小さな観光船で巡ることもできる。伏見の酒というのは当然、伏見の名水を元に古くからこの地で造られてきた。大手酒造会社もあり、中には製造見学もできる酒造所もある。また幕末の激動期の志士たちが滞在していたこともあり、坂本龍馬がいたこともあって、女性の観光客も多い。
  長建寺の名前の由来は、上記の駒札の中に説明がある通り。境内はさほど広くはないものの、島の弁天さんと親しまれており、結構有名なお寺だ。
 駐車場がないので近所のコインパークに停めた。運悪く境内に入ると雨になってしまう。雨の桜も趣があって、たまにはいいかと思い直して撮影に回る。そこそこ人は来ていた。
 桜そのものはなかなか見応えがあり、境内の中央部に密集している。規模は小さいものの、京都の中でも桜の名所として知られており、情報誌などにも紹介されている。桜だけではなく四季を通して様々な花が美しい寺としても有名である。
 こちらは京阪電鉄の中書島の駅から比較的近く、来やすい場所にあって、すぐ目の前が観光船の発着場になっており、伏見めぐりには是非とも訪れたいお寺だと言える。


        

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まだやってんのか、桜 京都市右京区 龍安寺と仁和寺・・・ものすごい人だらけ

2018-04-29 23:31:37 | 撮影



『龍安寺
 臨済宗妙心寺派の寺院で、平成六年(一九九四)に世界文化遺産に登録された。
 もと徳大寺家の別荘であったが、宝徳二年(一四五〇)に細川勝元が譲り受け、妙心寺の義天玄承を招いて禅院とし、玄承はその師日峰宗舜を開山として、自らは創建開山となった。一時、応仁の乱により焼失したが、明応八年(一四九九)に細川政元が再興し、その後、各僧が相次いで住し、豊臣秀吉や徳川氏も寺領を寄付するなどして、最盛時には塔頭二十三を数えるほど栄无た。しかし、寛政九年(一七九七)に火災に遭い、その後次第に再建されたが、盛時の寺
観は復興していない。
 方丈庭園(国の史跡及び特別名勝)は、室町時代末期の作と伝えられ、枯山水の石庭として有名である。長方形の敷地の中に白砂を敷き、十五個の石を配し、一本一草も用いず象徴的に自然を映し出しており、枯山水庭園の極致を示したものといえる。あたかも渓流を虎が子を連れて渡っているようにも見えるため、「虎の子渡し」とも呼ばれる。
 方丈の東には、水戸光圀の寄進と伝えられる「吾唯足知」と刻まれた石造りの手水鉢がある。そのほか、寺宝として、太平記十二冊(重要文化戝)などを所蔵している。
 京都市』  (駒札より)

           

 龍安寺は京都市右京区にある。
 右京区の市街地の北部にあたり、非常に閑静な地域だ。このすぐ南側に立命館大学があり、西には巨大寺院、仁和寺が控えている。龍安寺自体についてはあまりにも有名なので、特に言うことはない。駒札の説明を読んでいただければと思う。
 平日に行ったが、駐車場から参道にかけてもうすごい人。特に欧米の外国人が非常に多い。やはりここの石庭は世界遺産として海外にも紹介されており、かなり有名で多くの外国人が訪れるんだろう。
 入り口の門は非常に小さく、有名寺院とは思えないほどだが、一歩境内に入ると大きな池がすぐに目に入り、桜などが咲き誇っている。石庭の前にこれだけでも十分絵になる見事な風景だ。石庭は既に何度も見ているが、改めて満員の中進んで入っていく。この建物は「方丈」で、国宝に指定されている。その方丈から石庭を見るわけだが、縁側にはぎっしりと人が座っており、その背後に二重三重に立ち見をしている人たちが溢れていて、なかなか石庭が見られない。やっとのことで端っこから石庭の写真を撮る。
 外国人たちも写真を撮るのに夢中な人もいれば、縁側にゆっくり座って、何かの思いに浸ってるような人もいるが、こんなに人が多いと思いに浸るなど、とてもできないような感じだ。観光客が増えて京都という都市にとってみればいいのかもしれないが、実際には特に有名寺院や神社にとってみれば、ゆっくり落ち着いて見られないという課題がある。
 早々に撮り終えて境内に出る。大きな池をぐるっと一周する形で散策するが、その道に沿って大きな桜の木が見事な花を咲かせている。これだけで十分満足できる。こういう所を回っていると、よく外国人に写真を撮ってくれと頼まれるが、言葉ができなくても何をするのかはすぐわかるし、快く引き受けている。外国人も片言の日本語でありがとう、とお礼を言ってくれるので気持ちがいい。
 京都を代表する寺院として是非とも見るべき価値のあるところだと言える。特に桜シーズンと紅葉シーズンはまさに絶景。

           

      ↓↓↓




 『仁和寺は、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)で採択された世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づき、「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産リストに登録されました。このことは、人類全体の利益のために保護する価値のある文化遺産として、とくに優れて普遍的価値をもっていることを国際的に認められたことになります。

 仁利寺は、仁和4年(888)に宇多天皇により完成した勅願寺で、また皇子・皇孫か門跡を務めたことから門跡寺院の筆頭とされて、「御室御所」といわれています。
 応仁の乱(1467~77)により全伽藍を焼失しましたが、寛永18~正保元年(1641~44)に再興され、このとき当時御所にあった紫宸殿と常御殿が移築されて、それぞれ金堂と仁和寺御殿(明治20年焼失)に転用されました。また清涼殿の古材を用いて𨨶影堂が造営されたほか、 二王門・中門・五重塔などが建てられ、境内の整備が進められました。現在みられる伽藍は、主としてこのときのものです。
 金堂は正面7間、側面5間の大規模な建物で、屋根が檜皮茸から本瓦葺へ改められているものの、蔀戸をめぐらせるなど桃山時代の宮殿建築の趣をよく伝えています。

 登録年月日 平成6年(1994) 12月15日決定、17H登録
  京都市』  (説明書きより)

              

 龍安寺に続いてすぐ近くの仁和寺へ行く。
 実は先に仁和寺へ行ったのだが、広い駐車場が満車状態で公道上に順番待ちすることが許されず、仕方なく先に龍安寺に行った。仁和寺へ戻ってくると相変わらず満車状態。しばらく様子を見て入り口に並んでる車が進んだ瞬間を狙って、半ば強引に車列に並ぶ。車列が複数あったのでうまい具合に入ることができた。
 なんともまぁここは、龍安寺以上にものすごい人。同様に世界遺産であり、国宝、重要文化財、国登録有形文化財が膨大な数ある。伽藍の大半は国宝や重要文化財であり、建物以外にも、仏像、絵画、古文書、その他工芸品などなど、まさしく文化財の宝庫と言える。
 この仁和寺にも何回か来ているが、今回はあくまでも桜目的なので、そこを中心に行こうとしたが、ものすごい数の観光客も大半が桜目的。特に江戸時代から名高い「御室桜」の庭園はまさしく圧巻。まるで桜のジャングルの中を進むが如くだが、人が多すぎてその行列がなかなか進まない。 この御室桜と呼ばれる桜は、いわゆる八重桜になるが、背丈が人より少し高いくらいの比較的小さな桜の木である。何でもこれはここの地下が固い岩盤で、桜が大きく成長できないということらしい。
 まあそれはそれとして、ギュウギュウの行列の中、なんとか写真を撮りながらやっとこさ庭園を出てきた。この時期だけ有料となる。
 この後は広大な境内を様々な種類の桜を撮影しながらゆっくりと回って行く。とにかく目に入る建造物のほとんどが、国宝や重要文化財だけに、歴史的な重みを十分感じさせてくれる。こういう人気のあるお寺などで写真撮ろうとすると、どうしても人が写り込むのを避けることができない。できるだけ人の姿がない場面でシャッターを押したいところだが、そんなことしてたらいくらでも時間が必要になる。シンボルである国宝の金堂、そして重要文化財の五重塔。桜を入れて撮るとなかなか見事な絵になる。
 こういう巨大寺院が、長い歴史を経てここに残っているというのも、ある意味すごいことだ。京都では応仁の乱によって、大半の寺院や神社などが焼き尽くされたものの、その多くが後に再建されてこうして残っている。当時の人々の信仰の力も含めて、今の世の中以上の大きなエネルギーを感じさせてくれる。


              

 一日でこの二箇所。とても充実感があったのだが、仁和寺では、それまでの青空が一気に曇ってしまい、それが残念無念。

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独居がん患者爺はもはや、怒りを通り越して呆れ果てている

2018-04-27 23:39:46 | 社会

■芸能界も一部のスポーツ界も、そしてみんなの期待を担う政界の方々も、セクハラにパワハラ、嘘と誤魔化しのやり放題。嗚呼、哀れな国、日本


テレビや新聞のニュースでは、芸能界のスキャンダルが色々と報道されるが、昨日からアイドルグループTOKIOの山口メンバーが、女子高生にセクハラ強制わいせつをしたと言うことで警察沙汰になった。逮捕はされていないが、人気メンバーだっただけに、芸能界やメディアでも大きくざわついている。
本人の謝罪会見があったが、40代男の情けなさが丸出しで、本来人気商売である立場にいるのならば、常に社会的正義やマナーを率先して守り、実践しなければならないはずの立場だ。それがこんな無様な情けない事件を起こし、しかもその会見の中でも、無期限謹慎が明けて自分の居場所があるとするならば、またTOKIOとして云々・・・ とぬかしとった。

こいつは本気で反省してるのか。涙も口も上辺だけのもんか。事件起こしたばかりで、まだ復帰の可能性について言及するなんて考えられない。
おまけに芸能界からは、キス位で何を騒いでるのか、そんなの大した問題じゃない、などと事件を軽く扱い、当事者を擁護するような発言まで出ている。
だから日本はダメだと言うんや!

中でも芸能界と言うのは本当に甘っちょろいとしか言いようがない。真面目にしっかりと仕事に向き合っている芸能人もいるだろうが、ぐうたらでクズのようなダメ芸能人もいっぱいいる。三角関係、不倫、セクハラ、パワハラ、薬物、暴力沙汰などなど、あちこちで頻発している。一時は暴力団との関係も問題となって、島田紳助なんかは引退と言う形に追い込まれた。その後暴力団がらみの話はあまり聞かないが、実際には多々あるんだろうと思う。

ところがこれらの様々な事件で責任をとって謝罪し、芸能界を去ったと言う人物はあまりいない。反社会的なことをしてるくせに、何ヶ月か自粛だけして平然と芸能界に戻っている。こんなのが認められるのか。
普通の民間会社だったり、俺みたいに地方公務員だった者は一発でアウトだ。なのに事務所からTOKIOの山口に下された処分は、無期限の謹慎だって!アホらしくなってくる。こういうものを、甘っちょろく許しているからこそ、いつまで経っても似たような事件は後を絶たない。
まぁ不倫なんかは当事者同士の責任なので、あえてどうのこうの言わないが、今回のように未成年者を呼び出してセクハラ行為に出ると言うのは、100%犯罪行為である。当然、逮捕起訴されて刑事裁判となるはずだ。和解と言うことになったらしいが、こういうところを本当に厳しくしないと、人気があるからとかファンがどうのこうのとか言う問題ではない。少なくとも犯罪に該当する行為については、厳罰で臨むべきであり、人気商売で大きな影響があるだけに、復帰などを持ってのほか。永久追放すべきだと思う。

芸能界については言うべき事はもっとたくさんあるし、もっともっとひどい事例もある。お笑いの極楽とんぼの片方の山本何とかと言う奴が、少女に淫行行為をした問題で、当然永久追放かと思いきや、最近芸能活動を再開していると言う。100%許せない。何度も繰り返して言うが、芸能界のこの甘っちょろさ。テレビ局などの曖昧ないい加減な体質。こういう奴らが、芸能界の甘え体質を育てている。ろくでもない番組しか作れないようなテレビ局は、エンタメ番組なんかやめて、ニュースや情報番組に徹した方がマシだろう。とにかく犯罪者を公衆の面前に出すな。

スポーツ界でのパワハラやセクハラ、暴力沙汰も目に余るものがある。しかも大人のスポーツ界だけではなく、学校教育現場での、同様のひどい行為が日常的に行われている。

今日のニュースで、女子レスリング会で伊調選手がパワハラを受けていると言う告発に対して、審議していた内閣府の委員会が、そのパワハラを全面的に認めた。レスリング協会に対して早急に対策を立てるように指示が行われたようだが、そんなことでいいんだろうか。レスリング協会内部だけでなく、外部の委員会によってもっと検討されて、あるべき対策がなされるべきだ。

自分たちで勝手に国技だと言っている相撲界でも、やってる事はめちゃくちゃ。以前にはしごき殺人事件すら起こっている。こういったものがスポーツの名のもとに行われていていいのか。

子供たちはスポーツのヒーローに憧れて、自分たちも学校の部活でスポーツを選択するケースが多い。ところがその学校で指導するのは大人たちだ。そいつらが自分勝手な指導方針で、場合によってはパワハラ、セクハラ、殴る蹴るの暴力、そして自殺に追い込む。
こういう奴らにスポーツをする資格、指導する資格なんてあり得ない。こういう問題を起こした指導者が、その学校を辞めさせられたのに、いつの間にか別の学校でまた指導していると言うケースが日常茶飯事。俺も中学校にいたので、暴力的な指導と言うやつを何度も見聞きしてきた。
こんな指導受けてきた子供たちは当然のことながら、高校や大学へ行っても、あるいは社会に出ても、パワハラ、セクハラ、暴力指導が身に付いてしまって当たり前だと思うようになっている。
これがまして大人の世界で公然と行われていると言うのは、日本がいかに人権無視の後進国かと言うことがよくわかる。
今回のレスリング会だけではなく、相撲界でも柔道界でも様々な嫌悪すべき事件が報道されていた。ほんま、吐き気がする。特に指導者と称する連中は自分を神か何かと勘違いして、絶対服従を強いるような愚鈍な人間になり果ててしまっている奴もいる。

本来スポーツは嫌いではないが、こーゆー側面を色々とを見るにつけ、はっきり言って、嫌気がさしてしまった。こういう一部の奴らの起こした事件を徹底的に追求して、これも厳罰に処すべきだ。
スポーツ界もほんとに甘っちょろい。女子レスリングの至学館大学の、いかにも上から目線の、パワハラの塊かと思われるような女学長にしても、栄コーチをそのまま継続指導させている。誰も責任を取らずに、口だけの謝罪と、ごくわずかな謹慎。場合によっては謹慎すらない。ばからしくて話にならない。

芸能界とスポーツ界、似たり寄ったりだ。さらにそっくりなのが、ある意味もっとひどい我ら。それが国民の期待を担っているはずの、「政界」と言う集団だ。

もう言うまでもなく、政治家のパワハラ、セクハラ、不倫、ありとあらゆる悪質スキャンダルが溢れかえっており、その都度、嘘とごまかしと言い訳で押し通す。
これは政治活動そのものにも同じようなことが言えると思う。何度も言っているが、自衛隊の日報問題や加計学園問題、森友問題、そして官僚の嘘とごまかし答弁、セクハラ問題等々、言い出せばキリがない。
これも今日のニュースで、元財務相事務次官のセクハラ福田何とかという奴の処分が発表され、懲戒の内容が示された。その結果報酬が減額となって、退職金が5300万円のところ、その減額分というのがなんとびっくり仰天!たったの140万円だけ減らすんだって。

国民をなめとんのか。表向きの処分と言うことにしておいて、実際には極めて軽微な内容に済ませておく。こんな奴に我々の血税が使われる。言うことさえ腹立たしいを通り越して、虚しいとしか言いようがない。俺は地方公務員だったが、こいつの退職金とは全くレベルが違う。セクハラしといて、こんなに偉い人か知らんが、こんだけ退職金もらう資格があるのか。やっぱり政界と言うのも甘っちょろい世界なんだとしか言いようがない。

政界の問題はいろいろ既に書いてきているので、このくらいにしておいて、とにかく多くの国民の目に触れる、芸能界、スポーツ界、政界というのが、やること成すこと、皆さんおんなじ。自分たちの集団の枠の中でだけで、上位下達の関係を作り、上に立つ権力者が好き放題やっており、事件として発覚すれば、自分に甘く、身内に甘く、外には上面しか見せないで終わりにしてしまう。
どの集団もでかいので、改革なんてとても不可能だろう。
相撲界で暴力問題が発覚したときに、力士皆を集めて研修会と称する講演が行われたようだが、あんなもので何か変わると思ったら大間違いだ。ただ世間に対して、上辺だけちゃんと反省して対策をとりましたよ、と言う格好を見せただけの話だ。

ともかく根幹には、日本の極めて遅れた考え方が、昔から引きずられていることにあると思う。
男尊女卑。これは世界でも最低クラス。いろんな社会集団でセクハラが当たり前のように行われ、いまだにそのことにすら気づかない奴が多いと言うのも、昔からの日本の社会的人間関係の歪んだ部分だ。
優生思想。表向き否定はしていても、これを法律で長い間実施してきていたその影響は、人々の心の中に明確な形で根付いてしまっているような感じだ。どころか、戦後の1,950年代から1,970年代まで、学校教育現場の保健体育の授業で、教科書にも優生保護法の必要性が記載されていた。
そこには、"障害者と言うのは凶悪な事件を起こすので、それをやめさせるために国が対策をとっているのだ。更なる障害者を作らないために、子供を生ませないようにするのが正しいことなんだ"、と言う趣旨のことが実際に記載されて、授業で指導されていた。もっとも自分もその時代に小学生中学生高校生として授業受けてきたが、優生保護法の勉強をした覚えは全く記憶にない。ただ忘れただけなのか、学校側が自主的に扱わなかったのか、今となってはわからないが。


まぁ話があちこち行ってしまったが、芸能界もスポーツ界も政界も、内部にある腐りきった膿を早いとこ出してしまえ。迷惑を被るのは全国民であり、とりわけ純真な子供たちが、学校で家庭でいくら人権の大切さを教えられても、世の中の目立つ大人どもがこんな有様ではどうしようもない。あー本当に哀れな日本。

と言うふうなことをズラズラと書きなぐったが、皆さんご承知の通り、今日は南北朝鮮のトップが会談した大きなニュースで溢れている。世界の政治情勢にも大きな影響があるような日に、なんでそんなしょうもない問題を書いているのか、と言われそうだが、まぁ言われてもしょうがない。
南北朝鮮の件については改めて、このブログに書きたいと考えている。


※ 画像は全てWebより
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やはり、桜を撮り過ぎたのか? 京都市 佛光寺と雨宝院・・・何はともあれきれいですネ

2018-04-26 22:37:39 | 撮影



『本山佛光寺
 佛光寺は、越後流罪に遭われた親鸞聖人が赦免された翌年建暦二年(一二一二)に京都に帰られ、山科の地に草庵を結ばれたことを起源としている。
 親鸞聖人在世当時、真宗の教えは関東を中心に広がりを見せていたが、親鸞聖人がお亡くなりになり、南北朝時代に第七世了源上人が、教化活動の拠点を京都に置き、西日本一帯の布教活動に力を入れた。
 元応二年(一三二〇)には、寺基を山科から今比叡汁谷(現・京都国立博物館辺り)に移し、天正十四年(一五八六)には豊臣秀吉の懇請により、寺基を五条坊門(現在地)に移した。
 京都の中心部に移転して四百年余り、その間にも多くの苦難に見舞われたが、門末の念仏相続の御懇念によって佛光寺の法灯は守り継がれてきた。
 京都市 (駒札より)

          

 仏光寺は京都市下京区、四条烏丸から東南へわずか数百メートルの所にある。
 烏丸通・四条通りの幹線道路沿いは、オフィスビルや大型デパートなどが建ち並ぶ完全なオフィス街となっている。
 しかしその幹線道路から内部へ入ると、平安時代からの東西南北に細い一方通行の道が走る。その一角に仏光寺がある。すぐ隣が14階建ての高僧ホテルなのですぐにわかる。
 かなり前に一度来たことがあるが、ほとんど忘れていた。こういう場所にあってかなり広い境内を有し、まさにどっしりと構えている感じだ。桜でも知られているが、実は桜そのものは非常に少ない。ただ比較的大きな垂れ桜が桃色に咲いていて、これはなかなかいい。その周りも桜があり、見応えがある。
 あまり人が来ていなかったが、広い境内にあって巨大な本堂などの建物の方がよく目立つ。そういった建物の石垣の上や縁側みたいなところに座って、ゆったりしている人々が多かった。
 境内を見回すと、鐘楼の近くに閉鎖された小さな建物があった。よく見ると、なんとかカフェ、との看板が建物内に見えた。そういえばもう10年以上前になるか、お寺の境内にカフェを設けて、訪れた人をもてなし、ゆっくりしてもらおうという趣旨で、どこかの大学生たちが企画して設置されたと言うニュースを思い出した。確か当時テレビでも紹介されたのをうっすらと覚えている。
 この様子を見ていると、既に廃止されたのか、それとも何かの行事やシーズンの時だけにオープンしているのかもしれない。でもやはりなんとなく廃墟感が漂っていた。
 聖徳太子像や快慶作と言われる阿弥陀如来像などが、重要文化財として指定されている。今回は桜撮影が目的なので拝観することはしなかった。

   
      (WEBより)

        ↓↓
     


『雨宝院(西陣聖天宮)
 北向山雨宝院と号する古義真言宗の寺で、「西陣の聖天さん」として親しまれている。
 本堂に安置する本尊「聖天(大聖歓喜天)像」は、八二一年、弘法大師(空海上人)が嵯峨天皇
の御悩平癒を祈願して安置したものとされ、それが当寺の始まりと伝えられる。
 観音堂に安置する千手観音立像は、重要文化戝に指定されており、また、大師堂の本尊は
汗をかくほど辛いことでも助けてくれるという「阿吽あせかき弘法大師像」として知られている。
 境内東南には、その水を染物に用いるとよく染まるとして有名な「染殿の井」があり、夏の
旱魃時でも涸れることがない。また、本堂前の「歓喜桜」は、御室の八重桜と同種のもので、
根元から八重の花を咲かせる。その隣にある「時雨の松」は、久邇宮朝彦親王が当院参詣の
折、その下でにわか雨をしのがれたと伝天られている。
 京都市 (駒札より)

          

 雨宝院は京都市上京区にある。
 はっきり言ってその場所は非常に分かりづらい。京都人でも周辺に住んでる人でないとなかなか行きにくいだろう。南北に走る堀川通りと、千本通りの中間。そして東西に走る今出川通りの北側。当然ながら、京都市内特有の細い一方通行の道に囲まれ、辿り着くのに結構苦労する。
 さて雨宝院は桜の名所として非常に有名な所。実際行ってみると、門前の細い道には大勢の人が外から写真を撮っていた。雨宝院の境内は非常に狭く、そこに本堂や社務所等の建物が建ち並んでいる。
 境内の庭全体が桜で密集している。それらの桜がお互い重ね合わさり、境内全体が桜の屋根のようになっている。そういった意味では、非常に見応えがあり、独特の景観をもたらしている。訪れている人でゆっくり座って眺めてる人はごくわずかで、ほとんどの人が満開密集桜の撮影に夢中になっている。
 これほど小さなお寺で、桜で有名な名所はあまりないだろう.重要文化財の千手観音立像はこの日は非公開のようで,見ることはなかった。しかし桜のシーズンには、是非訪れたいところだと言える。


     (WEBより)      

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独居がん患者爺は、もうとっくに切れまくってる‼️

2018-04-25 23:55:31 | 社会


●鉄人と言われた元広島カープの衣笠祥雄選手が亡くなった。

大腸癌だという。まだ70そこそこ。若いのに。やはり癌は怖い。体調不良は以前からあったと言う。正式に受診して癌の告知を受けた時はもう既にかなり進行していたんだろうと思う。
ステージ1〜2ならまだまだ助かる確率は高いのに、かなりやせ細って亡くなってしまったと言うのは、ステージ4ないし5の末期症状に近い状態だったんだろう。わしの大学時代の友人もわずか39歳で肺がんで亡くなった。受診した段階で余命3ヶ月だった。
やはり早期発見のための、毎年の受診というのが非常に大切だということがわかる。ともかく京都の平安高校出身の衣笠祥雄さんだけに親しみがあったが、心からご冥福をお祈りしたい。

彼の生き方はそこら辺のプロ野球選手とは違い、常に野球を愛し、紳士的で対戦相手にも敬意の念を持っていた。そのような姿勢は、教科書の教材にもなったことでもよくわかる。本当に惜しい人が亡くなったもんだ。

わしのほうはどうかと言えば、抗がん剤の副作用は相変わらず強烈で、調子の良い日もあれば、朝起きた段階から体調不良の日もあり、また午前中調子良かったのに、午後になって行動中に急に不調になることもある。全く以て厄介な状態だ。
食事も相変わらずきつい状態が続いている。こんな状態がこの先数年続くのか、あるいは死ぬまで続くのか。はっきりって気が重くなってしまうと言うこの頃だ。



■日本の政治家ども、官僚どもはやりたい放題、嘘のつき放題。全くの世界の恥恥さらし。

毎日の新聞記事、テレビニュース、情報番組見てると、やるせなさが溢れ返ってしまって、この日本と言う国の愚かさだけしか見えなくなってしまっている。
いくら自民党が戦後、一時期を除いて進めてきた政治の内容について、いろんな疑惑や批判があったとしても、今回ほど体たらくなひどい状態は多分なかったと思われる。
それもこれも自民党が公明党に大臣ポスト一席をエサとして与えて、自公連立政権を作り、その中で安倍晋三が総理の座についてから、物事は一気に狂い始めたのは誰もがわかっているはずのことだ。

様々な反対の声がある法案を強行採決しても、支持率はほとんど下がることもなくすぐに元の状態に戻ってしまう。野党の対応も情けないほどの稚拙なものだったのかもしれないし、国民全体の諦め感の蔓延があったのだろうとも思われる。
特に加計学園問題、森友学園問題に端を発した特定の安倍のお友達に対する利益誘導問題。それにかかわる公文書改ざん問題、政権に忖度する官僚たちの大嘘つきとごまかし問題。さらにそこからPKO自衛隊派遣に関する日報の隠蔽問題。

全て国民の血税でなされる政策や政治、そして政治家や国家公務員である官僚たちの給料も税金から支払われる。こんな無茶苦茶なことをされてはたまったもんではない。テレビのニュースなどでは、一般のサラリーマンたちに街頭インタビューする場面があって、その声の中には、「いつまでもこんな瑣末な問題に時間を使うのではなく、国際的にも国内的にも重要な課題があるはずだ。そちらの方をもっとしっかりやることに期待している」などと言う発言がある。しかもこのことに飽き飽きしている国民は結構多いらしい。いつまでも加計問題とか森友問題とか、そんな小さな問題どうでもいいやん、自分らの生活に直接関係あらへん、といった無関心さからこんな発言も出るんだろう。

野党としては、安倍総理の自公連立政権を批判するのに格好な材料として、かなり強硬な姿勢で臨んではいるものの、証人喚問では平然と嘘をつかれ、ごまかされ、与党議員のスキャンダラスな行動や発言、暴言に対しては有効な手立てすら打てていない。そんなこともあって国民の中には嫌気がさしているんだと思う。


しかしこれらの問題と言うのは実は瑣末な問題ではなくて、民主主義の根幹に関わる極めて重要な問題をはらんでいる。

いくつか例を見てみると、例えば自衛隊PKO派遣に関する日報について。

現地のスーダンでは安倍首相たちは武器を使う必要のない安全な地域での活動であって、戦闘行為は起こらないところだと説明し続けてきた。
しかし現地の状況については、海外報道などからもかなり危機的な状況が、自衛隊が派遣された地域の近くでも起こっており、実際には戦闘行為が起こっていたのではないかと伝えられるようになっていた。そんな中で、現地で日々の活動記録が記載されている日報について、開示するよう請求がなされたが、政府は日報は廃棄されて存在しないとしていた。ところがさまざまな方面からの追及に1年以上も経ってから、少しずつ日報の断片が見つかり、その後も立て続けに記録が見つかり、そこに記載された内容には戦闘状態と言う語句もあったと言う。



要するに政権は、日報の内容が都合が悪いので、存在しないと嘘をつき、ごまかしていたわけだ。防衛省もこの件に関わっており、また自衛隊制服組の発言などからも、文民統制が破壊されようとしているとの批判がある。
自衛隊の最高指揮官はあくまでも総理大臣である。その意思と決定のもとに自衛隊の行動がなされる。しかし安倍になってから一気にこれが曖昧になり、場合によっては、自衛隊が独走するかもしれないような危機的な要素が絡むようになってしまった。
加えて先日、若い自衛隊の幹部が国会議員に、お前らは国民の敵だ、などと言う罵声を浴びせたことが大きなニュースになった。自衛隊員は法律で政治的な活動はできないし、政治的な中立が定められている。当然国民から選出された国会議員に対して、このような発言は絶対に許されないし、相手が一民間人であろうがなんであろうが許されないことだ。
防衛省幹部も許されないとは言っていたが、果たしてどのような処分をするのか見ものだ。
前の防衛大臣は、自衛隊の位置づけさえよくわかってなかったようで、選挙活動の際に、防衛省としてもお願いします、などと言う信じられないような発言していた。もちろん大きなニュースになったが、こんなことが繰り返されると、次第に国民は極めて重大な違法発言にも徐々に流されてしまうように思う。そのうちに文民統制そのものがあいまいになり、気がついたら政権と防衛省は対等な立場どころか、防衛省が独自に判断し動くようなことにさえ、なりかねないような危機感を覚える。
自衛隊の可否についてはいろんな意見があるものの、少なくとも武力を持った実力組織としては、文民統制と言うのは大きな生命線となる。少なくとも民主主義がこの部分を押さえておかなければならない。

例えばもう一つの問題。財務省の驚くべき体たらく、救いようがない。財務省というのが最強の官庁かどうか知らないが、ニュースなどではそういうふうに言っている。そこのトップ事務次官は官僚の中の官僚、国家公務員の頂点にいる人物と言うことになる。この福田何とかと言う事務次官が、女性記者にセクハラ行為を働いたと言う。
まぁ日本に限らず、アメリカやヨーロッパの政治家の連中や公務員連中にもよくあるケースだ。しかし諸外国ではこのセクハラ行為に対しては、かなり厳しい追及と処分がなされる。また国民からの批判の声も極めて大きい。



ところが、である。福田事務次官のセクハラ行為がかなり具体的に公にされると、信じられないことが矢継ぎ早に起こった。閣僚たちの発言は、女性記者を疑うような発言であったり、事務次官をかばうような発言であったり、ついにはハニートラップ的な、いわば事務次官は女性記者に、はめられたのではないか、と言う意見もあると言う言い方をして、女性記者をセカンドレイプの状態に追いやると言う愚劣さ。一般社会では許されない侮辱罪が該当するような発言が、麻生財務大臣などから平然となされると言う、これはもう民主主義の危機と言うよりは、意図的に民主主義を破壊し、政権を握っている権力者が、独裁政治を行っているとしか言いようのない事態にまで至ってしまったと言うほかないだろう。全く以て、世界的にもあまりにも恥ずかしい無様な有様だ。



さすがに内閣支持率も30%台にまで落ちたが、このまま安倍内閣を一気に倒せられればいいんだが、今の野党にそれだけの力はなさそうだ。
与党内からは解散総選挙の声もちらほら出ているが、全く馬鹿げてる。安倍としては何としても、働き方改革法、そして憲法改悪へ駒を進める必要があるので、ありとあらゆる方法で、政府と官僚による民主主義破壊のスキャンダルを、嘘と強権で押し通してしまうように進めるんだろう。

どんなにわしが腹を立てても、こいつらを選んだのも国民だ。その国民も少しずつ、もともとあまりない牙をさらに抜かれて、一部の人を除いて、怒ることさえしないようになっている。大半の国民が真面目に税金を払っている主権者だ。自公政権に、また国の官僚に、これだけコケにされて黙っているのはおかしい。もっと怒るべきだ。
わしはもうとにかく何もかもが腹が立つ。口だけで謝罪したり、取り消したり、しかし実際の責任は一切取らない。今の日本は、すでに権力を持ってる奴らが好きなことができ、好きなだけ利権を貪ることが出来るような国になってしまっている。表向きだけ「美しい日本」だ。

あげればまだまだキリがない。腹立たしい中身がいっぱいあるが、もうそんなこと、ほとんどの国民が知っているので、あえて言わないが、ほんまに国民はもっと怒るべきだ。どんな形でもいい。国会議事堂前で抗議活動しているグループに加わるのもいいし、SNSで自分の意見を発信するのも1つの方法だ。国民の大きな声をさらに大きくすべきだ。とにかく目障りな自民党と公明党の政権を早く潰せ‼️
コメント
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